宗像ユリックスプラネタリウム

カールツァイス製プラネタリウムを巡る旅の一環で、今回は福岡の宗像(むなかた)市にある、宗像ユリックスという施設の中にあるプネタリウムを訪れた。ここは、これまでに行ったプラネタリウムとは違って、科学館のようなものとの併設ではない。宗像ユリックスは文化・リクレーション施設みたいなところで、プラネタリウムはホール、ギャラリー、図書館などと一緒の建物に入っている。科学関係はこのプラネタリウムだけ。撮ってくる展示物などがあまりなくて写真が少ないので、今回は福岡日帰り旅行道中の写真なども交えて紹介していく。

例によって急ぎ足の日帰りだが、福岡までさすがに新幹線で行くと時間がかかりすぎる。格安航空を使えば交通費も新幹線より安くつくので、今回はジェットスターを利用した。搭乗1周間前を切ってから予約したが、往復合計で1万8千円足らずだった。ジェットスターは東京付近は成田発着なので、成田までの交通費の差額を勘定に入れないといけないが。

そんなわけで日暮里からスカイライナーに乗って成田空港第2ターミナルへ。

SKYLINER

少し時間に余裕を持って行ったので、展望デッキに出て見た。しばらくぶりの第2ターミナルだったが、以前はサテライトとの間を結んでいた黄色い列車のようなシャトルシステムが廃止されて、動く歩道を装備した連絡通路になっているのを初めて見た。そもそもどうして最初からこうなってなかったのだろうかと思う。

連絡通路

iPhoneのFlightRader24アプリを見ていると、ちょうどエールフランスのエアバスA380が進入してきそうだったので写真に撮ろうと待ち構えていたら、近づいて見ると第1ターミナル側のA滑走路の方に行ってしまったので、よく見られなかった。考えてみたら、第2ターミナル側のB滑走路は短いのでA380が降りてくるはずがなかったろう。

A380

もうしばらく飛行機を眺めていると、ちょうどクリスマスの日だったので、JALの出発便の見送りが、みなさんサンタコスチュームでたくさん並んで手を振っていた。

見送り

展望デッキを後にして、国内線ターミナルに向かう。日帰りで荷物は少なく、また荷物を預けると追加料金を取られるので、預ける荷物はなし。Webチェックイン済みだとカウンターに寄る必要もなく、そのまま安全検査を通ってゲートへ。機内食も有料なので、売店でお弁当を買おうとしたが、ここが長蛇の列で、余裕だった時間がすっかりなくなってしまった。ともあれ、JetStarに搭乗して福岡へ。

GK505

そして、地元に住む知人、Kさんに車で出迎えてもらい、宗像ユリックスに到着。公共交通機関で行くと、空港→博多駅→東郷駅まではすんなり行けるが、そこからユリックスまでが少々不便なので、ありがたい。

宗像ユリックス

プラネタリウムの入口前に行くと、まずは3年ほど前に引退した五藤光学製のGX-ATという投影機が展示されているのが目に入る。クリスマスなので、リボンと電飾でデコレーションされていたのがなんとも。結構旧式の投影機で恒星球が両端にではなく内側にあるのが少し珍しいが、基本的にはカールツァイスのII型やIV型などと同じ機械仕掛で動く仕組みだ。古い割には表面はピカピカで、きれいに手入れされている様子だ。

GX-AT

GX-AT GX-AT

様子がわからないし、冬休みに入っているし、名古屋や大阪の場合の様に開館して入場券が発売開始されたら売り切れないうちにすぐに買っておかないと、行ってすぐにその回が見られないという状況だとしたら、今回はそんな早い時間に到着できないので困るから、Kさんに頼んで事前に買っておいてもらうことも考えたが、まあなんとかなるだろうということで、結局はそうしなかった。が、実際行ってみると、平日だからかまるで閑散としている。というか、次の投影の30分ほど前に到着したら他に誰もいない。しばらくしてカップルが1組来て、投影寸前になってもう1組子供連れが来て、結局78席のうち6席しか埋まらなかった。全然心配する必要なかった。その前の回で投影中だった子供向けのプログラムにはそこそこの人数が入っていたようだったが。

入場時に、事前に自動販売機で買った小さなチケットを渡すと回収されてしまった。それではカールツァイス巡りで提出する証拠物件がなくなってしまうので、カールツァイス巡りで来たので証拠になるものが必要な旨話すと、チケットを渡した代わりに渡されるパンフレットに日付スタンプを押してくれた。

パンフレット

さて、ドームに入って、投影機にご対面。SKYMASTER ZKP4という機種だ。話には聞いていたがちっちゃい。ドーム自体、12 mと小振りなのだが、その中にあっても小さく見える。かわいいと言ってもいい。形状としては昔ながらの亜鈴型のプラネタリウム投影機の形をしているのだが、サイズがおもちゃのように小さい。後で解説員の方に聞いた話だが、最初に見た時はミニュアかと思ったという。しかも、やけにすっきりしている。近年の投影機は、惑星投影機を別にして本体は1つの球体だけになったものも多いが、そうではなく亜鈴型をしているにもかかわらず、本来複雑な機構が見える惑星投影装置の部分もすっきりした形状をしている。周囲に色々とぶらさがっている補助投影装置のようなものもほとんどついていない。

SKYMASTER ZKP4

SKYMASTER ZKP4SKYMASTER ZKP4SKYMASTER ZKP4

表面が黒っぽいメタリックというのも珍しい。これも後で聞いた話だが、Black Ladyと呼ばれているとのこと。投影開始前の投影機は、台座から上向きに照明が当てられ、また横方向からも照明が当てられて、ドーム側面に影を映している。

SKYMASTER ZKP4

1回の投影を見終わって外に出ると、次回を待っている客はゼロである。飛行機が遅れたりして間に合わなくなったりするといけないので、2回分の投影の時間に十分余裕があるように帰りの飛行機の時間も取ってあったので、料金も310円と安いことだし、もう1回見て行ってもいいのだが、他に客がいないのに自分たちが2回目見なければ他に客がいなくて投影なしで済ませられるところを、解説員さんに申し訳ないかなと思って躊躇していたが、時間近くなって、他に1組お客さんが来たので、それなら一緒に、ともう1回も見ることにした。そんなわけで今度は観客は4人。

先程は入場の受付を女性の方が、実際の解説を男性の方が行っていたが、次はその解説をしていた方が入場受付を、女性の方が解説をしていた。小規模なところなので、職員さんもそんなにたくさんおらず、少人数で全部回しているという雰囲気か。

2回目の回はリラクゼーションプログラムで音楽をかけながら星空を見るということで、ほとんど解説は入らないものかと思ったが、そうでもなくて結構解説も入った。更に、月を止めたまま満ち欠けをさせてみたり、ZKP4とは別の4Kプロジェクタを使って空から色々なものを降らせてみたりと、色々な演出も見せてくれた。解説のときに使われる星座絵は同じ星座に1種類ではなく、先の回とは趣の違う絵が使われていたりした。

2回目の終了後、少し解説員の方とお話しさせてもらった。自分のようにカールツァイス巡りのために来る人はどのくらいいるのかと聞いてみたら、月に十数人いたという。わざわざ宗像まで来る人なんてそんなにいないだろうと思っていたが予想外に多いと思ったとのこと。

さて、私のカールツァイス巡りも、残すは旭川と渋谷の再訪のみ。ここまで来たからには、旭川にもとっとと行ってしまいたいところだ。

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  1. 全国カールツァイス・プラネタリウム巡り達成 | 世事不可强求

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