2010年9月 のアーカイブ

Windows Live Spaces から WordPress.com へ

数日前、ここにサインインすると、blogのトップの画面ではなく、お知らせの画面が出て、Windows Live Spaces は半年後に終了するので、WordPress.comに移行して下さいという。あるいは、blogの内容を全部PCにダウンロードすることもできるという。

いずれ、サービスが終了したり、あるいは自分から別のblogに乗り換えたりするときに、今までオンラインで入力した膨大なデータはどうしたらいいのだろうと思っていたが、ちゃんとツールが提供されるのはありがたい。

移行先の WordPress.comというのがどんな個性をもったblogサービスなのかは、あまりよくは知らないのだが、そもそも いずれ Windows Live Spaces から別のblogに乗り換えたいなあとは以前から思っていたので、いい機会だ。5年前に多言語が通るという理由で、他にあまり比較検討もせずに始めた msn Spaces だったが、コメントをいただくのに、Windows Live のIDを持っていてサインインしてもらわないといけないというのが、来ていただいた方からのコメントをもらいにくくしているのではないかと気になっていた。それと、少し前からアクセスログを見る機能がなくなってしまって、どんな検索ワードで見つけて読みに来ていただいたのかを見る楽しみもなくなってしまった。

そんなわけで、どこかに乗り換えたいと思っていたところなので、WordPress.comにしてその問題が解消されるかはまだよく知らないのだが、とりあえず、過去資産をそのまま移行できるようなのでやってみて損はなかろう。WordPress.comを使ってみてダメそうだったら、ダウンロード機能もあるし、更に新しい引越し先を探すことにしよう。

ちょうど四半期の変わり目で切りもいいので、今日で Windows Live Spaces への書き込みは終了とする。

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大山から見た東京スカイツリー

前に、景信山から東京スカイツリーを撮影した記事を書いたが、先日、台風が通った後の晴天で自宅からスカイツリーが結構よく見えたので、写真を撮りに行ってきた。

土曜日、午前中に台風は去って、いい天気になった。自宅からもよく見えるのだが、「東京スカイツリーここから見えるよMAP」は、個人情報保護の観点から、自宅からの撮影の投稿は禁止。そこで、自宅よりは地上高が低いが、最寄り駅の駅ビルの屋上へ。距離はほとんど同じなので、霞み具合は同じなのだが、やはり低い分近くの丘に隠される部分が多く、ぎりぎり第一展望台のところから上が見える感じだった。しかし、工事中のクレーンもはっきり識別でき、まあまあの撮れ具合だ。

翌日曜日もまだ天気がよさそうなので、朝から、自宅よりも遠くでスカイツリーの見えそうな山に登ることにした。前回景信山、陣馬山と行ってどちらでも双眼鏡では見えたのに陣馬山ではカメラには写らなかったので、そのリベンジに行ってもいいが、そちらはもっと冬の空気が澄んだときにでもおいておいて、まだ行ったことのない、しかしメジャーな場所ながら見えるよMAPにはまだ乗っていない、丹沢の大山に行くことにした。

いざ、登ってみると、今回も前の景信山、陣馬山に近い状態だった。双眼鏡ではきっちり確認できるのだが、カメラを向けてみると、コントラストが弱くてほとんどわからない。それでもなんとか見当をつけて撮影してきた。帰ってからPC上で強調処理をすれば、なんとかなるだろうと思ってのことだ。添付の写真の2枚目がそうだが、これがなんとか不自然にならない範囲で強調をかけた結果である。ぼんやりながら、白く塗られた鉄骨の下の部分と、工事用のネットで覆われて暗く見える第一展望台から上の部分と、タワーの全体像がわかるものと思う。

