2013年8月 のアーカイブ

OLFAカッター “Silver”

ずいぶん長い間使っていたお気に入りのカッターナイフが壊れた。いつ買ったのかもうよくわからないが、少なくとも25年以上は使っていたはずだ。少し前から刃を出し入れするときのクリックがなんだか弱くなっているなと感じていたが、先日とうとうスカスカになってしまった。分解してみると、中の板バネがポッキリ折れてしまっていた。

OLFA SilverOLFA Silver

まあ、自宅で使っているだけなので、それほど過酷に使用しているわけではないが、それにしてもよく長い間使ってきたものだと思う。たいてい握りの部分はプラスチックでできている普通のカッターナイフに比べて、総ステンレス製でちょっと高級感があると思って買い求めたものだ。

驚くべきは、自分の手元で長持ちしただけでなく、未だに同じモデルが継続して販売されていることだ。少しだけデザインは変更されているが、同じ名前で、基本的に同じ形状の製品が今も売られている。壊れたものの代わりには当然、この同じものを購入。昔に買った当時はいくらしたのか覚えがないが、もともと手軽な文房具でそんなに値段のするものでもなく、高級感があるからといっても、普通のものからべらぼうに高い値段がするわけでもない。

写真の上が古いもの、下が新しいものである。スライダの部分の見た目が変わっているのと、クリップの形状が少し変更されているが、ボディ自体の形状は全く同じままだ。背面に刻印されている文字が少し違っているが。

OLFA Silver OLFA Silver

新しく買ったものをそのまま使えばいいようなものだが、外観上は今まで長年使ってきたものが愛着があるから、新しい方も分解してみるとバネの形状は同じなので、古い方のスライダ部分に新しいもののバネを取り付けて、新しいボディに装着して使うことにした。クリップも古いものの方を使って、見た目はほとんど昔のものそのままに復活した。

実は、以前一度本来の使い方でなく、物をこじるのに先端部分を使ってしまったことがあって、そのときに少しひしゃげてしまって刃の出し入れに少し抵抗がある状態になったまま使っていたのだが、ボディを新しいのにしたことで、これも解消された。

OLFA Silver

折る刃式のカッターナイフの特徴はもちろん刃先がなまってきたら順番に折り取ることで鋭い刃先を維持できることだが、家で使っている分には、そんなに刃先がなまることもなく、二十何年間ほとんど折った覚えがない。更に購入時に予備の刃が2枚、銀紙に包まれてついてくるが、使わないままだった。

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カメラバッグ f.64 TRM 購入・破損・交換

もう、中国、アメリカの旅行から2ヶ月以上になるが、またそちら関連の話題に戻る。

今回の旅行は、綺麗なあるいは雄大な景色を見るのが主な目的のような旅行なので、いつもダイビング旅行にいくときのように動画中心で撮るというよりは静止画で、そして昨年からせっかくデジイチ持ちになったのだしコンデジではなく60Dを持って行こうと考えていた。

そこで困るのがデジイチの持ち歩き方。カメラバッグは60D購入後まもなく、Lowepro Rezo 170 というのを購入しているが、これはカメラと交換レンズと最小限のものが入るだけのもの。本当にそれだけ持ち歩くにはちょうどいいのだが、今回は飛行機に乗る海外旅行なので、まず機内持ち込みバッグにカメラ本体とダブルズームキットのレンズ両方ともを収納しないといけない。現地で行動する際も、カメラ関係以外にも持ち歩く物のバッグと2つ持ちになると煩雑なので、1つにまとめるとすると、結局カメラと他のものが全部うまく収納できるバッグが必要である。

いつものデイパックは、デジイチ一式を入れるにはちょっと小さいし、他に適当なバッグもないので、カメラがうまく収められて、他のものも入れられるようなバッグを物色することにした。ヨドバシカメラのバッグ売り場を眺めていると、おすすめ、として売られているのが目についたのが、エツミが販売しているf.64ブランドのTRMというバッグ。

