2018年1月 のアーカイブ

Windows 10アプリのショートカット

みなさんそれぞれにパソコンの自分なりの設定というものがあるだろう。私がいつもやっているもののひとつは、電卓をキーボード一発で呼び出せるようにしておくというもの。キーボードのショートカットを割り当てて、Ctrl+Alt+Cで起動するようにしてある。他のアクセサリ的なソフトだつて同じようにすればよさそうにも思うかもしれないが、電卓だけである。実物の電卓を手に取るかわりにキーボードで呼び出す感じか。

これまで使っていたWindows 7まででは、スタートメニューの中のアイコンの実態はショートカットなので、スタートメニューの中の電卓のアイコンで右クリックしてプロパティを出して、「なし」になっているショートカットキーの欄で文字を入力すると、Ctrl+Alt+その文字が登録される。すると、Windowsの操作中、他のソフトを使っていてもそのキーの組み合わせを押すとただちのそのソフトが立ち上がる。

電卓のプロパティWin7

で、Windows 10で同じ設定をしようと思ったら、Windows 10のスタートメニューのアイコンを右クリックしても、ピン留めとかそんなのしか出てこなくてショートカットのプロパティが出てこない。そもそもスタートメニューの中身がショートカットではないようだ。

ショートカットキーを割り当てるには、プログラムの実体ではなくそのショートカットがないといけないので、ショートカットをデスクトップにでも作って、そのショートカットでショートカットキーを割り当てればいい。私は基本的にデスクトップ上のショートカットアイコンをクリックしてプログラムを起動することはないので、デスクトップ上に余計なアイコンを置くことになるが、まあとはいっても色々なソフトがインストール時に勝手にアイコンを置くのはそのままに放置してあるのでそれほど気にしないことにする。

ところで、Windwos 10の電卓は旧来のWindowsのプログラムではなく、ストアアプリの形式になっていて、実体はなんだか普通にアクセスさせてもらえないディレクトリの中におさまっていて面倒なことになっている。それを呼び出す旧来形式のcalc.exeというのも別の場所にあって、それなら簡単にショートカットを作成できるのでそれでもいいのだが、アイコンがアプリのものと違ったりしてちょっといまひとつだ。

calcのアイコン

調べていると、実はスタートメニューの中から表示されているアイコンをドラッグしてデスクトップに持っていくと、直接そのアプリのショートカットができるということがわかった。これでデスクトップに置かれたアイコンもそのもののアイコンになったし、キーボードで直接実体を呼び出すことになってスッキリした。

電卓のアイコン

Windows 10の電卓は今までの電卓とはずいぶん様変わりしてしまってはいるが、まあちょっと計算するのに使う分には特に問題はなかろう。

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スリープ

ノートPCではバッテリ駆動時の節電のために、しばらく使っていないとスリープに入るようにしておくといったことからも、スリープ機能を使うことは一般的だが、デスクトップPCではどうだろうか。私はもう長いこと自宅PCは自作のデスクトップで、メーカー製ならそのへんのお膳立てもきちんとできているのかもしれないが、自作のデスクトップPCでスリープにしようとしてもうまくいった試しがなく、デスクトップ機ではまあバッテリがなくなって困るということもないので、スリープ機能は使わないできていた。

ところが、今回の新PCで、最初に大量のデータファイルをrobocopyでコピーするときに、半日ほどかかりそうだったのでコピーを開始してから所用で外出して帰ってきたらだいたいコピー完了しているかな、と思ったら電源ランプが点滅していてスリープ状態に入っており、コピー済のファィル量からして、デフォルトでスリープに入る設定時間の30分程度でコピー作業が停止していたということがあった。マウスをさわってスリープから復帰すると、robocopyは問題なくそのまま継続して、結局コピー作業は夜を過ぎて翌朝に終わるということになった。

おや、今回のシステムではちゃんとスリープが働くのか、と思ったのだが、その後PCのセットアップがだいたいできてからスリープを使おうと、スタートメニューから電源アイコンのスリープを選んでみるが、一旦スリープに入って画面は消え電源ランプが点滅をはじめるものの、すぐにまたスリープから復帰してロック画面が表示されるという症状になった。

これはネットで色々検索してみると割とすぐに解決に至った。すぐにスリープから復帰するのはスリープから復帰する要因が何か発生しているわけで、色々あるうち一番怪しそうだったのがLANで、ケーブルを抜くとちゃんとスリープした。最初にrobocopyしているときはまだセットアップ途中でネットに接続せずにコピー作業をしていたのだった。

