「中国」カテゴリーの投稿アーカイブ

TECC結果届く

先日、中国旅行とアメリカ旅行の合間に受験したTECC (中国語コミュニケーション能力試験; TEst of Communicative Chinese) の結果が届いた。

中国語関係の試験は、これまで中検 (中国語検定) と、HSK (汉语水平考试) (と、C.TEST) を受けたが、TECCは一度も受けたことがなかった。最初はやはり日本国内では一番有名といえる中検にはじまって、以前の記事に書いたように2級に苦労して合格したところで中検は打ち止めにして。その後、HSKを、新・旧のごたごたが落ち着いたかと思った頃に一度レベル試しに受けて5級に合格。こちらもその上の6級はハードル高そうなので今のところそこまで。

テストのメジャー度でいうと、上の2つからだいぶ離れてその次の3番手に来るのがTECCかと思うが、まあそんなに色々受けても仕方ないかなとは思っていたが、最近は中国語ドットコムの関係から相原茂先生の相原塾にも参加したりしているので、その相原先生主宰のTECCも受けておいてみるか、ということで。

まあ、最近は特にそんなにまじめに勉強しているわけではないので、またHSKのときのように実力レベル試しという感じで、とりたててテスト対策の勉強ということをするほどでもなく、試験問題形式に慣れておくために、「TECCオフィシャルガイド&最新過去問題」という本を買って模擬問題をやっておいた程度で臨むことにした。今回ちょうど中国旅行もあったので、うまく中国から戻ってきた直後に試験になるようにして、ちょっとでも耳が慣れていればという策略はしておいた (笑)。

結果はというと、下の写真の通りで総合スコア652点。うち、リスニングが358点で、リーディングが294点。TECCの点数のクラス分けでいうと、C (550~699) の「仕事で使えるレベル」ということだ。本当に自分のレベルで仕事に使えるのか?とも思うが、説明には「限定された範囲内でのビジネス上のコミュニケーション」とあるから、まあそんなものか。2ちゃんねるにあった各テストのレベルの対応表によると、ちょうど中検2級、新HSK 5級の重なっているレンジに入っていて、まあ妥当なところということか。希望的にはあともうちょい上くらいだといいなとは思っていたのだが。

TECC

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第三声の例え方

新学期になって、テレビ講座やラジオ講座も一からスタート。中国語の講座で最初に出てくるのが声調の説明。どんなふうに高低を変化させるかを例えて、第二声なら「ええっ!」と驚いたときのように、第四声ならカラスの鳴きマネで「カァ」というときのようにといった説明がされるが、第三声の場合が実は私は今までピンと来なかった。がっかりしたときに「あ~あ」というときのように、とよく例えられる。しかし、まあそういう発声は人によって違うかもしれないが、私はがっかりしたときの発声は全然中国語の第三声とは違うように思う。強いて中国語の声調に当てはめれば第四声+第一声じゃないかと思う。ここで想像しているのは、落胆したとき、例えば、ひいきのチームが試合に負けちゃったよ、そんなときの「あ~あ」である。

で、まいにち中国語の第一課を聞いていて、この例えは教えている側もあまり適切じゃないんじゃないかと思いながら言っているのかも、と思った。というのも、三宅先生がその例えで説明する際に、「あ~あ」と言ってみせたすぐ後に、「わざとちょっと第三声で読んでますが」と注釈のあったこと。本人も本当にがっかりしたときの発声はちょっと違うと思っているようである。

で、もっと適切な例はないかと自分なりに考えてみたが、落胆ではなく、不満や、同意しないといったときに出る低い声の「え~っ?」が近いのではないだろうか。今から抜き打ちテストをします、と言われたときの生徒の不満の声。美意識が違うのか他のみんなはそうは思わないのに、ひとりだけが××さんてカッコイイよね? と言ったときの周囲の、それは違うだろう、という声。あるいは、無理な仕事を押し付けられて、「え~? 俺がやるのぉ?」というとき。ちゃんと単独で発音したときの語尾の少し上がるのもちゃんとついている。どうだろうか。

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スイカは甘いか?