外見的には出張用の厚めのビジネスバッグという感じで、ただし、中にカメラバッグの中仕切りがついている。そして、メインの蓋をファスナーで閉じた状態で、上面だけ別に小さくファスナーで開ける口がついていて、バッグを肩からかけたままそこからカメラを出し入れできる。その部分は、前のLoweproのバッグでも気に入ったように、外向きにフラップが開く。そこそこの大きさがあるので、カメラに必要な部分だけ中仕切りをつければ、残りの部分は広くとっておいて他の荷物も収納できる。これがちょうどいいと気に入ったので、近くのヨドバシで購入した。

f.64 TRM

上の蓋からすぐにカメラが取り出せるというのは重要で、私はあまりカメラを裸でストラップでぶらさげたまま歩くのが好きではない。そもそも購入して以来、望遠鏡に取り付けて使う分にはストラップは必要ないどころか邪魔なので取り付けていなかった。Loweproのバッグで持ち歩いている際は、それこそバッグがストラップ代わりに近く、撮影するときにさっと取り出して、使わないときはまたすぐにバッグにしまって携帯する、という使い方をしていた。2本のズームレンズの交換も、バッグの中でレンズのカメラ側のキャップを外して、カメラを半分バッグに突っ込んだ状態でレンズを取り替えられて、レンズやカメラのセンサ部を外にさらさずに、またレンズを落としたりする心配もなくレンズ交換できていい。今回、中国旅行でもこのf.64のバッグで、バッグ自体は大きいものの同じような使い方をしていた。

ところが、あまりにそうやって何度も出し入れするせいかもしれないが、中国に行ってわずか数日で、その上の蓋のファスナーのツマミが写真のように壊れてしまった。このファスナーのツマミはちょと変わっていて、金属製の金具の上に厚手のゴムのツマミがかぶせてある。最初は、ゴムが千切れて金具から外れてしまったのかと思ったが、そうではなくて、金具がゴムのかぶっている端の位置で折れてしまって、残りの金属の部分はゴムの中に残ったままになっている。

f.64 TRM

道中で壊れてしまったものは仕方ないので、その後の中国旅行中は、千切れてしまったファスナーの下の部分をつまんで使っていたが、さすがに不便でしょうがなかった。

6月8日朝に帰宅して、6月11日にはまたアメリカに出かけるのにもこのバッグを使うつもりだったので、どうしたものかと思ったが、ダメもとでヨドバシカメラに持ち込んでみた。保証書のついているような製品ではないし、購入時のレシートなんかも大物の機器の場合はとっておくが、このくらいのものは捨ててしまっている。しかし、ヨドバシのポイントカードで購入しているので、購入記録はすぐに確認してもらえた。購入してすぐだし新品不良扱いで交換してくれるとのこと。ありがたい。

しかしながら、先日店頭展示品だったものを私が購入して、その後に補充で入荷していないので、在庫がないとのこと。今から注文すると入荷するまで何日かかかかるかもしれない。持って行ったのは8日のお昼頃だったが、翌々日に入手できるかはちょっとあやうい。ならば、ヨドバシの別の店舗に在庫があるだろうから、それを店舗間で取り寄せれば、たぶん1日で届くはずというので、その手配をお願いして、その日は店を後にした。

翌9日にはTECCの試験を受けに行っていたが、試験から帰宅するともう、交換品が入荷したので取りに来て下さいと留守電が入っていた。夜になってからだが、一旦持ち帰ってあった壊れたバッグを持ってもう一度出かけてヨドバシに行き、無事新品と交換してもらってきた。ヨドバシカメラ、よくやってくれる。

