2009年7月 のアーカイブ

Eye-Fi トラブルシューティング (その3: 解決篇)

上海旅行の報告も進めたいところだが、まずこちらの解決篇を先に片付けてしまおう。

結局、サポートとのメールのやりとりでは何も進展しないまま、上海にでかけてしまったのだが、出発した月曜に次のメールが来て、CX1でちゃんと使えているという人もいるので、相性であったりして、完全非対応ともいいきれないので、いったん交換させて下さいとのことだった。帰国してから交換品を送ってもらって、最初に買った方のカードは返送した。

しかし、試してみたところ、症状は全く同じだった。個体不良や製品のばらつきによる相性といったことのようではなさそうだ。

ネットを検索していると、ちょうど私が上海に行っている間に書かれたblogで、具体的に4GB版がCX1で使えていることを書かれているものがあったので、コメントで質問してみたところ、すぐに返事をもらえて、やはり最初は私のような症状だったが、いつの間にかちゃんと使えるようになっていたとのこと。カメラでカードをフォーマットしてみては、とアドバイスをもらった。

セットアップの手順では、まずEye-Fiカードをパソコン側に挿して設定をしてから、次にカードを抜いてカメラに挿して、すぐに撮影して転送されるか見る、というふうに指示されていて、カメラでフォーマットすることに触れられていない。いまどきのデジカメとメモリカードは、別にフォーマットしなくてもそのまま動くもんなんだろうなと思ったし、これまでに書いたようにそこに至るまでに色々トラブっていたので、カード内のセットアップ用ファイルをフォーマットして消してしまったら、また面倒なことになりはしないかと躊躇してフォーマットしてみることをしないまま、そのことは頭から離れてしまっていたのだった。

サポートとのやりとりの中でも、フォーマットしましたかと聞かれることもなく、そのまま交換となってしまったので、そこに至らなかった。普通のSDHCカードを買って上海にでかける前に、構わずフォーマットを試してみればよかった。

それに、もしフォーマットのことを思い出さされていなければ、今回の交換品も全く同じ症状ということで、購入したヨドバシカメラに返品の交渉にかけあいに行ってたところだ。

そんなわけで、blogでアドバイスをいただいたhiroshioさんに、感謝感謝である。

それと、まあ結果的に的確な結果にはならなかったものの、Eye-Fiのサポート担当の方も、親切に対応してくれたと思う。

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上海皆既日食のビデオ出来

上海に皆既日食を見に行って帰ってきてからまだ何も記事を書いていなかった。結果はみなさんご存知の通り、天気が悪くて見られなかったが、まずはそれなりに撮影してきたビデオの編集を終えたので、YouTbueNHK特ダネ! 投稿DO画のサイトにアップロードした。動画へのリンクは、それぞれこちら。中国ではYouTubeはアクセスできないようなので、投稿DO画の方を見ていただくといい。

YouTubeの方は6分あまり。「投稿DO画」の方は、サイトの制限により、3分の短縮版である。ここでは、初の試みとして、YouTubeの埋め込みもやってみる。投稿DO画の方は、サイトにあるスクリプトを貼っても、ここ、Windows Live Spaces ではハネられてしまうようだ。

 

YouTubeは、今回はHDVで撮影した画像をそのままの解像度でアップロードしてある。ネットの帯域さえあれば、大きく拡大してもきれいに見られるはずだ。

投稿DO画というのは、それほどなじみがないかもしれないが、今年の4月から始まったNHKが毎週木曜の深夜にやっている番組で、YouTubeなどの動画サイトに載せられた面白い動画を紹介する番組だが、自前のサイトも持っていて、直接投稿も受け付けている。

実は、皆既日食の1ヶ月くらい前に、NHKのこの番組の担当者から、私が去年撮った皆既日食の動画へのメッセージで、その番組で皆既日食をテーマにするので使いたいが許可してもらえるだろうかと問い合わせがあった。快諾したのだが、結果的には、取捨選択の結果か私の動画は採用されず、NHKの電波に乗ることはなかった。日食の後も、その週の木曜深夜に各地で撮影して投稿された動画が放送されたが、私はまだ上海滞在中で、パソコンは持っていっていたが、ビデオを取り込んで編集してアップロードすることはできなかったので、間に合わなかった。とはいえ、せっかく声をかけてもらったこともあったので、遅れ馳せながらそのサイトにも投稿しておいたという次第。その投稿に対しても、ていねいに担当者からお礼のメールが来た。