写真を撮るときの掛け声については以前の記事で一度書いたことがあるが、その追加として、土曜日に交流会で教えてもらって初めて知った、台湾の人の言い方。

撮る人: 西瓜甜不甜?
撮られる人: 甜~!

スイカは甘いか甘くないか? と質問して、回答の甘い (ティエンという発音) を言わせるという、英語の Say cheese や、日本語で1足す1は? 2 (ニー) と同じく、笑顔になる発音をさせようというものと考えられる。大陸の中国語を習っていて教材に出てくるのは前の記事で触れた茄子 (チエツ) で、これは英語版のチーズに近い音のものを選んだだけだと思われるが、台湾版では甜と言わせるために、スイカが登場している。そちらの部分の発音は何でも関係ないので、甘いものであれば別にスイカでなくても構わないと思うのだが、一体どうしてスイカなのだろう。そもそも、スイカは確かに甘いと言えば甘いが、それほど甘いものの代表というわけでもないと思うし。

そしてまたもうひとつの疑問が、チエツの場合と同じく、ティエンで本当に笑顔になるのかという点。笑顔になるにはイの音で伸ばさせるのがいいと思うが、ティエンを長く伸ばすときはティエーンとなってエの音で伸びてしまうので、あまり効果的でないような気がするのだが。

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中国語の四声と日本語のアクセント

中国人に日本語の単語を教えると、アクセントはどうかと聞き返されることがよくある。日本人の中国語学習者の中には、中国語には日本語にはないは四声というものがあって間違えると違う意味になるし、覚えるのが大変だ、日本語ならそんなこと気にしなくてもいいのに、と思っておられる向きも多いのではないかと思う。

確かに日本語には中国語の四声と同じ声調はないが、音の高低の変化はあって、アクセントと呼ぶ。中国語の四声では第二声や第四声のようにひとつの音節の中で高低が変化するものもあるが、日本語ではひとつひとつの音節が高いか低いかである。中国語と違って、日本語はひとつの単語が多くは複数の音節でできているので、何番目を高く/低く発音するかでアクセントが構成される。橋 [ _ ̄ ] と、箸 [  ̄_ ] がアクセントで区別されることは、日本人誰もが知っているはずだ。

同音異アクセント語はそれほど多くないので、こういう例以外は気にしなくてもいいかというとそんなことはない。すべての語には正しいアクセントがあって、間違ったアクセントで発音すると不自然な日本語に聞こえる。日本人はそれを、学校などで、ひとつひとつの単語について、これはどのアクセントだと取り立てて学習したりしないが、自然と覚えているので気にしていないだけで、方言の違うアクセントを聞けばすぐわかるのだから知らず知らずのうちに身に付いているわけだ。日本語を学習している外国人にとっては、それこそ正しいアクセントで発音しないとすぐに外国人の不自然な日本語だということになってしまうので、真剣に覚えたくもなるだろう。

日本人にとっては、自然と覚えているだけなので、改めて問われると、あやふやな人も多いだろう。辞書を見てもアクセントなんて書いてないじゃないかというかもしれないが、「NHK日本語発音アクセント辞典」といった専門の辞典でなくても、私の持っている国語辞典、「新明解国語辞典」にはちゃんとアクセントが載っている。アクセントが怪しいと思ったときは、この辞書で確認することにしている。

先に、日本語は音節ごとに高いか低いかかだと書いたが、標準語ではそうだが、実は、関西弁では、単音の語を長く発音して、その中に高低変化が現れる。目 (めぇ) [ _ ̄ ]、歯 (はぁ) [  ̄_ ]。まあ、2音として発音していると考えればいいのかもしれないが、無理にでも1音と考えれば、中国語の第二声、第四声に相当する。関西人に四声を教えるときに例に使うとわかりやすいだろう。