そして、中仕切り板を最初のバッグにしたのと同じように配置なおして、カメラと他のものを収納してアメリカ旅行に出発した。まあ、最初のものは本当に不良品ですぐに折れてしまったのかもしれないが、また同じ使い方をしていてすぐに壊れても嫌なので、飛行機に乗る時は機内持ち込み荷物をまとめるために同じようにするが、現地旅行中は、ちょっとスタイルを変えることにした。そもそもアメリカではレンタカー移動なので、あまり荷物はまとまってなくても全部車に積んでいれば大丈夫。車を離れて観光場所を歩きまわる時だけ必要なものを身につけて出ればいいから、このバッグとは別に、例のデイパックを持って行って、そちらにカメラ以外の携行物とダブルズームレンズの装着していない方を入れておいて、カメラ自体は不本意ながらストラップを取り付けて (購入後9ヶ月目にして初めて!) 首か肩から下げて歩くことにした。

まあ、そのおかげかどうが、アメリカ旅行中はバッグのファスナーは壊れることなく帰ってこられた。

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星検2級対策

早速解答と解説が発表された。受験者にしか教えてくれないパスワード付きだが。

第5回星検2級解答解説 (PDF)

昨日の自己採点に加えて、ポカミスが2箇所も見つかってあわててしまった。試験時間は余裕があって、あんなに見なおしていたつもりなのに。しかし、合計点を計算してみると、なんとか合格点におさまっていそうだ。

さて、今回の星検2級の受験対策で自分なりにやったことをここにまとめておいてみる。今後受験される方の参考になれば。

過去問

第2回からの過去問全部。以前この記事で過去問を発掘したことを書いたが、私がそんなことを書いたせいか、リンク切れファイル自体が引っ込められてしまったようだ。まあ、問題は持ち帰れるので、過去に受験した人が知り合いにいたら見せてもらうとか、入手方法はなくはないだろう。

公式問題集

「公式問題集3級、2級」の2級部分。3級のときは、受験してから、それ以外の級の問題にも目を通しておいた方がよかったと思ったものだが、今回は既に3級部分は前回にやっている。とはいえ、2級の問題をやるついでに、3級のところもざっと見なおしておきはした。

教材としてはまあこれだけ。あとは、その中からここがポイント、というところを重点的に暗記したりする。

二十四節気

二十四節気の問題はこれまで毎回出ているので、これは白紙に全部書き並べられるように暗記した。24もあって大変かと思うが、規則性がある部分は簡単に覚 えられるので、不規則な部分だけしっかり覚えれば、そんなに大変ではない。ところが、今回は、二十四節気の問題は出題されず、徒労に終わってしまった。

二十四節気

中秋の名月以降の月の呼び名

公式問題集と第2回の問題に出ているの覚えておく。

名月の翌日から、十六夜 (いざよい)、立待月、居待月、寝待月、更待月。

今回は出題されなかった。

星座の並び

3級のときは黄道12星座の順番を覚えた (なのにそれを生かせず間違ってしまった問題があったが) が、今回はそれに加えて南天の日本から見えない星座を除いて全部の星座の並びを記憶するようにした。これも、白紙にまず黄道の波型の上に12星座を描いて、そこから隣接する星座を描き並べて全部の星座を配置できるようにした。一般に、星座の配置はある程度の範囲のかたまりでしか着目しないので、天球全体で星座がどう並んでいるのか、案外頭に入っていない。メルカトル図法の世界地図のような星図を描いて端から端までどう並んでいるかを頭にたたき込むようにした。特に、有名な星座と有名な星座の間にある細かい星座をきっちり覚えるようにした。

試験には、有名な星座と有名な星座の間にある細かい星座の名前を問う問題や、何々座と何々座に隣接する星座を問う問題が出る。

それから、トレミーの48星座に属するかどうかを判断する問題も出るので、それも要チェック。といっても全部丸覚えするのも大変だが、有名な星座はたいていトレミーの48星座なので、南天を除いた星座でマイナーなもののうちトレミー48星座でないものがどれかをチェックしておくのがいい。今回はこぎつね座を選ぶ問題が出た。

春分点と秋分点の位置も要チェックで、今回も春分点の位置が出題された。

惑星の位置

3級のときもしたように、現在の惑星が星座上のどの位置にいるか確認しておく。2級では第2回に出題されたが、それ以後出題されておらず、今回も出題されなかった。

一等星 (特に南天)

