パラオの星空

今回のパラオはメインはダイビング旅行ながら、星の方もそれなりに楽しめた。南の島に行っても、案外雲が出ていて星空が見られなかったりするものだが、今回は多少雲はあったものの結構晴れていた夜が多かった。 ダイビング機材があって荷物になるので、星用の機材は、大きいカメラは持って行かずにPowerShot S120に、小さい伸縮式の三脚。それと眼視用に双眼鏡だけ。 初日のダイビング後ホテルに戻ると、窓から日没の太陽は地平線近くの雲で見られなかったものの、きれいな薄明光線が金星とともに見られた。

薄明光線
薄明光線と金星 2015/05/13 18:31 Canon PowerShot S120, 7.48mm F2.8, ISO400, 1/40sec

食事に行って帰ってきた後、南十字星が見えているので撮影しにカメラを持ってホテルの表に出るが、ホテル前はあまりに明るい。街はほとんど中央の1本のメインストリート沿いにあるだけで、メインストリートから直角に入っていく道を進むと人気はなくなるが、案外外灯が明るくてうまく星を撮れない。宿泊していたココロホテルから、道路をはさんで反対側の道の奥が暗くなってそうなので、そちらまで行って色々撮影してみた中で、一番よかったのがこちら。

電柱と南十字
電柱と南十字 2015/05/13 22:02 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO1600, 8sec

暗がりになっている感じがしたが、写真に撮ってみるとそれでも結構道路からの車の明かりに照らされて電柱や植物はずいぶん明るく写っているものの、星空も結構よく写っているので割りといい感じになった。画面ほぼ真ん中が南十字。電柱の隙間とすぐ脇に見えている明るい2つの星がケンタウルス座αとβ。南十字の2つとあわせて1等星が4つも狭い範囲にかたまっている。日本からは見えないのであまり認識がなかったが、このケンタウルス座やおおかみ座の付近は他にも明るい星が多くてかなりにぎやかである。 ホテルの前に戻ってみると、周囲は明るいながらも南十字はしっかり見えているので、一応ここでも撮影。

ココロホテル前での南十字
ココロホテル前での南十字 2015/05/13 22:10 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO1600, 2sec

翌日は、日没はホテルの窓からだと電線がかぶるので、後で暗くなってから撮る場所の下見も兼ねてTドックという、島から北側に突き出た突堤に向かう途中の西が開けた橋の上で。やはり水平線には雲があって沈む太陽は見られなかった。

夕暮れと金星
夕暮れと金星 2015/05/14 18:31 Canon PowerShot S120, 5.2mm F2.5, ISO320, 1/60sec

一旦、夕食に街なかに戻った後、暗くなってからまたTドックに向かい、同じ橋のところから、西の空を。低くなった金星が水面に映っている。外灯が手前の樹木と、浅瀬の底を照らしている。向こうに見える島の明かりはかなり明るい。

水面に映る金星など
水面に映る金星など 2015/05/14 20:46 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO800, 15sec

そして突堤に向かうと、船が停泊していた。ちょうど真上に日本で見るより低い位置の北斗七星が見えていていい構図だが、白い船があまりに明るいので、星との明るさのバランスが難しい。

北斗七星と船
北斗七星と船 2015/05/14 20:52 Canon PowerShot S120, 5.2mm F2.5, ISO800, 15sec

突堤の先端までいくと、船が西方向を邪魔しているのは別として、かなり周囲がぐるりと開けていてる。赤道付近といえども北半球なので、天の南極は見えないが、日本ではお目にかかれないきつい同心円状の軌跡写真をS120の星空モードで撮影。もう少し長時間の軌跡を撮影するつもりだったが、この場所は住民たちの憩いの場というか溜まり場というかそういうものになっているようで、軌跡撮影中に、近くでずっとだべっていた若者たちが、帰るのに車を出してヘッドライトで照らされそうになったので、そこであわてて中断。20分ほどの軌跡になった。右端の方に南十字、左側に日本では見られないほど立った状態のさそり座がよくわかる。

南天ぐるぐる
南天ぐるぐる 2015/05/14 21:30 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO400, 30sec for 20min, 星空軌跡モード, Photoshop 7.0

その後たまたま入れ替わりで来た別の車と、椰子の木を入れて。ど真ん中に立ったさそり。すぐそばに1本明るい外灯があるので、地上風景はちょっとそれに照らされ過ぎ。

椰子の木と車とさそり
椰子の木と車とさそり 2015/05/14 21:39 Canon PowerShot S120, 5.2mm F2.5, ISO1600, 15sec

北側は突堤の先端が向いている方向なので、はるか向こうのバベルダオブ島の一部の島影と明かりが少し見えるだけで、完全に開けている。むしろ、島影のおかげで水平線がどこかよくわかる。手前の浅瀬はやはり外灯の光で照らされて底が見えている。ここはやはり、北緯7°にあることがわかりやすい、天の北極中心の軌跡写真。ところが、この方向は、バベルダオブ島にある空港に飛行機が侵入する経路なので、軌跡撮影中に2回飛行機に邪魔され、3回目でやっと30分間の軌跡を撮影することができた。カメラ内部で合成してくれるのは簡単でいいが、こういうときに、後で飛行機だけ消すとかできないのでちょっと困る。

北天ぐるぐる
北天ぐるぐる 2015/05/14 22:43 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO400, 30sec for 30min, 星空軌跡モード, PhotoShop 7.0

最後にもう一度南を向いて、天の川が写るように撮ってみる。日本で光害のない環境にいいところに行って撮るよりは環境は悪いが、まあ天の川もそこそこには写る。レタッチしてよく見えるようにしたのがこちら。

銀河中心方向
銀河中心方向 2015/05/13 22:53 Canon PowerShot S120, 5.2mm F1.8, ISO1600, 15sec, PhotoShop 7.0

撮影風景はこんな感じ。

撮影風景 @Tドック

広告
  1. コメントする

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。