2005年1月 のアーカイブ

21年前の乾電池

小型船舶の試験の内容にチャートワーク (海図での作業) がある。映画なんかで、時々目にする、大きなテーブルに海図ひろげて、またおっきな定規とコンパスやなんかで航路を書き込んだりするやつ。もちろん、もっと小さな紙でやるのだが。で、そのための三角定規とコンパスやなんかのセットが教材についてたのは前に書いたとおりなのだが、試験には”B”の鉛筆を用意せよと書いてある。要はチャートワークにはちょっと柔らか目の鉛筆かよろしいということなのだろう。まあそのとおりにしなくても線が引ければいいんだろうけど、練習問題もたくさんあって、同じ海図で何度も練習するから、確かに柔らかい鉛筆にしておいた方がいい。

ということで、Bの鉛筆を買ってきた。ところが今時の日常生活で鉛筆なんか使わないもんだから、自分が小学生の頃のように自分の学習机に必ず電動鉛筆削りが置いてあるなんてわけではない。もともとあった鉛筆を少し先を削りなおすくらいなら (たまにマークシート試験の際の予備用にとか)、だいたいカッターナイフで、それこそ電動鉛筆削りよりももっと前時代的にやってしまっているが、今回新品から削るので、電動削り器にお世話になった方が楽かなと、大昔使っていた乾電池式の電動鉛筆削りを掘り出してきた。もう普段はシャープペンシルを使うようになってはいたが、やっぱりまだ鉛筆をたまに削ることもあるしな、という時代に持っていたやつだ。

ところが、さすがに長年使っていなかっただけあって、鉛筆を突っ込んでみても回らない。電池ボックスの蓋を開けてみると、まあびっくりするほどではないが、少し液漏れして一部、粉が固まっている。電池をはずしてみると、1984-04と書いてある。20年以上も前の電池だ。それにしては、たいした被害ではない。電池をはずして電極をすこしきれいにしたら、そのまま使えそうだ。

しかし、代わりの電池を入れてみても、やはり動かない。やっぱりダメかと、一度あきらめたが、やっぱりちょっとそのまま捨てるのももったいないので、分解してみることにする。それほど複雑な構造ではなくて、例のらせん状の刃がついたユニットが、ごろりとはずせる。どうも、回転軸の油が固まって動かなくなっていたのかもしれないが、手でぐいっと回してやると、最初固かったのが回るようになった。それでもう一度組み立てて電池を入れて新品の鉛筆をつっこんでみると、めでたくちゃんと鉛筆が削れていく。

というわけで、鉛筆削り器復活の巻であった。

まあしかし、20年前には乾電池もそれなりに進歩していたということだ。20年前の時点でそのときに20年間機械に入れっぱなしだった乾電池があったら、それはもう大変な状態になっていたと思う。

カテゴリは、エレクトロニクスというほどのものではないが、まあ今後のことを考えてこういうカテゴリに。

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資格

この前、資格マニア的云々と書いたので、持っている資格をいちど書き出してみよう。いままで、まとめてみたことなんかなかったので。いちおう取得順。

  • 第1級アマチュア無線技士
  • 普通運転免許
  • ハングフライヤーA級
  • 第1種情報処理技術者
  • FCC Amateur Radio Licence, Advanced Class
  • PADI Advanced Open Water Diver
  • けん玉道7級
  • 中国語検定3級

んー、こんだけか。PADIのダイビング関係は、他に細かいスペシャルティーのがあるけど省略。

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Webサイトのアイコン

最近、常用のwebブラウザをFirefoxにしてから、ブックマークの項目名やアドレスバーの頭についているアイコンが、サイト独自のものがついているのがたくさん目に付くのに気づいた。 faviconというらしい。

