テレスコ工作工房 TK-ALZM2

以前、Power Shot S120用お気軽撮影ズームアイピースアダプタを購入したテレスコ工作工房から、 微動雲台 TK-ALZM2-BRを購入した。

コルキットを使っていると、21倍や35倍と、それほど高い倍率ではないとはいえ、一般的な双眼鏡よりは結構倍率があるので、普通の三脚の雲台では細かい向きの調節がやりにくい。USBカメラを装着して見る場合には視野がもっと狭くなるので、もっとやりにくくなる。そこで、対象にきっちり向けるために、微動雲台が欲しくなる。コルキットのオプションとして取り上げられているビクセンの微動雲台や、ガイド鏡を望遠鏡に同架する際に使うための協栄産業の低重心ガイドマウントなども候補だったが、いずれも本当に微動の機能だけで、好きな方向に向けるためには普通の雲台と組み合わせて使わなくてはならない。一方、このTK-ALZM2は、もともとポラリエの極軸合わせを精密に行うためのものながら、粗動ではあらゆる方向に向けられるので、これひとつで事足りる。本来の用途としても前から欲しいなと思いながら、価格もまあいい値段するので、どうしたものかと思っていたが、これを機会に買ってみることにした。もちろん、最初からコルキットのために買うとしたらあまりにも不相応だが。

実際にこの微動雲台を使ってコルキットの架台を組み上げた状態がこちら。

KOL-Kit on TK-ALZM2

コルキットの架台としては、もうこれで完璧といえる。きちんとした赤道儀になっているし、粗動の動きも極めてスムースなので導入も非常にやりやすく、そして微動で対象をきっちり視野中央に持ってくるのも、非常に快適に行える。

と、まず本来の使い方でない方から入ったが、この微動雲台本来の使い方がこちら。

TK-ALZM2

ポラリエの下側に付けて、極軸合わせに使う。このときは、ポラリエ本体の覗き穴を使うのではなく、極軸望遠鏡をセットして、レチクルに北極星をきっちり合わせる。

そこまでして正確に極軸を合わせても、極軸合わせをするのは雲台ベースを取り外した状態なので、ここで極軸望遠鏡を引き抜いて、カメラのついた雲台ベースを載せると、重量バランスのために多少狂ってしまうかもしれない。そこで本来は、更に極軸望遠鏡を装着したまま使用できるポラリエ雲台ベースPCB-EQ2の使用が想定されているが、とりあえず今のところ極軸合わせ後に極望をはずして雲台ベース取り付けでやってみる。

実査に極軸合わせをやってみたが、極軸望遠鏡の視野照明に、横着して以前に書いたような小型ライトを貼り付けるのをやらずに、対物側から手持ちのライトで軽く照らしながらやろうと思ったら、この微動はネジの押し引きをペアで行うタイプなので、片手でライトを持っているために両手で同時にネジを回すことができずにちょっと不便だった。やはり横着せずに視野照明ライトを付けてやらないといけないようだ。それもあって、テレスコ工作工房では視野照明付きの極軸望遠鏡も用意している。

広告
  1. ラブジョイ彗星 C/2014 Q2 (その3) ― フラットエイド | 世事不可强求
  2. 見えない天体にカメラを向ける | 世事不可强求

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。