2012年8月 のアーカイブ

iPhoneバックパネル交換完了 (その2)

昨日の記事の写真の元ネタに撮影したビデオを編集してYouTubeに載せておいた。

ビデオを撮りながら作業をしていたときには気づかずに忘れていたが、カメラ窓の部分にも小さな保護フィルムがついて、これを剥がしておかないといけなかった。ビデオには最後の方に字幕だけ追加しておいた。更に、その後、また今回と同じようなことがあったらまたガラスが飛散しないように、市販の保護シートをまた貼っておいた。ピカピカの生の本体ガラスを楽しんだのはほんのしばらくの間だけ。

新しい部品についていたペイズリー柄の保護シートだが、結構厚手のもので、剥がさないとそれがパネル自体かとも思えてしまう。実際は、カメラ穴とかが開いてないし、剥がすとき用のタブが端に付いているのですぐにわかるが。しかし、最初に届いたものを開封して見たときは、一瞬、本当に間違ったものが送られてきたか、騙されてまがい物を送りつけられたかと本当に思ってしまった。

この交換用のパネルは、第三者から売られているとはいえ、実物と全く違いがないほどに見える。第三者が似せてつくっているというよりは、本物の部品を作っているところから横流しして売っているんじゃないかと想像するが、そうだとすると本物の生産現場でもこんな保護シートをつけた部品を使っているのか? 製品を買ったときは透明な保護シートが貼り付けられていたはずだ。これも想像だが、横流ししたあるいは模造した本物のロゴが入ったパネル面が直接見える状態の品物を扱っているのは問題があるから、わざと見えないようにしているのではないだろうか。

最後に、底面の特殊ネジと専用ドライバーの先端の拡大写真を。専用ドライバーがないと開けられない特殊形状のネジはペンタローブ (Pentalobe) と呼ばれる、突起が5つある形状のもの。しかし、サイズが非常に小さいので、もはや肉眼で見てもはっきりとその形状を確認できないほどだ。こうやってカメラで接写してみても、やはりいまひとつよくわからないくらいだ。というか小さいので工作精度の限界もあって、そんなにきっちりきれいな5弁の花のようにできていなくて、5つ凹凸があるなあというくらいである。ナメてしまったネジのようにも見えなくもない。確かにドライバー側との組み合わせによってはうまく回せない可能性もありそうだ。幸い、私の使ったこのドライバーではいちおうちゃんと回せた。ネジ自体小さくて回すのにそんなに力が要らない。これがガチガチにきつく締めてあって力をかけて回さないといけなかったりしたら、簡単に頭がつぶれてしまいそうだ。

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iPhoneバックパネル交換完了

専用ドライバーも入手できたので、早速バックパネルを交換した。以下、作業の様子をビデオで撮影した映像のキャプチャ画像で追ってみよう。

先ずは、底面のネジ2本をはずす。

ネジをはずしただけで、後は別にツメで引っかかっているのをこじ開けたりする必要はなく、スライドさせて溝にはまっているのをはずすだけ。ネジをはずした結果、上方向に少しずらすことができるようになる。

あとは、上に持ち上げるだけでパネルは簡単にはずれる。

取り外したパネルの裏面と、新しいパネルの部品の裏面を見比べると、新しい方には1枚余計なフィルムがついていた。これは保護フィルムと思われるので剥がす。このフィルムの先端は、ちょうどカメラの窓の部分を内側から覆っていた。

もうひとつ、あやうく見逃すところだったが、よく見ると、古い方のパネルに、小さな部品がカメラのところのLEDライトの窓のところにくっついていたドーナツ状のスポンジで。両面が接着面になっている。これは、LEDの光が横に漏れてカメラレンズに入ってしまわないようにするものだろう。本体側のLEDの位置に貼り付けておく。小さいし、自分からくっついてしまうので、ちょっと作業に苦労した。ピンセットを用意しておけばよかった。

ここまで来たら、新しいパネルを少し上にズレた位置にはめこんで、

全面べったり押し付けたら、

下方向にぎゅっ、とズラす。

ネジを元通りに締め、

新しいパネルについていた保護シートをはがすとできあがり。最初に部品が届いた時に、パネルがペイズリー模様で、間違ったデザインのものが届いたんじゃないかと驚いたが、保護シートなだけだった (笑)。