しかし、この取れ具合を見ると、いいカメラとレンズが欲しい気にならなくもない。手軽に超望遠が得られる手段として、日食でも活躍した、10倍ズームのビデオカメラと3倍のテレコンという組み合わせで撮影している。これでおよそ35mm換算で1,200mmぐらいの望遠になる。しかし、テレコンはレンズの上にレンズを重ねているので、どうしても画像の質は落ちてしまう。しかも、カメラはビデオカメラなので、いくらハイビジョンカメラといっても、撮像素子は小さいので静止画を撮影するにはデジカメと比べるとかなり見劣りする。コンパクトデジカメでも、ビデオカメラよりはいい絵が撮れるはずだが、レンズ交換ができないのでやはり本体ズームとコンバージョンレンズに頼ることになるが、コンバージョンレンズが付くコンパクトデジカメはほとんどない。理想的にはレンズ交換式の1眼カメラなのだが、今度は大きくなった分レンズも大きくなってしまう。1200mm相当の望遠レンズとなると、かなり巨大だし、高価でもある。山に担いでいくのだって荷物になる。そこまでやるのなら、いっそのこと、天体望遠鏡を買ってそれにアダプタでカメラを取り付けるというのもアリかなとも思う。像が転倒してしまうので眺望をながめるには不向きだが、写真に撮った画像を残すだけなら写真を逆さにすればいいだけだから問題ない。などと、色々考えていると、悩みは尽きない。

ここに掲げた2枚の写真をそれぞれ「東京スカイツリーここから見えるよMAP」に投稿したら、どちらも採用された。どのくらいが採用されてどのくらいが却下されるのかわからないが、都心のタワー近くはもう報告が多すぎてぎっしりだが、このぐらいの距離だと投稿もまばらなので、自分の投稿がよくわかっていい。また、陣馬山に行かなくて正解だった。同じ日に、他の人が撮った、夜明け近くのきれいに撮れた写真が掲載されていた。私が同じ日の昼間に行ってこの大山の写真程度のものを投稿しても、どう考えてもそちらに負けていた。

さて、次はどこを狙おうか。

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Photoshop 7.0 で2TBのHDD に保存できない

新しいPCにして、同時に Windows 7 にしたので、Windows 7 になっての変化で驚く点は色々あるのだが、まずは Windows 7 とは関係のないところでのトラブル。

PCで写真をいじるのに欠かせない Adobe Photoshop だが、なにぶん高価なソフトなので、かなり以前にデジカメについてきたLE版の5.0からアップグレードした7.0をそのままずっと使っている。新しいPCでこれを使うことにして、インストールして使ってみると、もちろん Windows 7 のない時代のソフトだが、Windows 7、それも64bit版で全然問題なさそうに動いた。ところが、いざファイルを保存しようとすると、空き領域が足りませんというエラーで保存できない。もちろん、新しく用意した2TBもの容量のHDDだから、前のPCのファイルを全部コピーしても、まだまだ空きは4分の3以上もある。保存先をデータ用に用意した2TBのものではなく、システム用の500GBの方にしてみると、ちゃんと保存できた。

どうやら、親切にもファイルを保存する前にドライブの空き容量を確認してくれているのだが、このソフトのつくられた当時は1台で2TBのファイルシステムでテストなどしていなかったので、空き容量の算出の際に桁数が予想より多くて正しくない値になってしまっていると想像される。これはOSの問題ではなくて、このソフト固有の問題のようだ。でなければ、他でも軒並みファイルが保存できないという問題が発生するはずだが、いくらなんでもそれはあり得ない。

Adobeのサイトを見てみると、7.0.1というアップデータがあったが、2002年付けだったので期待しなかったが案の定違いはなかった。仕方ないので、まずは、とりあえずシステムドライブにPhtoshopの仮保存用のディレクトリを作って、保存はそこにしてから、後で移動させることにしたが、やはり面倒で仕方ない。かといって、最新版のPhotoshopを購入するのは値が張る。一旦フル版を使うようになってからは、その後から出たElementsというのは、単なる機能限定版というより入門者向けの別モノという印象を持っていたのだが、案外フル版と違いない印象のようでもある。で、とりあえずこれで我慢できるかどうかと、ちょうど新しいバージョンが出たところなので、その試用版をインストールして使っている。当然、ファイル保存の問題はない。さて、使用期限が来たらどうしようか。

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修復機能のないRAID1?

