2005年7月 のアーカイブ

ウェットスーツ出来

1ヶ月ほど前に注文しておいたウェットスーツが、先週出張から帰ってくる頃に出来上がっていたのを、取りに行って来た。

3mmツーピースという、前のウェットとは同じ構成とはいえ、下をシーガルからロングジョンに変えたり、表地をメッシュスキンにしたりしているので、前とは結構勝手の違うところもある。

着てみた見た目は、全身黒 (メッシュなのでグレーっぽい) で、玄人っぽく見えてよい。締まって見えるし。上着の裾のカットも形状もなかなかよい。寸法はだいたいほんの少しゆったり目につくるのだと言っていたが、まあ、ぴったりできていると言っていいくらいだ。少し肩と脇の部分が余裕があるみたいだが、あまりぴったりしすぎて動かしにくくてもなんなので、こんなもんだろうか。

ロングジョンにしたことと、表スキンにしたことで、少し心配していたのは脱着のし易さであった。今までのシーガルは背中のファスナーが腰まで開いたが、ロングジョンでは片方の肩のマジックテープではずしただけで首から脇までの開口部から胴体を全部通して着ないといけない。といっても、腰まで着るのはそれほどたいしたこともなかった。裏地はエアーストレッチという新素材で、これまでのジャージよりももっと滑りはいいようだ。腰まで着た後に、つながっている方
の肩を通すのが、ちょっときつい。マジックテープで止める側の肩の後ろの方が裏返ってはさまってしまって、うまく引っ張り出せなくてジタバタ (年とともに体が固くなって背中に手が回らない) したりもしたが、まあ全般的に言えばそんなに問題はなかろう。

着るより、脱ぐほうが少し問題か。今まで両面ジャージのウェットでしていたように足の先まで裏返しながら脱いで最後に足首を通すようにして脱ごうとすると、その前にウェットが団子になって動けなくなってしまう。スキンの面どうしが接触すると互いに滑らないせいだろう。幸い、裏地がよく滑るので、外から順送りに足先に向かってたぶらせるようにしてから踵を抜けば、楽に脱げるようだった。部屋で試してみただけなので、水に濡れているときはどうなのかよくわらないが、この素材の感触からすると、問題ないんじゃないかと思う。

上着の方は特に脱着もと問題ない。袖は脱ぐときに全部ひっくり返しても大丈夫だった。

いちおう、スキン地ということで、裂けたりしないようにとだけは気を使ってしまうのだが、スキンのウェットを着ている人って、どのくらい丁寧に扱っているもんなんだろうか?

さて、このウェットを着て潜りに行けるのはいつだろうか?

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シリコンバレーにて

今回出張で行ったシリコンバレーにて。訪問した会社に、たまたま今回の仕事ではなく以前の仕事でお世話になった人がいたので、昼食を一緒して少し雑談した中で、自分が去年は中国出張していたという話をしていたら出てきた話。

彼の言うには、中国がこれからよい市場になると言う人に、中国に住みたいかときくと、自分で住みたはくないと言うのだと。逆に、中国市場はそれほどでもないと言う人が、中国に住みたいと言うのだという。不思議だ、と言っていた。

さて、どうだろう、当たっているか?

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ダイバーズウォッチの気密性

先週後半、短期で海外出張に行ってきた、その行き帰りの飛行機の中でふと思ったこと。

私の普段使っている腕時計は所謂ダイバーズウォッチである。見た目だけそれらしいデザインのものではなくて、本当に深い海中に潜っても水圧で中に水が入って壊れてしまったりしないようになっている、本物のダイバーズウォッチだ。ダイビングを始めた当初は、本当に潜るのに使っているものをそのまま日常生活の腕時計としても使っていた。しかし、最近は、ダイビングコンピュータというものを使って潜るので、機械式のダイバーズウォッチは不要になった。従って、本
物のダイバーズウォッチは、日常生活にだけ使っている。

