2010年7月 のアーカイブ

折り畳み椅子

万博便利グッズの第一に挙げられるのが、この折り畳み椅子だろう。先の記事の中で触れたように、実際は、行列は常に少しずつ進んで行くので、あまり使う機会はないのだが、サウジアラビア館であったように、しばらくの間完全に列が止まっている場合などには有用だ。

実際に役立つ役立たないにかかわらず、事前に便利そうに思うからだろうか、折り畳み椅子を持って会場に来ている人は非常にたくさんいた。その中でも一番多いのが最初の写真の方のもの。こういう形の折り畳み椅子は、私は今回はじめて見た。会場では本当に誰も彼もこれを持っている感じなのだが、どうしてかというと街の中でたくさん売られているからだろう。見たところ多少バリエーションがあるようで、サイズの大小だけでなく、畳んだときの真ん中の折り目のところが取っ手になるところの形状が多少違うものがあったように思うので、複数の製造元があるのだろう。全部プラスチック製で、ハメ込み式にできていていて、蝶番やネジは使われず、作りはシンプルだが、天板の部分の丸いポチポチはすべり止めのゴムがひとつずつ凹みにはめ込まれていて、少々手が込んでいる。色は、これでもおとなし目なものを買ってきたのだが、原色を好き勝手に組み合わせたケバケバしいものである。

他にも何種類かあって、次の写真は、私が日本から持って行ったもの。これは、去年の日食の際に、どんな場所で見ることになるかわからないので、椅子が必要かと思って用意して行ったもので、今回も持参した。全体を引っ張り力で形状を保持するようになっていて、底の部分の金具を引っ掛けるのに少々力が要るのが欠点だが、折りたたんだ際の大きさはかなり小さくなる。会場で見かけたこのタイプのものは、座る部分が一枚の幅の広い布ではなくて、側面についているのと同じような帯状のものを少し隙間をあけて並べたものが多かった。

それ以外には、3本脚で三角形の布がてっぺんについているもの。これは脚を閉じると3本の棒をたばねた棒状になる。あとは、最も古典的な形状の折り畳み椅子で、両側にX字状に組んだ脚に四角い布が張られているもの、あるいはこれに背もたれがついたものだ。

万博を見ている間は、自分で持参した椅子もあったし、購入していなかったのだが、あれだけみんなが持っていた椅子を、自分も記念に買って持って帰ろうと思った。先に触れたように、1日目の帰り道で既に南京路歩行街で売っているのは確認していたので、3日目の帰りにまた南京路歩行街に寄って買うことにした。1日目に聞いたときは1種類だけで10元と言っていたが、今回は大と小があって、15元と10元ということだった。大を買うことにして12元に値切ったが、たまたま細かいのがなくて、15元渡す羽目になって、向こうも細かいつり銭がないと言って2元しかお釣りをくれなかったので、13元で買ったことになってしまった。

日本でも同じようなものを100円ショップで売っているという話も耳にしたが、自分自身では未確認。ダイソーや近所の100円ショップでは見かけなかった。ところが、たまたま今日、近所のセブンイレブンで、棚の高い位置に店員が商品を並べるために、まさにこのタイプの折り畳み椅子を使っているのを発見。私の買った「大」より、更にひと回り大きいものだったが、取っ手部分の形状といい、まさに同じメーカーのものと思われる。色だけは日本向けに地味になっているのだろうか?

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上海万博3日目 北朝鮮館他

付近のアジア関係で、逃せないのは北朝鮮館。普通は行くことのできない北朝鮮が、向こうから来ているのだから。そんなに人気館ではないので行列もゼロだから、見ておかない手はない。もう夜も少し更けてきたせいか周囲もすこし寂しくなった一角に北朝鮮館はあった。

入った左手には壁いっぱいの平壌市街の景色の前に、何やらモニュメントのような塔の模型が立っている。不勉強にして有名な塔なのか何か知らないが。床に描いた水の流れをまたぐように小ぶりな橋がかかっているが、これまた何か有名な橋を模したものかどうかよくわからない。反対側には洞窟のような通路が作ってあるがこれも何だろう?

