2007年10月 のアーカイブ

椅子の背にかけた衣服に袋をかぶせる

これは、お店によるのだろうけれど、火鍋屋なんかに行くとよく見るように思う。レストランの席に座って、上着を脱いで椅子の背にかけたりすることがあると思う。そうすると、店員がちょうど椅子の背の大きさの袋を持ってきて、上着のかかった椅子の背ごと上からすっぽりかぶせてしまう。運んでくる食べ物や、自分で食べるときのしぶきやなんかがかかって (自分で自分の椅子の背にしぶきはかけないか) 汚さないようにということかと思う。帰るときに、その袋をはがして、中の上着を着て帰る。まあそれだけのことであるが、わざわざ、上着をお預かりします、なんてこともせず、ハンガーもいらず、簡単に客の上着が汚されたというクレームを回避する方法だろうか?

広告

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ポケットティッシュ

中国関係の細かいネタは結構色々書いているので、もうあまりネタもないような気がしていたが、こちらに来てみると、ああそういえばこういうのもあるよな、というものを色々再認識させられる。今回はポケットティッシュの話。

ポケットティッシュというと、日本ではもっぱら駅前や繁華街で広告がついたものが無料で配られているのが一般的で、これはきっと他の国から日本にやってきた人が、日本ってこんな変わった風習があるんだ、などとネタにしてblogに書かれていたりするんじゃないかと思う。構造はどれもみなほとんど共通で、1枚ずつ取り出せるように重ね折になったティッシュが、透明なビニールを三つ折にした中に入れて両端が閉じてあり、ビニールが1枚の側の中央にミシン目があってそこから口をあけて中身が取り出せるようになっており、反対側は辺が塞がれていないので、片側からサイズがちょうどぴったりの、宣伝を書いたカードがそこに挟みこまれる。

一方、中国でよくみかけるポケットティッシュは、サイズは日本のものとほぼ同じだが、袋のつくりが少し違う。2つの、長辺に口の開いた袋を、その長辺の片方同士でつなげた状態になっているといえばいいか。ブックカバーを想像してもらって、表紙、裏表紙を差し込む部分が、ほぼ中央近くまで来ている状態と考えるといいか。それで、その両側のポケットに同じ量のティッシュが入っていて、それを背の部分で2つ折りにすると中身が出てこない。そんな風になっている。広告は袋そのものに印刷されていて、袋は日本のように透明ではない。

日本のようにそこらへんで配っていたりするのは見かけないが、レストランなどで紙ナプキンがわりに配られたりする。

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広州経由で東莞へ

この間の記事で、深圳への行き方を色々書いたが、自分は今回その深圳の北隣、広州と深圳の中間に位置する東莞 (东莞 dōng guǎn) に、約3ヶ月前と同様に出張に来ている。東莞といっても、広くてあちこちに町があって、私が来ているのは、市庁所在地ある東莞ではなく、常平という町である。ここには深圳と広州を結ぶ鉄道が走っていて、鉄道の駅名は、この常平にある駅が東莞という駅名である。

東莞に来る方法は、おおむね深圳の説明で書いた方法と同じ (というか、実はこの前の記事は本当は東莞への行き方の説明といった方がよかったかもしれない) なのであるが、今回はその中であまり詳しく説明しなかった、広州経由のルートでやってきたので、少し解説を加えておきたい。広州の空港は、新白雲空港といって、2004年に移転したばかりである。旧空港にはたまたま以前一度だけ来たことがある。広州の市街中心地のすぐ近くにあったのだが、ターミナルを出たところは日本で言えば地方都市の古い鉄道の駅を思わせるような風情であった。それに比べると、新しい空港はずいぶん広くて立派になったが、市街からかなり離れた場所になってしまった。東莞から見ると、ちょうど広州のもっと向こう側に逃げられた感じである。