付け方は簡単で、HTMLファイルの<head>と</head>の間に、

<link rel="shortcut icon" href="アイコンファイル名">

と入れておけばいいらしい。

で、早速自分のホームページで試して見ると、Firefoxではうまく表示されたが、Internet Explorer では表示されない。どうも、Firefoxでは、いろんな画像形式でもよくて、ファイル名も好きでよいようだが、IEでは、ファイル名が favicon.icoでないといけないらしく、ファイル形式も.icoでないといけない。それも、Windows上では32×32ドットの.bmpファイルを単に.icoにリネームしてもアイコンファイルとして通用するが、ここでは、アイコン専用のファイル形式でないといけないらしい。ツールの持ち合わせがなかったので、オンラインでアイコン形式に変換してくれるサイト

http://www.chami.com/html-kit/services/favicon/

でつくってみると、いちおう表示されるものができたが、どうも透過の設定とかがうまくいかなかったようだった。で、「@icon変換」

http://towofu.s5.xrea.com/soft/aicon.htm

というツールを使えばうまくできそうなので、後で試してみる予定。

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中国滞在日数

記録のために、一昨年から昨年にかけての中国滞在日数をまとめておく。

2003/08/21-09/13 北京 23泊
2003/10/18-11/15 北京 27泊、广州 1泊
2004/03/15-03/20 北京 5泊
2004/04/12-04/28 北京 12泊、上海 4泊
2004/06/13-06/26 苏州 12泊、上海 1泊

北京 67泊
广州 1泊
上海 5泊
苏州 12泊
———
合計 85泊

今日の書き込みはこれだけ。

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小型船舶操縦士免許(その2)

多少カテゴリのバリエーションは出したので、前の話題の続きに戻ろう。何か新しいことをはじめるときは、まずは関連情報の入手から。いまどきはwebでいろんな情報が入手できるが、やはりある程度まとまったことの書いてある本を探して手に入れるところからはじめるのは有用である。Amazon.co.jp舵社から出ている「いまから取るボート免許」というムック本を見つけて購入。これでだいたい試験や講習の内容がどんなことであるのか理解する。

免許を取るには、講習を受けてから国家試験を受験する方法と、教習所に行く方法とがある。別に国家試験を受けるのに必ず講習を受けないといけないわけではないが、学科試験は独学でもできるとしても、実技の方はそうはいかないので、まあ講習を受けることになる。講習+試験と教習所を比べると、講習+試験の方が講習日数が少し少なく、いくらか値段が安く、そのかわり試験に絶対合格する保証はない。でも何日か学科講習と実技講習を受けるという意味では2つの方法にたいして違いはないようにも思う。結局最初に縁のあったヤマハの講習に申し込むことにした。

さて、どの級を受けるか。一昨年の級の再編と昨年の5トン限定廃止で、もはや選択肢は2級をとるか1級を取るかだけになっている。もっともジェットスキーをするには別の特殊小型が必要だが。で、1級と2級の差は、学科が少し追加になるだけ。たとえば、既に旧4級を持っていた人が自動的に新2級相当で5トン限定もなくなっている状態から新1級にステップアップしようと思ったら、その差分の学科を受験すればいいだけで、それなら講習も受けなくて独学でなんとかなりそうである。新しく取る場合も、講習つきで受けるのは2級にしておいて、あとで1級を受け直すという方法もあるが、2度手間でもあるし、2回受験すると受験料も余計にかかるしで、それならまあまとめてやっちゃえということで、1級の講習に申し込んだ。

ということで、講習に申し込んで、代金を振り込んで、教材が送られてきた。教材にはテキストや問題集の他に、ロープワーク練習用のロープや、チャートワーク用のコンパス、ディバイダ、三角定規もついている。そんなわけで、ただいまテキストを通勤電車の中で予習中。

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水泳

今日は水泳に行ってきた。そんなに特別なわけではなくて、基本的に週に2回行っているのだが。

3年ほど前に会社の健康診断で、ほぼずっと変化のなかった体重が急に増えたことがきっかけで、それまでから定期的に運動をした方がいいかなと思っていたものを、実行に移した。