写真にはないが、中央には大きな噴水があって、そこから上を見上げた天井付近の壁にテレビ画面があって、たぶん北朝鮮では有名な歌手か何かの舞台の映像が流れていた。奥には記念切手や何やらの販売コーナーがあり、他にも工芸品なども並べて販売されていた。水のボトル満載の冷蔵ケースは売っているのか館員用か?

北朝鮮館を出た後、つい隣のイラン館にも入って時間を使ってしまったために、残り時間が少なくなってきてしまった。まだ全く訪れていないアメリカ州方面も見ておきたくて、スキーで何度も訪れているカナダ館を最終目的地として目指す。高架歩道は既に人がすっかりいなくなってしまっている。万博センターの全容がよく見えるが、先のサウジアラビア館とすぐ近くなのにデザインがかぶってしまっているのが気になった。台湾館も見ておきたかったが、まだ少々行列があって、行列に並んでしまったら、もうそこで打ち止めになってしまうので、外観だけながめて先を急ぐ。

東南アジア各国の各種各様のデザインのパピリオンを眺めつつ、どんどん進む。だいたいパビリオンの入場は午後9時半だろうと、ぎりぎりその時間にカナダ館に着くように行ったのだが、どうも、それより先に閉まっていたようだ。すでに残って並んでいる行列もなく、完全に店じまいしてしまっていた。残念。

と、思っているところに更に無情の雨がぱらつきだしたかと思うと、あっという間にまた結構な雨量となった。これはもう退散、とそのまま進んできた方向の先の会場の端にある8号門に向かって行き退場することにする。ゲートの手前では傘がなくて、ぽつんと立った日除けのパラソルに取り残された人たちがいた。

しかし、この8号門から出たのは失敗で、近くの地下鉄の駅まで、地図を見てもまあ少しは歩くな、とは思っていたがこれがずいぶんな距離だった。それも、まわりにはまるで何もないさびしい道を雨の中、延々歩く羽目になった。会場内を戻って地下鉄に直結している別のゲートから出た方がよかった。

かくして、今回の万博観覧は幕を閉じた。

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上海万博3日目 サウジアラビア館と洪長興

フェリーを降りたすぐ近くは日本館だが、これは最初からあきらめて外から眺めるだけで通過。

この地区のアジア関係の館でどこを見るかというと、サウジアラビア館が人気だと事前に聞いていた。他の館を見ている間に、携帯の短信でやりとりしていた中国人の知り合いも、サウジ館が映像がすごいらしいので、入って写真を撮ってきてくれと。写真撮影OKかどうかわからないし、撮れたとしてもそこに行かないと体験できない迫力ある映像を自分のカメラに収めて表現できるとは思えないが。フェリーで時間を費やしてしまったせいで、もう午後5時。いくらか並んで入らないといけない中程度の目玉パビリオンはあとひとつしか入れないだろう。ともあれ、サウジアラビア館に向かってみると、確かに行列が延々続いている。途中、道路を渡って更に向こうに続いているが、最盛期は過ぎたのか、テントをしつらえた並ぶ場所は用意してあるものの全部いっぱいに並んでいるわけではない。またもや待ち時間2時間半程度なので、並んでもよさそうだ。

ここの行列は途中で道路を超えているので、前後でロープを張って止めてあって、前の行列が空になった時点でまとめて一気に通している。それまでの間は行列は一歩も動かないので、ここでは携帯イスが結構活躍していた。自分も日本から持ってきたイスを少し使った。道路を渡る手前の列は、3つの列に分けて並べていて、後ろに着くのは3つとも勝手に均等に並んでいるのだが、最後に、ハビリオン近くの列につながって1列になるところでは、3列のうち、右側の列から1列ずつ通していた。同じタイミングで並んで先頭にいても、中央や左側の列の人は後回しだ。自分はたまたま右側の列に並んでいたのでラッキーだった。