新しいPCへの移行作業は、非常にすんなり、とは行かなかった。

5つあるSATAのうち、1つにBD、2つをRAID1にしてシステムをインストールした。最終的には残り2つもRAIDにしてデータディスクにするのだが、それでは前のPCのディスクからdisk-to-diskでコピーできない。なので、仮に通常のシングルのディスクとして新しいドライブをつないでおき、残りに前のPCのデータディスクをつないで、パーティションコピーをした。ツールはまあ何でもいいのだが、無料で使えるものとして、Acronis True Image のWD Edition というのが、WDのHDDを使っていれば使えるということで、それを利用した。これで、前のPCのデータディスクが丸ごとコピーできて、容量が増えてまだまだ残っている空きエリアに専用のディレクトリをつくって、今度は前のPCのシステムディスクから必要そうなファイルをコピーしておく。ここではファイルのアクセス権限で多少問題があったがまあなんとかクリア。

さて、コピー元ディスクをはずして、代わりに新しいディスクを接続。RAID1構成にして、片方のディスクを元に、後からつないだディスクを壊れて交換したのと同じ扱いのディスクとしてRAIDデータの再構築をすればOK、と思ったら、どうもそういう操作ができない。新たにRAID構成をつくると、全部初期化するしかなくて、せっかくコピーしたデータを温存して再構築するという操作がメニューに見当たらない。前のASUSのマザーボードについていたRAIDとは違うもののようだ。

泣く泣くRAIDの構成をして初期化。データコピーの作業をもう一度行うことになる。と、今度はRAIDドライブとしてシステムに見えているので、WDのドライブとは見えず、Ture Image のツールが使えない。ちょっと古い別のツールを、2TBのSATAに対応してるかしらと心配しながら使ったら、ほとんど最後まで作業は進んだのに、最後の最後でブルースクリーンになってコケてしまった。またツールを探して、結局 Acronis True Image の普通の製品の最新より1つ古いバージョンの試用版を使ってうまく行った。最新版では機能が制限されているようだったから。

このときは、SATAは全部ふさがってしまっているので、BDを仮にはずして使った。最初からそうしておけばよかった。

しかし、このRAID、設定時に初期化するしかないだけでなく、運用中に片方が故障したときのデータの再構築の手段もメニューに出てこないしマニュアルにも何の記載もない。RAID1として動作しているが、片方が壊れたときにどうしたらいいのだろう。片肺で動いている間に、別のディスクにコピーするしかないのだろうか。何かちゃんと用意された方法があるのなら、事前に調べておかないと、いざ実際に故障したときに困ってしまいそうだ。

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FDD I/F がない

前の記事で少しだけ触れたが、今回のPC用に通販で買ってきた部品を揃えて順次組み立てかけて、前回のPCでお気に入りになったメモリカードリーダ一体型FDDを取り付けようと思ってて気付いた驚愕の事実。マザーボードにフロッピーディスク・インターフェースがなかったのだ。これほどまでにレガシーなデバイスがいつまでも存在すると思っていてはいけなかったのだ。全くそんなことに気をかけていなかったので、接続しようのないデバイスを買ってしまった。仕方ないので、オークションででも売り払ってしまうか。

FDDの問題に入る前に、このカードリーダのこと。、お気に入りだとしても、新しいPCに移設すればよさそうなものだが、実はひとつだけ問題があって、同じ型番のものでも最新版を購入した。というのは、昔に買ったものはSDカードは読み書きできても、SDHCには対応していなかったのだ。発売当時SDHCカードがなかったのだから仕方ないといえば仕方ない。しかし、私の買ったよりも少し後のバージョンでは、最初はSDHCカードには対応していなかったものの、ファームウェアのアップデートでSDHC対応にすることができるようになっていた。しかし、私のはアップデートもできないバージョンだった。残念。そんなわけで、同じ使い勝手でSDHCに対応した最新版を買いたかったのだ。