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日食撮影用フィルタホルダー製作

ホルダ単体

フィルタをセットしたところ

レンズに装着したところ

部分日食の撮影のために、カメラにフィルタを取り付けるためのホルダーを作成して、幸いにも梅雨が明けて真夏の太陽が見られるようになったので、土日に曇ってしまったりするといけないので、朝の出勤前の時間を利用して、実際に太陽を撮影してどのフィルタを使うといいかの比較テストもしてみた。最初に断っておくが、ここで使っているフィルタはどれも肉眼観察用のもので、本来の使い方ではない。いわゆる「自己責任」というやつなので、私としても決して他人におすすめするものではない。

ホルダは小学生の工作程度のもの。使用するテレコンは結構口径があるので、用意できたフィルタは前玉を全部覆うことができないため、厚紙にフィルタで覆える大きさの穴を開けたものを取り付けることにした。ケラれてしまうのではないかと心配したが、試してみたところ、カメラ側の絞りをあまり絞らなければ大丈夫だった。フィルタの透過度などにもよるが、オートにしていて明るすぎで絞りが絞られるときは、シャッター速度優先にしてシャッター速度を速めて絞りは開くようにすればいいだろう。厚紙はありあわせのもの。ブリスターパックの台紙に使われていたものだ。ここは太陽光を遮る部分なので、薄手の紙ではいけない。これをカッターで丸く切り抜く。裏側はいちおう黒い別の紙を貼ってある。

レンズに取り付けるために、レンズの口の周りに、簡単に抜け落ちてしまわない程度の摩擦があって、あまりぴったりすぎてはめはずしがしにくくならない程度のきつさに、紙の輪をつくる。ここは、厚紙を一気に巻くとうまくつくれなさそうだったので、プリンタ用紙を一定の幅に切ったものを両面テープで貼り付けながら何重にも巻いて作成した。レンズに装着したところの写真で白く見えるところがそうだ。最外周だけ、少ししっかりした紙を巻いて形状を保てるようにした。

いちばん扱いやすい長方形の形状をしている、「遮光板C型」 (前の記事参照) から取り外したフィルタが最初の計画だったので、それを保持できるように、表側の穴の左右に、やはり紙で作成したスリットを取り付けた。しかし、このままでは滑ってしまうので、輪ゴムかクリップなどで留める必要がありそうだった。

まあ、工作はこんなところで、実際に撮影してみたのが、下の方に貼ってある写真だ。ビデオカメラ+3倍テレコンでズーム最遠にして静止画撮影モードで撮影した。動画撮影時は、この画角から上下が切り取られて16:9の画面になる。

サムネールの比較ではそれほどわからないかもしれないが、拡大写真 (といっても縮小してあるが) を見ていただくと、ボケボケなのがわかる。やはり215円だけのことはある。どうも光が乱反射してしまって、肉眼で見える小ささで見るのならあまり気にならなくても、拡大画像を撮影するには能力不足のようだ。

それではと、手持ちのあと2種類のものを試してみた。いずれも、去年の日食でも持っていったものだ (去年の記事参照)。どちらも、ぴったりの形に固定するところまで工作しなかったので、前面に厚紙のところに当てて、クリップではさんで固定した。まあそんなやり方でも大丈夫そうだ。

Thousand Oaks Optical のものは、そんなに厚くない紙のメガネ型の枠に、フィルム状のフィルタが貼ってあるタイプのものだ。遮光板C型ほどではないにしろかなり安いものだったが、輪郭がクリアに撮れている。

ビクセンの日食グラスは、先日分解したものの中身と同じ材質だが、大きさがそれよりは大きいので、今回作成したホルダに開けた穴をちょうど覆えるくらいだ。こちらは値段が高いだけあってか、やはりクリアに撮れている。Thousand Oaks Optical のものより少し輪郭がはっきりしない気もするが、色合いのせいもあるだろう。逆によく見ると、Thousand Oaks Opticalのはまわりの本来黒いところに光が多少滲んでいるのに対して、ビクセンのものの方が滲みが少ない感じだ。どちらかといえば、やはりビクセンのものだろう。