LANの何が悪いのかというと、デバイスマネージャーでネットワークアダプターのプロパティの中の電力管理タブにある項目のうち、“Wake on Pattern Match” というののチェックをオフにするとうまく行った。

ネットワークアダプタのプロパティ

これでうまくスリープに入るようになった。そもそも待機時の消費電力が前のものの⅓くらいなのでそんなに節電するほどでもないかもしれないが、まあそれでも節電できるに越したことはないだろう。

ところで、先程のようにスタートメニューからスリープに入ると、復帰したときに、スリープに入る寸前のスタートメニューが開いてタイルが並んだ状態の画面から復帰する。当然といえば当然だがなんだかしっくりこない。だが、まあ実際にスリープを使うのはそんなふうにわざわざスリープに入れるのではなく、robocopy中に意図せずそうなったように、一定時間経ったら自動的にスリープに入る使い方だろう。それで、時間が経ったらきちんとスリープになるかを、「設定」の「電源とスリープ」で短い時間に設定して試してみたのだが、ディスプレイの電源を切るまでの時間はいつも設定した通りになるのだが、スリープの方がどうも設定した時間と違ったりスリープしなかったり、一貫性に欠ける結果になってよくわからない。もう少し色々試してみないといけなさそうな感じだ。

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パソコン連動タップ

ATC-NF55R

ずいぶん昔からパソコンと周辺機器の電源に連動タップを使っている。テーブルタップのたくさんの口のうち、ひとつだけがパソコン本体用で直接電源が供給されて、その口の電流が一定以上のときだけ、残りの口がオンになるというもの。そもそも省電力技術もなかった頃に、パソコン本体の電源のオン/オフに連動してディスプレイモニタの電源もオン/オフして、いちいち両方のスイッチを操作しなくてもいいというような目的で使っていたもの。もちろんディスプレイ以外の周辺機器にも使える。今どきのディスプレイは使っていないときは省電力モードになるのでそのままでもたいした電力は使わないが、まあ完全に切ってしまうに越したこともない。外付けHDDなどは電源がACアダプタで電源スイッチのないものも多く、使わないときはできるだけアダプタを抜いておきたいところだが、これで切っておけば安心だ。あとはPC用のアクティブスピーカの電源も同じくACアダプタで、これもスピーカ側のスイッチ操作は面倒なので連動させておくと便利だ。

これまではそんなふうにして使っていたのだが、今回、PCを新しくして使っていたら、たまにカチャっと音がしてディスプレイが一瞬映らなくなったり、PCから認識されなくなって画面解像度が一旦デフォルトに戻って開いているウィンドウが全部小さくなってしまったりという現象が起きるようになった。このタップを使わないようにしたら治ったのでどうもこのタップのせいのようだ。考えられるとしたら、パソコンの消費電力がぎりぎり少なくて、たまに検知電流以下になってしまっていることだろうかと思い、家庭で節電のために電気製品の消費電力を見るための簡易電力計のようなものを買ってきて調べてみた。

すると、旧PCでは普通に立ち上げておいて何もしていない状態で115Wくらいなところ、新PCでは35Wくらいしか食っていない。そんなに違うものか。マザーボード以外で、搭載しているものは旧PCでHDD×3、DVD-R、メモリカードリーダ、PCI I/Fカード2枚。新PCはHDD×2、SSD×2、BD-RW、メモリカードリーダ。マザーボード+CPUの消費電力の違いなのか、それとも周辺の違いなのか。まあ、消費電力が少ないのはありがたいことだが。

感度切替

さて、そういえば連動する電力の感度を切り替えられるようになっていたはずと思いだして、本体をひっくり返してみると、写真ではちょっとわかりにくいが、穴の奥にスイッチがついている。押し込まないとローで押し込むとハイと書いてあるが、これは感度がハイでちょっとの電流でもオンになるというのか、閾(しきい)値がハイすなわち高くて、たくさん電流が流れないとオンにならないのかよくわからない。実際に試してみると押し込まないときは、非常に頻繁にカチャカチャ画面が切れて、押し込むとたまにだけになったので、前者のようだ。不思議なことに、マウスでスタートボタンを押してスタートメニューを出すタイミンクで切れることが多かったのだが、なぜそのときだけ消費電力が減るのかはよくわからない。

