PowerShot S120でラブジョイ彗星

アイソン彗星はどうやら残念なことになってしまったようだが、今日の未明には、PowerShot S120のマニュアルモードで直接撮影してどのくらい写るものかと、ラブジョイ彗星を狙ってみた。

再広角時にはF1.8を誇るS120のレンズだが、最望遠の26mm (35mm換算120mm相当) に持っていくと、F5.7と、あまりふるわない値になってしまう。今まで使っていたCX1と比べると最望遠の200mm相当でF5.2なので、それより劣る。しかし、シャッター速度はCX1の最大8秒に比べて30秒まで切れるし、ISO感度も3200まで設定できる。実際はシャッター速度は最長250秒だが、30秒より長くはISO80に限定されるし、ISO感度は最大12800だが、ISO3200より高いISO感度はシャッター速度1秒以内に限定されるので、実際自由に使えるのはシャッター速度30秒まで、ISO感度3200までということになる。しかしまあこのくらいあれば、結構写せる。普段EOS 60Dで撮影しているのも、だいたいこの範囲に入る設定で撮っている。あと、違うのは、撮像素子の大きさ。CX1の1/2.3型よりは大きい1/1.7型だが、もちろん60DのAPSサイズに比べると小さい。

今朝のラブジョイ彗星は双眼鏡では楽勝で見え、十分わかりやすいのでおおまかに位置さえわかっていれば、双眼鏡を向ければ発見できるレベルだ。少し前はかなり高い位置に見られたが、今やずいぶん太陽の方向に近づいてきたので、日の出間近でないと見られなくなってきた。そんなわけで未明に起きて、NexStarの自動導入の助けを借りることもなくS120をカメラ三脚に載せてだいたいの方角に向けると、下の写真で右上に写っている3.04等のうしかい座γ星がモニタでも確認できたので、それを頼りにフレーミングをして撮影した。

ただし、S120のモニタでその程度の星も見えるものの、感度を上げるために画面の更新頻度が落とされて、カメラの向きを変えても画面に反映される動きが鈍くて、なかなか好きな位置にカメラを向けて固定できずにてこずった。もうひとつ、暗闇の中で操作していると、操作ボタンはほぼ手探りで操作するのだが、一見、モニタ画面のすぐ右側の部分の目いっぱいにコントロールリングと上下に4つのボタンが並んでいるよう見えるのだが、実際のモニタ画面は外観上の画面の枠よりも左に寄っていて右側に少し余白 (余黒と言った方がいいか) があって、暗闇の中では画面が光っている端の方しかわからないから、そのすぐ右にボタンがあると思って手探りしてもボタンがない、という違和感がした。しばらくすれば慣れると思うが。

まあ、そんなわけで撮影したのが下の写真。ISO3200、4秒で10枚撮影したのをコンポジットしたもの。レリーズやリモコンがないので、連続撮影のために本体シャッターを押し続けるとカメラを動かしてしまいそうなので、セルフタイマーの設定で連続最大10枚まで撮れるのを使った。あまり大きく写っていないので、縦横半分の大きさにトリミングしてある。いちおうなんとなく尾も写っている。まああまりよく撮れているとはいえないものの、逆にコンデジでこれだけよく写るものだという気もする。追尾していないので4秒にしたが追尾してもう少し露光時間をのばせばもっといい絵になるかもしれない。

ラブジョイ彗星ラブジョイ彗星 2013/12/01 04:58 Canon PowerShot S120, 26mm F5.7, ISO3200, 4sec×10, StellaImage 7, trimming

広告
  1. ラブジョイ彗星 (その4) | 世事不可强求
  2. PowerShot S120で連続撮影 | 世事不可强求

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。