一陸技受験

一陸技

一陸技の試験を受けてきた。なじみのない人には「一陸技」って何? って感じだが、第一級陸上無線技術士という無線従事者の資格の略称。会社で、資格をとると報奨金が出るというので、無線従事者はアマチュアの一級を持っているので多少は馴染みがあるし、ちょっとやってみるかと、思い立ったのが5月の頭くらいで、試験は7月上旬。一陸技は無線従事者の資格のうち技術操作に関しては最上級の資格なのでちょっと難しい。無線工学の基礎、無線工学A、無線工学B、法規の4科目あって、2ヶ月で全部勉強するのはちょっと大変そう。科目合格すれば3年間有効で、試験は年2回あるので、2回受験して半分ずつ合格する作戦にした。受験日が、基礎と法規、AとBの日程で行われるので、片方の日に行かなくてもいいように、まずは基礎と法規を勉強することにした。

王道として過去問集を買ってきてやるわけで、情報通信振興会から「無線従事者国家試験問題解答集 第一級陸上無線技術士」という10回分問題が掲載されたものが出ているが、それより掲載問題数が少し少ないが、解説が詳しく書いてある「第一級陸上無線技術士試験 吉川先生の過去問解答・解説集」というのがあったので、まずはそちらを買ってきた。これの基礎と法規のところだけを通勤の電車の中で毎日少しずつ。電車の中なので細かい数式の導出とかはできないが、まあ頭の中で考えられる範囲のものだけやって、あとは解説を見ておく感じ。

無線工学の基礎は、問題文が理論の導出過程になっていて、その途中を埋めるといったものが結構あって、過去問をやっていると理論がわかってありがたかったり。穴埋めの組合せを選択肢から選ぶ問題では、元の公式とかを知らなくても、途中の式の辻褄があっているかどうかで正解かどうかが判断できてしまったりするのも多い。

法規の方は、結構アマチュアのときに覚えたものが役立っている気がする。繰り返し問題が多いので、過去問やっているだけでかなり覚えてしまう。

吉川先生の過去問集を終わった後、いちおう教科書的なもので理屈も押さえておこうと、やさしく学ぶシリーズ「第一級陸上無線技術士試験 やさしく学ぶ 無線工学の基礎」と「第一級陸上無線技術士試験 やさしく学ぶ 法規」を買ってきて、こちらは解説は電車の中で、例題は自宅できちんとノートで答えを書いて、できなかったものは後で復習もできるように。まあ、法規の方は問題に出てくる条文が書いてあるだけのようなものなので、あまり必要なかったかもしれない。役立ったのは、電波形式の記号がまとめてある表くらいか。このへんで、法規はもうだいたい8割方できるようになっていた。

残り勉強期間も少なくなってきたが、吉川先生の過去問集に掲載されているより前の期間の分が掲載されている情報通信振興会の過去問集を古本で買ってきて、今度は1回分ごときっちり時間を決めて模擬試験のようにやって、何点とれるか確かめながらやることにした。法規の方はもうだいたい大丈夫そうだったので、2回分やっただけ。無線工学の基礎の方も、掲載分全部やる時間はなかったが、できるだけやって、まあだいたい合格点には入っている感じだった。

試験は平日で、会社は有給休暇を取って受験するので、勉強していない方の無線工学A、Bは、まるで合格の見込みがなければ最初から捨てて受験に行かないことにしようかとも思っていたが、何の勉強もしていない状態でいちおう過去問を1回分ずつやってみたら、なんとか合格点に入っていた。結構日頃の常識として知っている知識で答えられる内容が多いからか。勉強していなくても受かるかもしれないなら、受けた見た方がいいと考えて、両日とも休暇を取って受験することにした。

さて、受験当日。無線工学の基礎は過去問をやっていたときよりは手強い感じがした。わからなさそうな問題も試験時間いっぱい粘って答えを埋めてきた。一方、法規はもともと問題数が少なく試験時間も短いが、それでもずっと早くにできてしまい、わからない問題はいくら考えてもわかるものでもないので、とっとと途中退出してきた。

翌日の無線工学A、Bだが、二兎を追って失敗してもいけないので、少なくとも片方を確実にして、残りは運がよけれぱ、ということにして、試しにやった問題で点数がよかったAの方を、吉川先生の過去問から2回分やり、間違った問題を復習。

実際にAを受けてみると、基礎ほど計算問題がないので、完全にわからない問題をのぞいては結構早くひととおり回答できてしまった。直前にやった2回分の過去問で見た問題もいくつも出ていてラッキー。どうしてもわからない問題は仕方ないので適当に答えて、1時間くらい早く退出してきた。

早目に昼食を取って、午後のBの試験のはじまるまでに、過去問を少しみておく。1回分もできなかったが、それでも直前に見た問題が出題されていて、これまたラッキーな感じ。とはいえ、わからない問題も多かったが、こちらはとにかく時間いっぱいがんばって答えてきた。

正式な問題と解答は来週に日本無線協会のwebサイトで発表されるが、2ちゃんねるで答え合わせ情報が出ていたので、それを元に採点してみると、いちばん勉強しなかった無線工学Bも含めて合格点に入っているようである。

もちろん最終的には正式の合否通知を待たなければいけないが、マークミスとかそういったことがなければ、当初の2回受験計画にもかかわらず、1発合格できてしまいそうな期待がもてる。結果発表を楽しみにしたい。

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