宮古島: 負傷

先に書いたように、宮古島に12/25に出発して、12/29に帰ってきた。

マイレージ利用で、なるべく手軽にということで過去に行ったことのある宮古島にしたつもりであったが、実際は色々と新しい事が多かったせいというのも原因にありそうだが、今回は色々と失敗やトラブルが多かった。その中でも最大のトラブルは、頭を (ステープラーで) 2針縫う負傷したことで、まずはその件から。ちょっと長くなるが、今後の教訓のために。

今回は遠距離のダイビングでははじめて飛行機で到着してその足でダイビングサービスに行き、そのままダイビングに向かうというスケジュールを組んでいた。怪我をしたのはその第1回目のダイビングの際である。何が起きたかというと、ダイビングポイントまで船で行って、船のへりからバックロールで海にエントリーする際に (テレビなんかでよく見ると思うが、後ろ向きに海にドボンと入るやつである)、先に海に入っていた人が下にいて、その人の背中のタンクにぶつかったようだ。「ようだ」というのは、どうなったか自分ではっきり見ていればぶつかったりしないわけで、自分でもどうなったか詳細にはわからない。ともかく自分が後ろ向きに海に入ったときに、何かにがつんとぶつかった。自分の頭が直接相手のタンクにぶつかったのか、自分のタンクが相手のタンクにぶつかって、自分の頭が自分のタンクのバルブの部分か自分のレギュレータのファーストステージにぶつかったのかはわからない。たぶん後者だと思う。

普通は、下にいる人が上から人が落ちてきてぶつかられて怪我をするというのではないかと思うが、落ちた方が怪我をして、ぶつかられた方は特に何もなかったようである。まあ、誰が悪いという責任追及は、結局怪我はそれほど大事でなかったこともあるので、あまり触れないことにしておく。まあしかし、自分の注意力が少し足りなかったということはある程度は認めざるを得ない。やはり着いてその足でというのはどうしてもあわただしくて、どたばたして落ち着かなかったというのがある。おまけにウェットスーツは新調してはじめての着用で、今までのジャージ張りのものでなく表スキン地なせいでBCDを背負うときに肩がすべりにくくて背負いにくかったとか、ビデオハウジングが初回なのでまずは耐圧試験のためにとカメラを入れずに潜るので、ライトは必要なく本体だけでいいので、カメラを別に手渡ししてもらわずともハウジングと一緒にバックロールエントリーしても大丈夫、といったようなことがあった。

さて、衝突して頭に傷を負ったわけだが、その時点では自分では負傷していることには全く気付いていなかった。それよりも、頭に衝突したおかげで水中マスクがはずれてなくなってしまった方に気を取られていた。ぶつかって、あいて~、と思った後は、気を取り直して潜行しようと思ったら視界がぼやけていてマスクがないことに気付いたのである。私は強度の近視なので、度入りのマスクなのだが、これがなくなると水面に顔を出していてももちろんピントが合わない。エントリー時に物を落としてしまうことは時々あることだが、マスクがちゃんとあれば、落としたものが沈んでいくのを見つけて取りに行くことも可能だが、マスクがなくなっているので、水中をマスクなしで眺めてもまだよっぽど目の前にあるのでない限りみつからない。これは誰か他の人に見つけてもらって持ってきてもらうしかない。ガイドにその旨伝えて、仕方なく船につかまって海面で待機していた。水面に待機しているには少し波が高い目でじっとつかまっているのも結構大変で、ガイドがマスクを持ってきてくれて潜行開始しようと思ったときも、波に揉まれていたせいと、軽いパニック性の症状もあったかもしれないが、息が上がってしまって、レギュレータをくわえて潜るのが苦しく感じるほどだった。少し息を落ち着かせてから潜行開始したが、水中に入って波に揉まれなくなったら、自然と落ち着いた。

で、その時点ではマスクが回収できてトラブル解決、頭は少しタンコブができてふくらんでいるようかな程度に思って、普通に30分以上のダイビングを行っていた。途中、特に頭の傷口が血がどばどはと流れ出ていたわけではなさそうである。そうなら、誰か他の人間が気付いているはずだからである。