全部で21個の一等星 (以上) の恒星を確認。北半球で普通に見える15個は当然過ぎて直接問題に出ないが、南天の星が問題に出たりする。今回は角度の問題にからめて、アケルナルが何座かという問題が出た。また、星の赤緯や銀緯の順番を問う問題が毎回出ているが、先の星座の並びから場所を思い浮かべる。銀緯がわかるためには、天の川の流れがどこにあるかもしっかり把握。今回も銀緯の問題は出たが、わかりやすい場所だった。

メシエ星雲

3級のときによく出る有名な星雲をリストアップして覚えたのを再確認。これには、望遠鏡を買ってから星雲や星団を見るのに参考にしようと買った「初心者のためのウォッチングブック 星雲星団ベストガイド」という本を参考にした。全体の星座の図の中での位置も再確認。したのだが、どうも2級は有名なものだけをチェックしているだけではいけなさそうだ。リストアップしていない、それほど有名でないものに関する問題が出てくる。今回も、リストしていたM27の問題も出たが、一方で、M64、M65、M66、M67で銀河でないものはどれか、といった問題も出て、これは答えられなかった。M31アンドロメダ星雲の2つの伴星雲を問う問題も、番号が続きのM32は答えられたが、もうひとつが出てこなかった、なんとなく100番台ぽい感じがしたので苦し紛れにM100と書いておいたのだが、正解はM110。つい先日M31の写真を撮ってみていたとこなのに。

歳差運動

天の北極の位置は2万6千年で一周。紀元前3千年にはりゅう座のツバーン。西暦1万年にはデネブの近く、西暦1万4千年にはベガの近く。公式問題集と第3回に出題されているが、今回は歳差運動の問題は出なかった。

サロス周期

18年0ヶ月10日8時間。18年という数字は覚えていなくても、ゼロヶ月と10日というところだけ覚えていればまあ大丈夫。公式問題集と第2回に出題されたが、今回は出題されなかった。

惑星の公転半径、公転周期

色々な問題にからめて公転半径や公転周期などが必要になってくる問題が出るのでひととおり暗記。ケプラーの第3法則を使って仮想惑星の半径と周期の計算をさせる問題もあるが、それは書かれている通りに計算すればいいだけなので、特に暗記することはない。今回は、公転周期に関連する問題ながら、ちょっと趣向を変えてきたので、この暗記はあまり意味がなかった。

小さい惑星と、衛星の大きさ

公式問題集と第3回に出題されているので全部順番を覚えておく。

地球 > 金星 >  火星 > ガニメデ > タイタン > 水星 > カリスト > イオ > 月 > エウロパ > トリトン > 冥王星

今回は出題なし。

星の等級

X光年にあるY等星がZの距離にあるとすると何等星かといった問題が出る。2.5倍で1等級違うことと、明るさは距離の2乗に反比例することさえ覚えていれば問題ない。計算を簡単にするためにか、必ず距離の違いが2.5倍で明るさの差が2.0等級という値でしか問題は出ておらず、今回もそうだった。

変光星の種類

  • ミラ 一定の周期で、脈動することで変光する
  • アルゴル 恒星同士が食を起こすことで変光する
  • はくちょう座SS星 平常光度から、急激に増光することがある
  • かんむり座R星 平常光度から、突然減光することがある。

の4種類を覚えておく。今回は、はくちょう座χ星の極大という時事ネタにからめて出題された。

恒星の末路

恒星の質量が太陽の何倍かで分類して、

  • 8倍以下 白色矮星
  • 10~20倍 中性子星 (パルサー)
  • 30倍以上 ブラックホール

境界となる値がそんなにはっきりしているわけではないので、テキストの説明の書き方も、「太陽の8~10倍程度以下」などと、境目の値なのかそれが範囲なのかわかりにくい書き方なので注意。その幅のある境目の間の値は問題には出ないはず。今回の設問では5倍と15倍の場合で問われた。

その他

太陽や星の南中時の角度を問う問題も繰り返し出題されているが、2級の問題としては易し過ぎる気がする。今回は、太陽について丸1問出しているのに、更に恒星について2分の1問 (2点分) 出題されていた。おかげで、そこでは稼がせてもらったが。

