2013年1月 のアーカイブ

球状星団M3とM53

M3M3 2013/01/25 01:12 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 15sec×12, StellaImage6.

冬の星空には球状星団は前のM79だけと書いたが、冬でも夜中遅くになれば春の星座が昇ってくるので、今回はそこから前回のM79より明るい球状星団を2つ。

ステライメージが使えるようになったので、早速ステライメージでRAWファイルからコンポジット。それから、いつも気になっていた周辺減光も、その補正の機能がある。結構効果はあるが、完全にとは行かない。フラットフレームを使う方法はまだ試していない。

これで少なくともこれまでよりかなり見栄えのする画像になるかと思いきや、球状星団は大きく明るく写っているものの、細かい星が密集した球状星団のくっきり感があまりせず、ひとつひとつの星がきれいに分離せずぼやけたように見える。元画像の撮影時にピントが少しズレていたか。どうもまだ修行が足りないようだ。

また、周辺減光の補正も含めて階調をいじっていると、なかなか思い通りになはらず、色々何度もいじっているうちにどんどん手がつけられなくなっていってやり直すことばかりだった。

M53の方も同じような感じで、M3よりは暗い目の星団なので、更に見栄えがよくない。

M53M53 2013/01/25 01:26 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 15sec×7, StellaImage6.

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ステライメージ6購入

StellaImage6

昨日の記事に書いたように、天文用画像処理ソフトのステライメージを購入した。これまで天体写真の画像処理ソフトはRegiStaxしか使っていなかったが、みなさんお使いのステライメージも前から気になっていたのと、メトカーフ法のこともあって、やはりこれは買って使ってみようと思った。もう1年以上も前にバージョンが6から6.5へのアップデータが出て、そこからずっと特別価格になったままのようなのだが、いつそれが終わるかもわからないしと、購入に踏み切った。踏み切ったはいいが、ネットショッピングで注文した翌日に、ステライメージ7の発表があった。

どおりで、注文しようとしたときアストロアーツのオンラインショップでは品切れになっていたわけだ。それでわざわざ別の店で注文したのだが、翌日発表をtwitterで見て、あわてて注文をキャンセルしようとメールをチェックしたら、そこのお店も向こうから品切れなのでキャンセルしますと連絡が入っていた。よかった (笑)。で、結局、アストロアーツのオンラインショップで6が7への無料アップグレード券付きになったので、それを購入。3月の7の発売までは6.5を使っておくことに。

パッケージとして届いたのは6だが、それはそのままインストールすることはせず、ネットから6.5のアップデータを落としてきて、そちらをインストール。送られてきたパッケージは、途中でCDを認識させるのと、記載のシリアルNo.を入力するためだけに使った。

とりあえず、使い方を探りつつ彗星のメトカーフ合成をやってみたが、最初からひと通り使い方を覚えよう。とか言っている間に7の発売日になって新バージョンが届きそうだ。

そんなわけで、まだ使い込んでないが、ちょっとだけ使ってみて感じたのは、画像をたくさん開くと重い、ということ。RegiStaxでも大きな画像を処理しようとすると落ちていたが、こちらは落ちることはないものの、HDDへのスワッピングが大量に発生することになる。今のPCを作ったときからメモリもずいぶん安くなっているので、せっかく64bitのWindowsで使っているのだから、この際メモリを増やそうかと思う。

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メトカーフ法 (リニア彗星 その3)

C/2012 K5 by Metcalf Methodリニア彗星 C/2012 K5 2013/01/08 00:14 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 15sec×12, StellaImage 6.5 Metcalf composite.

メトカーフ法という言葉は、この前リニア彗星の写真を撮ってから、色々とネット上の情報を見ていて初めて知った言葉だ。確かにこの手法で彗星を撮った写真は以前から彗星の写真ではちょくちょく目にはしていたが、恒星が日周運動のように流れていて、彗星が流れずに写っているのはなんだか妙な感じは持っていたが、それがどういうことなのかあまり深く考えたことはなかった。

実際に自分で彗星の写真を撮ってみてはじめて、彗星というものはほんの数分のうちに見ていてわかるくらい動いていくものだということを実感した。それほど長くない露出時間で繰り返し撮影した画像をコンポジットしようにも、だんだん位置がズレていくので、そのまま単純にコンポジットできない。恒星が動かないようにコンポジットしたり、追尾して長時間撮影すると、彗星の画像が流れてしまう。そこで追尾の動きを彗星が軌道上を動く速度から割り出した動きを加味して追尾するのがメトカーフ法。すると、彗星の動きの分だけ逆に恒星が全部流れてしまう。つまり恒星が線状になっていたのは、日周運動のせいではなく、彗星の動き分に相当するものだった。