ピッカピカの新品ガラスのバックパネル。

新旧並べてみる。

以上。作業は10分もかからずに首尾よく終えられた。

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iPhoneのケース買い替え4代目

裏面パネルの取り替えまでの場つなぎに、話が前後してしまったが、2ヶ月ほど前に買い換えた、iPhone用のケースの話でもしておこう。

私はiPhone自体は裸のままケースをつけずに使う派だが、身に着けて持ち歩くためにベルトにクリップで止めるタイプのケースを使用している。ケースという言葉の使い方が意味する範囲が違って話がややこしくなるが、私の使っているのホルスターと呼んでもいいかもしれない。

そのホルスターが、前回買い換えたのは iPhone 4 に買い換えた直後で、それからまた2年近く経つ。そろそろまた次機種が出て、今回はサイズがかなり伸びるという噂なので、3Gから4に買い換えたときのようにもともと旧タイプ用に作られたホルスターに入れようとしたのでは、入らなくなる可能性大なので、今買い換えるのはあまり得策とはいえない。しかし、2ヶ月前の時点でそれまで使っていたホルスターがかなりボロボロになってきて、あと数ヶ月買い替えまで使い続けるのは問題がありそうになってきたので、仕方なく短期間しか使えないのを承知で新しいものを買うことにした。

要求事項は前回と同じで、それまでに使った同じシリーズの製品がまだ売られていれば、今までのもので満足していたのでまたそれを購入したと思うが、もう既に同じものはみつからない。色々探した結果、購入したのはこちら。基本的にはおなじようなつくりだが、一番大きな違いは、蓋の止め方が、これまで使っていたものは面ファスナだったのが、こちらは磁石式になっていること。後は、裏面がクリップの他にスナップボタンで止めるベルト通しがついている。これは邪魔なだけなので、無い方がよかった。

蓋の方は、実はこれまでの面ファスナ式には2つ欠点があった。1つは面ファスナは開けるときに結構大きなビリッという音がすること。静かな場所でiPhoneを取り出したいときに、ちょっとはばかられる。もうひとつは、これをベルトに装着して、上から上着を着ているときに、iPhoneを取り出して操作している間に蓋を開いたままにしておくと、上にかぶさった上着の内側 (裏地) が面ファスナに相対して鉤爪のある側が生地に引っかかって生地を傷めてしまう。結構スーツの裏地のその部分の生地が荒れてしまっている。それに気付いてからは、取り出した後に、ホルスターの中が空であったも蓋を閉めて面ファスナを噛ませておくように留意するようになったが、ちょっと煩わしい。

磁石式では上記2つの欠点がなく、その点では快適になった。一方、ちょっと心配になるのは常にiPhoneがすぐ近くで磁気にさらされていること。別に磁気カードじゃないからそんなに神経質になることもないかとも思うが、iPhone 3G の時代はなかったので心配の必要のなかった方位センサが今のiPhoneにはついているので、これが磁気の影響で狂ってしまったりしないかという点。まあ、方位機能を使うことはあまりないので、影響があったらあったで気にしないことにするという対処になるだけだとは思う。もともと方位磁石の示す方角は周囲にあるものによってあまり正確でないことが多いわけなのだから。

ま、いずれにせよ、もう少ししてiPhoneが新しくなったら、また新しいものを買わないといけない。

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交換用バックパネル届く

注文していた iPhone 4 のバックパネルが届いた。Amazonで購入したのだが、こんなものが送られてきた。Amazonで売られているこの手のものは、どれもAmazonの直接の扱いではなく、マーケットプレイスで他の業者が取り扱っているものである。同じ品名のものを複数で扱っているものもあり、今回購入したものもそうだった。最初にこの商品を買おうと思って見ていたときは、説明には専用のネジ回しもセットになっていると書いてあったのだが、香港の業者で、注文してすぐに発送してくれても、手元に届くのに日数がかかってしまう。こちらは今すぐにでも修理したいので、届くのに日数のかからない国内の業者を選び直して発注した。それで、その際にネジ回しのことは、昨日の記事に書いたように別にもうひとつネジ回しだけを注文していたこともあって、あまり気にとめていなかったが、実際届いてみると、こちらにはネジ回しは付属していなかった。一方、その保険のために注文していたネジ回し頼りになった格好だが、こちらは1日遅れで発送されて、郵便で送られているため、土曜日の今日に届かなかったのでたぶん日曜には配達はなくて、月曜にならないと届かなさそうである。目論見としては、うまく行けば、事故が発生したのが水曜の夜で、その深夜 (木曜未明) に発注して、木曜の午後にも業者から発送され、金曜日に自宅に届いていて修理できるという計画だったが、ネジ回しの方でつまづいてしまった。月曜夜まで待つならばと、東急ハンズとかにこのiPhoneのネジに合うネジ回しを探しに行ったが、なかった。

