トラブル続きの1ダイブ目

到着翌日は早速朝からダイビング。今回の旅行のメインの目的はセノーテでのダイビングだが、まずはその前にコスメル島での普通の海でのダイビングを予定に組んでいた。というのも、やはりセノーテのダイビングというのは少々特殊なので、1年以上ぶりのダイビング (毎度のことだが) の1回目からセノーテのダイビングで何かトラブルがあったらいけないので、先にいつもと同じ海のダイビングで慣らしをしておこうというわけであったが、実際、色々とトラブルが起きてしまった。

ダイビングサービスは、ホテルのすぐ近くにある、アクアサファリ。指定された時間に行ってまずは受け付け。旅行会社の現地駐在員も来て手伝ってくれる。他でと同じように誓約書みたいなのに記入。ウェイトは、カリブ海の塩分は普通より濃いので2 kgくらい多めにするという。そんなに違うものかと驚きながら、といってももともと自分はウェイトは少ない方なので、比率でいえば追加分も少ない目でいいのではないかとも思い、普段はまあ4 kgか3 kgなので5 kg相当ということで10 lbのウェイトにした。正確にいうと、1 lbは500 gより少ない目なので、5 kgよりも少な目である。また、ダイビング代は旅行代とまとめて支払っているが、現地の国立公園入場料 (1日25ペソ) が必要で、支払う。

ダイビングショップのすぐ前に桟橋があり、そこにボートがいる。指定された船に乗船していざ出発。移動中に、先程の国立公園入場料の支払いの証拠となるリストバンドのようなものをスタッフが配りにくる。紙のように見えるが濡れても簡単にはちぎれたりしない丈夫な素材でできていて、腕にぐるりと巻いて端を貼りつけて輪にして止める。写真のピンク色のがそれで、水色の方は、ホテルの宿泊者の印で、前日のチェックインの際に同じようなものを腕に付けられていた。

ウェットスーツ

途中何度か他のホテルから来る客を拾うために寄ってから、ポイントに向かう。1ダイブ目のポイントは、Palancar Caves。機材のセッティングは出航後すぐに済ませてあって、ポイントが近づいてウェットを着ようとしたところ、左足を通そうとしたところで、かかとがウェットのふくらはぎのあたりでひっかかって、たいして力を加えたつもりはないのに、ざくっと裂けてしまった。実はこのウェットをつくって最初にダイビングに行ったときに、反対側の足で既に同じことをやってしまっていた。気を付けていたつもりだが、また同じことをやってしまった。裏地が濡れていると乾いているときに比べて滑りが悪くなるので気を付けていたが、今回はまだ一番最初で乾いている状態だった。自分の足の方が濡れていて同じ状態になったのだろうか。裂け方も前回と全く同じで、そのまま着ている分にはあまり支障はないので、その後は1日1回しか脱ぎ着をしないことにして、そのまま使用した。脱ぎ着のときは、裂け目を広げないように、恐る恐るである。帰宅後、前回のときと同じようにウェットスーツ屋に持って行って直しておいてもらった。

船はダイビング専用にできていて、デッキの両脇がベンチ状になっていて、その後ろにタンクを固定しておけるようになっている。機材をセッティングしたタンクもまたそこに固定してあるので、背負うときもそこに座ったまま背負えるので、以前から練習していた、左手から先に手を通して機材を背負うというのはあまり関係なかった。

船尾からジャイアントストライドでエントリー。ビデオカメラをスタッフに船上から手渡ししてもらって、すぐにみんなと一緒に潜行。しかし、確かに塩分が濃いせいか沈みにくい。といっても、初日1回目のダイビングでは特にウェットスーツも機材も完全に乾いて空気を含んでいるため浮力が多めになって多少沈みにくいこともあるが、潜ってしまえばだいたい大丈夫なので、ヘッドファーストで潜行する。

マスク

今回、一部機材を新しくしていた。グローブはすぐに指先に穴が開くので、ちょうど今回買い換えた新品を持って行った。しかし、ここではグローブをしていると不用意に海中の生物にさわって傷つけやすいからということで、グローブ禁止と言われたて素手で潜ったので、使わなかった。

もうひとつは、マスク。詳しくは別に記事に書こうと思うが、今回初めて使う新しいマスクである。潜ってみると、特に新しいからといって違和感とかはなかったが、ストラップの調整がちょっと緩目だったようで、水が入りやすくて、しょっちゅうマスククリアしなければならなかった。

ウェイト不足

それ以外は前半は特に問題もなく普通にダイビングを続けていたが、時間が経ってタンクの空気が減って軽くなってくると、だんだん浮き気味になってきた。最初のうちはフィンキックで調整してれば大丈夫かなという程度だったが、だんだん浮き方が強くなってきて、かなり体勢を下向きにしてフィンキックしていないと同じ震度に留まっていられなくなってきた。もう、そのあたりからはビデオ撮影どころでもない。

ずっと下向きの体勢になっているせいで、特に今回必要なわけではないがいつもBCDのポケットに入れてあるカレントフック付きのロープが、ポケットの隙間から滑り出て下に落ちてしまった。落ちたのを拾うために底まで進もうとするが、もう相当強くキックしないと沈めない。ようやく拾いあげてポケットにしまいなおしたが、後で上がってから見るとまたなくなっていたので、その後また下向き体勢のままで落ちて今度は気がつかなかったのだろう。

そんな状態でもう魚や景色を見ているどころではなくなりながらグループから離れないようにがんばっていたが、だんだん本当に水深を維持できなくなって、徐々に浮上してしまうことになり、最後は安全停止できないままに海面に上がってしまった。たまたま、他にも先にエアが切れたのか同じくらいのタイミングで浮上していた人がいたので、彼と一緒に船のピックアップを待つ。

フィン

船が来て船尾につかまり、ラダーを登る前にフィンだけはずして船上に渡そうして見て驚いた。何とフィンがボロボロのズタズタになっている。先に脱いだ右足は一部が欠けてなくなってしまっている。左足の方も見てみると、欠損こそないものの、かなりひどく裂け目が入っている。

実はこのフィンは、ダイビングを始めたときから使っていたものなので、既に購入後約19年経過している。プラスチック製なので経年変化で脆くなっていたのだろう。そこに、浮き気味を押さえるために、通常の移動のためのフィンキックよりも強くキックを続けたために、一気に崩壊に至ったものと思われる。しかし、同様の例でスキー靴や、登山靴が崩壊する話は聞いたことがあったが、ダイビングのフィンが崩壊したという話は聞いたことがなかったので、警戒していなかった。

そんなこんなで、1ダイブ目は、ウェットが裂け、マスクに水が入り、浮き気味になり、そしてフィンが崩壊するという、結構なトラブルだらけのダイビングとなってしまった。

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