家から歩いてすぐのところにスポーツジムがあるので、そこに2年半前から通っている。マシンジム等もあって全部使える一般会員もあるが、通える時間の範囲でそんなにあれもこれもできないと思ったので、プールだけの「アクア会員」として入会して、水泳だけやっている。

やるからには、三日坊主ではいけないし、そうでなくともだんだんいいかげんになってきたりするので、ここは、必ず週2回、土日のうちに1回と、平日の間に1回と強く決心した。土日は近所だしまあ休みだから、土日まるまるどこかに旅行とかででかけていなければ、まあ問題ない。それだけではせっかく高い月会費払ってるにしては運動量が少ないだろうから、平日も1日と決めたが、これは仕事がいつも帰りが遅いから、なかなか難しい。いちおう、水曜日 (と金曜日) がノー残業デーという名目になっているので (実際は最近は有名無実になっているみたいだが)、多少仕事が忙しくても健康のためにと振り切って早く帰宅するようにして、行っている。とはいっても、やはり事情が許さないこともあるので、なかなか完全に週2回がずっと達成されているわけではないが。

運動量も決めておかないとということで、25mプールをいつも15往復することにしている。合計750m。たいしたことないといえばたいしたことないが。最初は12往復にしていて、それでもぜいぜい言っていた。しばらくして慣れてきてから15往復に増やして今に至る。平泳ぎの方が得意なので、平泳ぎ3対クロール1の割合。

体重を気にしてはじめたもので、毎回あがった後に体重計に乗って、全部記録している。結果、最初の1年間くらいで、もとの体重より少し少ない目くらいに戻り、その後多少増減はしてるもののだいたい安定を保っている。体重を気にしているとは言っても、もともと非常に痩せ型の体型ではあるのだが、それでもおなかだけぽっこり出たりしてみっともないのだ。一方、胸板は全然なくてあばら骨が浮き出るようである。それが、水泳を続けた結果、腕と胸は少し筋肉がついたように思う。おなかはそれほどびしっと引き締まったりはしていないのだが、それでもズボンが少しゆるくなった。

まあ、そんなわけで、今後もずっとコンスタントに続けていかなくてはというわけである。

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世事不可强求

このblogのタイトル「世事不可强求」は、「ケ・セラ・セラ」の中国語訳。

プロフィールの詳細にあるように、座右の銘は Que Cera Cera。スペイン語らしいが、英語でいうと Whatever will be, will be. ちょっとトリッキーな構文に思えるが、日本語で言えば、「なるようになる」という意味。

ヒッチコックの「知りすぎていた男」という映画で使われた歌で有名で、日本語訳の歌もあるのでこの言葉自体は結構有名と思う。

そのまま「ケ・セラ・セラ」や、Que Cera Cera だと、同じタイトルでWebサイトをつくってる人などたくさんいるので、ちょっとひねって中国語にしてみたわけ。

しかし、あなたの座右の銘はときかれたら、もっと何か立派なことを言わないといけないもんじゃないかと昔は思っていたのだが、実際は心の中ではこういう easy going な精神を持っていた。あるときテレビで宇宙飛行士の向井千秋が、自分の座右の銘がまさに、「ケ・セラ・セラ」だと言っていて、ああこういう立派と思われる人もそういううこと言っていいんだ、と思って、それ以来、自分も座右の銘というときに、こう言うことにした。

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MSN Messenger 7.0

MSN Messenger を7.0のβにしてみた。

最近、メンバリストの名前のところに(f)とか余計なことが書いてある人がいるなと思ったら、7にするとメンバリストのところでそれが絵文字になる。もともとチャットの本文では、文字を入れたら自動的に絵文字に変換されたりしたが、それと同じ方法で名前のところにもつけられるということ。

メンバリストの頭の人型のアイコンのところに、キラリと光っている印がついているのがあるので、何かと思ったら、blogとリンクしている。その人のMSN Spaces のblogに更新があると、その印がつくらしい。人型のアイコンをクリックして「連絡先カード」を開くと、blogへのリンクがある。

