コルキット用の架台

コルキットにはカメラ用三脚ネジのついた木のブロックがついていて、これで三脚に載せて使うようになっている。講座での製作会ではコルキットの望遠鏡と一緒に安価ながらもまあまあまともな三脚 (Baby SLIK) も提供されたので、最低限それに載せて使えばいいのだが、倍率低目の眼視の接眼レンズで見ているにはまあそれでもなんとかなるかもしれないが、USBカメラをつけるとかなり望遠になるので、揺れの影響が少ないように、よりしっかりした三脚に載せたいのと、ほっておくとすぐ視界から出てしまうので追尾したい。

そこで、三脚は普段カメラ撮影用に使っている三脚 (Velbon SHERPA 250B) で、それにポラリエを載せた上にコルキットを載せて追尾することにする。ポラリエで追尾することでずいぶん楽になる。カメラ用の雲台で望遠鏡を対象に向けるのはちょっと苦労するが、追尾なしだとズレたら毎度同じ苦労をしないといけない。追尾があれば、一度苦労するだけで、しばらくは合わせなおさなくても大丈夫だ。

これまでカメラをポラリエに載せるには、たまたま手元にあった古いバル自由雲台を使っていた。よくポラリエとセツト販売もされているものなのでまあ悪くないとは思っていたが、ある程度広角のカメラでの撮影ではさほど気にならなかったが、望遠でとなると、固定するためのレバーを締めるときに最後に少し動いてしまって正確に対象に向けて固定できない。また、細かい向きの調整も、古いせいか動きがあまりなめらかでなく、ほんの僅かだけ向きをずらすというのがなかなか難しい。

バル自由雲台

そこで別の雲台を試してみる。まずは、コルキットと一緒に提供されたBaby SLIKの雲台。意外にもつくりはちゃんとしていて、三脚から雲台部分だけ取り外して使えるようになっている。また、パン棒式ではなくツマミを回して締めるようになっているが、珍しいことに、2軸を別々に締め付けるようになっている。少しだけ合わせ直すときに、自由雲台だと緩めるとまさに自由に動いてしまうので方向を見失ってしまいがちだが、1軸ずつならば合わせやすいのではないか。それに、ポラリエに載せたときに常に上が天の北極方向になったままになる。それから、取り付ける際にバル自由雲台では雲台ごとぐるぐる回さないといけなかったが、こちらは取り付けネジだけ別に回転して締め付けられるので楽だ。

Baby SLIKの雲台

ところが、この雲台をポラリエの雲台ベースに取り付けようとすると、水平軸のツマミがぎりぎりで雲台ベースにつかえてしまう。ツマミが雲台の底の取付面よ り少しだけ下にはみ出しているのだ。細い三脚の先に取り付ける分には問題にならないのだが、ポラリエの雲台ベースは広い面になっているのでうまくない。

カメラネジツマミ

たまたま上の写真のような部品があったので、これを間にはさんで使うとうまくいった。ツマミになっている部分の裏側にはメスのカメラネジが切ってある。オスネジの側は本来プレートをはさんで締め付けるためのものなので長くなっているが、幸いなことにBaby SLIKの雲台は奥深くまでネジが切ってあって途中で頭がつっかえることなく奥まで締め付けられた。

Baby SLIKの雲台

これでうまく雲台ベースに取り付けられた。さて、これで使ってみたが、2軸個別に合わせられるのは便利だが、やはりこの雲台も締め付ける最後で少し動いてしまって、微妙に合わせにくい。コンパクトでなかなかいいのだが。

残るはMeFOTOの三脚の雲台。ここまで出てきたネジは全部1/4インチのカメラネジだったが、こちらの雲台と三脚の間のネジはもうちょいしっかりした三脚に使われている3/8インチの太ネジ仕様なのでそのまま取り付けられない。そこで、ネジアダプタを購入してネジサイズを変換することにする。ジッツォ製品初購入である。

ネジアダプタ

これを三脚から外したMeFOTOの自由雲台のネジ穴に埋め込むように取り付けると、1/4のポラリエの雲台ベースに取り付けられるようになる。

MeFOTO Q2雲台ネジアダプタ取り付け後

この自由雲台だと、フリクションの度合いを調節したまま緩めたり締めたりできるし、水平回転だけ別ツマミでできたりするので方向の調整はやりやすい。とはいっても、やはり締め付けると少しズレてしまう現象は起きる。雲台の先はクイックリリースプレートになっているので望遠鏡の取り付けはしやすい。ということで、現状こんなところに落ち着いている。

ポラリエ+Q2雲台+コルキット

難点は、MeFOTOの三脚を本来の三脚として使う時と、雲台だけこうやって使うときとで、小さなネジアダプタを付けたり外したしないといけないこと。これがちょっと面倒だ。

固定の締め付け時に向きがズレてしまう問題は、もっと高級な自由雲台ならないのだろうか? そうでなければ、微動雲台を使って、固定してから微動で調整するしか無いかと思っている。微動雲台を使えば、固定後に少しずつズレてきてもその分だけ少しずつ微妙に修正できるので便利だ。コルキットではビクセンの微動雲台を使っている人も多く、微動雲台の中では安価ながらもしっかりしていそうでいいのだが、可動範囲が±10° しかないので通常の雲台と併用しなければならなくて、ずいぶん背が高くなってしまう。微動雲台は他にも色々あるので、考え中である。

 

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