さて、広州新白雲空港から常平に行くにはどうしたらいか。広州=深圳間の鉄道には、CRHというかなり立派な特急電車が走っている。“和谐号”という名前がついている。広州には広州駅 (广州站) と広州東駅 (广州东站) の2つの大きな駅がある。深圳方面の列車は、広州東駅の方から多く出ているので、空港から広州東駅まで行って、そこからCRHに乗るのが最も簡単そうたが、どういうわけか空港から直接広州東駅に行く公共交通機関が見当たらない。いわゆる空港バスはいくつも路線があるのだが、広州駅に行くものはあっても、広州東駅に行くものはない。タクシーを利用すると、かなり距離があるので、値段もそれなりにかかってしまう。

私が今回試した方法は、広州東駅になるべく近いところに行く空港バスに乗って、そこから駅までをタクシーに乗るという方法である。空港バスの路線情報はwebでも探せたが、肝心の行き先が、あまり日本で入手できるガイドブックには乗っていないようなホテルの名前だったりして、事前には判断しかねたので、到着してからバス乗り場で、どれに乗るのが一番近いか尋ねて乗ることにした。で、教えられたのは、空港快线の2-Bという路線、天河广运站行きの途中、总统大酒店で降りるのがよいということだった。

今回はたまたま途上の高速の出口で交通事故があったために閉鎖されていてバスが高速を降りられず、次の出口まで行って遠回りしてしまったために、えらく余計に時間がかかってしまったが、本来は45分くらいで着くはずであった。料金は23元。そこからタクシーを拾って駅まではたいした距離ではなく、タクシー代は14元だった。

なぜわざわざタクシーを乗り継いで広州東駅まで行ったかというと、深圳方面の全体の本数が多いのもあるのだが、実は乗りたい時間の近辺に、広州駅発で東莞駅に止まるCRHが皆無だったからである。例えばもし深圳に行くつもりなら、それなりの本数がないわけではないので、広州駅まで直通の空港バスで行って、そこからCRHに乗るのが一番簡単だろう。東莞に行くなら、まず広州=広州東間を列車に乗って、広州東で東莞に止まる別の列車に乗り継ぐという方法もあるが、ちょっと大層な気がする。

東莞駅に到着したら、後はホテルまでは駅前でタクシーを拾って行くだけなのだが、前回の出張時に東莞駅に来たときにはそんなでもなかったような気がしたのに、今回は白タクの客引きばっかりたむろしていて、まともなタクシーがなかなかつかまえられず、少し苦労した。

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日めくり中国語会話カレンダー2008年

先日メールで注文した、aripさんのところでも紹介されていた林田印刷さんの「日めくり中国語会話カレンダー2008年」が届いた。このカレンダー、今年が3年目。最初のときは全く知らず、去年はいくつかのblogで紹介されているのを見て知って、本屋で見かけたら買おうと思いながら見かけずにいるままカレンダーシーズンが終わってしまったので、今年はまた早速aripさんがblogで紹介していたのを見て速攻でメールで注文した。扱い書店のリストがまだ準備中だったせいもあるかもしれない。

10月8日の夜中にメールを出したら、翌日すぐに発送しましたというメールが来て、日付変わって昨日、10月11日に冊子小包で届いた。メールによると、2008年版の直接注文の第一号の栄誉をいただいた。これもaripさんのおかげか。今日、同封されていた振込用紙で代金を振り込んでおこう。

内容的には、まあ毎日の楽しみにとっておくためにあまりよくは見ていないが、自分のレベルからすると難しい目の文も多そうで、勉強するという意味でちょうどよいのかと思う。来年になって毎日めくるのが楽しみである。

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深圳への行き方色々

中国語ドットコムの日記のコーナーで少し話題になったので、色々な方法があって、それぞれややこしい、深圳への行き方について簡単にまとめてみる。ネットを検索すれば他にも色々とした解説が見つかるとも思うし、ここに書くのはこれを読めば何もしらなくてもその通りにすれば間違いなく行けるガイドでもなく、単に私なりにまとめてみただけのものなので注意。

まずは基礎知識として、深圳の位置と周囲の関係について。深圳は広東省の中央南部にあって、香港と境界を接している。香港は1997年に中華人民共和国に返還されたが、返還以来、1国2制度の運用を続けているので、中華人民共和国の一部とはいえ、別地域扱いであり、相互の往来には、出入国ならぬ出入境手続きが必要である。香港と深圳の境界にはそのための口岸という出入境手続所がいくつかある。広東省の省都の広州は香港ほど近くはないが、鉄道で約1時間程度の距離であり、こちらは中国の国内どうしなので、出入境手続きは不要である。