そして、船に上がって機材を降ろして、片付けながらタンコブになっている頭をさわってみると、手に血が付いているのに気付く。頭は自分では傷口が見えないので一体どの程度の傷になっているかわからないので、ガイドに見てもらいに行くと、どうも結構大きい傷らしい。救急箱を出して、アルコールをつけてガーゼで拭いてくれるが、確かにずいぶん血が付いている。その日の続きのダイビングはとりあえず中止して、一旦船を港に戻し、機材の片付けはまかせて自分だけ上がって病院に連れて行ってもらうことになった。残りのゲストは次のダイビングにまた出かけて行った。

頭から血を流したとはいっても、そんなに生死を争う大怪我でもないので、船から上がったらそのまま救急車で病院に搬送されるというようなことではなく、まずはウェットを脱いでシャワーを浴びて、頭も傷口の血を洗い流しつつ、頭髪の海水も流してさっぱりして、ちゃんと着替えてから、お店のスタッフの車で病院まで送ってもらった。で、一応、救急ということで入ったのだが、待たされること約1時間くらい。その間傷はほったらかしである。で、やっと診察してもらえて、まあ頭を打ったということで、この傷以外にも脳震盪を起こしていないかといった方の心配もずいぶんされたようだが、そちらは大丈夫そうだった。更に、レントゲンを撮ってもらって、その結果を見てから処置を決めるということで、また時間がかかる。

で、もともと現地到着後1本ダイビングをしてから昼食の予定が、そこからずいぶん経っていてお腹がすいていたので、レントゲン写真のできるのを待つ間に、売店に行って食べ物を買って食べ、戻ってみるとレントゲンもできていたので話を聞くと、ステープラーで縫いましょうとのこと。昔からのように傷口を針と糸で縫うのではなく、文房具のいわゆるホッチキスのようなもので、傷口を止める方法である。ステープラーを打ち込む際には結構痛いのだが、局部麻酔をするにも、その麻酔の注射をするのが痛いから、そのままやっちゃいましょうということだった。これも、自分では全く見えないので、何がどうなったのかは知らないが、とにかく頭の上で、バチン、バチンと2回、鋭い痛みを感じて終わりであった。後は、破傷風の予防注射を打っておしまい。

針の抜去は1週間後ぐらいに帰ってから地元のお医者さんでやってもらって下さいとのこと。ダイビングは絶対するなとは言えないがおすすめしませんと言われた。

傷口はどんなだか見てみようと手鏡を買ってきて合わせ鏡にして眺めてみようとしたが、髪の毛の下ということもあってあまりよくわからなかった。手で触ってみると、確かにホチキスのような金属が2つ頭についているのはわかる。頭を洗うときが問題で、傷口はきれいにしておいて下さいと言われたが、普通に頭を洗うときのようにガシガシかきむしるようにするわけにはいかない。まず手探りで傷の部分をみつけて、片手でその付近をかばいながら周りの頭髪を洗い、傷口付近は、水流だけでそおっと、しかしたっぷりと洗っておくようにした。

で、まあ翌日はお言葉に従って、ダイビングは中止して島内観光して過ごし、様子を見てまあ大丈夫そうということで、3日目、4日目のダイビングは行って帰ってきた。最終日12/29は移動だけで、翌日はもう土曜日かつ年末年始休日期間なので、普通の病院はやってない。正月が明けるまで頭にホチキスをつけたままというのもなんなので、今日、12/31に、休日診療をやっている地元のメディカルセンターに行って針を抜いてもらってきた。休日診療所は年末ということもあってか、結構混雑していて、1時間半ほど待たされたが、処置はほんの数秒で、はいおしまい、という感じだった。傷そのものは元通りの強さになるまで6週間くらいかかるということで、それまでは頭を洗うときなどは特に気をつけ続けないといけなさそうである。

さて、まあ、まとめとしては、エントリーの際には、よくよく確認しましょう、ということで。

1年の最後の書き込みとしては、あまりうれしくない内容だったが、ご容赦を。

  1. 小笠原 (その4) ― ダイビング | 世事不可强求

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