単に、SDHCカードを読み書きするだけなら他に方法がないわけではない。Eye-Fiについてきた小型カードリーダをPCケースの前面USB端子に挿せばいいし、プリンタ複合機にもSDHC対応のカードスロットがついている。しかし、カードリーダがいくら小型でも挿しっぱなしにしては邪魔で、やはりきっちり本体に納まっていて欲しい。プリンタ複合機のカードスロットは本体の電源を入れなければ使えず、いちいちプリンタのメカの初期化とかが動いてしまう。その上で、たまに使うかもしれないFDDも一緒に本体におさまってくれればうれしいし、そのためにベイを2つも使うほどのこともないと思ったわけでもある。

一方、FDDの方だが、最近は相当使用頻度が減ったとはいえ、たまには何か昔のFDに入ったままのデータを読み出したり、さほど大きくないデータをFDで受け渡ししたりしないこともない。前回のPCでは、一番最初に、Windows xp をRAIDにしたHDDにインストール際に、イスントール中にRAIDドライバを読見込ませるのにFDしか方法がなかった。しかし、今回の Windows 7 では、その必要もなかった。ドライバはCD/DVDからも読み込めるので、マザーボードに付属してきたチップセットのドライバなどの入ったものをそのまま読ませればいい。

今のマザーボードに FDD I/F が無い以上、前のPCで使っていたのと同じ状態にするには、今回も購入したのと同じ形態で、FDDのインターフェースが本来の FDD I/F ではなく、USB-FDDになったものが存在すれば理想的である。しかし、どうやら現時点ではそういうもので手に入るものはなさそうだ。全部PC本体に納めるという観点からは、単体の内蔵型USB-FDDと内蔵の3.5インチベイ型カードリーダを装着するという方法もある。そこまでしないのであれば、それぞれ外付けのもので我慢するということになる。せっかく購入したのだから、今回購入したものをFDD部は働かないにしても内蔵させるようにしたらとも思うが、やはり使えもしないFDDが本体に口をあけているのはあまりいい気がしない。

そんなわけで、現状では一番何もしない状態で、PC本体には何も内蔵させていないままで、メモリカードはプリンタ複合機のものをその都度電源を入れて使用し、FDはまだ使う機会がないが、使うとすればideapadで使う用に持っている外付けUSB-FDDを接続して使えばいいと思っている。

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新PC自作

今まで使っていたメインのPCを組み立ててからもう5年になる。普段、webを見たり、メールを見たり、テキスト編集やスプレッドシート、写真の修整程度のことをやっている分には特段不便はないが、ハイビジョン動画編集/再生あたりになると、やはり最新性能のものがあった方がうれしい。

そんな中、ちょうど富士山で撮影してきたビデオを編集している頃、どうもPCの調子が悪くなってきた。ビデオ編集の負荷の高い作業が問題を引き起こしたというわけではないと思うのだが。Firefoxの上でFlashがよくクラッシュするようになったり、起動したときに、xxxはWindowsの正しいイメージではないとかいうエラーが出たり。その割にはシステムは動いているし、実際にファイルが壊れているふうでもない。昔のWindowsでよく起きたリソース不足のような症状で、画面のアイコンが一部表示されなくなったり、アプリケーションソフトも機能が一部動かなくなったりと、色々おかしな現象が発生しだしていて、だましだまし使うという状況になってきていた。

そこで、これを機に、少し重かった腰をあげて、新しいPCを組むことにした。雑誌をながめると今や6コア時代だという。ちょうどAMDの Phenom II X6 の、低いTDP版が出たところらしい。この6コア+低TDPというのに惹かれて、前回に続いてAMDのCPUで組むことにした。

PCは日々どんどん調子が悪くなってくるので、買出しに行くには週末しか利用できないので、一度秋葉に下見に行って特にケースなどを中心に目星をつけただけで、あとはほとんど通販で済ませた。今回は、こんな構成だ。