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布団の畳み方

久しぶりの中国ネタ。昨日、中国人の知り合いと話していて、今まで聞いたことのなかったおもしろい中国と日本の習慣の違いを知ったので、紹介する。

タイトルに書いた通り、布団の畳み方である。日本人は一般的に、昔の用に畳の上に布団を敷いて寝る場合は、起きた後は布団は全部畳んで押入れに仕舞ってしまうが、ベッドで寝ている場合は、ベッドの上の布団は敷いたままにするのが普通だと思う。きちんとした人は、起きた後掛け布団をきっちり平らにのばして、いわばベッドメイクした状態にしておくだろう。掛け布団は西洋人のベッドの場合と違うかもしれないが、そのまま広げたままにしておくということに違いはないと思う。

ところが、中国の人は、ベッドで寝ているのにもかかわらず、掛け布団を畳むというのだ。それも、畳み方が日本人が畳に敷いていた布団を畳む場合と違って独特だ。日本の畳に敷いた布団を畳むときは、掛け布団は単に四つ折りにするだけだ。上下に半分に折って、それを左右に半分に折るとだいたい押入れに入れられる大きさになる。ついでに敷き布団の方はというと、敷き布団の方が掛け布団より縦横比が長いので、こちらは上下方向に三つ折、横から見るとZの字になるように折るのが普通かと思う。

一方、中国人のベッドの掛け布団の畳み方は、まず左右を真ん中に向かって両側から折り込んで、次に上下から真ん中に向かって同じように折り込み、更に上下に真ん中から二つに畳む。布団の縁が外に見えないように折るのだという。

中国人のお宅にホームステイでもしないと、朝起きてベッドの布団を畳むところにはお目にかかれなさそうなので、たまたま話していた話題がベッドの話になって、こういう話を聞けて、興味深かった。

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呼びかけには“副”は付けない

今月も「相原塾」に参加してきた。今回のテーマは「ジョークで学ぶ中国語」ということだったが、この記事の話題はジョークそのものではなく、話の中で出てきた、人の呼び方について。

人に呼びかけたりするときに、地位や役職が用いられることはよくあるわけだが、それが「部長」でなく「副部長」のような場合。日本語ではそのまま「副部長」と呼ぶが、中国語では“副”を省略して、“部长”と呼びかけるのが普通なのだそうだ。本来より上の位に呼ばれるので悪い気はしないだろうが、部長さんの方が、本来自分より位が下の者が自分と同じ呼ばれ方をしていて気を悪くしないのだろうか? ちなみに、手紙の宛名などでも同様だとのこと。

そういえば、英語でも、アメリカの海軍の階級で言えば、大佐はCaptain、中佐はCommander、少佐がLieutennt Commander、大尉がLieutenant なのだが、中佐がCommanderと呼びかけられるのは当然だが、少佐も同じく呼びかけのときにはCommanderと呼ばれる。というのは、Star Trek を見ていて気付いていた。PresidentとVice Presidentはどうだろう?

日本語の感覚では、いくら省略のためといっても、本来の地位と違う地位の名前に一致する呼び方というのはあり得ない気がするが、この違いは一体どこから来るのだろう。

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グロッタルストップ

今日も、相原塾特別講座の発音の話の続き。グロッタルストップ (glottal stop) という語を初めて知った。声門閉鎖音。普通の子音のように唇や舌で空気の流れが止まるのではなくて、喉の奥の方を閉じて空気が止めるののことらしい。発音記号もちゃんとあって、Ɂと書くそうだ。クエスチョンマーク?かと思ったらちょっと違う。

中国語のピンインに、隔音マーク (英語のアポストロフィ記号を使う) が必要な場合があることを見逃している人も結構いるようだが、“西安”をピンインで書くときに、xiとanを続けて書くとxianになって別の発音である“先”のピンインと区別がつかなくなってしまうので、Xi’anと書かないといけない。日本語のローマ字でも事情は似ていて、貫一さん(Kan’ichi)と華日(Kanichi)を区別するために必要だ。

