2007年6月 のアーカイブ

建築現場の囲い

日本でなら足場というところだが、建設中のビルを囲って網を張ってある骨組みのことである。日本では、「門」の字型のユニットになった足場を組んで作られていて、これは幅があって確かに足場なのだが、中国で見るそれは、ただの骨組みである。で、これが中国では全部竹で作られているという話がまことしやかに語られることがある。中国だから竹というわかりやすい連想だが、本当だろうか。

答えは、イエスでもありノーでもある。実際に竹で組まれているものもあれば、日本でも使われるような鉄パイプを使って組まれているものもある。鉄パイプには黄色っぽい塗装のものもあって、その場合は遠目には竹と区別がつかなくもない。

日本と違うのは、先に言ったように幅のある足場でなくて一平面の骨組みだけであること。ブロック式に組み上げていくのではなく、竹ないし鉄パイプを格子状に組んで、ひしゃげないようにところどころ斜めの材料を入れるという組み方をしてあることだ。

写真は、たまたま鉄パイプと竹が混在して使用されている現場をみつけたので撮ったもの。

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バイクタクシーと傘

今回の出張は忙しくて、滞在中にはほとんどここを更新できないまま、昨日帰国した。滞在日数ちょうど15日で、ビザなし滞在の限度日数ちょうどである。これ以上長期に滞在しようとするには、最も簡単な方法は一度香港なりに出境してまた戻ってくることである。

さて、今日の話題は、バイクタクシー。何と呼ぶのかは実はよく知らないが、私は自分でそう呼んでいる。北京や上海や蘇州などでは見かけなかったが、福州や、今回の東莞市常平の町では、わんさといる。バイクの後ろに客を乗せて運んでくれるものだが、中国の運転事情を知っているとやはりちょっと怖くて乗る気がしない。4輪のタクシーに比べるときっとずっと値段は安いのだろうが、乗ろうと思ってきいたことがないので、正確にはちょっとわからない。道を歩いていると、結構声をかけてくる。

福州にも同様のがいたが、常平ではじめて見かけたものは、このバイクに傘がついていることである。バイクに垂直な棒が立っていて上に傘がついている。日本でも関西地方では自転車に傘を取り付けることが行われているが、それよりはかなり本格的だ。その上、前半分は普通の傘の形状だが、後ろが伸びた不思議な形状をしている。バイクに乗るのに傘で大丈夫なのかなと思うが、さほどたいしたことのない雨なら、走行中に前方からかかる雨は運転手の体でさえぎられるので、こんなものでいいのかもしれない。後ろはちゃんと客が濡れないように長くなっている。

雨の日に限らず、日差しの強い日にも傘を広げているようだった。添付の写真は、そんな晴れた日中に撮ったもの。ちなみに、中国のバイクは、ナンバープレートが前輪のフェンダーの上に縦向きに取り付けられていることがよくある。

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上空待機

順番から言って、出張出発前のワイコン購入の話の後は、まだ中国に入らず、移動中の話。

深圳や東莞のあたりは、香港に近いので、日本から行く場合は中国国内行きの飛行機を利用せずに、香港へ飛んで、地上から中国に入境するのが一般的だ。まあ広州から行ってもいいのだが、やはり利用量の多い香港の方が、便数や値段の点でも有利だ。そのかわり、入境手続きや面倒も多い。

その話はさておき、成田=香港便に乗っていた私だか、香港が近づくと機長からのアナウンスで、香港の空港が混雑しているため着陸の順番待ちで待機になるという。時間つぶしに上空で旋回するわけだが、昨今の飛行機の座席についているナビゲーション表示 (以前、それに表示される地名の話をした) に、その航跡がきれいに表示される。

写真は2回目のループをまわっているところだが、1回目のループは実に見事に円を描いているのがわかる。直径およそ 60 km といったところか。

ついでに、成田を出て少しして、上空から富士山かきれいに見えたので、その写真も載せておこう。

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HV10にワイドコンバージョンレンズ その3

その2」で書いたように、今持っているRaynoxのHD-5000PROは、HV10に使うには全く不満であった。どうしたものかと迷ったままだったが、今回出張で海外に出るので、せっかくだから休みの時間があればビデオも撮ろうかと持って行くことにしたが、そこでワイコンもえいやで新しいのを買って持っていくことにした。

候補としては、ここの記事で出ていたソニーのVCL-HG0737C、そして、そのコメントの中で触れられているリコーのGRデジタル用のワイコンというのも興味があったが、ソニーのはかなり大きいこと、リコーのは本当にうまく使えるか実績がないことなども考え合わせて、結局、無難というか、純正のキヤノンのWD-H37Cにした。

高解像度対応となっているが、HV10発売よりも前から発売されていたもので、本当にハイビジョンのHV10に使って大丈夫だろうかという話をどこかで読んだ気がしたが、まあメーカーがカタログ上で対応レンズと謳っているからには、解像度性能はともかく、レイノックスであったようなケラレなどはないはずだろうと思った。

実はまだ、実際にほとんど使っていないし、ここ出張先では撮影してもハイビジョン動画を見てみる環境がないので詳しくは帰国してからになるが、出張直前に購入した直後に自宅で試しにカメラスルーで見てみたり、スチル画像を見てみた限りでは、思ったよりよさそうであった。撮像素子の最大画角を使用するスチル画面でもケラレはないし、高解像度で見ても画面周辺の画像の流れもほとんどなく、本体のズームをしても全域できれいに写っているようだった。キヤノンがハイビジョン機を出す前のものだといっても、NTSC機でもスチル画像がちゃんと写るためにちゃんとしたレンズを出していたということだろう。

まあ、今まではできるだけ広角が欲しいということで、0.5倍のワイコンを使うことが多かったが、やはりあまり欲張らずにこの0.7倍くらいのものにしたということも、解像度や画像の歪みなどの観点でずいぶん有利なのだと思う。

とりあえず、出発前に装着状態の外観の写真を撮っておいたので添付しておこう。残り、詳細のレポートは帰国後。

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今日から中国出張

このところ忙しくてほとんど書き込みをする暇がなかったが、今日から2週間ほど中国出張である。前回からもう10ヶ月ぶりになる。出張中も忙しくてあまり書き込みをしている暇はないかもしれないが、できるだけネタと時間をみつけて何か書くようにしたい。

2件のコメント

中国鉄道大紀行ブログ

相変わらず、通訳の陳捷さんを検索してここへのアクセスが多い中国鉄道大紀行である。

今まで気付かなかっただけかもしれないが、番組のホームページにいつの間にか旅ブログができている。スタッフの裏話と、関口さんへのメッセージ募集に応募して届けられた視聴者からのメッセージでできている。日付的には3月から書かれているのだが、私がこの前番組の感想を投稿したときは、気付かなかったからなあ。溜めてあったのが急に公開されたのだろうか。そのせいかもしれないが、トラックバックもまだひとつもない。コメントはできないようだが。せっかくなので、トラックバックしてみるか。どの記事にってこともないので、とりあえずお知らせの記事に。Windows Live Spaces から、よそのblogにトラックバックした覚えがないような気がするのだが、まあとにかく試してみよう。

ちなみに、私が投稿したのは関口さんへのメッセージでなくて番組の感想にした (投稿時にどちらかを選べる) ので、番組の旅ブログには掲載されていない。

さて、来週はいよいよ前半の最終回、西安に到着である。

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