この連動タップを買ったときはこのaudio-technicaのものがなかなかよかったのだったと記憶しているが、今はサンワサプライのものくらいのようだ。しかし、切り替え方式は進化してて、動作モードごとの消費電力を多くして適切なレベルで切り替えるようになっているだとか、USB端子があって、USB電源が供給されるのに合わせて切り替えるとかいうようになっているようだ。

やはり電源連動で使いたいので、新しいものを買ってもいいのだが、まだPCIカード2枚を旧PCから移設していないので、それの分の消費電力で、今ぎりぎりなのを超えて安定してオンになるようならそのままでもいいわけなので、PCIカードの移設をしてみてから再度考えることにしよう。

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Windows 10でLotus 1-2-3

Lotus1-2-3

新しいPCにデータはまるごと移行するが、アプリケーションソフトの方は基本的に全部イチから入れ直す。今回もOSをWindows 7からWindows 10 に入れ替えていることもあるが、長い間OSを使い続けているとゴミがたまってパフォーマンスも落ちてきていることもあるし、新しいPCではチップセットのドライバも違ったりいろいろあるので、OSは新規にクリーンインストールした上で、ソフトももう必要ないものは入れ直さず、必要なものだけ順次新規インストールしていく。

そんななかでちょっと心配だったのがLotus 1-2-3。何をいまどきと思われるかもしれないが、かれこれ30年以上前にPC-9801を使い始めた頃から、Lotus 1-2-3を使っていて、その当初につくったフォーマットのワークシートを現在も延々使っているものがある。長年たまったデータなので途中から他のものに変えることもなく使い続けている。そこまで使い続けているのもLotus 1-2-3がOSの世代を超えて延々動き続けていたからに他ならない。

MS-DOS上で動いていたものからWindows上で動くLotus Super Officeになり、バージョンアップを繰り返しながら使い続けていた。私の使っているのはSuper Office 98が最後だが、市場で売られていた最後はたぶん2001かと思う。もちろんその98版の発売以降に出たOSでのサポートは正式にはないわけだが、Windows 2000、Windows xp、Windows 7とまるで問題なく動いてきた。強いて言えば、マウスのスクロールホイールに対応していないので、画面送りはスクロールバーを使うか、キーボードを使わなければいけないくらい。あと、Windows 7のときはインストーラーがCDのオートランからではダメで、install.exeを直接実行しないとうまくいかなかったくらい。

さて、Windows 10ではどうかと、事前に検索してみると、どうやらインストールにもう少し工夫が必要とのこと。昔のヘルプファイルの形式がWindows 10ではサポートされないために、インストール中にハングしてしまうらしい。それさえ動くようにしてやればインストールもちゃんとできて動くという。

ロータス123 windows10 64bitで動くの?: ほりどんな日々

ここらへんを参考にすると、確かにすんなりインストールできて、いちおうソフトもきちんと起動して使えるようにはなった。が、Windows 7までとは違って、ひとつ挙動に問題がある。まるで使い物にならないというわけではなく動いてはいるのだが。

問題というのは、日本語をセルにインラインで入力しようとすると、その最初の文字が1-2-3に渡る時点でハングしてしまうこと。何かの相性のようなもので、MSのIMEではなくてGoogle日本語入力にしたらうまくいかないかと思って試してみたが、Google日本語入力でも症状は同じだった。ところが、MSの中国語入力では、最初の1キーだけ読まれないというクセがあるものの、インラインで変換した文字がちゃんと入力できる。ただし1-2-3の方が多言語対応できていないので日本語と共通でない漢字は化けてしまう。

セルに直接ではなく、画面上方の入力エリアからなら問題なく入力できる。セルにも、まず1文字目にシングルバイト文字を入力してから続きになら日本語を入力しても大丈夫なようだ。コピー&ペーストもできる。この問題は1-2-3だけのようで、WordProで日本語が入力できないなんてことはない。

そんなわけでまあ使えないわけではないのだが、ちょっと不便な状態なので、さすがにそろそろMicrosoft Officeに移行するようにするか考えないといけないか。それとも、どこかにこの問題の解決方法が転がっていないだろうか。

