太陽の肉眼黒点

肉眼で見えるくらいの巨大な太陽黒点が発生していると聞いて、太陽の撮影をしてみた。以前は、ビデオカメラ+テレコンバータなどのなんちゃって天文機材で、2002年のサイパン金環日食2006年の水星日面経過2009年のシルクロード皆既日食2012年の金環日食や、金星の日面経過など撮影したが、よく考えてみると、望遠鏡や一眼レフを購入して少し本格的になってから、太陽を撮るのは初めてだ。

望遠鏡NexStar 5SEで太陽を撮ることはできないので、今回は一眼レフに望遠レンズ、そして2012年の金環日食のときに買ったND400フィルタ2枚重ねで撮影した。ビデオカメラのテレコン用に合わせてフィルタ径の52 mmのものを買ってあったので、EOS 60Dのキットレンズのフィルタ径58 mmとは合わないが、これは他のフィルタを買ったときについでにステップダウンリングを買っておいてあった。しかし、実際に太陽に向けたのは今回が初めて。ステップダウンリングの使用はケラレが発生する可能性があるので注意が必要だが、レンズの前玉の部分を見ると、実際のレンズはフィルタ径よりかなり小さいし、望遠端で使うので光がそれほど斜めに入射するわけでもないので、問題ないはずだ。

この時期は日の出時刻が遅いので太陽が昇ってそこそこの高度になってから出勤のために出かけるまでの短い時間の間にバタバタと撮影した。最初っからNDフィルタを装着して持って出ているので、そのまま太陽に向けても特に問題はない。ファインダーをのぞいても問題ないはずだが、ライブビューの方がやりやすい。月を撮る時と勝手はほぼ同じで、数枚試し撮りしながらマニュアルで適当に露出を合わせておしまい。

焦点距離250 mm (400 mm相当) ではかなり足りないが、トリミングして切り出せば、ネットに乗せるくらいならそこそこ見られる大きさなのも月の場合と同じ。

太陽太陽 2014/01/07 07:53 Canon EOS 60D, EF-S 55-250mm F4-5.6 IS II (250mm, F5.6), ISO200, 1/1000sec, ND400フィルタ2枚重ね, トリミング

普通にカメラ三脚に載せて撮ったままなので、真上が北極になっていない。日の出間もないので相当傾いている。月ならば模様があるので見ればすぐにわかるが太陽は固定した目印がないので要注意だ。

ビテオカメラにテレコンバータで撮影したときは色収差がひどくて、単色化したりしてなんとか見られる画像にしていたが、さすがにこちらはそのままできれいに見える。

一番大きな黒点は、周囲の半暗部を含めれば日面経過のときの金星くらいの大きさがある。確かにこれならば、日食メガネで見れば肉眼でもなんとか確認できそうである。金星の日面経過のときは太陽面の端にあるときは判別できなかったが、真ん中の方にあるときは、黒いポチがあるのがわかる感じだった。こちらの方が周囲がぼやけているのではっきりしないかもしれないが、なんとかわかるくらいだろう。

実は以前にも巨大黒点の記事を書いていたが、このときは、半暗部は大きいものの暗部が小さかった。今回は暗部も結構大きい。

宇宙天気ニュースによると、この黒点は1944黒点群という番号がついている。今ほぼ真正面にいるが、太陽の自転周期は1ヶ月近いので、まだ何日間かはよく見える状態が続くだろう。しかし、端の方に近づいてくると、金星の日面経過の場合とは違って黒点を斜めにみる形になってくるので、よけい見にくくなってしまうはずだ。

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