2021年7月 のアーカイブ

木星

Jupiter 2021/07/17 01:05 ZWO ASI290MC, Celestron EdgeHD 800 (D203mm f2,032mm F10), Celestron X-Cel LX 3x Barlow Lens, ZWO ADC, ZWO UV/IR Cut Filter, FireCapture2.6, AutoStakkert!3, Registax6, PhotoShop 2021, Topaz DeNoise AI, Trimmed. Duration=120s, Shutter=39ms, Gain=300 (50%), 40% of 3,077frames

関東地方が梅雨明けになった夜、日付変わって7月17日未明。久しぶりに自宅ベランダから木星を撮影したら、気流がとてもよかったせいか、いつになくきれいに撮れた。今までずいぶん撮ってきた中で自分史上最高のできといえる。毎回毎回同じ機材で同じように撮って同じように処理していても、そのときによって画像の出来具合は違って、ここまできれいに撮れたことはなかった。なのだが、このblogを遡ってみたら、今の機材で撮るようになってから、その今までずいぶん撮ってきた木星の画像を全然載せていなかったことに気付いたので、「いつもよりこんなにきれいに撮れました」ということができない。以前のNexStar 5SEで撮っていた画像は載せているが、それに比べてよく撮れているのは当たり前ではある。土星はやはりたまたまよく撮れたときの画像を載せているが、悪いときの画像がない。火星はたくさん載せているので、日々撮れ具合が違うのはわかっていただけるかと思うが。

次に、少し後で、約2時間連続で撮影して動画 (GIFアニメ) を作成した。2分間撮影、2分間休みを繰り返して撮影した29回分の画像をつなげた。このときは、上のときほど状況はよくなくて、まあ普段の中ではよく撮れた方だが、上の画像と比べるとかなり違うのがわかる。しかも、このときは連続して29回同じように撮影しているのだが、コマ毎に精細度が結構違っているのがわかると思う。こんなふうに撮るたびに結果が異なってくるのである。

Rotation of Jupiter 2021/07/22 01:16~02:09 ZWO ASI290MC, Celestron EdgeHD 800 (D203mm f2,032mm F10), Celestron X-Cel LX 3x Barlow Lens, ZWO ADC, ZWO UV/IR Cut Filter, FireCapture2.6, AutoStakkert!3, Registax6, PhotoShop 2021, Topaz DeNoise AI, Trimmed. Duration=120s, Shutter=24ms, Gain=360 (60%), 25% of 5,000frames each

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