2005年11月 のアーカイブ

スタートレック・スペシャルイベント in 福岡

このblogで今まで全然話に出てこなかったように思うが、スタートレック (宇宙大作戦) の昔からのファンである。

最近発売されている、スタートレック各シリーズのDVDは全部買っているが、その中でときどき応募券を集めて送るとスペシャルイベントにご招待という企画がある。

実は、去年一度当選して、そのときはヴォイジャーのホログラムドクター役のロバート・ピカード氏が来日してそのイベントのメインゲストをつとめたのをおがんできた。

で、今年も同様の企画があったわけだが、去年はたまたま運良く当選したが、今年も当たるとは限らないので、東京・大阪・福岡と会場があるので、神奈川に住んでいるにもかかわらず、競争率の少なそうな福岡会場で応募してみたところ、また運良く当選してしまった。いや、実は東京会場でも当選したのかもしれないが。

前回の東京会場では、8472分の1の確率だとか言っていたように思うが、一瞬そんなに高倍率だったのかと驚いたが、これは生命体8472にかけたシャレで、実際の数字ではないはずだ。会場には2~300人くらいいたから、本当だと応募者が200万人くらいいたことになる。

で、当選したはいいが、神奈川から福岡は遠いのである。ところがまたこれが運のいいことに、これまで散々書いてきた約2年前の度重なる中国出張で、1回あたりのマイル数は少ないものの、航空会社のマイレージが合計では結構たまっていたのが、仕事が忙しくて使う暇のないまま今年一杯で期限切れになってしまう分が1万マイル近くあった。飛行機代は浮いてちょうどいいので、それを使って福岡まで行くことにした。実際、応募したときはそこまで考えてなかったのだが。

日程も、土曜の夜なので、土日で1泊で行けば、今のところ休日出勤が必要なほど忙しくなかったので、スケジュール的には問題なかった。ところが、普通の飛行機の予約状況をちょっと見て、まあ全然予約は大丈夫だなとか思いながら特典航空券の申し込みをぎりぎりまでしないでいたら、実は特典でもらえる分の席は限られているらしく、普通の空席はたくさんあるのに、特典航空券の申し込みではほとんど残りがなかった。おかげで行きはえらい早朝の便に、帰りは適当な時間の便がとれなかったので、仕方なく、福岡空港ではなく、北九州空港からの便にした。その話は別途にしよう。

さて、せっかく福岡に行ったついでに、多少観光もした上で、イベント会場に行ってみると、さすがに東京会場に比べて人数が少ない。そういえば募集時には各会場の人数なんて書いてなかったか。すると確率が高かったわけでもないのかもしれない。全部で50人くらいだったか? いちおう、2~300人くらい入りそうなホールに、正面中央にみんな固まっての観覧であった。

前回の東京会場の際も注意されたが、同様のイベントを3ヶ所でやるので、後の会場のためにネタバレな書き込みをネット上でしたりしないようにとのことなので、ここではそういう内容は書かないことにする。全会場のイベントが終わってからならいいのだろうが、その頃にはもう書こうという気がなくなっているかもしれない。

そんなわけで内容は書けないが、はるばる福岡へ行っただけのことはあったと思えるだけの楽しいイベントであった。前回の本当の出演俳優さんに比べて、今回は吹き替えの声優さんということで、どうしてもランク落ちかなとも思ったりもしていたが、どうしてどうして、本当に面白かった。

まああと残念だったのは、前回もそうだったが抽選会では何も当たらなかったことくらいか。まあこれは確率から考えたら仕方ない。イベントに参加できただけで幸運と思わねばならない。

 

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iPod nano 2題

以前書いた通り、iPodのヘッドホンには、純正の首かけ式のものを使っている。ヘッドホンの耳の部分は、購入時についてくるものと基本的に同じだ。で、このヘッドヘンの先にかぶせるスポンジのイヤパッドだが、これをよくなくす。買ったときに2組と、首かけ式のにやはり2組ついてきたが、もうすでに3個なくして、気が付いたらなくなっていたがなんとかその場で見つけ出したことが別に2回あった。もうちょっとはずれにくくならないものか。iPodをお使いの方、みなさんこんな調子ですか?