天文史関係や、宇宙開発関係は、なかなか狙い所がない。既存の知識でなんとかするしかない感じか。宇宙開発関係では割りと時事ネタに近いものが出る傾向があるので、最近のニュースに気を配っておく必要がある。

ざっとこんなところだろうか。あと、神話関係は苦手なので最初から半ば投げていて、今回は2問とも知らなかったが、うち1問は推測が的中して正解できたが、もう1問はしっかり外してしまった。

ちなみに、上記過去問出題状況は、私がざっと見てチェックしただけなので、正確ではないかもしれない。

今回の星検対策を通じて、星検どうこうでなく、星座の全体のつながった並びがだいたい把握できるようになったのは自分としては収穫かなと思う。これで、都会の夜空で星があまり見えなくても、離れた位置の他の星座から、あのあたりには何座がある、とわかるようになると、ちょっとうれしいかもしれない。

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第5回星検2級受験

第5回星検2級

今日は、第5回星空宇宙天文検定の2級を受験してきた。

前回の3級合格に気をよくしての受験だが、直前1週間くらいは、それなりに結構一所懸命勉強した。なので、ゆうゆう合格圏内、のつもりだったが、いざ問題を開いてみると、1問目はもうまかせてよ、という問題だったが、2問目、3問目と、すでに即答できず。途中や最後の方にも結構ヤバいのがあって、ちょっとヒヤヒヤものだったが、その2問目、3問目などはエイヤで書いた (じっくり考えて推測した) のが当たっていて、まあ自己採点ではなんとかなってそうな感じである。

受験者層は、2級になると前回の3級のときと比べて、宙ガール率が少し低めで、その代わりにオッサン率が高めだった感じだ。あと、前回はほとんどみかけなかったオバサンが少々。そんな中、小学生のそれもたぶん高学年じゃなく中学年くらいの子供が何人もいたのには結構感心した。

前回の試験問題には、合否の通知と合格証の発送のことしか書かれていなくて、解答解説をEメールで知らせてくれるということは会場で口頭で知らされただけだったが、今回は試験問題の表紙に、一両日中にEメールで通知しますと印刷してある。ちなみに、この問題用紙、結構紙が薄いので、1問目が夏の大三角形付近の星空の問題、その次のページはアンドロメダ座周辺の問題だな、と開始前からわかってしまう。まあ、その時点でそれがわかったところで、どうなるわけでもないが。

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今回のアメリカデータ通信環境

先日の中国旅行のときのデータ通信環境のことはこちらに書いたが、アメリカの方の話もしておこう。

中国用は今までよく書いているように、有効な現地SIMの入った携帯電話を持っているが、アメリカは、そんなに頻繁に行っていないので、中国用携帯のハードウェア自体はアメリカでも使えることは使えるが、SIMカードがないので、それを使うつもりなら現地SIMを調達する必要がある。繰り返し行くつもりなら、ずっと使えるようにSIMを買ってもいいが、今回きりだとあまり効率的でないように思う。中国SIMの方は継続のためにチャージがたくさんたまっているので、もしそれがアメリカで国際ローミングで使えるとしたら、それがいいので、少し望みをかける。

データ通信の方は、中国と同じく、テレコムスクエアでポケットWi-Fiルーターを借りるのは同じ方針である。中国は1日700円なのにアメリカは1,000円なのがちょっと痛い。ルーターには何タイプかあって、通話の方の心配があるので、電話機もできるスマートホンタイプのルーターを借りることにした。ところが、これが失敗だった。申込時は、ルーター機能のものが4G対応で、スマホタイプは3Gまでしか対応しないと思っていたが、空港で受け取る際には3Gが使えなくて2Gまでになります。と言われた。おやっと思ったが、まあ、そこでどうこう言うのも仕方ないかとそのまま借りて行った。