英語では、逆に、音を区切るどころか、別々の語の間でも続けてなめらかに話すときは一体化してしまう。例えば、one of をワン・オブでなくワノブのように発音するのは普通だ。ところが、“天安门”(Tian’anmen)がティエンアンメンであって、ティエナンメンにならないし、「遠泳」はいくら早口でしゃべってもエネイにはならない。日本語や中国語ではどうして本人が意識もしていないのに必ずつながらないように発音されて、却ってローマ字表記の際にわざわざ記号を使って分離しないといけないのかと思っていたのだが、そこにこのグロッタルストップがあるからなのだった。これもひとつ勉強になった。

しかし、そう言われてみると確かにその瞬間に喉をで息を止めるようにしているが、普段は発話者が無意識に行なっているというところが不思議だ。

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「3つの “i”」 は中国人にとっては同じ音の意識

日曜日に、中国語ドットコムの相原塾特別講座の今年度第1回で発音の話を聞きに行ってきた。

発音といえば、一般的には中国語の習い始めに、妈麻马骂とかやって、ひと通り習ってそれっきり、あるいは初級講座を何度も聞いていてもまあいつも同じことをやっているな、くらいかもしれないが、もちろんここではそれにとどまらずもう少し奥深いところまでの話が聞けてためになった。

収穫のひとつが、タイトルに書いた、「3つの “i”」が中国人にとっては違いのないひとつの音として意識されているのだということがはっきり確認できたこと。「3つの “i”」というのは、中国語をピンインで書くときに、同じiの文字で書かれていても、子音との組み合わせで、我々日本人にとってみればはっきり異なる音として認識できる3通りの音があるということ。ji、qi、xiの場合は日本語としては割りとすなおに「イ」と聞こえるが、zhi、chi、shiの場合は反り舌音の舌のまま母音を発声するので、非常に「こもった」音になり、zi、ci、siの場合は、カタカナで表現するなら「ウ」としか書けない音になる。反り舌音の場合はまあ自然とこもった音になるが、siは、アルファベットの見た目からくる感覚からすれば、どうしてもスィーと発音したくなるがそうではない。例えば、ピンインの綴りに釣られて、女優の章子怡 (Zhang Ziyi) なんかは、よくチャン・ツィイーなどと書かれているのをよく見るが、まさにこのへんの誤解による。

で、中国語を学ぶ日本人がピンインのiの文字を見た時には組み合わさっている子音に合わせて違う母音を発音しわけないといけない。こんなに違う音なのに、どうしてまぎらわしくも同じ文字を割り当てているのかと思ってしまう。アルファベットの文字数が少ないから、組み合わせで区別がつくので仕方なく、という説も考えられるが、実はそういうわけではなく、これらはそもそも中国人にとっては頭の中では同じ音だという認識なのだということである。

逆の例をあげると、日本語の「ん」は、特に発音のことに興味のある日本人でなければ気にしていないが、場合によって、案内の「ん」、案外の「ん」、暗黙の「ん」でそれぞれn、ng、mの3通りの違う音を発している。同じ「ん」と言っているつもりだが、たまたま次に続く音につられて知らず知らず違う音を発してしまっているだけであるが、本人に違う音を発している意識はない。だからこそ日本人は中国語のnとngの区別が苦手だ。逆に中国人からすれば、これらは全部違う音に聞こえるのに、日本人はどの発音も単に「ん」と表現することを不思議に思っているかもしれない。その逆の例がこの「3つの “i”」である。

前々からそういうことなんだろうなぁ、とは想像していたのだか、「3つの “i”」の音の違いの説明はあっても、そこまでの説明を読んだり聞いたりしたことがなかった。ところが、今回は相原先生がこれは中国人にとっては同じ音だという認識なんですというう説明をされて、発音アシスタント役の段文凝さんに、どうして私達がこれらが違う音だといっているのか不思議に思うでしょう?と言って同意を引き出していた。

これで、前から気になっていたことが、ひとつすっきりした。

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“々”