ついでに、よそのblogでみつけた、似顔絵作成サイト。

http://www.abi-station.com/

Messengerの画像用にちょうどいいサイズの似顔絵が作成できる。

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中国とのかかわりはじめ

今日も昨日と同じく日付が変わってからの書き込み。

昨日の話の中で少し中国語のことに触れたので、私の中国に関する話をしておこう。

つい最近までは中国に関して特に思い入れや特別な興味を持つことはなかった。2002年に成田空港の暫定第2滑走路がオープンしてから、中国便がやけに増えて、中国ツアー、テレビ番組でも中国の紹介の番組が増えたなあなどと思っていた程度。女子十二乐坊なんてのも流行りはじめていた。

そんな中で、一昨年の春、たまたま会社の仕事で中国と仕事をする仕事がまわってきた。中国に行って何週間か滞在して現地の人と一緒に仕事をすることになる。

そのぐらい滞在するのならば、言葉もいくらかは覚えた方がよかろうと、出張に先立って中国語会話の入門書を買って少し勉強をはじめた。まあ、仕事相手はみんな英語の通じる人ばかりなので、実際は中国語を習得しなければならないわけではないのだが。

で、そんなふうに仕事でかかわるまではさほど関心のなかった中国だが、実際に現地に行って毎日を過ごし、言葉も多少ながら覚えてみると、いろいろと興味もわいてくるもので。何か今まで自分の慣れ親しんだ世界とは違うものに触れた新鮮さというのか、そういった感覚もあって、知れば知るほど興味も増す。

今はその中国との仕事が一旦終わってしまったので、中国出張は途絶えているが、結局2003年の夏から2004年の夏までの間に、合計5回、各数週間ずつの中国出張に行き、北京、广州 (広州)、上海、苏州 (蘇州) を訪れた。主に滞在したのは、北京。次に長いのが苏州、あとは上海に少しと、广州に1日だけ。

中国に関するネタになる話は色々あるので、追い追い紹介していこう。

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小型船舶操縦士免許

1日1件ずつは書いていこうと思いながら、最初は夜中前に書いて、すぐ続けて日付が変わってから書いたから、次は翌日の夜に、と思っていたら、早速仕事で帰りが遅く、日付が変わってしまったので、間が1日空いてしまった。

最近、小型船舶の免許を取ろうとふと思って、免許取得の講習に申し込んで、先日テキストが送られてきたので、講習日にはまだ日があるが、予習ということで一通り読んでおこうと、今日から通勤の電車の中で読むことにした。

小型船舶を取ろうと思った動機はというと、もともとダイビングをやっていてボートに乗る機会は結構あって、まあ客として乗るので別に船の操縦のことを知っている必要は全くないのだが、まあ小さな船の上のこと、目の前で何をどうしているのかわかったり、何かの場合に手伝うことが出来たり、キャプテンに万が一のことがあった場合に他に操縦できる人がいなかったらとか、そういうことを考えて、一通りの知識を持っているといいかと思ってはいたわけで。

で、確か一昨年に小型船舶の級の編成が大きくかわるというのを機会にヤマハの広告が新聞に出てて、クイズで粗品のペーパークラフトをくれる (のはもちろんただの名目で、資料も送ってくる) のをもらった。ところがそのときは結局そのまま、積みっぱなしにしてあったのだが、最近机の上を整理していて目についた。また、去年は仕事で中国に行ったのをきっかけに中国語を勉強して、中国語検定の準4級、4級、3級と合格したものの、次の準2級にはハードルが高くてすぐには行けなさそうなところが、資格マニア的欲求が起動してしまって何か他に次の目標が欲しかったのかもしれない。

で、ちょっとネットで調べてみると、一昨年の改正に加えて更に昨年の11月に、いわゆる規制緩和的な措置でこれまでより楽に上のクラスの免許が取れるようになったということも後押しし、長年なんとなくしか思っていなかったことが、実行へと移されたのであった。

つづく

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