さて、日本から深圳に行くには、分け方にもよるが、大きく5通りくらいの方法がある。

  1. 香港経由フェリー利用
  2. 香港経由鉄道利用
  3. 香港経由バス利用
  4. 広州経由
  5. 深圳空港利用

まあ、だいたいこんなところか。

■ 香港経由フェリー利用

まずは、香港経由の中でも少しヒネリ技のフェリー利用から。中国国内の深圳とは別地域扱いなのが面倒なのにもかかわらず、飛行機の便と距離的な近さから利用される香港経由のルートの中でも、このフェリー利用のルートは、入国手続きを1度するだけでいいというのが便利なところである。

香港空港は香港の中心街からはずれた別の島にあるが、空港に到着しても香港への入国手続きをせずに、フェリーに乗り換え、海路で深圳の南西端にある蛇口というところに着く。このフェリーは国際便の飛行機と同じ扱いの乗り物なので、他の国経由で飛行機を乗り継ぐ場合と同じで、香港は単なる乗換え地で、フェリーが深圳に着いた時点で初めて中国への入国手続きをすればよい。

従って香港空港では他の乗客の流れと一緒に入国手続きの列に並んではいけなくて、飛行機の乗り換えカウンターに行くように、フェリーのチケット売り場に行ってフェリーの乗り場へ行く。貨物室預けの荷物は、入国手続きの向こう側にあって自分で取りに行けないが、日本で荷物を預けたときの半券を見せて係員に取ってきてもらう。荷物が少なくて機内持ち込み荷物だけの人はそんな手間もかからないので、よりお手軽である。

■ 香港経由鉄道利用

これが最も一般的な行き方かもしれないが、乗り換えも多く少々面倒である。鉄道利用といってもいくつかルートがあり、また次に紹介するものとは違うが一部バスという組み合わせもある。機場快線という空港特急の九龍駅 (地下鉄の九龍駅とは異なる) と、香港の市内から深圳の羅湖 (罗湖) に行く鉄道 (KCR) の紅磡(ホンハム)駅が直接接続していないのがルートがややこしい原因でもある。

  • 香港空港→〈機場快線〉→九龍駅→〈シャトルバスまたはタクシー〉→紅磡駅→〈KCR〉→羅湖駅→羅湖口岸にて入境
  • 香港空港→〈空港バス〉→紅磡駅→〈KCR〉→羅湖駅→羅湖口岸にて入境
  • 香港空港→〈空港バス〉→上水駅→〈KCR〉→羅湖駅→羅湖口岸にて入境

羅湖口岸での入境は、空港の出国手続きと入国手続きが徒歩でつながっているようなものである。香港の出境手続きを通ってしばらく歩くと次に中国の入境手続きがある。そこを出るとそこは中国の深圳市内である。

KCR (九廣鐵路)

■ 香港経由バス利用

香港から車で口岸を通過して目的地まで行く方法である。初めてだと口岸通過時に一体どうすればいいか、少々わかりにくい。空港の到着を出たところのロビーにバス会社のカウンターがあって、チケットを売っている。チケットを買うと、バス会社のロゴの入ったステッカーを胸に貼られる。このステッカーは後で重要になるのではがしたりなくしたりしないように。そして、少し離れたバス乗り場まで案内される。バスの行き先は深圳の先の东莞市の各地のホテルなどまで行くものが多いが、口岸止まりのものもある。

以前は皇崗 (皇岗) 口岸を通るのが普通だったが、最近西の方に長い橋が開通して深圳湾口岸というのができたので、そちらを利用する便が増えたようである。深圳湾口岸での事例はまだ聞いたことがないのでわからないが、皇崗口岸での場合を説明することにする。

まずバスが香港側の出境手続きに入る。バスを降りて手続きをすると、同じバスが向こう側で待っているので、間違わずに同じバスに乗り込む。バスのトランクに載せた荷物は預けっぱなしでいい。香港の出境は、小さい車だとドライブスルー式で車を降りずに手続きをすることもできる。

