タイマーリモートコントローラ不具合と修理

天体写真を撮る際の必需品のリモートレリーズとして、以前から中国製の安価なタイマーリモートコントローラーを使っている。今年の前半くらいだと思うが、天文雑誌で立て続けに別々の2つの連載記事の中で、使っていた互換品のリモートレリーズが断線した、やっぱり中国製の品質はそんなもんだ、みたいなことが書かれていたのを目にした。自分も使ってるもんだから、ケチをつけられたようで、中国製ったって、メーカー製と同じもの作って売ってるんだし、取り立ててそんなことないんじゃないの、と思っていたし、2つ目に見た記事に載っていた写真は、自分の使っているのとは違うもののようだったので安心していた。

ところが、どうやら自分も同じ目に遭ってしまったようだ。よく考えてみると、少し前から比較明用に連写している最中にたまに止まってしまったりすることがあった。カメラへのコネクタの差し加減だったりするのかと思っていたが、これが予兆だったようだ。そういえば、あまり支障はないのだがリモートレリーズからの半押しがうまく働いていないようにも思えた。これまではその程度だったのだが、実は入笠山で撮影している最中に、シャッターがうまく働かないことが何度か起きた。まだコネクタを疑っていて、端子をよく拭いたりしてみたが、それほど改善しなかった。そして先日金星と木星なんかを撮っているときに、ますます調子が悪くなってきた。

ようやく、こいつもそうかということで、コネクタの端子にテスタを当てて見てみると、確かに接触が安定しない。それではとネジをはずしてフタを開けてみると、中のケーブルはそのまま端が基板にハンダ付けしてあるが、ハンダ付け自身はあまりきれいではないが特に問題なさそう。ケースの中で一度ループにして衝撃を吸収するようにして、ブッシュを通してケースの外に出ている。特に問題はなさそうなのだが、ブッシュの付近でケーブルをクネクネさせると接触が変化するようで、外見的にはなんともなさそうなのだがその中あたりで断線しているようにも思える。

TC-2001分解

そんなわけで、不良箇所を切除するために、ケーブルは少し短くなってしまうが、ケースの外になっている部分でケーブルを切断してケース側に残ったケーブルはハンダをはずして取り外し、ブッシュはするりとは抜けなかったので外から割目を入れて取り外して、ケーブルの残った方の新しい位置にはめて、ケーブル先端を元のように基板にハンダ付けし、元と同じように中で一度ループにしてフタを閉める。これで修理完了。

調子よくなったではないか。これでしばらく様子を見てみよう。

考えてみると、コントローラをケーブルでぶらぶらさせたままにしていることも多く、その程度大したことないだろうと思っていたのだが、そのせいも多分にあるのかもしれない。また、基板や本体部分はメーカー品と同じだが、ケーブルのコネクタは各種取り揃えているところから、ケーブルだけ粗悪品が使われていたりするのかもしれないなどとも想像してみたりする。あるいは、使い方次第ではメーカー品でも同じように断線するのかもしれない。

まあ、これからはなるべくぶらぶらさせないように気をつけながら使うようにしよう。

そういえば、私の使っているのはキヤノン用のコネクタがついているが、本体はニコン用の純正のMC-36Aと同型のもので、私が買った当時はそれしか見当たらなかったのだが、最近は、別に、これより少し値段が高いが、キヤノンの純正のTC-80N3と同型の互換品も出回っているようだ。

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