  • PCケース ANTEC Solo Black
  • ATX電源 ANTEC EarthWatts EA-650
  • FDD オウルテック FA404MX(B)
  • マザーボード ASUSTek M4A88TD-V EVO/USB3
  • CPU Phenom II X6 1055T (96W)
  • メモリ CFD 2GB 2枚
  • Serial ATA HDD (500GB) HGST HDS721050CLA362 2台
  • Serial ATA HDD (2T) Western Digital WD20EARS-00MVWB0 2台
  • OS Microsoft Windows 7 Ultimate 64-bit DSP

また、下記のデバイスは、既存のPCから移設した。

  • BD-RW Drive Pioneer BDR-203
  • DVD-ROM Drive LG DRD8080B
  • Video Capbure Board I-O Data GV-D4VR
  • HDMI出力ボード Canopus HSX-E1

今回も、低電力のCPUを選んでいることからもわかるように、静音に気を使っている。ケース選びは自作PCを組む際のずいぶんな悩みどころだ。自作用のケースは、私から見るとどうも奇をてらった妙なデザインのものが多く、シンプルなデザインのものが好みの私からすれば、それだけでかなりのものが選択対象外になってしまう。後は機能的な点で、前面にUSB、IEEE1394、ヘッドホンの端子が出ているかとか、マウントできるドライブの数とか。色々条件がある。それに、値段もピンキリだ。色々眺めて決めた今回のものは、結構定番モノらしい。側面パネルに制音用のプラスチック板が貼られているとか、ハードディスクのマウントのネジ止め部が緩衝用のゴムをはさんで止めるようになっているとかいった静音対策が施されている。気になると言えば、電源とHDDアクセスのランプがいまどきの流行で青色のLEDになっていることくらいか。色がどぎつくてあり落ち着かない感じがする。

最近はたいていそうなのかもしれないが、前回と違って今回のケースは電源は別売りなので、まあケースメーカーと同じところのものでそこそこのものを選んだ。容量も余裕をもったが、もう少し小さくても大丈夫だったかもしれない。

メモリカードリーダ一体型のFDDは、前回のPCで良かったので、前のPCはいちおうそのまま残すのでまた同じものを購入したが、これについてはまた別記事で詳しく。

マザーボードは、やはり前回ASUSのが満足だったのでASUSのもので、今回使用するAMDのCPUに対応のものから、オンボードグラフィックでそこそこの性能のものを選んだ。3Dのゲームを本気でしたりするわけではないので、グラフィック性能はそれなりでいい。グラフィックボードのファン音をなくすために、前回はファンレスの安いボードを使用したが、最近のはオンボードのグラフィックでそれなりの性能はあるようなので、その方がスロットも使わなくて楽だ。あとは、選定基準は、SATAが5つ以上あること。これはHDDをRAID1で2組と、BDドライブを接続するためだ。

CPUは前述の通り。メモリはまあ4GBあればいいだろう。足りなければまた後で増やす。

HDDは先に書いたように、1台が壊れても大丈夫なようにRAID1構成にしているのは、前のPCと同じ。また、システム用とデータ用と別々の物理ドライブにしている。前のPCは実際にHDDに不具合があるわけではなさそうだが、そのまま引き継ぐよりも、バイト単価も以前よりずいぶん下がっていることだし、全部新しいものにした。合計4台もドライブを使うことになり、静音には反するが、データの安全のことも考えてここはこうなっている。少しでも静かにと、容量の大きいデータドライブの方は回転数の遅い5,400回転のものにした。こちらの方が財布にもやさしい。

