SiriusCompで動画と、IrfanViewで一括クロップ

今まで60Dで撮った比較明星景の合成はいつもKikuchiMagickを使っていたが、今回、動画をつくってみようと思い、動画作成機能のあるSiriusCompという比較明合成ソフトを使ってみた。動画はS120なら内蔵の機能でできるのだが、S120ではできない軌跡が伸びていく動画を作成してみることに。

比較明合成の静止画作成時に動画をついでに作成する機能がついている。静止画はもちろん入力した画像と同じサイズのものができるが、動画はFullHDサイズ、DVDサイズ、Half-DVDサイズの3通りからしか選べない。FullHD動画を作成してみたが、てっきりはみ出た分はクロップされるのかと思ったら、元画像のアスペクト比無視でフィットさせた画像が作成された。一眼レフでは元はアスペクト比3:2の5184×3456ドットのサイズで撮っているので、それより横長の画面に合わせて少しへしゃげた絵になってしまう。今回作成したのは南天だからあまりわからないが、北天ぐるぐるの画像などだとかなり違和感が出るだろう。動画を作成するつもりなら、撮影時に最初から16:9の設定で撮影しておけばいいのだろうが、静止画としては一般的ではないアスペクト比なのでそれも困る。

それでは、撮った画像を16:9にクロップしてからSiriusCompに食わせればいいのだが、さすがに何百枚もある元画像を手でクロップするのは現実的でない。自動でする方法はと探すと、IrfanViewという画像ビューアにその機能があるという。IrfanViewなら、前に色々画像ビューアを試したときにインストールしたままになっていたから、少しバージョンが古いままだったがそのまま試してみた。IrfanViewのバッチ機能では他にも色々な処理を多数の画像ファイルに対して一括して行うことができる。

どうせ1920×1080にするのだから、元画像を単に16:9にクロップするのではなく、縮小して1920×1080にした上でSiriusCompに食わせてみた。ところが出来上がった動画を見ると星の軌跡の周囲が圧縮ノイズのせいかやけに滲んだ感じになっている。最初に5184×3456から直接へしゃげた動画を作成したときにはそんなことはなく軌跡は動画の中でもくっきりしていた。別に、IrfanViewで処理した個々の静止画はそんなに汚くはないように思えるのだが、SiriusCompの出力した静止画も同じように汚い絵になっている。どうも、高解像度で合成してから縮小しないときれいにできないようだ。

それで、余計に時間がかかってしまうことになるが、IrfanViewでは5184×2916ドットにクロップして16:9のアスペクト比にするにとどめ、それをSiriusCompで処理してみると、きれいな1920×1080動画ができた。YouTubeにアップロードして再圧縮がかかっても十分わかるほどの違いだと思う。

シャッタースピード4秒で、レリーズロックして連続撮影した約1時間分の写真だが、4秒と4秒の間に少し隙間が開くので実際は4.5秒間隔くらいで撮影されていて、写真の枚数は817枚。これを30fpsの動画にすると、約27秒になるが、これだと南天の星の軌跡で動きが早いといっても、結構ゆっくり目に感じる。そこで、これをTMPGEncにかけて速度を400%にしてエンコードしなおす。これで7秒弱となり、軌跡の伸びて行き方もまあいい感じか。ただし、元画像の撮影間隔がカメラの挙動まかせなので、きっちりしておらず、その分を勘定に入れないといけないので、きっちり実時間の何倍速、と言うことができない。もしそれをきっちりした値にしたければ、撮影時に、レリーズロックではなく、プログラムタイマーの機能を使ってきっちりした時間間隔で撮らないといけないということになる。

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