そんなわけで、部品はあるのにまだ交換の様子を書けないので、代わりに、落下事故の後のことで少し書き忘れていたことをひとつ。落下させて、ガラスにヒビが入ってるのを見た後、動作は大丈夫かといちおう確認し、その後はまあそのまま使っていたのだが、どうもホームボタンの効きが悪くなっていた。もともと iPhone 4 はホームボタンの調子が悪いという人が多く、当初は自分のも例に漏れず押しても反応がなかったり、一度押しただけでダフルクリックになってりしていたが、最近は考えてみるとあまり気にならなくなってきていたように思う。ところが、落下事故の後は、ホーム画面でホームボタンを押しても全く反応しなくなっていた。落としたせいでボタンにも機械的なストレスがかかっておかしくなったかと思った。まず思ったのはソフトホームボタンのアプリを入れなくてはいけないかも、ということと、このままなら本体交換するしかないかということ。ところが、アプリを起動してから終了するのにホームボタンを押すと、きっちり反応してアプリは終了する。反応しないのは、ホーム画面の何ページ目かで押すと、1ページ目に戻るのと、1ページ目で押すとスポットライトの画面に行く、という機能。ということは、これはソフト的な問題だが、落下を契機にその症状が発生したというのはどういうことだろう。ソフト的な問題だったせいか、その日そのまま使い続けて、たまたま電池をぎりぎりまで使ってしまってシャットダウンしてしまい、再起動したら、症状はなおっていた。

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iPhone 4 落下して裏面ガラス割れる

一昨日、外にいるときにうっかり手を滑らせて立っている高さから地面にiPhoneを落としてしまった。iPhone 4 購入して間もない2年程前にも一度駅のホームで派手に落としたことがあったが、その際は当たりどころがよかったのか、隅のプラスチック部分にほんのかすり傷がついただけで済んだのだが (写真左)、今回はその幸運は訪れず、裏面のガラスがばっさりと割れてしまった (写真右)。

iPhone 3G/3GS から iPhone 4 になってデザインが変わって、裏面にもガラスが使用され単純に考えてもガラス割れ事故が倍増したはず。しかし、裏面がガラスなのは単なるデザイン上のことなので、機能的には困らない。割れたのが裏面だったのは不幸中の幸いだ。裏面にも保護フィルムを貼ってあったおかげで、ガラスも飛散せず、ガラスにヒビは盛大に入っているものの、形状は元のままを保っているし、手で持つにもガラスの破片や粉が手に触れて危険ということも全くない。ただし、割れ目のところは保護フィルムにも気泡が入っているようなので、そのうちそれがだんだん広がってきて一気に崩壊しないとも限らない。

もうそろそろ iPhone 5 (あるいは別の何がしかの名前の後継機) が発売されるのも近い頃なので、それまでこのまま使い続けるにしろ、修理に出すにしろ、それまでの間しばらくはこのまま使うことになるので、ずっとケースなしで使うのを貫いてきたが、その間は何か安くて薄くて裏面を覆う形のケースを買って装着しなくてはと思った。記事に書こうと思ってまだ書いていなかったが、やはり次機種への買い替えが近いのに少し前にベルトケースを買い換えたところで、今までのベルトケースはサイズがピッタリでケースに入れると入らなかったが (それも本体にケースは装着しない理由のひとつである)、新しいベルトケースは少し余裕がありそうなので、薄いケースなら装着したまま入りそうだったというのもある。

ところが、修理に出すとどのくらいかかるのだろうかなどとネットで検索していると、交換用のパネルが結構安い値段で売られているのを見つけた。表の場合は結構めんどうなようだが、裏面なら交換も非常に簡単で、底のドックコネクタの左右にあるネジを外すだけで取り替えられるらしい。善は急げと、その夜中のうちに通販で注文した。裏面パネルは、単に壊れた場合の交換用だけでなく、簡単に取り替えられることから、おしゃれ目的で色々なデザインの着せ替え用のものも売られていて、ちょっと迷ったが、結局普通のものにした。注文したのはこちら、「iPhone4 バックパネル (ブラック)」。取り付け用のネジの頭は特殊形状なので専用のネジ回しが必要になる。交換部品にセットでついてきたりするようだが、通販のレビューを見ていると、うまく穴が合わないとかいう話もやけに多く見かけたので、評判がよくて安いネジ回しを別に保険のために注文しておいた。

部品が届いたら、また報告するとしよう。

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