ウチダテクノ 遮光板C型

Thousand Oaks Optical Solar Viewer

ビクセン 日食グラス (旧)

しかし、どのフィルタも普通に肉眼で見ているとほとんど真っ黒に見えるのだが、実際に太陽を撮影してみると、なんだか信号機のようにそれぞれ違う色だった (笑)。雰囲気的には Thousand Oaks のがいちばん太陽っぽい感じがするんじゃないかと思うが、自分としては、小学生の頃に買ってもらった60mmの屈折望遠鏡についていた、接眼レンズに取り付けて使う太陽観測用グラスが、ビクセンのものに近い色だったので、太陽観測はこんな色という刷り込みがある。

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Eye-Fi トラブルシューティング (その2)

Eye-Fiのサポートに出していた問い合わせの返事が来たが、個体によって差がある症状なのかCX1全体が非対応である可能性が高いのかを確認中とのこと。公表されている非対応リストにはもちろんCX1は載っていないわけだが、載っていないからといって、他の機種が全部動くことが保証されているわけではない。このくらい有名な機種でも、まだすぐにこの機種ではみんなちゃんと動いてますという返事ができるほどの情報は持っていないということのようだ。

個人のblogなどで結構CX1で使っている記事を見たのだが、考えてみれば、みんな2GB版だったのかもしれない。2GB版と4GB版は単に容量の違いと、対応フォーマットがビデオも含まれるという違いだけでなく、ハードウェア仕様が普通のSDカードかSDHCカードかという違いがあるので、カメラとの相性問題は2GB版と4GB版では全く別の話なのだろう。

もし、CX1では全くダメということになったら、返品は受け付けてもらえるのだろうか。まだ数日あるが、上海への出発前日までに結論が出なければ、いずれにせよSDHCカードを買わなければいけないだろう。

先に苦言を呈した、MACアドレスの確認方法だが、ちゃんとFAQの中に書いてあったらしい。しかし、セットアップのところではなくて、「カードとアカウントの管理」の中に書かれていた。2つ方法が書かれているが、先に書かれているのは、Eye-Fi Manager にログインした後の画面から確認する方法で、これはまず無線LANがつながっていないと見られない画面だから、つなぐ前に必要なMACアドレスを見るためには意味がない。セットアップのFAQの中の無線LANの設定についてのところで、MACアドレスフィルタについて触れているところで、タスクトレイからのMACアドレスの確認方法を知らせるべきだろう。

ANY接続禁止の場合については、そういう仕様ということのようだ。ロジカルに対応不可能というわけじゃないと思うので、ファームのバージョンアップで対応して欲しいところだが、とにかく現状ではANY接続を許可して使うしかなさそうだ。

結局、今のところほとんど進展がないが、サポートからの次のメールを待とう。

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Eye-Fi トラブルシューティング (その1)

よそのblogなんかを見ていると、結構みんなすんなり動いているように思ったのだが、うちではなかなか動かない。

買ってきて、付属の専用のUSB用カードリーダーに挿してパソコンのUSBポートに挿すと、自動的にWEBブラウザでセットアップが動いて、簡単に設定できる、はずなのだが、そうは行かない。

まず、うちの無線LANではセキュリティ向上のためにMACアドレスによるアクセス制限をかけている。無線LAN AP に登録したMACアドレスを持った機器しか接続できないわけで、新しく無線LANに接続する機器を持ってきたら、まずそのMACアドレスを登録する。ほとんどの場合、機器にMACアドレスの記載されたシールが貼ってあったりするものだが、これはカードが小さいからか、どこにも書かれていない。説明書だとか、保証書だとか、包装箱にとか書かれていないかと思ったが、ない。WEBで設定画面が立ち上がっても、MACアドレスが登録できなくては接続できるはずもない。

FAQのページには、無線LAN接続時の注意点として、MACアドレス制限をかけているときは、MACアドレスを登録することと書かれているのだが、どこを見ればMACアドレスがわかるのか書かれていなくて不親切だ (*追記: 次記事参照)。しばらく途方に暮れていたが、ネット検索して個人のblogの書き込みでやっとわかった。設定時に自動的にインストールされてタスクトレイにいるEye-Fiマネージャをクリックしてメニューを出すと、そこに接続されているカードのMACアドレスが表示されるのだった。

