SAMYANG 8mm 1:3.5 UMC FISH-EYE CS II

SAMYANG 8mm 1:3.5 UMC FISH-EYE CS II

前の記事に載せた写真を撮るにあたって今回購入した対角魚眼レンズ、SAMYANG 8mm 1:3.5 UMC FISH-EYE CS II。

今回の5惑星一度見はぜひ撮りたいと思っていたのだが、これまで持っていた最広角のレンズでも一度に画角にはおさまらない。実はキットレンズの最広角よりも広い画角で撮りたくてそのレンズを購入した際にも、超広角のレンズとして対角魚眼も少し考えてはいたのだが、魚眼というのは地平線や人工物の直線がことごとく曲がって写り、非常に特殊な写真という印象が強く出てしまうので、やはり普段から使うのには使いにくいと思い、まずは普通の超広角レンズにしたのだった。しかし今回はとにかく広い画角で空の半分を画面におさめないといけないことから、魚眼の出番である。

魚眼を使わずに狭い画角で複数枚撮ってステッチするという方法もあるが、やはり一度に見られるというのを表現するのには一度で撮りたい。魚眼といえば、つい先日購入したTHETA Sもあって、もちろんこれなら全天一度に撮れて、星もちゃんと写るには写るのだが、やはり画質を考えると一眼レフで撮る写真とは相当違いがある。もちろんTHETA Sでも撮ってはおくのだが。

そんなわけで、今回は魚眼レンズを買ってでも撮ろうという気になっての購入である。魚眼レンズにも色々あるが、もともと対角魚眼を買うとしたらこれと思っていたので、あまり悩まずに購入した。韓国製のレンズで、電子接点がついていなくてオートフォーカスや絞り制御などがなく、マニュアル操作のみという仕様だが、お値段はかなりお手頃なのが魅力で、使っている人も多い。どうせ天体を撮る際にはマニュアルで使うのであまりデメリットはない。絞り値がEXIFに記録されないくらいか。

各社のマウント仕様のものが出ているが、レンズの光学系自体は同じなので、キヤノンのAPC-Cサイズセンサ機の場合は他社のものよりわずかに小さいことから、対角線の画角が180°とはならず、少し写る範囲が狭くなるが、これは致し方ない。まあ、今回の用途としては問題ない。

型番の最後にIIがついいるが、旧機種からの主な改良点は、フードが取り外し可能になったこと。APS-Cセンサで対角魚眼ということは、フルサイズ機で使えばほぼ円周魚眼に近い画像が撮れるということで、仕様外の周辺画質の悪化もそれほどなくていいらしいが、旧機種ではフードを取り外すことができなかったためにフードが画面内に写り込んでしまうので、フードを削り落として使っていた人もいたようだ。それがフードを取り外すだけどよくなったということ。フルサイズセンサ機は持っていないので、これは今のところはあまり関係ない話だが。

さて、実際に使ってみると、どこかのレビュー記事で読んでいたので納得の上だが、開放絞りのF3.5では、とても使い物にならないくらい星の像がにじんでしまう。絞りリングを1クリック絞ってF5.6にするとにじみはなくなるので、もっぱらF5.6で使うことになりそうだ。F5.6以上は1/2段ごとにクリックがあるのだが、なぜかF3.5からF5.6は一気である。もう少し開いても大丈夫なのかもしれないが、そこまで細かく試していない。一方、絞っていると、星よりも明るい街灯などや、今回では明るい月なども含めて、絞りの回折による光条が結構強く出る。これはまあこれで味として受け入れるしかないだろう。

このレンズを購入したおかげで今回の5惑星+月は、まあ自分としては満足の行くように撮れた。先に書いたように、なかなか普段使いには難しいところがあるので、普通の超広角レンズに比べたら出番は少ないだろうが、またうまく役立てられそうな機会をみて活用していきたい。

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