正立天頂プリズム購入

さて、そんなわけで自分も正立天頂プリズムが欲しくなったので購入してみることにした。前の記事で調べたのは望遠鏡にセットになって売っているものだったが、単品で売っているものにはどんなものがあるか。

ビクセンは望遠鏡に付属させてはいるが、単品ではオプションのラインナップに見当たらない。

ケンコー・トキナーは自社ブランドのスカイエクスプローラーには付属させていないが、単品で売っている! かといって正立天頂プリズムが付属しているミードのものではなさそうだ。しかも、オプション品には正立天頂プリズムだけがあって、通常の天頂プリズム/ミラーや、45°正立プリズムはないというのも妙だ。品名には「正立」と入っておらず、説明でも正立であることを特に強調するでもなく、さらっと「スリーブ径31.7mm(1.25インチ)の正立天頂プリズム」と書いてあるだけ。通常の天頂ミラーと間違えそうだが、アマゾンのコメントを見ると、間違いなく正立のようだ。

笠井トレーディングでは、安価なものデラックス版の2通り、そして2インチ版もある。更に、アミチプリズムではなく、ペンタプリズムを使ったものまである。

他にはアマゾンで見つかるWilliamOpticsのもの

こんなところか。正立天頂プリズムに用いられるダハ面のあるプリズムは、双眼鏡で使われるのに比べて高い倍率で見られることもあって、相当な精度が必要で、安物ではダメで高級品でないといけないという話もあるが、まあ知らずに覗いてみたら正立だったさほど高級品でないもののはずな正立天頂プリズムでも、さすがにぱっと見てプリズムの稜線が見えて気になるというほどのこともなかったので、最初から値の張る高級品には手を出さず、まずは笠井の安い方のものを試してみることにした。

それで購入したのが写真右側、31.7mm 90°正立プリズム ¥3,500。左側は、元々NexStar 5SEに付属してきたセレストロンの通常の天頂プリズム。外見的にはそんなに変わらない。

天頂プリズム

早速望遠鏡で月でも見てみたいところだが、毎日天気が悪くてなかなか見られないので、まずは室内で見比べてみる。望遠鏡で倒立した像を見ているのを模して、向こうに逆さまにした文字を置いてみた。左が通常の天頂プリズム、右が正立天頂プリズム。

天頂プリズム覗き比べ

像の向きが正しくなっているのがわかる。しかし、正立プリズムは視野がずいぶん狭いのもわかる。まあ、アイピースで見られる範囲より広ければ問題ないのだが、実際どうなのかは望遠鏡にセットしてアイピースでのぞいてみないとわからない。

それで、とりあえず室内で、NexStar 5SE付属の25mmアイピースで、廊下の端を覗いてみて比べたところ、正立天頂プリズムを使った方がほんのわずかに視野が狭いようだが、これは光路長の違いでシュミカセの合焦位置がズレるせいで倍率が違ってしまうために思える。

普通に見た分にはダハプリズムの稜線が気になるとかいうことはないようなので、LEDライトを光らせたのを置いて見てみたが、やはり稜線はわからないが、ライトの光から稜線と垂直方向に光条が見える。稜線での回折によるものと思われる。ライトの光が強烈だからよく見えるのだと思うが、実際の天体の明るさではどの程度だろうか。また、全体の像の見え味が通常の天頂プリズムとどのくらい違うかも、実際の天体で比べてみたい。

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