これで、最初の難関はクリアしたが、それだけではまだつながらない。DHCPが取れないのかとも思ったが、無線がつながらなくてDHCPが取れていないのかよくわからない。ここで、先日買ったASUSのポケット無線LAN AP を取り出し、同じネットワークにもうひとつの無線LAN AP として接続した。こちらは、MACアドレス制限の設定もなしである。すると、こちらでは無線LANがめでたく接続した。ところが、そこから先、インターネットの先にあるEye-Fiのサーバーにつながらないという。

それはともかく、ポケット無線LANは自宅で常用するものではないから、本来の無線LAN AP の方で接続できないといけない。カードの無線LAN機能が壊れているわけではないことはわかったので、無線LAN AP のオプション設定を色々見ていると、暗号化レベルはどちらも同等の設定だ。MACアドレスの設定間違いかと思って何度も確認したが、やはり間違いはない。

無線LAN AP の設定を色々見ていると、これもセキュリティ目的で設定しているANY接続の禁止というのがある。これをはずしてやっと接続できた。ANY接続を禁止していると、接続する無線LANの一覧にESSIDが出てこないのだが、その場合のためにマニュアルでESSIDを入れられるようになっていて、普通はそうやって接続できるものだが、これはそうやっても接続できなかった。ANY接続禁止にしていると接続できないという仕様なのかどうかは、問い合わせ中だ。どうしてもダメなら禁止を解除して使うしかないが、できれば禁止のまま使いたい。先のFAQには、無線LANに関してかなりたくさんの確認項目が列挙されているが、ANY接続については何も触れられていない。しかし、MACアドレス制限も、ANY接続禁止も、あまりみんな使わないものなのだろうか?

さて、本来の無線LANの接続ができると、Eye-Fiのサーバーへの接続もなぜかすんなり進んだ。しかし、ネットサービスにファイルをアップロードしたりするでもなく、ローカルにカメラからパソコンに転送するだけでも、どういうわけかネットの向こうにあるEye-Fiのサーバーに接続しないといけないらしい。

そこまで設定が進むと、カードをカメラに挿し替えて、写真を撮影して転送ができるかどうかの確認作業をするように促される。で、言われる通りCX1にカードを入れて撮影してみると、これがおかしい。シャッターを切った瞬間、カメラが10秒ほど固まってしまって、その後、「メモリー容量不足です。記録できません」といったエラーメッセージになってしまう。もちろん画像は転送されていないし、後でカードリーダー経由で見ても保存されていない。再生モードに切り替えようとすると、「メモリー書き込み中。書き込み終わるまで待ってください」と言われたあと何十秒もたって、「表示できないファイルです」というメッセージが現れる。電源を切ろうとしても、何十秒もたった後にやっと切れる。もう全く異常な状態になってしまい、これはお手上げだ。

今、サポートに症状を言って問い合わせ中だが、さて、どういう結果になるか。日食旅行に持っていくつもりで買ったのに、それまでに解決しなかったら、普通のSDHCカードを新たに買う (最初からそうしていれば…) か、今まで使っていた容量の少ないSDカードで我慢するか、ということになってしまう。今後の進捗は逐次報告しよう。

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Eye-Fi Share Video 4GB を購入したが…

CX1を買って、画像サイズも増え、連写もできることから、今まで使っていたよりも大きな容量のSDカードがあるといいとは思っていた。また、大容量のものは、SDカードではなくSDHCという上位規格でアクセス速度も速いものが出ている。画像サイズ大、連写という点では、速度が速いこともまた有用である。

そんなわけで、SDHCカードの購入を考えていたが、ひとつ問題がある。私のデスクトップPCに装備している、マルチカードリーダー付きFDDは、昔のものなのでSDHCカードに対応していない。同じ機種でも最新のものは、ちゃんと対応したバージョンになっていて、その少し前のものは、ファームウェアの更新で対応になるのだが、私のものはそれより以前のもので対応不可だった。これを機に買い換えてもいいが、PCケースのベイを節約するためにFDD一体型にしたため、FDDの分も一緒に買い換えることになって少し割高になるのが気に障る。かといって、カードリーダだけの新しいものを買って追加するのもどうかと思う。

ideapadに内蔵のカードリーダーは新しい製品だけあってSDHC対応なので、SDHCを読める環境が全くないというわけではない。しかし、ideapadを持って出かけているときはそれでいいが、家ではやはりideapadの方で読ませてからデスクトップの方に持ってこないといけないのは面倒だ。