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robocopy

robocopy

PCを組み立ててOSもインストールしたら、データを移動させないといけない。システムドライブとデータドライブは分けてあるから、単に移行するだけならデータの方はデータドライブを物理的に新しいPCにつなぎ替えればいいだけだが、今回はそもそもHDDの容量アップに端を発しているので、元の容量の小さなドライブから新しい容量の大きいドライブにデータをコピーしないといけない。前のPCを組んだときや、途中でHDDを交換したりしたときは、EaseUS Disk Copyというのの起動ディスクを作ってそこそこ便利に使っていたのだが、今回もそれを使おうとしたらもう古いバージョンのままなのでGPTという新しいHDDの仕様に対応していなくて使えず。どうせならと新しいツールを探していたら、Windowsに内蔵のコマンドでrobocopyというのがあるのを恥ずかしながら今回初めて知った。Windows Vistaの頃からあったコマンドらしい。ロボコピーのロボはロボットのロボではなくロバスト(堅牢な)の意味とのこと。

ファイルをディレクトリごとコピーするときに、大昔だとxcopyコマンドなんかを使うのが定番だったように思うが、普通にコピーするとディレクトリのタイムスタンプがコピーした日付になってしまうのが不満だった。このrobocopyを使うとディリクトリのタイムスタンプも保存してコピーできる。まあそれは機能のうちのほんの一部で、おそらく主目的はファイルのバックアップに使うことだろう。コピー元とコピー先を比較して差分だけをコピーした上に、コピー先にあってもコピー元には存在しないファイルは消去してくれるとか、そんな機能もある。通常運用で使っているHDDをまるごとバックアップHDDにバックアップしておくには、いろいろ売られているようなバックアップツールなど使わなくても、定期的にこのコマンドを流しておくだけでよさそうに思える。

今回は、旧HDDを仮に新PCに接続して、このコマンドを使ってディレクトリごとコピーをした。

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新PC自作(2018)

新自作PC(2018)

前に「新PC自作」というタイトルの記事を書いたのは7年と4ヶ月前。それ以来の自宅のメインのPCの更新になる。その記事ではそのまた前のPCから5年と書いてあるから、どうもだんだん間隔が長くなっている。まあ、PCの進化もひと頃に比べればペースはかなりゆっくりになっていて、そんなにPCを買い換えなくてもいいように思っていた。とはいっても、天体写真で大きな画像データをたくさん開いたりするのでメモリを増やしたり、データがたまってきてHDDの容量を増やしたりといった一部パーツの交換はしている。今回はその増やしたHDDもまたいっぱいになってきたので、もうひとまわり大きくしようと思ったところ、迂闊にも2TBの壁に気づかずに現用の2TBから4TBのHDDにまるごとコピーして交換しようとしたところ、用意していた前にもHDD引っ越しに使ったツールでは対応できず、一方コピーするためにミラーにしているRAIDを崩してしまっていて、また困ったことにこのRAIDが管理ツールがwebインターフェースのものなのだが証明書が期限切れでもう使えなくなってしまってるという状況で、元通りに回復するのも面倒なことになるので、それならいっそのことそろそろ新しいPCにしてもいいんじゃないかと、急遽パーツを買い集めて新しいPCを仕立て上げた。

とりあえず、7年余りぶりにDOS/V POWER REPORTを買ってきてだいたいの見当をつけて、ケースなんかは現物を目でみてさわってみた方がいいので週末に秋葉原をささっと見て回ってから、だいたい通販でパーツを注文した。しょっちゅうPC自作しているわけではないから、PCを組むたびにその時点の最新情報にキャッチアップしないといけないが、まあ7年余りも経っている割にはそんなに変わってないものだなという感じだった。とはいえ、色々以前と違うところもあってとまどうこともあった。

さて、今回作ったものの内容は、

  • PC Case: Corsair Carbide 100R Silent
  • Power Supply: Owltech SSR-550RMS
  • Mother Board: ASUSTek PRIME H270-PRO
  • CPU: Intel Core i7 7700K
  • CPU Fan: Scythe 白虎 SCBYK-1000I
  • DIMM: CFD 8GB ×2
  • SSD: SAMSUNG SSD 850 EVO ×2
  • HDD: Seagate ST4000DM004 ×2
  • Memory Card Reader: Owltech OWL-CR6U3(B)/BOX
  • OS: Microsoft Windows 10 Pro 64-bit DSP

旧PCから移設で、

  • BD-RW Drive: Pioneer BDR-203

動くがどうかわからないが、移設予定、

  • Video Capture Board: I-O Data GV-D4VR
  • HDMI Output Board: Canopus HSX-E1

という感じ。

ケースは、今回もまた静音タイプで、シンプルなデザインのもの。最近は5インチベイのないものや、内部でLEDがピカピカ光るのを見せるようにケースが透明になっているものなどが多く、選択肢が少ない。

