2005年2月 のアーカイブ

実技講習

このところ、毎週日曜日は小型船舶の講習で、今日は3回目にして最後の、実技講習であった。場所は新杉田にあるヨコハママリーナ。教室で簡単に説明の後、早速ボートへ。教習艇はテキストなんかにもよく出ている型の船なのでわかりやすい。実際の試験も同じ場所で行われ、やはり同じ形式の船が使われるそうなので、結構安心。

受講人数は自分も含めて3人だったので、教官と合計4人で船のシートが4人分なのでちょうどだった。で、3人の受講生が順々に交代で練習する。自動車の教習所なんかに比べるとあまりに短い時間で、大丈夫なもんだろうかと思っていたが、まあまあテキパキと進められて試験内容に対応する内容はきっちりこなされる。まあ、しかし、これだけをマスターして試験に合格できたからといって、とてもとても実際に自由に航海に出られるものでもないが。

ヨコハママリーナが工事中で、桟橋が仮設の危うげなものだけなので、船体やエンジン、備品の点検などは、お隣のベイサイドマリーナまで行って、そちらののしっかりした桟橋で行われた。昼食の弁当もそこで調達。

実際にやってみて、少し苦労したのは、後進。船は舵をまっすぐにしていてもかならずしもまっすぐに進まないし、舵で修正しても反応するのに時間がかかるので、切りすぎたりきり足りなかったり、なかなか安定させて進めるのに苦労した。が、それもその後、後進離岸の練習をする頃には慣れてきてまあだいたいなんとかできるようになった。あとは、着岸で止めるのが遅くて桟橋に少しぶつけてしまったのとか、蛇行で一度、舵を深く切りすぎだと注意されたとか、そんなところだ。

最後に繋留、解らんと、ロープワークのうちクリート止めの練習だけ実際の船についているクリートで行って、教室に戻って残りのロープワークをやっておしまい。ロープワークは自分で事前に練習していたので全く問題なし。ただし、仮設桟橋の繋留はロープワークでは出てこないクロスビットなのでちょっとだけ勝手が違うが、基本はクリートと同じなので、まあそれほどの問題でもなかった。

あとは、各所各所で必要な確認事項などを、今回は繰り返しやったのでその場では覚えたが、しばらく後の実技試験のときに、きちんと思い出して行えるかどうかだけが問題か。

来週の日曜日はいよいよ学科試験。しかし、実技試験の日程はまだわからない。休みを取る日程が決まらなくて不便。もっと早く決めて教えてくれないものか。

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DVDハイパーマルチドライブ

んー、なんちゅうネーミングかと思うが、DVD-RAM/±R/±RWが全部できておまけに±Rとも2層ができるやつ、のこと、で合ってるかな。

今まで使っていた初期のDVD-R/RWドライブが、普通のCDを読まなくなり、書き込み時も有名メーカー品の新品の(あたりまえ)ブランクディスクをハネるようになりはじめたので、退役していただいて、新しいのに買い換えた。この退役したやつを買った頃はまだ新型が出て最初のうちはかなりいい値段していたものだが、今やこの最新型が発売当初から1万円ちょっとで手に入る。まあ、実は自分の使い方では-Rが焼ければそれでいいのだが、どうせさほど値段も違わないので、ぜんぶできるやつにしてみた。アイ・オー・データ機器のDVR-ABM16A。ドライブの実体は松下寿のSW-9585

で、さっさとPCの箱開けてドライブ交換して、はいおしまい。書き込みツールは、今までのドライブに使っていたのはアンインストールして、このドライブに対応している、ドライブにおまけでついてきた B’s Recorder GOLD 8 をインストールして、さて動かしてみる、と、ブルースクリーンでお亡くなり…

何回やってもアプリが起動したところで、ブルースクリーンで死んでしまう。以前IEEE1394とかで問題があったようにデュアルCPUのせいかと、HALをユニプロセッサPCにしてみたり、通常使っているWindows2000に代えて普段は使っていないがデュアルブートでインストールしてあるWindowsXPで試してみたりしたが、どうやってもだめ。

ブルースクリーンのメッセージに時々現れる、SCSIPORT.SYSを手がかりに検索してみると、B.H.A.のナレッジベースに、関連する問題が2件みつかった。

Q: VIA社製KT266/KT333/KT400などのチップセットのマザーボードを使用している環境で、B’s Recorder GOLDシリーズが起動しません。起動時にブルースクリーンのエラー画面になります。
A: VIA社製のIDE Miniport Driverが原因と思われます。

Q: ATA拡張ボードを使用している環境で、B’s Recorder GOLDシリーズが起動しません。起動時にブルースクリーンのエラー画面になります。
A: ATAPIデバイスが仮想的にSCSIデバイスとして認識されている可能性があります。

このどちらも自分のシステムに該当するように思えるので、両方対応が必要かと思ったが、対応の簡単な最初の方だけやったら、ブルースクリーンにならずに起動するようになった。後者も対策が必要だったとすると、IDE RAID の使用をあきらめなくてはならず、どうしたものかと思っていたので、まずはひと安心。