再度乗ったバスで少しだけ進んで、今度は中国側の入境手続きに入る。今度は荷物は全部降ろして手続きを通る。出た先ではもう同じバスは待っていない。現場のバス会社の係員が、客の胸のステッカーを見て自分の会社のバスに案内する。そのバスで口岸を出てからしばらくしてまた行き先別に別のバスに乗り換えることもあるので注意。

GoGoBUS (通寶巴士)

■ 広州経由

色々とややこしい香港経由に比べて、少なくとも入国手続きに関して特に複雑に考える必要がないのが広州経由のルートである。広州白雲空港 (广州白云机场) に着いたらバスかタクシーで広州駅か広州東駅まで行き、そこから鉄道で深圳まで行く。少し遠いがそれだけである。

■ 深圳空港利用

成田からは直行便がないが、関西からだと深圳宝安空港への直行便があるらしい。これは一番簡単と思われる。しかし成田からわざわざ中国国内のどこかで乗り換えてから行くのは、所要時間から考えても無駄であろう。

空港は深圳の西の端の方にある。空港からはバスかタクシーで適当に目的地まで。

さて、こんなに解説してきたが、自分は今まで香港=深圳間は2往復しかしたことがなく、通ったことのない経路の方が多い。内容の正確さも保証の限りではないので、これを参考に実際に行く場合は自分でよく確認すること。

私も近々また出張で东莞に行くので、新しい深圳湾口岸か、使ったことのない広州経由か、どのルートで行こうか思案しているところである。

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デジカメ破損

昨日、愛用のコンパクトデジカメ、Panasonicの Lumix DMC-FX7 が少し破損した。撮影後に、SDカードを取り出してPCで読み込もうと、裏蓋を開けたとたん、パチンと音がして、バッテリを止めるプラスチック製のツメが折れて飛んでしまった。

このシリーズのデジカメをお持ちの方ならご存知と思うが、この機種ではバッテリとSDカードが共通の裏蓋を開けた中にあり、SDカードはプッシュ・プッシュ式で取り出すようになっている一方、バッテリは取り出しやすいように奥からバネで押し返しているのを、挿入時には横に回転するツメで押さえてから外の裏蓋を閉めるようになっている。添付の写真で丸い金属製の部分が軸になって回転し、黄色の破線で示した部分がちょうど出っぱってバッテリを押さえるようになっているが、その部分がきれいに折れてしまった。

前々から、この部分は少し弱そうだし、挿入時にはこの部分をバッテリで押しのけながら挿入するのだが、下手に力がかかりやすそうに思っていたが、案の定ここが最初に壊れた。

思えば、このカメラの前に使っていたキヤノンの初代 IXY Digital も、CFカード挿入口を覆う蓋のプラスチックが折れたのだった。この場合は、蓋の回転軸が蓋と一体となってプラスチックでできていたのが折れてしまった。カメラ自身には何の機能不良もないのだが、それだけでも修理に出すとかなりの金額を取られてしまうし、キヤノンの場合は自分で取り替えられそうだったが、部品だけ注文することはできないと言われて、折れた部分を接着剤でつけて、予備機として半ば引退させた。

今回は、つくりが複雑そうなので部品だけ入手できても自分で交換は大変そうだから、最初から接着剤作戦に出てみた。ゼリータイプのアロンアルファでくっつけてみて、そのままではそれなにのしっかりついているように見えたが、バッテリを装着してみると、またパチンと折れて破片が飛んで行ってしまった。この小さな断面だけで接着したのでは、バネで押している力には耐えられなかったようだ。

しかしながら、このプラスチックのツメで押さえていなくても、外蓋が電池を押さえているので、実はカメラ本体はちゃんと動作してしまう。電池の接点の押さえが足りなくて不安定になったりしないかと思ったが、そうでもなさそうである。そんなわけで、とりあえずしばらくこのままで使っていようかと思う。SDカードを取り出すために裏蓋を開けただけでも、電池が飛び出して、本体への電源供給が絶たれるが、いずれにせよカード入れ替え時はカメラの電源はOFFにしているから問題はない。飛び出した電池を落っことしてしまわないように注意する必要があるくらいである。

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