iPodは、この首かけ式にしないと、通常は本体はポケットかカバンに入れるので、あまり本体が他人から目に付くように持ってはいない。腕に巻きつけるベルトもあるが、なかなかそんな人は少ない。

そんなわけで、首からぶらさげて歩いていると、結構目立つので、時々すれ違う人の視線が自分の胸元を追っているのに気付くことがある。まあ普段はそんな程度だが、昨日、福岡で観光に福岡タワーに登ったときのこと。

観光ポイント的にはあまりにぎわっておらず、タワーに登るエレベータの中は案内嬢のおねいさんと、ふたりきり。ひととおり、お決まりのアナウンスをしてくれるのだが、妙に気まずい。で、下りもおなじく、案内嬢とふたりきり。下りは説明ももうあまりない。と、私の首からぶらさがっているiPodを見て、「あ、それ新しいiPodですね、私も欲しいんですよ」と。で、エレベータが地上に着くまでiPodの話をしていた。それだけだが、東京なんかではあり得ない話のような気がした。

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ネジ回し

アメリカ出張中の話。

ネジ回しがないかと尋ねたら、どっちのだというので、ついマイナス、と答えてしまったら、案の定妙な顔をされてしまった。

日本語では「プラス」と「マイナス」という見た目の通りの呼び方をするが、英語ではそうは言わない。プラスのことはPhillipsというのは知っていた (商品名というか会社の名前から来ている) が、じゃあマイナスは何というのかとっさに出てこなかった。Flatとかなんとか言えばいいようである。

で、その後、いや実は日本ではこれは+記号と-記号に見立てて、プラス、マイナスと呼ぶのだと言うと、それはわかりやすいね、という感想であった。あまりそういう言い方をしないというのではなくて、そういう発想がもともと一切ないらしい。

ちなみに、中国語では十字起、一字起と言うらしい。これも見た通りだ。日本語でも十字とは言うこともあると思う。一字とは言わないが。

さらにちなみに、ドライバー (driver) というのは色々な意味に使われてまぎらわしい単語である。ネジ回しは英語では一般的に screw driver と言うので他と混同することは少ないが、ソフトウェアのデバイスドライバーもドライバーだし、ハードウェアで信号を駆動するデバイスのこともドライバーという。これらは英語でも単にdriverと言うことが多いのでまぎらわしい。さすがに文脈上から、運転手のdriverと混同することはほぼ無いが。

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吉野家にて (第2回)

吉野家の話は久しぶりだが、今日見た珍しい光景。

終電で帰り着いて、家に戻る前に夜食を食べようと入った吉野屋。先にガテン系のあんちゃんたち4人組がいた。うち一人が注文した品が出てくるまで少し時間がかかっていたようで、待ちきれないという様子。その一方、先に特盛りを食べ初めていたもう一人、「もうこっち食べ終わっちゃうよ」そして、「おかわり頼んじゃおうかな」と言って、本当におかわりを頼んだ。それも再び特盛り。店員も、「マジっすか?」

しかし本当に特盛りを2杯食っていた。「まだ並もう一杯食えそう」だと。

今日の話は以上。さて、話変わって、US出張中。

現地の日本人向け情報紙をたまたま見つけて読んでいると、近所に牛丼の吉野家があるのを発見。仕事先の会社のカフェテリアで食事のできない休日の昼食に行くことに。

日本ではBSEの問題でUS産牛肉が輸入できないためにずっと牛丼がないままの吉野屋だが、USでは当然のことながら牛肉調達の問題はないので、ちゃんと牛丼が食べられる。味は、しばらく食べていないが、日本で食べる牛丼の味そのままだ。懐かしい。

ちょっと違和感なのは、食器が、店内で食べる場合でも、丼ではなくテイクアウトのと同じスチロールの使い捨て容器なこと。中国の吉野家ではさすがにちゃんと丼だったが。箸はわざわざ頼まないとくれないし。サイドオーダーのサラダは牛丼の容器と同じくらいの大きさだし。

ともあれ、日本では食べられない吉野家の牛丼を食べることができたのでよしとする。

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