nexus 7で電子書籍

自動導入望遠鏡のワイヤレス・コントローラとして使うために購入したAndroidタブレットのnexus 7。これまでタブレット機もなんとなくあるといいけどどうしてもってわけでもないしなぁ、と思っていたのが、特定の目的があるとそんなもやもや感なく、すぐに購入に至った。私にとっての個人的ないわゆるキラーコンテンツといったところか。

まあ、それで買ってしまったら、逆に望遠鏡だけに始終使っているわけではないので、他にも使える汎用な機械なのだから、もやもやの中で使ってみたらいいかなぁと思っていた電子書籍や、写真や動画のビューアとしての用途にも活用しないともったいない。

そんなわけで、電子書籍をちょっと試してみている。まあ、世間では今さら電子書籍が珍しいわけでもないだろうが、自分としてはiPhoneの小さな画面で多少試した以外はほぼ初経験なので、自分としての感想などを。電子書籍初心者のタワ言と思って読んでいただければいい。色々プラットフォームもあるので、あれやこれやちょこちょこと試しているが、これまでに試したのはこのあたり。

  • Adobe Reader
  • Amazon Kindle
  • Google Playブックス
  • Perfect Viewer
  • Sidebooks

Adobe Reader

最初に試したのは既存のPDFファイルをそのまま読むためにAdobe Reader。パソコンにあるPDFファイルを、nexus 7をUSBケーブルで接続すればUSBメモリに見えるので、内部ストレージのフォルダにコピーしておくだけで読める。

といっても、普通の書籍のPDFファイルが手元にあるわけではないので、試しに、EOS 60Dの取扱説明書とかを入れてみた。これはもともと判型の小さな冊子なので、iPhoneでも見られないことはないので入れていたが、こちらの画面だと実物より大きく見えて、とても見やすい。

もうひとつは、以前フリーでダウンロードできるようになったというので落としてあった「宇宙へのパスポート」という書籍。落としたはいいが、これはA5判の本なので、iPhoneで見るにはとても大きすぎるし、パソコンの前に座って本を一冊読むというのもつらいので、いわば積ん読状態になっていたもの。nexus 7なら画面はiPhoneよりはずっと大きいものの、やはりまだ足りない。そのまま表示すると文字が細かすぎてとても読みづらいレベル。ただし、2段組みになってるので、画面を横位置にして、横幅いっぱいに表示させるとちょうど1段分表示できて、ページめくりが面倒だが、まあなんとか読める感じにはなった。

あとは、PDFだからといって、A4サイズのビジネス文書的なものも、更に表示時の縮小の度合いが高まるのでつらそうだが、元の文字の大きさが書籍よりも大きめならば、そこそこ読めるかもしれない。

Amazon Kindle

次に試したのがAmazonのAndroid用のKindleリーダー。普段そんなにコミックは読まないが、たまたまちょっと話題にのぼっていて読んでみたいと思っていた「なつのロケット」を購入して読んでみた。普通に本を通販で買うAmazonのIDを使えばいいので購入の手続きなどは何の問題もなかった。

実際にコミックを表示させてみると、これも結構縮小されて表示されてる感がある。このコミック本の判型がほぼA5に近いからだというのもあるが、そもそもコミック本というのがB5サイズのマンガ雑誌を縮小しておさめたものだから、それがさらに縮小されることになり、文字がちょっと読みづらくなるが、まあなんとか許容できるくらい。

音量ボタンでページ送りができると聞いたが、その設定のメニューがわかりにくい。アカウントの情報の中にまぎれている。

Google Playブックス

Androidに最初から入っているGooglePlayストアで買える書籍。こちらでは最初に文字だけの小説を買ってみた。電子書籍で作家デビューをした藤井太洋の本をこれまで紙の本で2冊読んでいたが、せっかくなのでこの作家の作品を電子書籍で読んでみることにした。「UNDERGROUND MARKET」。いきなり最初の数頁が真っ白なので何かおかしいのかと思ってしまったが、頁を送ると3頁目にやっと目次が出てきた。

小説だと画面は文庫本のサイズくらいなのでちょうどいい。しかもテキストの電子書籍だと文字サイズは自由に設定できるので、標準より一段大きくして116%表示にすると私にはいい感じだった。まあ普通に本を読んでいる感覚で読める。