この記号が実は中国語でも使われるのだということを今日初めて知った。

私がこれまで中国語に接してきた中では、同じ漢字が続く場合、爸爸、妈妈、看看、试试のように必ずきちんと同じ漢字を2つ書いてあって、日本語でよく行われるように、「々」の記号 (これはあくまでも記号であって漢字ではない) を使って書かれたものは、去年の北京旅行の記事「外来語の看板」で紹介した日本のブランド名の看板で平仮名も交えて書かれていたのが唯一の例だった。よく中国語のテキストに出ている、日本語の場合よりも厳格に定義されている句読点類の使い方の表にも、この記号は出てこない。それで、この記号は中国語では本来使わないものだと思っていた。ところが、今日、中国語ドットコムのイベントの中で、晔晔が、動詞の重ね型の説明で、“看々” などとホワイトボードに書いたのが目に止まった。日本語もネイティブ並な晔晔だから日本語の習慣にあわせて日本人にわかるように書いたものか、本来中国語でも使うものかよくわからなかったので、質問してみたら、中国語でも使うのだという。その場にいたもうひとりの中国人の朱朱も使うという。2人がそう言うからには実際に使うのだろう。

なのに、私が今まで中国語では使わないと思い込んでしまうほどに目にしたことがなかったのはどういうわけだろう。想像だが、やはり、使われ方の程度が日本語での場合とは少し違うのだろう。きちんとした印刷物にしたりする文書にはこの記号は使わないのが中国流と思われる。手書きで、画数の多い漢字を2つ書くのが面倒で省略するときなどに使うといった感覚の使われ方なのではないか。同じ場で出た話だが、日本語には非公式に使われる略字がある。例えば、曜日の「曜」を日偏に玉 [日玉] のように (「旺」ではない) 書いたりするが、これは慣用的に使われているだけで、日本人でさえ学校でも教わらないし、新聞や書籍にも使われないし、ネット上でさえも使われない。中国語での々はそれと同じような使われ方がされているのではないかと想像する。そうすると、中国語を勉強している日本人にとっては、なかなかそういうものに遭遇する機会がないということになる。私はほとんど中国語教室に通ったことがなかったが、もしかするとそういうところでは今回のように板書で目にする機会があるのかもしれない。今度もっと他の中国人にもきいてみよう。

話のついでなので、日本語の非公式(?)略字だが、思うに、日本でも文字を手書きすることの少なくなった特に若い世代ではあまり馴染みがないのではないか。思えば、学生運動の大きな手書きの看板などにもよく見かけたが、今はそういうものは絶滅している。

略字については、Wikipediaの記事が結構詳しい。

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中国語関係の書籍3冊

少し前に、中国語ドットコムでお馴染みの張曄さんと、テレビで中国語でおなじみの魯大鳴さんが音声CDの吹き込みに参加しているということで「ビジネス現場の中国語」という本が紹介されていたが、まあ自分にとってビジネスシーンで中国語をつかうことはあまりないしなあと思っていた。しかし、先日、去年の北京ツアーに行ったメンツの飲み会で見せてもらい、レベル的に割とよさそうだったのと、本文以外のコラムや付録もよさそうだったこと、更に、中国語ドットコムのポッドキャストで、このテキストを使った内容が始まるというので、自分も買おうかと書店に行った。

ところが、そこには、もちろんその本もあったが、いつ発売か知らなかったがちょうど発売にになったばかりの「相原先生の謎かけ中国語講座」が置かれているのが目に止まって、ポッドキャストが始まるのはまだ少し先だから、まずこちらから、と先の「ビジネス現場の中国語」は買わずに謎かけの方だけを購入した。

すると、そのすぐ後に、中国語ドットコムの方で、「ビジネス現場の中国語」を、張曄さんのサイン入りカード付きで販売する、というので、そちらで申し込んだ。先に買ってしまっていなくてよかった。

相原先生の本は、「謎かけ中国語講座」の他にも定例のエッセイ本が新しく出たのも知っていたが、こちらはまだ買わずにいたら、相原先生の春節晩会に出席したら、帰りにおみやげに配られた本が、その「マカオの回遊魚」だった。これまた、運良く買わずにいてよかった。配られた本には「謎かけ中国語講座」だった人と2通りあったようだが、自分はちょうどよかった。

全部運良くかぶらずに済んでよかったという話。

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