クレーンのある比較明星景

ビル建設現場の大きなクレーンはなかなか被写体として魅力的なので、前から撮りたいと思っていて、今回撮影したのがこれ。しかし、どうも構図をまるで誤ってしまったようで、なんだか全く落ち着かない絵になってしまった気がするが、まあせっかく撮ったのでそれもご愛嬌ということで披露することに。

Craneクレーンとしし座周辺 2014/05/11 20:23~21:24 Canon EOS 60D, EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II (18mm F4), ISO400, 4sec × 817, KikuchiMagick, Photoshop 7.0

身近でクレーンが近くで撮れそうな建築現場で、新宿東口のアルタの並びのヒューリック新宿ビル (みずほ銀行の入っていたビル) の建て替え現場に目をつけていたが、いつの間にか高く延びてしまい、クレーンを大きく入れると下の方は白い布に覆われたビル本体しか入らない絵になっていまひとつつまらなさそうになっていた。歌舞伎町の新宿コマ劇場跡地に建設中の新宿東宝ビルは長い間下の方の工事しかやっていないと思っていたが、これも知らない間にとっくに高層部分がもう上の方まで出来てしまって、クレーンはそのてっぺんである。低い位置にクレーンが林立している頃に撮りに行けばよかった。

前にすばる付近を通過するISSを撮影した日に、もともと撮ろうとした対象が街灯が邪魔で断念したと書いたが、そのときの対象のひとつにクレーンが含まれていた。そのときはもう少し他のものとからめて撮ろうとしていたのだが、対象をクレーンだけに絞って探してみると、邪魔だったクレーンの直下にある自転車置き場を照らす照明をうまく避けられるように工事現場の囲いがクランクになっている場所があったので、そこから三脚を高く伸ばして撮ることにした。その様子が下の写真。

撮影風景

画面の左側にずっと煌々とライトが並んでいる。囲いの高さがあるので、照明から影になっている位置からだとかなり見上げる形でしか撮れないが、ここもクレーンは以前より高くなってしまっていたのがかえって幸いしてちょうどクレーンが視界に入り、建設中の建物は上の方は白い網に覆われずに鉄骨が見えているのも雰囲気が出ていい。

で、このクレーンだけを縦位置ででも撮ればよかったのだが、あまり日の丸構図的になるのもどうかと思って、ちょうど横位置にすると右の方に西に傾いた木星とふたご座のカストルとポルックスも入って画面に明るい星が入っていいので、右側の低いクレーンまで入った構図にした。ところが結果は見ての通り。広角で見上げて撮っているので、垂直なものも端の方ほど中央に向かって傾いて写るわけで、左側のメインのクレーンがあまりに傾き過ぎて見えて、画面全体が傾いているかのようである。本来なら、右端に写っているものが逆に内向きに傾いて見えてそういう構図なのだとわかるはずが、撮影風景を見てわかる通り、もともと斜めになっているクレーンがその影響でほぼ垂直になって見え、もともと垂直なものが少し同じ方向に傾いて写っているかのように感じられてしまう。

撮影しているときは、カメラをちゃんと水平にしなければとカメラ内蔵の水準器できっちり合わせてこれでOKと思って撮影したのだが、とんだ失敗だった。

この構図の件を除けば、他の点では非常に首尾よくいったように思えるところが残念だ。以前に樹木を入れた撮影では、樹木が揺れて困った結果になったりしたが、こちらのクレーンはほとんど揺れておらず、鉄骨の隙間から覗く星の軌跡がきれいに見え隠れしているのがうれしい。よく見るとクレーン先端からぶら下がっているものはさすがに少し揺れているのだが、割りとカタマリっぽいので少し太っても不自然になっていない。建物の鉄骨の見えている部分にかかっている薄い網の部分からも星が透けて見えている。星の軌跡も全体にいい感じに撮れたと思う。今回は星の幅を太らせる処置はしていない。

広告
  1. コメントする

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。