電源はまあ適当。80PLUS GOLD のもので550W。

マザーボードは今回もASUSのものから選んだ。Windows10でちゃんと動くかどうかはわからないが、前から使っているPCIボードが使いたいので、PCIeだけではなくPCIスロットのあるものを選んだ。

CPUは、前回、前々回とAMDだったが、今回はちょっとインテルに戻してみた。Core iの第8世代が少し前に出たところだが、いい値段するし、対応マザーボードで上記のPCIスロットのあるものがなかったことと、コストパフォーマンス的にはこちらの方がいいかと、第7世代のものにした。

CPUファンは最近はサイドフローというタイプが多いらしい。ケースがスリム目なので、高さがちゃんと収まるかどうかを気をつけないといけない。CPUファンが大型化しだした頃にはマザーボードの裏側にプレートを置いて取り付けるようになっていたものだが、最近はソケットのところで強度を持たせているのか、裏にプレートが必要ないのにあれっと思った。

DIMMはDSP版のWindowsがついているものを購入。PCを組むたびにDDRの世代が変わっている気がする。前回DDR3で今回はDDR4。マザーボード上のDIMMスロットは、固定レバーが片側にしかないことに、おやっと思った。

ドライブはシステム用とデータ用に分けて、それぞれマザーボードの機能でRAIDにして使っているが、今回はシステム側をSSDにすることにした。最近はマザーボード上に直接実装するM.2というタイプのものがあって速度が桁違いに速いようで、今回のマザーボードも対応はしているのだが、値段が高いのと、RAIDにして問題のあったときに交換したりするのに、置き換えやすさから考えて従来のSATAタイプの形状のものにしておいた。

4TBのHDDは、今回PCを組もうとする前に購入したもの。

そして例によって3.5インチベイタイプのメモリカードリーダー。前のPCでは起動時に何かカードを入れておかないとうまく認識しないという謎の状態だった上に、最近はそれでもうまく認識されなかったりすることも多くなんとかしないといけないと思っていたので、移設はせずに新しく購入した。今回はさすがにFDD一体型はやめて、USBが2.0でなく3.0のものにした。カードがあまり奥までささらないのがちょっと不安な感じだが、認識はうまくしてくれ、起動時にカードを入れておく必要もない。

OSはこれを機会にWindows 10に。そういえば、前にPCを組んだときも、そのタイミングでWindows 7にしていた。Windows 10 は、既にDiginnos DG-D09IW2SL でだいぶ慣れているのでまあ問題ない。Diginnosではタブレットモードとそうじゃないモードを切り替えながら使っていたが、こちらはタブレットモードで使うことはないので面倒がない。

あと、IEEE1394がないので、ビデオカメラの映像を取り込むときのためにPCIeのI/Fボードを買わないといけないか。

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北斗七星付近のM81、M97、M108

M81-M97-M108

この後少し天文ネタではなくパソコンネタが連続する予定なので、その前に、去年の終わり頃に撮っておいたままになっていたメシエ天体をいくつか。北斗七星の先の方 (というのか) 近くにあるものを撮ってみた。

M81

M81M81 Bode’s Nebula 2017/11/25 02:44~ Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) prime focus, ISO12800, 8sec×49, StellaImage8, FlatAide, Trimming

M81とM82は北斗七星のひしゃくの先から少し離れたところで、すぐ近くでペアになっているが、M82の方は以前にこの銀河に超新星が発生したときに撮影している。渦巻銀河なのだが、ぼんやりとしか写っておらず、渦はわからない。

M97

M97M97 Owl Nebula 2017/11/25 02:57~ Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) prime focus, ISO12800, 8sec×48, StellaImage8, FlatAide, Trimming

M97とM108もかなり近くにある。こちらはひしゃくの先から2つ目のおおぐま座β星の近く。2017年の3月にタットル-ジャコビニ-クレサーク彗星を撮ったときにカメラレンズでの撮影でこれらも一緒に写っていたので、そこそこ映るものかと思って今回は望遠鏡で撮ったが、どうも薄くしか写らず背景が色ムラがひどくなるほど強調をかけてやっと形がわかるくらいだった。

M108

M108M108 Spiral Galexy in Ursa Major 2017/12/24 01:10~ Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) prime focus, ISO6400, 15sec×23, StellaImage8, FlatAide, Trimming

もうひとつのM108の方は渦巻銀河だが、こちらもなんだかぼんやりとしか写らなかった。

以上、今回は全部ひどいもんである。さすがにこのくらいの天体は自宅のロケーションで、私の使っている程度の機材できれいに撮るのは難しそうだ。

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