さて、そのダイバーズウォッチ、耐圧構造になっているのだが、時刻や日付を合わせるリュウズの部分だけは、そのままでは耐圧にならないので、ツマミがネジ込み式になっている。耐圧になったツマミのネジを緩めてから引っ張ると、普通の時計のリュウズのように働く。もちろん、水中でこのネジを緩めてはいけない。

ところで、飛行機の中である。海外に行くので時差があって、時計を合わせるのはいつもその移動中の機内だ。今まで気にしたことがなかったのだが今回はじめて、ふと気が付いた。飛行機の中は、与圧されているとはいえ、巡航高度を飛んでいるときは、地表よりは気圧が低めになっている。私が時計の時差をあわせるのはいつも気圧の低い状態なのだ。そこで耐圧のネジ込みのリュウズをあけて、また閉じると、腕時計の中は1気圧より低くなったまま密閉される。するとその後は、小の月の翌月に日付を合わせるまで、ずっと内外に気圧差がかかったままなのかと。まあ、耐圧になってんだから、そのままで大丈夫なんだろうけど。

ということが、ちょっと気になってみたのであった。

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ラジオの時報音

日本ではおなじみの、3回低い音が鳴ってから高い音が1回、ちょうど×時0分0秒のときに鳴る、ラジオ (や、最近は減ってきたと思うが、テレビ) の時報音。中国でタクシーに乗って、かかっているラジオを聴いていると、低い音が4回鳴ってから高い音が鳴る。4つめに高い音が来ると思って待ち構えているのに、まだ低い音が鳴り続けて、私としては肩透かしを食らったような感触を受けた。

日本の時報音は低い方が440Hz、高い方が880Hzで、音階でいうと1オクターブはなれたどちらも「ラ」の音の正弦波の音。

中国で聞いた時報の音は、正弦波には聞こえなくて、もっとブザーみたいな音だったと思う。それとも、ラジオの音が悪いだけ?

一方、アメリカでは、時報をラジオやテレビでやっているのをあまり聞いたことがない。

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ミュージックバトン

chuanさんから、ミュージックバトンというのをいただいた。ミュージックバトンというのはこれまで時々はみかけてはいたものの、自分のところに回ってくるとはあまり思っていなかった。バトンをもらった人は、質問の答えを書いて、次に5人の人にバトンを渡して同じことをしてもらう。これって、一種のチェーンレターっていうか、ネズミ講っていうか、あんまりやっちゃいけないことなんじゃないの? って気がしないでもないのだが、うまく金儲けができると騙しているわけでもないし、ガセネタを流布しているわけでもないので、まあ気にしないことにしておくか。

【ミュージックバトン】

【質問1】PCに入っている音楽ファイルの容量は?
3GB余り。語学CDは含めず。

【質問2】今、聴いている音楽は?
今は何も聴いてない。

【質問3】最後に買ったCDは?
涙そうそう / 夏川りみ

【質問4】よく聴く、または特別な思い入れのある5曲は?
展覧会の絵 / ムソルグスキー・冨田勲
Eternal Flame / Bangles
I’ve Never been to Me / Charlene

城裡的月光 / 許美靜
Que Sera, Sera / Doris Day

 【質問5】次にバトンを渡す5名
あまり友達いないので困ってしまう。ここでコメントを何回かいただいた方を選んでおこう。(敬称略)

中国・台湾の人 (出身、在住) ばっかりだ。

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マレーシア

いつも、アクセスログに残っている検索エンジンからのアクセス記録を、自分のblogがどんなキーワードで発見されているのかと、興味深く見ている (といっても、ほぼGoogle以外は文字化けしてしまう) が、2日ほど前に (たぶん) 初めて海外の検索エンジンからのアクセスがあった。マレーシアのGoogleからだった。シングルバイトなら文字化けしないからGoogle以外でも構わなかったのだが。ちなみに、マレーシアからの検索のキーワードは、前に名前の話の説明の例に使った Wang Xin Ling だった。マレーシアでも有名らしい。中国ではCDを見つけるのにも苦労するくらいだったが。

