NexStar SE の時刻設定

先日、昼間に金星を撮影したのに気をよくして、また昼間に太陽に近い細い月を撮ってみようかと、昼間に太陽を基準にNexStar SEのアライメントをとって月に向けてみようと思ったが、太陽系天体でのアライメントの候補に太陽が出てこず、それどころかその付近にいるはずの惑星や月も出てこず、“There are no objects available in the alignment zone at this time.” とメッセージが出て、ハタと困ってしまった。後になってその理由が判明したので、記録のためにここに書いておく。

経緯台の場合、天頂は特異点となるせいか、あまり天頂に近い天体は基準星として使えないのは、ベガが天頂近くにいるときに基準星にしようとして出てこないので気付いていたが、いくら太陽が南中近くても、そこまで天頂に近くはならないはずだし、他の天体にはもっと高度の低いものもあったのに全然出てこないのはおかしい。

天体が他の位置にあるとどうだろうと、わざと実時間と違う時刻を入力してやってみると、うまくいく。試しているうちに気づいた。時刻が12時台だといけなかったのだ。このときは太陽と月を指定するだけなので、わざわざタブレット端末を持ち出すこともないと思い、時刻入力はタブレット端末からの同期ではなく、手入力で行っていた。時刻を手入力する際には、「時」が13時以上の場合は24時間制入力なのは自明なのでそのまま次に進むが、12時以下の場合は次にAMかPMかの選択が現れる。デフォルトではAMになっているので、私はいつも24時間制で入力しているから、午前中は選択がデフォルトのままでいいし、午後は選択が現れず、更に続くいくつかの選択肢もデフォルトのままでいいものなので、いずれにせよそのまま何も考えずにENTERを押して進めばいいと考えて、そうしていた。

ところが、NexStar SEは12時に対してはPMを選択しないと、AMの選択では夜中の0時台と解釈してしまう。逆に、0時と入力してもPMを選べば昼間の12時台となる。たまたまこのところほとんどの対象の太陽系天体が太陽の近くに集まっていて、ただひとつ離れた土星も午前0時台には地平線下だったので、no objects となってしまったのだった。午前といっても未明の午前の時間帯なら何も考えずにENTERでよかったのだが、真っ昼間の12時台に行ったのは考えてみれば初めてで、そんな罠があるとは気付かなかった。今後昼間に使うときにはよく気を付けよう。

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