このリーダーも頁送りが音量ボタンに割り当てられる。

この後、Kindleでも文字だけの小説を試してみたが、コミックのときは気付かなかったが、フォントが最初Droid Serifしかなくて、縦書なのに音引きが横のままで表示されて、なんだこれは、と思ったが、アプリ内でフォントをダウンロードすると、明朝とゴシックが選べるようになって、音引きの向きも正しくなった (Droid Serifでも)。Kindleでも文字の大きさを1段階大きくすると私にはいい感じだったが、デフォルトから何段階大きく/小さくしたのかの表示がないので、サイズを決めるのにちょっとわかりづらい。

Perfect Viewer

Adebe Reader以外に、PDFでできた電子書籍を電子書籍として読むためのリーダーとして、ざっと見たところ一番おすすめだったのが、Perfect Viewerというものだったが、私の端末では、Playストアでどうしてもうまくダウンロードできなかった。もともとは画像ファイルのセットでできたコミックを読むためのリーダーで、それにPDFプラグインを加えて使うものなのだが、その本体の方が、そもそも検索しても出てこない。寄付のためのエントリーと、PDFプラグインしか出てこず。そこから関連で探すと出てくるものの、インストールのボタンをタップしても「認証が必要です。Googleアカウントにログインしてください。」とエラーが出て進まない。

パソコンのブラウザからPlayストアにアクセスして見てみると、どうも私のデバイス (nexus 7) に対応していないと表示され、そのためにはじかれている様子。一体どういうことだろう? nexus 7上で出るエラーメッセージも見当違いのことを言っているようだし。

Sidebooks

Perfect Viewerがダメなので、他のものをと試したのがこのSidebooks。こちらでも「宇宙へのパスポートを」表示してみると、こちらは横位置にしたときに、頁内を上下に進むのも、頁をめくるのも、同じように音量ボタンを押すと順番に進められて便利だ。上下移動はきっちり段組に合わせて移動するわけではないが、上下位置を少しだけ修正するだけでいいので楽だ。Adobe Readerよりは便利に使える。頁をめくるたびにズームし直さなくてもいいし。ただし、音量ボタンで頁の進む方向が先の2つとは逆。

まあ、いずれにせよ、普通にこの画面サイズで読むPDFの書籍を持ってないので、Adobe ReaderにしてもSidebooksにしてもあまりよく評価は下せない。

と、まあ現状こんなところ。

通勤電車の中でnexus 7を使って本を読むのは、文庫本を読むよりは少し条件がきつい感じ。多少なら混雑した車内で何もないところで片手にはカバンを持った状態で立ったままでも文庫本は読めなくないが、nexus 7だと、最低、座席の正面でカバンは網棚に載せて、片手はつり革でならnexus 7を片手で持って読んでもよさそう。あるいは座席に座っていれば余裕。まあ、ハードカバー本を電車内で読むくらいの感じか。座席に座って両手が使えれば、本体を支えるのも音量ボタンに中指がさわるように両側から指で掴むようにせず、下から支えながら端を親指で上から押さえるくらいの持ち方でよくて楽になる。両側から掴む持ち方を長く続けると、親指の付け根あたりが痛くなりそうだ。

電子書籍リーダーには電子インクでないとという向きもあるかと思うが、別に書籍に相当するものを見るときだけパッシブな画面でないといけないということもなくて、普段から年中発光画面を眺めているので、特に目が疲れるとかそういうことは気にならない。むしろ、電子インク画面では、頁の書き換え時に一瞬全画面が白黒反転するのが私にはとても不愉快で、見た目それを軽減する工夫はいくらかはされているもののとても完全とはいえず、あれが全くなくなるデバイスができてこないと電子インクの画面で本を読み続けたりはしたくない。

あと、重さ的には、ケース込みで約400 g。文庫本くらいとまでは行かないものの、A5サイズの一般的な厚さの本と同じ程度なので、カバンに入れておくのにそれほど負担にはならないと感じる。

読みたい本が電子書籍であれば、これからは紙の本の代わりにnexus 7をカバンに入れて電車に乗るというのは全然問題なさそうだ。

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