ここの行列用のテントは、天井に昔の日本の通勤電車の天井についていたような扇風機がところどころについていて風を送っていた。並んでいる脇に、飲み物だとか近所のインド館のからみか、何やらインド風の三角形の食べ物を売っていた。行列がその近くにいる間しか買うわけに行かないので、買いそびれてしまったが、そろそろ夕食どきの時間だったし、買って並んでいる間に腹をふくらませておけば、後の時間の節約になったはずだった。列の進みは航空館に比べて結構早かった。道路横断待ちがなくなってからは、結構ずんずん進んでいく感じだった。中に入ってみればわかるが、6人乗りのライドが1台ずつ出発する航空館に比べて、こちらはいわゆる動く歩道式で進んでいくので、観覧客を捌くスループットが高いのだろう。逆にいうと、同じ2時間半待ちといっても、たくさんの人数が並んでいる。

サウジアラビア館の建物の上の方の周囲は細長いディスプレイになっていて、色々な映像が映し出されている。柵を乗り越えないで、というような映像もあった。進みが速いので、予想時間より早目に建物のところまで到達したのでもうすぐかと思ったが、敷地に入ってからもまだ結構並んでいる距離がある。サウジアラビアの格好をした海宝くんが出迎える。建物に入ってからも行きと帰りで二重になった螺旋通路をぐるぐると歩いて昇らされる。一番上に達すると、やっと劇場への入り口。そこから丸い壁に沿った動く歩道に乗る。

動く歩道の進行方向右側の壁が細長いスクリーンになって、サウジアラビアの紹介のような映像が順番に見られるようになっている。あれ? これだけ? という感じだったが、さにあらず。しばらく進んで行って、エアカーテンのようなものをくぐると、その先には大きな空間が広がっていて、その全体に映像が映し出されているのだ。思わず、わぁ、と声に出してしまうほどだ。空間は大きなお椀状になっていて、動く歩道の通路は、そのへりから少し内側に沿った中空に浮いた位置に支えられている。今まで単に横にあったスクリーンは、今や下に伸びて動く歩道の下をくぐり、歩道の反対側で更に深みへと伸びて眼下の視界を全部スクリーンとしている。まるで自分が空を飛んでいて、左下を見下ろすと真下の風景が、右側を見るとはるか遠くまでの遠景が見られるという趣向だ。そこに映し出されるのは延々と続く砂漠の風景であったり、開発の進んだ都市の風景であったり、はたまたスクリーン全体が数え切れないほどの人々の姿で埋め尽くされたりと、確かになかなかの迫力ものであった。それをカメラで撮影したのでは、その迫力を十分に伝えられないのは残念だ。広がり感が伝えられないだけでなく、暗いのでシャッタースピードが遅くなってしまい、動いている画像が全部流れてしまう。

さて、この映像はじっくり見たくとも、動く歩道の速度で自動的に端まで来たら終わりである。ちょうどそれだけ進む間に映像も一周するようにできているようだ。特にどこがはじまりで、どこが終わりというわけではない。動く歩道を降りたら、また中央が吹き抜けになっている螺旋通路の今度は内側をどんどん下って、退場となる。

そうやって出てきたのが午後8時頃。まだ食事をしていなかったわけなので、サウジアラビア館のすぐ脇にある、洪長興というムスリム料理のお店で食べることにする。一昨年の日食で中国の西方に行ったときのことを思い出す。牛肉炒飯に羊肉串もつけた。

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上海万博3日目 中国航空館とフェリー移動

まだ雨の降る中、折り畳みの傘をさして中国航空館まで辿り着くと、やはり2時間30分待ちの表示が出ているが、行列は一時中止とも書かれている。航空館は表に大きなテントで行列するエリアが作ってあるが、そこにおさまりきれない列は、昨日の記事で紹介した歩哨が使っていた、単独のパラソルを並べて日陰にしてあった。ところが、雨だけでなく強風も吹いていたので、危険防止のためか、それらが全部畳まれてしまっていた。そんな中、その部分の列はみんな傘をさして並んでいたが、行列の最後をロープで仕切って、もうそれ以上は並ばないようにしている。といっても、みんなそんな簡単に引き下がるわけもなく、仕切ったロープの後に、行列再開を待つ行列ができている。とはいえ、何もないよりは並ぶ人は少なくなっている。これは却ってチャンスと思い、自分も早速その後ろにつく。これが午後1時半頃。案の定、すぐには行列中止は解除されないので、途中であきらめて列から抜けて行く人も多く、ほどなく正規の行列に入ることができた。あとは、ひたすら待つのみ。およそ2時間あまりで入場となった。ここでも、予想時間より少し早めに列が進んで入ることができたことになる。コンパニオンの女性は大雨の降っている間は長靴を履いていた。