OSは自作部品のどれかと一緒に買うとDSP版が安いので最初からそのつもりだったが、標準パッケージ版が32bit版と64bit版の両方が入っているのに対して、DSP版はどちらか片方だけなので、どちらかに決めて購入しないといけない。Home、Professional、Ultimateのどのエディションを選ぶかも問題だ。まず、32bitか64bitかだが、xpのときから64bit版を試しに入れたりはしていたが、デバイスによって対応できないものがあったりて、本格導入には踏み切れないでいた。しかし、ここにきてプリンタ/スキャナも去年買い換えたのはこれを見越してのことだったし、だいたい大丈夫そうだったので、やはりパフォーマンスの向上を考えて64bitにした。エディションの方は普通に使う分にはどうでもよさそうにも思えたが、決め手はUltimateだけで多言語環境がサポートされていること。多言語といっても普通の表示や入力はxpの頃から同じようにどのエディションでもできるが、Ultimateだけでの対応は、システムとしての言語が他のものに切り替えられること。Windowsのメニューや操作パネルに現れる文字を英語版のWindowsと同じにしたり、中国語版と同じにしたりが、一旦ログオフするだけで切り替えられる。これで他国語でWindowsの表記がどうなっているかわかってうれしい。他国語専用のソフトもそのまま使えるので、以前のQQのようなソフトも対応可能と思うが、そちらは新しいバージョンでは既に日本語版の上でも問題なくなっているので特にその必要はないのだが。

合計で出費は11万円弱。ショッププランドとかで同程度のものを買うのと比べて大幅に安くできたというほどではないかもしれないが、HDDをたくさんつけているので割高になっているといったことと、まああとは、ケースや細かい仕様を好みのものの組み合わせを選べているので満足とする。

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iPhoneのBluetooth諸々

iPhone 4 に買い換える少し前から、どういうわけか今まで使っていたBluetoothヘッドホンの再生/停止ボタンが効かなくなっていた。色々やってみたが、他の機能は働くのに、このボタンだけ全く効かない。修理に出すべきかどうするか。修理に出したらその間はどのヘッドホンを使うか。iPhoneで線付きのヘッドホンは嫌だなぁ。代わりに以前使っていた iPod nano を復活させるにしても、それで使っていたランヤードヘッドホンは壊れているから他のヘッドホンを使わないといけないのに変わりはないし… と思い悩みながら、本体の操作だけで凌いでいるうちに、iPhone 4 になった。

とりあえず、iPhone 4 でもリンクするか試してみたところ、問題なくリンクして使えるようになったのはもちろん、どういうわけか効かなかった再生/停止ボタンも何事もなかったかのように働いている。結局何だったのかよくわからないが、結果オーライでよしとしておく。iPhone 3G でも、単に紐付けしなおしてみればよかっただけかもしれないが。

また、iOS4では、Bluetoothの音量調整がiPhone本体でもできるようになった。使っているBluetoothヘッドホンにはヘッドホン側に音量調節がついているので、どうしても必要な機能ではない。逆に、iPhoneをケースから出し入れするときに音量ボタンをさわってしまったりする不都合もないでもない。まあしかし、新機能の確認をしようと、操作してみる。今まではBluetoothで再生の場合はiPod再生画面に音量バーが表示されなかったのが、Bluetoothをリンクしている場合も表示されるようになっている。で、本体の音量ボタンを操作してみると、バー上のスライダが動かない。が、音量は変化しているようだ。後で試してみると、問題なくボタン操作に連動したが、その後もたまにそんな症状に出会うことがあった。

そして、iOSが4.1になって、今までどういうわけか対応していなかった曲送り/戻しができるようになった。これで、今まで私のBluetoothヘッドホンに付いているものの役割を果たしていなかった送り/戻しボタンが役立つようになった。が、ヘッドホンの説明書によると、このボタンの長押しで早送り/巻戻しの機能もするようにつくられているようだが、それは iOS 4.1 でもサポートされていなくて機能せず、ちょっと残念だ。

それから、たいてい音楽を聴くときは、まずBluetoothヘッドホンを身に着けて電源を入れ、リンク確立の音が鳴るのを確認してから、iPhoneのiPodアプリを開いて、曲を選んで再生を開始するのだが、ときどき聴こえ始める音楽の頭が切れて始まることがある気がする。どういう場合かはよくわからないが。