現地に到着して、まず中国SIMでのローミングを試したが、やはりダメだった。まあ、結局音声通話の電話をしたのは、滞在中で一度だけ、キットピーク天文台に確認の電話をかけたのだけだったが。スマホ型ルータの方は、接続することはするが、速度が全然出てない感じ。やはり2G (EDGE) でしかつながっていないということだろうか。Google Mapsを表示させようとしても、なかなか画面が出てこなくて使い物にならないレベルだ。もちろんスマホ型ルータ本体でやっても、W-Fi接続したiPhoneからやっても同じ。

しかし、中国でとは大きく事情が違うところがある。中国では移動は公共交通機関で、乗っている間や待っているは特にすることがなく手が空いているので、しょっちゅうネットにアクセスしたりしていた。一方、アメリカでは移動は全部自分の運転するレンタカーなので、移動中は手が離せず、ネットすることもない。宿ではどこでもWi-Fiが無料で利用できて、たいてい宿泊時にこればパスワードです、と教えてくれる。旅行記の中でも何度か触れているが、運転中に食事や休憩に入るマクドナルドやデニーズ、あるいは空港などでは登録不要で無料でWi-Fiが使えたので、これもありがたかった。結局、レンタルのルーターはほとんど役に立たなかったが、ルーターがなくてもそんなに困るほどではなかった。逆に、ちゃんと速度の出るルーターだったとしても、それほど出番がなかったということかもしれない。

最後の最後にロサンゼルスでは、都会だから電波がいいのか、Wi-Fiルータもそこそこ速度が出ていたようにも思うが。

しかし、まあ、今度アメリカに行くときは、何をレンタルするかもよく考えてからにしよう。

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いるか座の新星

8月14日に、いるか座に板垣公一氏によって発見された新星。発見時は6等星ということだったが、昨日の情報では4等台と報告されているとのことであった。普通、新星発見といっても、もっと暗くて、肉眼ではわからないようなもののことが多いが、この明るさは空のきれいなところなら肉眼でわかる明るさである。光害のひどい我が家でも、望遠鏡を使うか、写真に撮ればわかるだろうと思って夜空が晴れるのを待っていたが、今夜、アルタイルとベガがベランダから見えていたので、写真撮影したみたところ、しっかり写っていた。

肉眼や、カメラのライブビュー画面では1等星しか見えないので、ステラナビゲータで、カメラの画角のシミュレーションをして、55mmで縦位置でアルタイルを画面の下端中央におくように狙えば、いるか座の本体と、新星がうまく画面に収まるのを確認して、実際にアルタイルだけを頼りにカメラを向けてみた。ちょうどベランダからベランダの天井と向かいのマンションのてっぺんとの間にその画面が入るように狙える角度でよかった。

ステラナビゲータにはすぐに新星のデータのアップデートが入っていたので、簡単に場所がわかってありがたかった。今までの星しか載っていない星図と写真を比べて見ると、新星なのがわかる。

写真は、普通に三脚に載せて上記のように撮影したので、画面は天の北極方向が上ではなく、天頂方向が上になっている。

いるか座の新星2013いるか座の新星2013 2013/08/17 00:46 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (55mm F4), ISO3200, 4sec, Photoshop 7.0

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LAX ~ 成田

6月20日。帰国のための出発日。帰国便は12:45ロサンゼルス国際空港 (LAX) 発のUA9685便。ホテルはグリフィス天文台に近いということで選んだので、空港まではあまり近くないが、まあ小一時間くらいの距離なので、そんなに早く出発しなくても大丈夫。到着したのが夜だったので、朝になってから撮ったホテルの外観。

Extended Stay America

近くをぐるっと散歩してみる。表のグレンオークス通りと並行して1本裏の通りはヤシの木が立ち並び、ビバリーヒルズのような雰囲気だ。

5th St.