航空館の展示のメインは、テーマパークによくある「ライド」的なもの。6人乗りの乗り物に乗って、3D映像用のメガネを渡されてかける。乗り物は前に進むだけでなく、回転もして、進行に応じて途中何ヶ所かある壁のスクリーンに向かって止まって、奥行き感と移動感のある3D映像を見せられると、乗り物が動いているのか映像の中だけで動いているように見えているのかわからなくなるといった趣向だ。内容自体は、航空関係の未来図的なものだったが、まあそれほどどうというほどものでもない。

「ライド」を降りると、後は飛行機の模型を並べた展示が少し。脇に、フライトシミュレータの体験ができるコーナーが見えるが、こちらは別途整理券が必要で、整理券は早々となくなっているようだった。

こうして、航空館を出たのが午後4時頃。一日の残りも少なくなってきた。浦西地域はこれで終りにして、残りの時間は浦東側のパビリオンを見に行くために、黄浦江を渡ることにする。ちょうど航空館の近くにフェリーの乗り場がある。一度は船に乗ってみようと、そのフェリーに乗ることにする。並んでいる列も、船1回分くらいなので、さほど待たずに乗れるものだと思って並んでみたが、これが失敗で、結局、向こう岸に着いたのは1時間後ぐらいだった。とはいえ、船からの景色も眺められたので、まあよしとする。

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上海万博3日目 ベストシティ実践区

昼食の後は、黄浦江沿いに航空館の方向に歩く。向こう岸には中国国家館や日本館が見える。川に向かって歩哨が立っている。写真の歩哨のところに立っているパラソルは会場内でもよく見かけるもの。柱が端に寄っていて、行列の並んでいるところに並べても邪魔にならないようになっている。

航空館に達すると、2時間半待ちの表示。まあそんなもんかと思うが、こちらに並ぶ前に先にもっと奥にあるベストシティ実践区に向かう。そこは他のパピリオンとはちょっと毛色が違い、世界各地の都市がそれぞれ小さな展示を出している。目当ては私の出身地でもある大阪館。ここはどこもそれほど並ばなくても見られるので先に片付けておこうという計画だ。

ベストシティ実践区に行く途中には、広い広場になったところがあり、不思議なオブジェが並んでいたりする。結構歩いて大阪館の入っている案例共同館4-1に到着。同じ建物にはパリなども入っている。大阪館は入り口をはいるとトンネル状になった通路を通り。その壁には桜の映像が投影されている。大阪では有名な「造幣局の通り抜け」を模しているのだが、果たして知らない人にわかってもらえたかどうか。大阪の産業の紹介などかあり、かなり小ぶりなシアタールームというべきか4面スクリーンの部屋に入って、大阪の歴史のようなものをVJ調で次々と映し出されるのを見せられる。自分はもともと大阪のことをよく知っているから、確かにそれぞれ大阪の特徴的なことがらを取り上げて見せているのはよくわかるのだが、大阪のことを知らない人が、これを次々とパラパラとした展開で見せられて一体何のことか理解できるのか疑問に思った。実際、それほど長い時間ではないのにもかかわらず、途中で出て行ってしまう人も結構見られた。

シアタールームを出ると正面に大坂城の屏風絵と金のしゃちほこの展示。後で交流会に行ったときに、中国人から、大阪館に金の鯉が展示してあったがどういう意味かと聞かれた。どうも全然伝わっていなかったようだ。そういえば、瓦屋根の木造建築は中国も日本も似たようなものだが、てっぺんにしゃちほこをつけるのは日本独特のものだろうか?