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iPhoneのケース買い替え

iPhone 4 にしたから買い換えないといけなかったわけではないのだが、今まで使っていたケースは、2代目ながら最初のやつは結構すぐにダメになって買い換えたものなので、もう2年近く使っていて、結構痛んできているところだった。そこに、本体の方が新しくなったので、しばらくは仕方なくボロボロのケースに入れて携帯していたが、ちょっといたたまれないのでこれを機に新しいケースを買うことにした。

使い方は基本的に変わらないので、要求事項は前のものと同じ。ベルトに装着して、基本的に裸で使っているiPhoneを収納して身に着けておくためのケースだ。ビジネスウェアにもカジュアルウェアにも相応しいこと。

iPhoneのケースは数多く出ているが、この手のケースの種類は非常に限られている。今回購入したものの他にもまあ何種類かはあって、つい最近発売になって珍しく紹介記事なんかもたくさん出ていたものもあったが、でざいんがいまいち気に入らず。結局購入したのは、前回、前々回のと同じシリーズで、ほぼ同形状で素材が多少違うものの3種類目。まあ同じところのなら安心できると思ったが、実は既に全部製造中止になってしまっているようで通販サイトでも掲載はされていても品切れになっていた。そのうち、今回買った今までに買わなかった1つのモデルだけが、オークションで売りに出ていた。どこかが余剰在庫を引き取ってオークションで売っているのだろうか。値段も新品で買うときよりはずいぶん安いので、もともと普通に買うつもりだったことから考えるとお得だ。送られてきたものは、立派なパッケージには入っておらず、簡易包装のような感じだった。

そういうわけで、前のと同じのが売られていればそうしたかもしれないが、他になかったので、今回また少し素材の違うタイプのものを買った。これまでに買ったときにこれを選ばなかったのは、写真でみたところではもっとテカテカした素材かなと思っていまひとつ気に入らなかったのだが、実物を見てみると、細かいシボが入っていて思ったよりずっといい感じの質感だった。後はまた前々回のように千切れてきたりしなければいいのだが。見た目、前々回のやつよりはしっかりしてそうだ。

ちなみに、iPhone 4 は、iPhone 3G/3GS に比べると、少し長くて少し薄いが、寸法的には同じケースに特に問題なく収納できる。

難点は、クリップのところのつくりが少し違って、クリップの本体側の方が、前のものは背板の中に入り込んでいて、クリップの外側と背板ではさむ感じだったのが、こちらは本体側もクリップが露出していて、クリップの幅だけで挟みこむ感じになる。はさむときに、クリップの口を開けるために押さえるのが背板全体でよかったのが、クリップの背板側の部分を押さえなくてはならず、押さえにくい。前のケースが傷んできて一番不便だったのが、そのクリップの部分が背板に固定されていたのが緩んできていて装着しにくかったところなのだが、今回のクリップの装着しにくさは、前のケースが傷んでいたときとあまり変わらない。

もう一点は、これは最初のものもそうだったのだが、皮製 (人工皮革?) なので、表面に油が引いてあり、これが、iPhoneを取り出したときに画面に筋になって付着する。まあ、どうせ指で操作すると指の油も画面につくわけだし、あまり気にしなければそれほどでもない。前回のケースはナイロン製なので、それがなかった。

まあ、ともあれ、細かいことを言わなければ、これで今までと同じようにiPhoneを携帯することができる。

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iPhone 4 に機種変更

もう機種変更してからしばらく経つが、やはり他の記事を書いたりしていてまだ書いていなかったので、遅ればせながら。

iPhone 4 が発表になって、予約受付開始に急いで並んでいた人たちもいたが、そこまでして急いで入手したいとは思わなかったが、もともと最初の iPhone 3G の分割払いが終わる2年後には新機種が出たら性能もよくなっているだろうことだし買い換えようと思っていた。逆に、そのつもりだったから、まだ1年しか経っていなかったときの iPhone 3GS が出たときは最初から買い換えることは考慮しなかった。

