小笠原 (その5) ― ナイトツアー

ダイビング旅行の場合はだいたいそうだが、毎日ダイビングに出かけているので、せっかくはるばる世界遺産の小笠原まで来ているのに、海の中以外は何も見ていないということになる。そんな中、小笠原の自然の中には夜に見るべきものもいくつかあって、それらをガイドして見せてくれるツアーが開催されている。行く前は、わざわざそういうのに申し込んでまで行くのもなぁ…と思っていたが、ダイビングでお世話になっているPAPA’Sでもナイトツアーをやっていて、参加しませんかというので、じゃあ行きますか、ということになった。開催されたのは父島に2泊目の夜。

参加者のほとんどは、PAPA’Sの宿に泊まっている大多数のおばさま方。ダイバーからの参加ははIcさんと私の2人。車で隣に座ったおばさまは関西弁だったので、関西からかと聞いたら、三重県の名張からだと。自分が結構朝早く出てきたので、そのくらい遠くからなら前泊してから来るのかなと思ったら、名古屋から新幹線に乗れば、結構余裕で間に合うようだ。考えてみればそうか。

見せてくれたものは以下の通り。

オガサワラオオコウモリ

道路沿いの木の上にいた。刺激しないように、赤色にした懐中電灯で照らして見せてくれる。双眼鏡を持っていったのでよく見られてよかった。

星空

1泊目の夜に、宿の表に出て空を眺めてみたが、街灯やら何やらいっぱい明かりがあって、たいして星が見えなくて残念だった。ツアーでは真っ暗なところに連れて行ってくれて、さすがによく見えたが、多少空がかすんでいたのか、まあ、富士山の上で見た降るような星空ほどではなかったように思う。しかし、波のない鏡のようになった水面 (流れの緩い川だか池だか) に映る星空というのは初めて見た。ダイビング旅行の場合はダイビング器材だけで荷物がたくさんで大変なため、デジイチも三脚も持って来ていないので、撮影はできなかったが。

オカヤドカリ

最初はなかなか見つからなかったが、見つかってみるとたくさんいる。ツアーの方で必要なライトは用意されているとは思ったが、光量過剰なのは承知でダイビング用のビデオライトを持って行っていたので、光量は適度に調節しながら必要なところで照らすと周りの人にもありがたがってもらえた。写真を撮るのにもよかったろう。

オカヤドカリ

グリーンペペ

おそらくナイトツアーの一番の目玉である、グリーンペペと呼ばれる蛍光色で光るキノコの一種 (ヤコウタケ(夜光茸))。湿気のあるこのへんで見つかるはずなんです、という場所に行って、ガイドがまず探しに行くが、これが見つからない。一体をさんざん探しまわって、別のナイトツアーのグループもやってきて、そちらのガイドもやはり探すが、一向に見つからない。ツアー客のほうが、もう見つからなかったら構わないですよ、と言い出しても、ガイドの意地としても見せようと探すのだが、やはり見つからず。まあ自然が相手だから仕方ない。

国立天文台VERA小笠原観測局

最後が、VERAの電波望遠鏡。遠隔操作しているのを監視カメラで夜でも見えるように、ナトリウムランプのオレンジ色の光でライトアップされているのが美しいので、ナイトツアーで訪れる。 これは、私はまあ夜でなくてもよかったが、こうやって見に行けなければ、最終日はダイビングに行かずにここを見に来ようかなとも思っていたくらいだったからちょうどよかった。おかげで最終日もダイビングに回せた。

観測所は無人なのに門は開けっぱなしで、アンテナのすぐ下まで行けるのはちょっと驚き。アンテナ自体は、事前に写真で見ていた通りだが、当然ながら確かに以前に石垣島で見たものとそっくりだった。

VERA

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