ところで、CX1を買う前から気になっていたのが、Eye-Fiだ。iPhoneアプリバージョンが出たのが最初に知ったきっかけだが、本家の方はSDカードの中に無線LANの機能が入っていて、普通のSDカードの代わりにデジカメに入れて撮影すると、撮影された画像ファイルを自動的に無線AN経由でPCに送ったり、更にネット上の画像共有サービスにアップロードしたりすることができるものである。画像共有サービスへの自動アップロードはあまり興味がないが、カメラからPCに写真のファイルを持っていくのに、いちいちカードをカメラから抜いてPCに差して、また後で戻して、という面倒から開放されるというのはなかなか魅力的である。普通に外に出かけて撮ってきた写真を帰宅後にまとめて見るというのならそれほどでもないが、このblogやPhotoShareに載せるような物撮りの写真をパソコンの近くで撮影するときなどは、数枚撮影してはパソコンの画面で見て、また納得いかないとまた撮影しなおして、といった場合は、何度もカードを入れ替えることになるが、それが何もしなくてよくなるのはうれしい。

ただ、どうもこの製品は少しキワモノ的な臭いがするのでなかなか踏み切れずにいたのだが、せっかくのこういう機会だからと思い切って買ってみることにした。もちろん普通に新しいSDHCカードと新しいSDHC対応カードリーダ付きFDDを買うよりも高くつく。このEye-Fiカードは、以前は2GBの (SDHCでない) 普通のSDカード仕様のものだけだったが、現在は4GBのSDHC仕様で、静止画写真だけでなくフォーマットの転送にも対応したバージョンが出ている。元の値段がまあ結構するので、2GBと4GBの値段差はそれほどにも感じないため、せっかくSDHC対応のカメラなんだし、容量は多い方がいいし記録速度も速いだろうから、4GBのものにした。

と、ここまでは購入までの顛末記で、買ってきてすんなり動けば、こりゃ便利、といったレポートで片付いたのだが、実はこれがなかなかちゃんと動いてくれず、現在もまだ動かせずにいる。それもトラブルは1点だけではなく、複数の問題が発生しているようだ。事前に使っている人のblogなどをいくらか見ていたのだが、そんなにトラブルに巻き込まれているふうでもなかったのだが。

問題解決はただいま進行中なので、追って詳細を書くことにしよう。

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MAG LITE LED 故障・交換

先日、2年前に買った MAG LITE LED が急に点灯しなくなったので、修理に出して、その交換品が今日届いた。

点灯しなくなったのは、急にというか、電池を入れ替えたタイミングなのだが、そのときに別にひどい衝撃を与えたりしたわけではない。報告では「ユニット部分の不良で点灯しない」とのことである。電池がなくなったために電池を入れ替えたわけではなくて、その寸前にはちゃんと点灯していて、一度別の電池と入れ替えたら全く点灯せず、その後、また元の電池に戻してももう点灯しなかった。どうして急に不良になったのかはわからないが、まあとにかく壊れたものは仕方ない。

さて、MAG LITE は生涯保証 (近いうちに期間限定保証に切り替わっていくらしいが) ということで、いつでも無償で修理してもらえるはずである。MAG LITE のホームページに行くと、最近交替した日本での代理店によると、購入したところに持ち込むようにとのこと。ところが、私がこの MAG LITE LED を買った通販サービスそのものは現在なくなってしまっている。元の親会社に問い合わせてみると、当時のその通販サービスの担当者から返事が来て、結局、MAG LITE のホームページで見た日本の代理店に着払いで直接送るようにとのこと。そんなわけで、先日、故障品を送っておいたところ、メールで報告が来て、交換品を送りますとのことで、それが今日到着した次第。

故障したのをきっかけに少し調べて気が付いたのだが、MAG LITE LED は少しモデルチェンジして電源のON/OFFをすばやく繰り返すことで、25%照度、点滅、SOSの各モードに切り替わる Multi-mode Eletronic Switch の機能が追加されている。修理品はどうなるのかと思っていたが、返送した本体だけでなく、丸ごと新モデルの製品パッケージが送られてきた。本体が新モデルになった上に、付属品の乾電池やケースまでいただけてしまった。