大阪館そのものの展示とは別に、関西風情苑というコーナーがわざわざ設けてあったが、こちらは誰一人見ている人がいなかった。

どうも、大阪の展示は大阪人としては少々残念な感じがした。

さて、ここに来た頃から雲行きが怪しくなっていたのだが、大阪とパリを見て外を見ると夕立には少し早い時間だが大雨が降ってきて、とても外を歩ける状態ではない。仕方ないので、とりあえず隣の案例共同館4-2に行って、北京のオリンピック選手村や、香港などの展示を見て時間をつぶす。香港では、RFタグを埋め込んだリストバンドを渡されて、それを展示館内のディスプレイなどに近づけて映像を呼びだしたりするのだが、そのリストバンドはおみやげにもらえた。

雨は完全にはやまないが、いつまでも待っていても時間の無駄なので、雨脚が弱くなってきたところで、ふたたび航空館に向かう。

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上海万博3日目 中国船舶館

鉄道館を出た後は、見てみたい館の中では同じD片区にある日本産業館に向かう。人気が高くて行列が長そうなのは承知していたが、我慢できる程度の長さなら並んでみるかと、いちおう様子を見に行った。

途中通り過ぎた上海企業共同館では、なぜか日本製のロボットの実演展示。太空家園館、cisco館などの前を通り過ぎて日本産業館に到着すると、やはり既に予想通りの長蛇の列である。列の最後尾付近脇には、映像を見る場合は4時間半、見ない場合は4時間とかそのぐらいの数字が書いてあったと思う。まあ、それでもうあきらめて少し周りで写真を撮ったりしていた。柱には北斎の富士山の絵が延々と。展示を見るともらえるのか、同じ絵の入った、日本産業館と書かれたバッグを持っている人がたくさんいる。そうこうしているうちに、大きな待ち時間の看板は既に5時間の表示になっていた。

日本産業館はあきらめて、航空館のある方向に戻る。地面からも霧が噴出するようにしたところがある。途中、少し興味のあったコカ・コーラ館の行列が短そうに見えたので、時間表示の看板が見当たらないがとりあえず並んでみる。が、建物の外に並んでいる列はあまり長くなかったものの、見えないところにたくさん並んでいたのか、人数の捌けるのが少ないのか、やってきた係員がこのあたりで3時間待ちと言っているので、列を離れる。

航空館に行く手前に、巨大な中国船舶館の建物がある。見てみると、行列は2時間待ちの表示。この時点で10:30。まだ時間の余裕はあるので、2時間くらいなら並んでもいいかと思い、列についてみる。船舶館は巨大な鉄骨の構造物の下の一部分に展示館がつくられていて、残りの部分は大屋根のようなにっているので、行列は屋内に並んでいるようなもので、日差しを受けることもなく結構快適である。更にラッキーなことに列は思ったより早く進み、実際は1時間あまりで入場できた。

館内に入ると、巨大な空間に、船のマストを模したものが立っている。霧のカーテンのスクリーンに映像を投影したコーナーを過ぎると、色々な船の模型が展示されている。巨大なスクリーンをジェスチャで操作して情報が見られるコーナーの後、最後に360度映像のシアターがある。

この360度映像は、サイズはかなり大きくなっているが、去年行った上海都市計画展示館にあった360度映像と似ている。CG映像を天井のプロジェクターで各方向に投影している。

船舶館を出ると、ちょうどお昼どきである。すぐ近くに大きな食事ゾーンはないが、船舶館の大屋根の下の階段を上がった中二階のようなデッキの上にちょっとした食事をするところがあったので、そこで昼食にする。空いていて、景色も眺められてよかったが、45元でこれはちょっと寂しい。

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上海万博3日目 入場と中国鉄道館

上海3日目、今日は朝から夜まで丸々万博に費やす。整理券が手に入らないと入れない中国館や、それ以外にも超人気館は別としても、それなりの行列には並ぶ覚悟でないとめぼしいところには入れないので、そのためにはやはり時間が十分にないといけない。