空港までの道は前日にGoogle Mapsのルート検索で確認していたのだが、当日朝になって再度見てみると、それまで提示されていたのとは違う、一番西側を回るルートが出ている。事前の確認では、下の画面コピーでは灰色で出ているうちの真ん中寄りのルートだった。考えてみれば、朝のラッシュ時間にかかるので、中心部は渋滞で動かなくなるのだ。提示されたルートでも一部赤色になっている。

Route to LAX

のんびり出発するつもりだったのを少し早目に出発することにした。上の地図ではつぶれてしまってよくわからないが、ホテルを出てCA134に乗るまでの道が、行ってみると工事中で閉鎖されていて、えらく迂回しないとけなくて、いきなりつまずいてしまった。無事元の道に戻って、予定通りCA134に乗り、西に向かい、自動的にUS101に。そして、赤色になっていたI405へのインターチェンジに近づくと、I405に行くレーンだけがつながってノロノロ運転になった。Google Mapsの言うとおりだ。

To I405 South

I405に入ってから結構な間渋滞状態が続いたが、山越えが終わったくらいか、流れだして、まあだいたい予想通りの時間で、空港の近くに到達した。46番の出口で降り、センチュリー通り (Century Blvd.) に入って空港に向かう。いちおう、車を返す前にガソリンを満タンにしておくためにガソリンスタンドに入る。

更に進むが、しばらくは空港というよりは普通の街並みの感じで、どこからレンタカー返却に行くのかわかりづらい。たいていの空港は、Car Return の看板をたどっていけばいいのだが、ここは看板があまり目立たない。セプルベダ通り (Sepulveda Blvd.) に曲がるところは無事曲がれたが、次にレンタカー会社エリアに入るところを、広い入口なのだが、それがそうとよくわからなくて通り過ぎかけて、ここか、と思った時はもう過ぎていたので、先まで行って引き返し、反対側から Sky Way の立体交差を通って、やっと復帰。しかし、大きな空港なので、レンタカー会社別のエリアもそれぞれ大きくて、目的のハーツまでたどり着くのに一体どこまで行くんだろうと不安になるほど。そういえば、はるか昔に一度出張でロサンゼルスに立ち寄ったときも、空港で車を返すのに道に迷ったような気がする。

で、まあ無事ハーツの返却の駐車場に入って指示されたところに車を停める。こちらはさすがにラピッドシティとは違って、その場で携帯端末を持った係員がやってきてチェック。OKが出たらその後カウンターに行く必要もなく、そのまま荷物を持って出発ロビーに向かうシャトルバスに乗ればいい。

ここで、失敗したのが、シャトルバスの運転手に、乗る航空会社がユナイテッドだと告げてしまったこと。中国旅行のときは西安空港であれだけ国内線だ国際線だと言っていたのに、今回は全然何も考えずに、乗る便がUA便だからユナイテッドと言ってしまって、下りてからユナイテッドの国内便のカウンターだと気づいた。

しかし、まあ乗る場所は違うとしてもチェックインはできるかもと、国際便でもここでチェックインできるかと聞いたら、できるというので、自動チェックイン機 (しかない) でチェックインしようとするが、その便は扱えないとハネられる。やはり国際線ターミナルのカウンターに行かないといけない。

また係員をつかまえて国際線ターミナルはどっちかときくと、ターミナルの前を走っている道路の進行方向と逆に戻った方で、距離もだいぶある。既に道の渋滞と、最後に道を間違えたせいで、結構時間が押しているが、仕方ないので、映画などでよく目にする特徴的なデザインの建物を横目に、延々徒歩で国際線ターミナルに辿り着く。

LAX

実は、私の乗るUA9685便はANAのNH5便のコードシェア便だった。最初からANAだと思っていれば、シャトルバスに乗ったときに間違えなかったはずなのだが。ともあれ、なんとか時間に間に合うようにゲートに到着できたが、昼食をとっている時間もなかったので、待合所にいたベーグルの屋台でベーグルを買って、機内食までのおなかの足しにする。

UA9685/NH5

少しバタバタしてしまったが、帰りの便自体は中国の帰りのときのように遅れたりもせず、日付変更線を越えて翌21日に無事成田に到着、帰宅できた。

以上で、今回の一連の旅行の行程は全部終了。

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