新しいモデルは、モード切替機能がついただけでなく、LEDそのものも前のモデルとは違うものになって、更に明るくなったようだ。前のものが手元にないので比較写真は載せられないが、確かに見た目ではLEDの部分の形状は前のものと違っている。まあ、そのあたりの詳しいことは、他所のblog記事などにまかせることにしよう。

最初は少し手間取ったが、結果としては満足な対応であった。

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日食グラス分解

撮影用のフィルターに使えないかと、たくさん買ってきたビクセンの日食グラスのうち1つを分解してみた。

まあ、だいたい予想通りだが、中からは目で覗く穴の大きさぎりぎりのフィルターで、フィルターと同じ厚み (約 2 mm) のボール紙の穴にはめ込んで、前後にカラー印刷した薄いボール紙を貼り付けて押さえてある。フィルターそのものは、濃い色のアクリル板の片面に金属を蒸着したもので、材質的には私が2002年の金環食のときに買ったもの (去年の日食の記事参照) と全く同じもののように見える。しかし、使っているアクリル板の面積は5分の1くらいだ。それで、2002年のは1,000円だったのに、こっちが1,500円近くするのは、解説のパンフレットとかがついているといっても、ちょっと納得いかないなぁ。

フィルターも、この大きさでは、取り出してもカメラの撮影用に流用するにはちょっと小さすぎそうだ。

添付の写真ではわかりにくいが、手前に置いてあるフィルターの右側が裏面 (人の目が来る側)、左側は蒸着面 (太陽に向ける側)。で、分解する前は、太陽側がしわしわのセロハンみたいだなあと思ったが、それは表面の紙の枠にそういうものが貼ってあるからだ。おそらく蒸着面を直接さわってはがれてしまわないようにということだろう。

もうひとつ、たまたま東急ハンズで売っているのをみかけて買ってきたのが、「S-6006 しゃ光ばんC型」だ。こちらは、たったの215円。光の波長による透過率とかの安全性についてはちょっと不安が残る気がするが、まあ、肉眼で見るのに使うつもりはないので気にしない。こちらの方が大きいので、ビクセンの日食グラスから取り出したものよりは使えそうだ。材質は金属蒸着なしの単なる色の濃いプラスチック板っぽい。袋を開ける前から、片面にこすったような傷があったが、見え方にどのくらい影響するものか。カメラで見たときにどのくらいの減光に見えるのかよくわからないので実際の太陽で試してみたいが、このところなかなか太陽を拝めないので試せないでいる。

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カメラのキタムラの「なんでも下取り」

さて、CX1はカメラのキタムラでの購入となったのはこんな理由だ。

まずは、御用達のヨドバシの値段を見たが、人気商品のせいか、結構高い値段がついている。ネットで安いところを探していると、カメラのキタムラで古いカメラの下取りをつけて実質的に安く購入したという話が目に入った。カメラのキタムラのネットショップのページを見てみると、カメラ単独の価格ではもちろんネット通販最安値のところに全くかなわなくて、ヨドバシのポイントを引いた値段とも同じくらいいのだが、「なんでも下取り」でこのカメラ購入時には8,000円で下取りしてくれるというのだ。下取りしてもらうカメラはもう全く使わないものでいいのて、実質8,000円の値引きと考えれば、これは激安だ。

以前はヨドバシカメラもときどき期間を決めてこういう下取りを5,000円くらいでやっていたが、最近は見かけなくなったように思う。キタムラの「なんでも下取り」では、下取りしてもらうカメラはデジカメでもフィルムカメラでも何でもよくて、壊れていてもいい。おもちゃのカメラやレンズ付きフィルムとかではなくて、ちゃんとシリアルナンバーのついたカメラなら何でもいい。うちには、単に捨てずに残してあった、骨董的価値も何もない昔のフィルムコンパクトカメラがあったので、それに8,000円になってもらうことにした。

下取りがあるので、通販ながら、留守中に配達に来て宅配ロッカーに入れておいてもらうということができないので、通販で注文して店舗で受け取りという方法を選んだ。実は、今までカメラのキタムラは利用したことがなく、どこに店舗があるかもよく知らなかったが、調べてみると、普段は降りることがないが、自分が通勤に使っている路線の途中駅の近くにあるスーパー内に店舗がある。受け取りは写真のプリントだけをやっているような店舗でもできるのだが、その店舗はカメラの機器の販売もしているところなので、夜中にネットで注文したら、翌朝すぐに品物が準備できているので取りに来てくださいと連絡のメールが来た。