まずは、めでたく新しいドライブで書き込みができるようになった。

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学科講習その2

2回目の学科講習。今回は、上級の部分というか、1級と2級の差分である。前回の講習が横浜会場だったのにたったの5人だったし、今回は会場が淵野辺(私は近所で都合がよかったため)で、申し込み時にもこちらの会場は人数が集まらなかったら他の会場に変更になるかもしれないといわれていたので、もっと人数が淋しいのかもと予想していたら、思いの他多くて全部で10人以上いた。どうも、旧4級や新2級からのステップアップコースの人が多いらしい。制度の改正以来、このステップアップが、今回の学科の分だけで、えらく簡単になったため、ステップアップコースの受講が多いようだ。

内容はほぼ予想の通り、一日の講習時間のうち半分以上を、海図の作業に費やす。自分は十分予習しているので、いちおう確認のためにゆっくりと説明にあわせて例題の作業を行っていく。まあ、予習とかしていなければそうだろうけれど、確かに手間取る人もいる。残りは、気象関係や、エンジン関係。

今回も前回も、制度の改正にあわせてテキストが変更されていて、事前にもらっていたのとは別に新しいテキストを当日会場でもらったので、テキストがいっぱいになってしまった。

さて、別に今日の講習を受けたからではなくて、予習している段階で思ったことだが、小型船舶の勉強をしていて「へぇー」と思ったことをいくつか。

ノット・海里

海での速度や距離には、ノット、海里(マイル)などといった通常陸上で使うのとは違う単位を使う。なんでわざわざそんなことをと思っていた。ノットという単位は、昔はロープに結び目(knot)を作って船から流して速度を測ったとかなんとか、そんな話を聞いたことがある。しかし、その結び目の間隔はどうやって決めたのとか、まあよくわからない話だ。さて、勉強してみると、少なくとも現在使われているノット・海里は、合理的な理由があって定められ使われている。1ノットは時速1海里のことだ。わかりやすい。さて、1海里は約1.852km。ヤードポンド法の1マイル(約1.609km)とも微妙に違う。どういう理由でそんな半端な値になっているのか。実は子午線の1分の長さが1海里なのだ。メートル法の(昔の)定義により、緯度0度(赤道)から90度(北極または南極)までの子午線の長さが1万km。これを90度×60分で割れば約1.852となる。地球を完全な球体として、地球上で子午線上の緯度目盛りの間隔は一定である。従って地図(海図)上の緯度目盛りがそのまま距離尺として使える。一方、経度目盛りは、緯度によって間隔が変わってくるから、そういう目的には使えない。ともあれ、角度と距離の対応を簡単にするために、1海里の値が定められていたわけである。

海図上のコンパスローズ

海図の上には、場所の空いている(ように見える)場所に東西南北と方位の目盛りを振った方位磁石の盤面のような絵が描いてある。特に飾り立てて描かれたものには、東西南北を示す図柄の間にそれぞれ北東、南東、南西、北西を示す図柄、そしてまたその間に北北東…と、バラの花びらのように見えるので、コンパスローズと呼ばれる。以前はこれは限りなくただの飾りに近いものと思っていたが、実はこれは海図作業には欠かせない。方位を海図上で取る際に、分度器なんかをいちいち使わずに、三角定規の平行移動でこのコンパス図から方位を取るためにある。方位には地球の自転軸の北と、磁石の指す北があって、少し違う方向を指すが、そのズレ量は地球上の場所によって違う。海図上のコンパスローズにはその地域の真北と磁北のそれぞれの目盛りが表示されているので、それぞれの目盛りから方角を取れば換算の必要もない。

さて、来週はいよいよ実技講習。

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学科講習その1

第1回目の学科講習に行ってきた。2級相当部分の学科である。自分の場合、申し込んでから時間に余裕があったので、講習参加までにテキストを全部読み通し、問題集も最後の模試を除いて、過去問の部分は一通りやっておいたので、学科の講習自体は話の確認程度のつもりではあった。試験問題の中には、まあ常識で考えればわかりそうな問題もかなりあり、一方、この支離滅裂なのを全部暗記しないといけないのか?ってやつもある。

実際、1日7時間の講義で、全ての内容を詳しく説明することは不可能であるから、実際の講習の内容も要点に絞ったものである。基本的には問題集を繰り返しやって下さいということであった。まあ当然ではある。その中で、海上衝突予防法に規定されている形象物や、浮標識の形状、海図記号といった、暗記の大変なところなどといったところに重点を置いて説明がされた。

ロープの結び方に関しては、自分で本を読んで見るよりも、実際に目の前でやって見せた方がずっとわかりやすい事柄だから、もう少し詳しくやるのかなと思っていたが、さほど時間は割かれなかった。それでは実技のときにやってくれるのかというと、実技講習では本来の実技に時間を割くのでロープワークにはあまり時間を取ってもらえないだろうとの話。教材についているロープで自分でよく練習して習得して下さいとのことだった。実際に教室で行ったのは、クリート止めだけだった。