で、ちょうど発売の前後で今年の夏は他に色々とすることがあって、その途中でiPhoneを新しくしたら、何かトラブルがあったら面倒だしと思って、自分が少し落ち着いてからと思ってすぐには予約はしなかった。当初、予約しないとすぐには手に入らなさそうだったが、しばらくすればそれも解消するだろうと踏んでいた。富士登山やらが終わって、7月24日の土曜日に予約を入れに行ったが、ちょうどその寸前に、出荷が遅れていた白バージョンが年末になること確定のような報道が出て、白を待っていた人があきらめて黒に流れたうちの一人と思われるような状況になった。元々自分は今回は黒のつもりでいたのだが。

ともあれ、その時点で、白が年末の件は関係なくとも、まだ品薄は続いていて、予約してから1ヶ月くらいでないと入荷しないかもと言われたが、結果的には約2週間後に入荷の連絡が来て、iPhone 4 ユーザーとなった。受け取ったのは、一番初期のものではなく、裏面には日本の技適マークの表記されていないタイプのもので、OSも最初からひとつ上がった4.0.1になっていた。

4になって一番の印象は、iOS4になって追加された機能でもなく、縦横倍倍の解像度になった Retina Display でもなく、単純に速度が速くなったことだった。3GSを使っていればそれほどにも感じなかったかもしれないが、3Gでは何をするにも、反応がにぶくて待たされる感じがすることが多かったが、4では、通信速度由来の遅さ以外は、ほとんど反応速度の遅さでイライラさせられるとがなくなった。何よりそれが一番だ。

それ以外の4になって変わった点について感じたことは、追々書いていくことにしよう。

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FCCアマチュア無線免許更新

昔アメリカに出張で数ヶ月滞在したときに、現地で試験を受けてアメリカのアマチュア無線の免許を取った。今回、その2回目の更新の期日が来て手続きをした。外国人でも免許は取れるのだが、手続き上、郵便物の送付先の住所がアメリカ国内にないといけない。免許をとった当時や、1回目のときは、(それぞれ違う)うちの会社の現地駐在している人に頼んだのだが、今回は社内の知り合いで現地に駐在していて頼めるような人がいないので、ネット友達でアメリカに住んでいる人に頼むことにした。

手続き自体は、前回の更新のときから、紙の書類を提出することなく、全部ネットで手続きができるので、日本にいながらにして手続きができて面倒がない。最終的に送られてくる免許状だけが頼んだ住所に送付されるので、それを日本に送ってもらえばいいだけだ。アマチュア無線は申請料が無料なのもありがたい。単に費用がかからないというだけでなく、そもそも支払いの手続きをする面倒がない。面倒といえば、前回の更新時は、手続きに米国人ならば皆に持っている社会保険番号を個人の特定に使うのだが、そうでない者は、申請のために代わりになる番号を取得するといった面倒があった。その後、何やら新しいシステムの登録IDみたいなのが送られてきていて、今回はその新しいIDを使う新しいシステムになっていた。

それと、前回のときもそうだったが、更新前と住所が変更になっているので、更新の手続きと住所変更の手続きを両方しないといけない。どちらかを先にやっておかないといけないのかとか考えると面倒そうだが、実際は更新手続きの中で同時に住所の変更ができるので、これも面倒がない。

そんなわけで、免許更新の手続きはあっという間に終了した。しばらく後に、住所を貸してくれるように頼んだところから郵便が着いたと連絡があり、またしばらくして転送してもらった郵便物が届いた。免許状は、最初に取ったときから体裁は変わっていないが、掲示用のものと、切り離して携帯用にするもの (2つ折りでカードサイズになる。携帯するのはこれのコピーでよい) のが、1枚の紙に印刷されている。受け取ったものに、クレジットカードのように自分のサインを記入する。

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