目標は、航空館と鉄道館。入れそうだったら日本産業館。中国館と日本館はハナからあきらめ。あとは、大阪館はたぶん並ばなくても入れる。というつもり。そこで、今回は目的の館の多い浦西側から入ることにする。1日目と同じく人民広場から8号線に乗り、今度は少し手前の西蔵南路の駅で降りると、そこがすぐに2号門である。

開場は9時なので、みんな会場前から並んでいることを考えると1時間前くらいに着いておくつもりだったが、ちょっと出遅れて、着いたのは開場30分前を切っていた。入り口前の巨大なテントのかかった待ち場所はほぼ満杯になっていて、その外側に少し並びはじめている状態だった。その前にまず入場券を買わないといけないが、ここもやはり反対側の、道を渡ったところに売り場がある。こちらは6号門とは違ってかなり小ぶりの売り場だが、みんな他で買ってきているのか、全然混雑はしていない。割引の券を買う人は証明書を出すようにと大きく看板が立っている。

開場待ちの列に並ぶと、暑さ緩和のためか、テントの天井部分のパイプから細かい霧が噴出するようになっている。会場には緑の制服を来たボランティアたちが、入場客の案内などの手伝いをしているが、開場待ちの列をまわって、会場の地図と、ボール紙のうちわを配っている。このボランティアが配っている地図は必ず入手すべきだ。パピリオンの配置が紙面いっぱいに描かれていてよくわかるし、無料だ。私は、配りに来たときに列の中の方にいて手が届く範囲にいなかったのでそのときはもらえなかったが、入場してから、そこらへんにいるボランティアに言って、もらった。

開場すると列の前から順に入場していくが、セキュリティチェックとかもあるので、時間がかかる。私が入れたのは、だいたい30分後くらいだ。その頃にはとっくに中国館の整理券はなくなっているのだろう。セキュリティチェックでペットボトルは持ち込めないので、まずは飲み物の確保。入ったところにたくさん自販機があって、コカコーラが4元だから、まあ、そんなにボってるわけでもない。それでも水に金を払いたくないという人のためには、飲料水の出る水飲み場もある。

このゲートも、入ってしばらくは高架通路を通ってしばらくは何もないところを延々進まないといけない。ダメもとで途中でボランティアに、中国館の整理券はどこで配っているのと尋ねたら、もうなくなってるとのつれないお言葉。

さて、一番最初は進んできたところから一番近い中国鉄道館 (中国铁路馆) に入ってみる。建物の表に新型の高速車両らしい、CRH380の先頭車が展示してある。まだ開場したばかりだからか行列はなくすぐに入れた。と、思ったのが最初の判断ミスだった。実は鉄道館はそんなに人気がなくて、後で見ても列はほとんどできていなかった。そういうところは後まわしにして、朝一番はもっと行列が長くなる館に、行列がまだ長くないうちに並びに行かないといけなかった。

ともあれ、鉄道館に入った。すぐに映画のコーナーがあるが、ここの映画はそれほどたいしたことなさそうなのと、ちょうど先の回がはじまったばかりで待ち時間がかかるので、パス。展示だけを見ていく。CRHの運転シ
ミュレータ (自分で体験させてもらえるわけではなさそう) や、最近建設されている、中国各地の巨大鉄道ターミナル (上海虹橋だとか、広州南だとか) の模型などが展示されている。

下の階に降りると。鉄道車内を模して椅子が並べられた食事コーナー。片側は壁に沿っているが、反対側は本来車両の反対側の壁があるところにはパーティションも何もなくて広い室内とつながっているので、なんか妙な感じだ。フロアの真ん中には蒸気機関車が1台、でんと置かれている。隅の方には、先のCRH380型に備えられるVIP室のモックアップが置かれている。普通の座席の向かい合わせ2組み分の場所に1組みの向かい合わせの椅子を置いた様子で、やけに間延びしすぎてる感じがする。

あと、壁には駅に設置されているのと同じ特急の座席予約ができる自動券売機が設置されていた。展示だけかと思ったら、実際にそこで切符が買えるようだった。

さて、鉄道館はここまでで終り。次は、あわよくばと日本産業館を目指す。

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