だいたい以上のようなところだが、学科試験に合格するかという点では、問題集をきちんとやって、説明で重点を置かれたところを再確認しておけば、まあ問題なかろうと思う。実際、学科講習は受けなくて教本と問題集だけで自習するだけでも本当は問題ないと思う。

次週は学科講習の2回目で1級と2級の差分である。こちらは、かなりの時間を海図ワークにとられるということで、特に三角定規の使い方等に慣れてないとうまくできるようになるまで大変だみたいな話をされていたが、自分が予習してみた結果では、中学の技術の時間に習った程度の製図の心得があれば、全然問題ないように思う。ただし、実際に作業をするために時間がかかるのは間違いない。

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インフルエンザ

ただの風邪かと思っていたか、市販の薬を飲んで一日中寝ていてもちっともよくならないので、休日のあけた今日、病院に行って診てもらったら、インフルエンザ(B型)だそうだ。去年の11月に予防接種はしているのだが、それでもかかることはあるらしい。で、病院でもらってきた薬を飲んでまた一日寝ているが、まだなかなかよくならない。

予防接種を受けた人も、ぜひお気をつけあれ。

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風邪

今日は風邪でダウンだ。

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新年快乐

今、日本時間で午前1時少し過ぎなので、中国ではちょうど旧暦の正月を迎えたところ。

中国人からよくきかれる、日本では春节(旧正月)は祝わないのかと。

はい、祝いません。

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偶然

今日は2つの偶然があった。たまたま覗いてコメントしていたブログの主が、かつて自分と同じ会社の建物の中で仕事していた人だったこと。

もうひとつ、通っているスポーツクラブのフロント係の人に電車で偶然会ったこと。

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ルービックキューブ

先日、最近また注目をあびているらしいというルービックキューブを懐かしさもあって買った。

20年以上前に大流行した、3×3×3の立方体の面の色を合わせるパズルだ。合わせ方は、各部分部分ごとに合わせていく手順を覚えて順番に組み合わせていけば、必ず完成させることができる。攻略本もたくさん出ていて、みんなそれを見て覚えたのだと思う。当時はそれでどのくらい短い時間で合わせられるかが競われたものである。何度も練習していると、その決まった手順は体が覚えてしまい、無意識にでも手が動いているようになる。

自分も当時完全に身に付けていたが、その流行時以降、本当にほとんど再びさわることがなかったので、はたして20数年も経った今、どのくらい覚えているものかは正直自信がなかった。実際、今回手にとって最初にやりはじめた瞬間は、手順の必要もない部分を除いて、一瞬途方に暮れた感じがした。あるひとつの手順がどうもうまく思い出せない。しかし、他の手順については、しばらくさわっているうちに、あっという間に以前と同じように手が勝手に動いてあわせられるようになった。

思い出せなかった手順も、別のやり方を参考に色々考えているうちに、以前やっていたのと少し違うようでしっくりこなくなくもないが、自動的にできるようになった。同じことを実現するにも色々あるので、人によって (見た攻略本によって) 流派がある。

当時、何分何秒でできたか正確には覚えていないが、たぶん同じくらにできていると思う。だいたい2分~3分の間でできるようになった。

当時、正規品はツクダオリジナルというところから出ていて、他にも粗悪品の類似品も出ていた。今回買ったのは、会社名が変わってしまったがパルボックス製のもの。回し具合も、各面の色あいも、当時のものと違いない。白の面の中央に入っているロゴが変わっているだけだ。当時、流行の後にリベンジという4×4×4のものや、5×5×5のものとかまで出ていたが、今回2×2×2というのがあったので、かえってシンプルで見た目かわいいので、3×3×3がうまくできない場合のためも考えて、こちらも購入した。

最初、ルービックキューブが流行しだしたがまだ実物を手にしていなかった頃、私が興味を持ったのは、その解法よりもむしろ、物理的な構造であった。3軸、どの方向にも回転できて、どうして角のキューブが落ちてしまわないの? とあまりみんな思わなかったのだろうか。3×3×3は、破壊したりシールをはがしたりすることなくある程度分解できるので、見てみるとわかるが、なかなか巧妙な形にはまり込むようにできている。この形状の図面を引けといわれたら頭を悩ませてしまうのではないだろうか。そして、2×2×2。中央の軸がないので、これまたどうなってるいのだろう。もう一個買って分解してみるか。4×4×4で既に軸がない構造は完成されていたはずなので、それを簡略にしたものなのだろうが。

20数年たっても、体で覚えたものは、なかなか忘れていないということがわかった。自転車に乗るのと同じようなものだろう。それと、日頃、これを崩しては合わせるというのをやっていると、最近100マス計算だとかなんだとか言われているような、脳の活性化に効果があるのでは、と思う。

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favicon

おや、この MSN Spaces にも、いつの間にかfaviconがついている。いつから?

で、この絵は一体何の意味?

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