2011年3月 のアーカイブ

白目が水ぶくれに

前の記事で書いた耳鼻科で花粉症の薬をもらった2日前、すなわち地震の前日には実は眼科にかかりに行っていた。その更に前日の夜に、目玉がそれはひどい状態になっていたからだ。

夜、風呂でシャワーを浴びている最中に目が痒いのでゴシゴシと手でこすってしまったのが原因だと思うが、風呂からあがってしばらくすると、どうもまばたきをするときに目に物がはさまっているような感触がするので、鏡で見てみると、何と、目の黒目の部分は普通のままなのだが周囲の白目の部分がぶよぶよにふくれたようになっている。周囲から黒目の方に覆いかぶさってくる勢いだ。写真も撮ってあるのだが、見る方も気持ち悪いだろうから載せるのはやめておく。

その夜はおさまる気配もなく、明日の朝に治っていなければ眼科に行かないといけないなと思いながら仕方なく寝た。朝起きても、腫れはおさまっていないので、午前中は会社に行かないことにして眼科に診てもらいに行くことにした。しかし、起きてから眼科が開く時間まで待っているうちに、だいぶ腫れはひいてきた。寝ている間は目を閉じているので治りが遅かったが、起きてからはずっと目を開いているので、回復が早くなったのか。

とはいえ、一度は本当にひどい状態になっていたのだし、今も普通に戻ったというわけでは全然ないので、やはり予定通り眼科に行った。

いつも行く病院は休診日だったので、はじめて行った眼科に行った、みなさん初めてのときは一通りそうするのか、診察の前に呼ばれたと思ったら視力の測定と眼圧の測定なんかをして、また待ってから、本当の先生に呼ばれた。

私は最盛期よりはかなりましな状態になっているとは思ったのだが、見るなり、いやぁーこれはひどいな、と言われた。白目が水ぶくれになっていますね、という。処方された目薬は、炎症を抑えるフルメトロン点眼液0.1%と、花粉症のアレルギー反応を抑えるリボスチン点眼液0.025%。これも効果絶大という感じで、その日のうちに目玉は正常になったし、これはエバスチンを飲み始める前のことだが、花粉症の症状でで目が痒いのだけはすっかりなくなった。実はエバスチンを飲んでいても、この目薬をさしていないと目の痒みは少しある。目薬も、普段は市販の花粉症用のものを使っていたが、感じられる効果はほとんど気休め程度だったのに比べると、効果の程は雲泥の差と思える。

こちらの目薬は適当な量しかくれなかったので、もう使いきってしまった。診てもらったときに、問題の白目の腫れとは関係なく、あなたの目はなんとかかんとかで問題があるみたいなことを言われて、そちらを診るためにこれが落ち着いたらまた来るようにと言われたのだが、そのためでなくリボスチンを処方してもらうためにまた行こうかとも思っている。

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花粉症: エバスチンOD錠

今年は、病院で処方してもらったこの薬を飲み始めてから花粉症の調子がすこぶる良い。全く症状がないといってもいいくらいだ。

今年も、いつものように市販のパブロン鼻炎カプセルSを飲んで過ごしていたが、また鼻の粘膜が炎症をおこしてしまっているような感じで、ちょうど地震のあった日の夜は、外を長い間歩いたせいもあってか、かなりつらい状態になっていたので、翌土曜日の午前中に病院の耳鼻科に行って診てもらった。

診察はそっけなくて、すぐに薬を処方してくれただけだが、いつもいつ頃くらいまで続きますかというので4月末頃までだというと、それだけの日数分の薬を処方してくれた。ひとつがエバスチンOD錠10mg、もうひとつはアラミスト点鼻液27.5μg。

エバスチンは眠くなるので1日1回だが就寝前に飲むようにと言われた。1回で丸1日効果があるのなら、就寝前に飲むというのもそんなに意味ない気もするが。まあ、そうは言っても飲んだ直後は作用がきついということか。実際に服用してみると、そんなに眠気は感じないようだ。1日1回飲むだけでいいので、薬を持ち歩かなくて済むのもありがたい。この薬を飲み始めて症状は劇的に改善して、すぐに花粉症の症状はほとんどなんともなくなった。副作用も、先述の眠気や、口や喉の渇きなどといったほかの薬と同様のことが書かれているが、実際はほとんど感じない。何もないときよりは鼻や喉が少しスースーするような感じがするといった程度だ。

それでもいつものように外出時はマスクをしていたが、先日マスクを持って出るのを忘れてそのまま外にいたものの、どうということなかったので、それ以後マスクの着用もやめてしまったがそれでも全然問題ない。もう、ほとんど花粉症のない状態に近いといっていいくらいだ。

以前も一度、病院の薬でよさそうだと書いたことがあるが、まあちょっといいかなという程度で、やはりわざわざ病院に行って処方してもらうのは億劫なのでその後もまた市販の薬を使っていたのだが、今回のは、本当にいい感じうなので、来年はぜひ花粉症シーズンの初めに病院に行って、同じ薬を処方してもらうようにしたい。

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地震: 本人無事

被害の中心地域ではないし私のことを心配してこのblogを見に来てくれる人も特にはいなさそうな気もするが、念のために簡単に自分の現況を書いておく。

地震は会社のオフィスで仕事中に発生。今までの人生の中で経験したことのないほど非常に大きな揺れだったが、会社の建物はしっかりしているせいか、身の回りで特に物が壊れたり、倒れたり、本棚の本がずり落ちたりする程度のことさえなかった。館内の一部で一時的に停電したのと、エレベータは自動停止していると安全のため階段を利用しないといけないくらいだった。

余震の揺れがひっきりなしに続く中、外線電話はつながらないが、ネットも正常につながっているので、少し仕事を片付けて、しばらくはネットで色々と情報を見たりしていた。いつも会社の食堂で夕食をとっているが、今日は中止とのことで、自動販売機にあるパンが残っているうちに確保。その後、JRが当日中の復旧はないという情報を聞いた時点で、徒歩で自宅に帰宅することに決めた。会社にひと晩泊まることもできたが、やはりそんなに被害はないだろうが、自宅のマンションの様子を電話して確認することもできないし、万が一のこともあるかもしれないから心配だったからだ。

Google Map のルート案内で最短経路をチェックして、その経路に沿って自宅まで歩く。道のりは12km程度で、まあちょっとしたウォーキングだ。2時間20分ほど歩いて無事自宅到着。大規模修繕工事中で建物の周りに足場が組んであるのだが、これも特に崩れているといったことはなかった。ちょうどマンションの管理人さんが帰るところで、それまでエレベータが止まっていたのが復旧したところだと。タイミングがよかった。

部屋の中は、本棚の上の天井との間に積み上げてあった、市販ソフトウェアのパッケージや、机の上に積み上げたままだった、封筒や書類などが、床に散乱。車輪つきの机の引き出しが開いていたりと、惨状といえば惨状だが、特に壊れたものはなかった。一番心配していた46インチのプラズマテレビも倒れていなかったし、パソコンも机から落下したりしていなかった。

ガスが自動停止していたので、リセットをかける必要があった。最初、指示通りにやっても復旧しないと思ったが、給湯器はお湯を出していなくても電源がONになっているだけでおそらく種火がついていてガス漏れと判断されるのでリセットしても復帰しない。スイッチを切ってから再度リセットして復帰した。

自分のところで被害といえばその程度だが、被害の大きいところでは本当に大変なことになっている。亡くなられた方のご冥福を祈り、被災者の方にお見舞い申し上げる。

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