M82の超新星2014J

先週おおぐま座にある銀河M82に発見された超新星2014Jを撮影してみた。今年の夏にいるか座に現れたのは新星だったが、こちらは超新星である。新星を見たのはいるか座のが初めてだったが、超新星を見たのも今回が初めてである。

SN2014J

M82と超新星SN2014J 2014/01/28 00:33 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 30sec×9, StellaImage 7, トリミング

超新星は銀河の中に発生しているので、M82の真上に乗っかって光っているのがその超新星。昔に撮影されたM82の写真と比べてみると、そこに明るい星がなかったところに星が現れていることがわかる。はるか彼方で数えきれない星が集まって雲のようにしか見えない銀河の中のひとつの星だけが光ってこんなに見えているというのは想像を絶する。

超新星を撮影するということで望遠鏡を向けてみたが、考えてみると銀河を撮ってこのblogに載せるのは、パスンターズ彗星とツーショットでかすかな姿をとらえたM31アンドロメダ銀河を除けば初めてだ。光害地の自宅で撮影していることや、赤道儀ではなく経緯台で追尾していることなど、明るい天体ではよくても淡い天体の撮影には不向きな条件なので、M42オリオン大星雲は別格として、ガス星雲や銀河の類はあまり積極的に対象にしていなかった。おおむね、撮影対象は月、惑星、散開星団・球状星団どまり。まあ昨年は彗星も結構撮ったが。

そんなわけで初めて撮影したM82だが、実際に撮ってみると思ったよりはよく写っている。この銀河の特徴的な暗黒帯の様子もよくわかるくらいには写っている。これからは他の銀河もちょっと狙ってみてもいいかもしれないと思った。

また、いつもは経緯台での撮影なので、日周運動によるみかけの傾きの変化には構わず、見たままの角度で撮影した画像を発表していたが、今回はかなり赤緯が高く位置によってまるで向きが変わってしまうことと、他の昔に撮影された写真と比較するときに向きが揃っていた方がいいだろうと考えて、赤道座標の北が上になるようにして元画像から半分のサイズで斜めに切り抜いて向きを合わせてみた。

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  1. いて座の新星 2015 No. 2 | 世事不可强求

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