店舗に行ってみると、店頭にはCX1の単独の価格が近所の家電量販店の対抗価格として、ネット通販よりずっと安い値段がついていて、一瞬早まったか、と思ったが、店舗購入の場合は、下取り価格は8,000円もつかない。実際、ネット通販の引き取りに来たと言って店員さんに品物を用意してもらいながら話していると、今回のこの機種の下取り価格はやはり結構驚きものらしい。他の機種では、こんなに高い下取り価格はなかなかついていないようだ。

更に、ヨドバシで買い物をしてもそんなものは全くつかないが、店舗受け取りだからか、通販でもそうなのか知らないが、キタムラでやっているデジカメプリントの無料利用券とか、ミニフォトブック作成のお試し無料利用券とか、同じキタムラのチェーンの写真スタジオの撮影+4切り写真1枚の無料お試し券とか、もちろん勧誘目的だが、とにかくこれでもかというほど色々くれた。おまけに、店舗の入っているスーパーの夏のセールで福引券までもらった。これで豪華景品が当たったりしたら、と思ったが、残念ながら全部はずれだった。それでも購入価格の1%分の金券が手に入った。それから、カメラのキタムラでは、Tポイントがつくので、事前に近所のブックオフに、そろそろ処分しなきゃという本がたまっていたのを売りに行って、Tカードをつくっておいた。近所のブックオフには独自のポイントカード制からTポイントに切り替わってから一度も行っていなかったのだ。これまた、価格の1%分。

というわけで、なんかずいぶんお得な気分になった。下取りに出せる古くてどうでもいいカメラが手元にあるなら、次のカメラ購入時にはキタムラは要チェックだ。

あ、ちなみに、キムラヤと名前が似ているので間違わないように (笑)。

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RICOH CX1

最近の買い物シリーズ、書いているうちに、また新しいものを買ってしまう。今度はコンパクトデジカメのリコーのCX1だ。

現用のPanasonicの Lumix DMC-FX7 は、もう2年近く前に電池のツメが折れたままで使い続けていたが、最近は、電池のヘタリも顕著になってきて、電池を交換してもすぐに電池なし表示になってしまう。しばらく前から、そろそろ買い換えたいと思ってはいた。普段使いのコンパクトカメラとしては、FX7で満足していたので、変わり映えはしないが、使い方も慣れているし、次もその後継機の流れの、FX40にしようかと最初は思っていた。

それ以外で多少気にかかっていたのは、リコーの GR Digital II だが、これは実際はかなりマニアックなので、普段使い用の目的としてはちょっと使いづらい。その流れでR10も少し気になっていたところに、CX1が発売された。とはいえ、まだそんなにCX1に惹かれたわけではなかったが、また別のところで、カシオの高速撮影のものを見せられて、その機能にも少し興味を持った。CX1もCMOSセンサになったことによりカシオのものほどではないが高速撮影ができるところから、だんだんCX1に傾き始めた。

日食撮影は前回はビデオを2台も持っていくからと、スチルカメラはコンパクトでさえ持って行かなかったのだが、やはり風景を撮ったりするにはあった方がいい。皆既食前後の様子を撮るのに、スミアの出ないCMOSセンサもいいし、Lumixにはないインターバルタイマも、前回1台のビデオで撮った空全体の様子も、後で結局早回し映像に編集したので、それがあればデジカメで同様のものが撮影できる。

それから、接写に強いのが魅力だ。iPhoneのPhotoShareに載せる画像には、小物の写真で接写したいものが多い。iPhoneに貼り付ける接写レンズもあるわけだが、家でもう少しちゃんと撮りたいときは、やはりデジカメで撮る。ところが、FX7はあまり接写が寄れない。ビデオカメラのHV10の方が接写は効くので、わざわざビデオカメラの静止画モードで撮ったりもしていた。これが、メインの普段使いカメラでできるようになると便利だ。

そんなわけで、新しいカメラにはCX1を買うことにして、ネットで価格情報を調べたりした結果、今回はいつものヨドバシではなく、カメラのキタムラでの購入となった。カメラのキタムラについては次回。

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