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ドライヤー

今日、スポーツクラブに行ったときのこと。

お風呂をあがった後に使う洗面台で、髪を乾かすドライヤーで、足の指の間を乾かしている奴がいた。おまけに股間 (のヘア?) まで…(熱くないのか?) 直接触れるわけではないといっても、みんなが頭を乾かすものなのに、いくらなんでも。勘弁してほしい…

ところで、msn spaces のエディタが変わってからだと思うが、三点リーダー「」を入力すると、普通は上下の真中に点が3つ並ぶはずなのに、編集中の画面では、下の端に点が並ぶ。デフォルトで使用されるフォントのせいみたいだが、MSゴシックでは真中なのにMS明朝では下だ。MS明朝を普通のアプリで使うと当然真中に表示されるのだが。なぜ? 編集画面でなくてできあがった画面では問題ない。どうも、FireFoxではそうだが、IEだと問題なさそう。ますますよくわからない。

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電撃蚊取りラケット

自転車用ポンチョに続いて、中国で見かけるが日本で見かけない、便利そう(?)なもの、と思っていた電撃蚊取りラケットだが、これもやはり既に日本で売られていた。

テニスラケットのような形状で、握りの部分に電池や回路が入っていて、網の部分にはガットではなく電線が張られていて、高電圧がかかっている。これでうるさい蚊をたたくと、蚊は感電して死んでしまう、というもの。

中国ではじめて見て、日本では見たことなかったのだが、今日、日本でも売られているのを見た。で、ネットで検索してみると、いやいや、いっぱい売ってるではないか。いつの間に、という感じである。今年が電撃蚊取りラケット輸入元年なのか?

これ、高電圧がかかってるからかなり危険なシロモノで、日本じゃ安全基準かなんかで引っかかって販売できないもんじゃないかと思っていたのだが。

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クリスタル細工

中国でみやげ物に売っている工芸品の中に、ちょっと不思議なものがあった。

よくあるのは、ガラスの瓶や中空のガラスの球の内側から彩色して美しい絵柄を描いたものとか、木(かな?)や、翡翠(のもあったか?)の球を削って篭状の
球の内側に篭状の球、そしてまたその内側に同じもの、で、つながっていなくて中でくるくる回るやつ、とかで、手先の細かな技術で仕上げました、みたいなも
のだ。だいたいそういうのと同じところに並べて売られているのが、このクリスタル細工。通常、単なる立方体か直方体のクリスタルガラス (と思われる)
透明なブロックの中に、ガラスの傷のような点を並べて立体的な形を描いてある。言葉で説明してもわかりにくいので、写真を見てもらった方が早い。写真で
は、背景を白くして撮ったせいか、模様が黒く写っているが、実際には普通に見ると、ガラスの傷のように白く見える。

さて、不思議なのは、一体これをどうやって作ったかである。立方体の表面は真っ平らで、何の加工の跡もない。内部の模様がひとつか少ない数の平面状に並ん
でいるのなら、その面で分けて別々につくっておいて、貼り合わせるときに境目がわからないようにする、といったような技術があればできそうな気もするが、
模様が3次元的に分布しているので、そういうわけにもいかない。

売っているみやげもの売り場の店員にもきいてみたが、やはりどうやって作っているのかは知らないという。

この種のものをはじめて見たのは中国のみやげ物としてであったが、最近は日本国内でも何かのノベルティグッズやなんかでよく見かけるようになった。必ずしも中国独自の技術というわけではないのか。それとも、これらもみんな中国に発注しているのか。

で、少し調べてみると、これはレーザーで加工しているらしい。3方向から1点で交わるようにレーザーを当てて
(だから外形は直方体なのか?)、交点の部分だけが温度が高くなって微細なクラックが発生して白い点ができる。これを3次元的に場所を移動させながら次々
と行って、所望の形にするということらしい。「3Dレーザークリスタル」といった名称で呼ばれているようだ。

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