撮影の際に正確にそのような追尾を行うのは大変そうだが、デジタル写真のコンポジットの場合は、後処理で合成できるので便利だ。といっても、彗星自体はぼんやりしているので、画像を見ながら正確に重ね合わせるには苦労しそうだ。今回、メトカーフ合成のできる、ステライメージを購入したので、まずは早速その機能を使って作成したのが上の写真。前の記事では仕方なく直近の連続した3枚だけでコンポジットしていたが、こんなこともあろうかとたくさん撮影して取っておいてあった写真をできるだけたくさん使ってメトカーフコンポジットしてみた。

メトカーフ法のためには、彗星の天球上での移動量を知る必要があるが、これはステラナビゲータの天体の位置情報から割り出す。あと、画面内で天の北極がどちらの方向にあるのかを知る必要がある。画面の上が天の北極の方向かというと、経緯台なのでそうはいかない。赤経赤緯の線を表示させ、彗星の付近での傾きから天の北極の向きを割り出す。それで合成をかけると、きちんと彗星の画像が止まったきれいな写真に合成できた。

前回の写真と比べると、上向きに尾が出ているのがわかりやすくなった。ただし、たまたますぐ近くの恒星の軌跡が彗星の尾のように見えなくもない位置にあって、まぎらわしい。

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球状星団M79

M79M79 2013/01/20 19:33 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO1600, 8sec×5, RegiStax6.

球状星団は冬の星空にはほとんどなくて、このM79くらいしかない。しかも、さほど明るいわけでもないので、我が家の環境と機材とでは、この通り、なんとか球状星団とわかるかという程度にしか写らなかった。これまでに撮った散開星団とは違って、直焦で撮った画角では、画面の真ん中に小さくぼやっとした光の固まりが見えるだけであるが、拡大して見てもらえば、中心に星が密集して、中心から離れるほど星がばらばらになって集まっている様子がわかるだろう。画面の真ん中の方がぼんやり明るくなっているのは、例によって背景の明るさが周辺減光によって異なるのが、明るさの調整のために目立ってしまっただけのもので、星団とは関係ない。

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スイカは甘いか?

写真を撮るときの掛け声については以前の記事で一度書いたことがあるが、その追加として、土曜日に交流会で教えてもらって初めて知った、台湾の人の言い方。

撮る人: 西瓜甜不甜?
撮られる人: 甜~!

スイカは甘いか甘くないか? と質問して、回答の甘い (ティエンという発音) を言わせるという、英語の Say cheese や、日本語で1足す1は? 2 (ニー) と同じく、笑顔になる発音をさせようというものと考えられる。大陸の中国語を習っていて教材に出てくるのは前の記事で触れた茄子 (チエツ) で、これは英語版のチーズに近い音のものを選んだだけだと思われるが、台湾版では甜と言わせるために、スイカが登場している。そちらの部分の発音は何でも関係ないので、甘いものであれば別にスイカでなくても構わないと思うのだが、一体どうしてスイカなのだろう。そもそも、スイカは確かに甘いと言えば甘いが、それほど甘いものの代表というわけでもないと思うし。

そしてまたもうひとつの疑問が、チエツの場合と同じく、ティエンで本当に笑顔になるのかという点。笑顔になるにはイの音で伸ばさせるのがいいと思うが、ティエンを長く伸ばすときはティエーンとなってエの音で伸びてしまうので、あまり効果的でないような気がするのだが。

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散開星団NGC2244とNGC2264

今回も散開星団。2つともオリオン座の隣のいっかくじゅう座にある。いずれも直焦で撮った写真のみ。

NGC2244NGC2244 2013/01/12 01:21 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 8sec×6, RegiStax6.

まずはNGC2244。「ばら星雲」として有名なNGC2237という散光星雲と同じ位置にあって、別に命名されている恒星の固まりの部分の方。ぱら星雲の方は、ここに写っている星の集まりをほぼ中心に、この画面からはみ出るほどの領域に大きなバラの花のようなHα光の赤い色が広がっているはずなのだが、デジカメのフィルタがその波長の光を大幅にカットしてしまうのと、もともと光が淡いので、光害の空では、もっと露光時間を延ばしても背景の明るさに埋もれてしまって、やはり全く見えなかったので、単に散開星団を撮っただけのような絵になっている。市街地の自宅での天体撮影にはやはり限界がある。

NGC2264NGC2264 2013/01/12 01:11 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 4sec×5, RegiStax6.

次はNGC2264。別名クリスマスツリー星団。そもそも正立像で天の北極を上にして見ると真っ逆さまに見えるのだが、だいぶ西の空に傾いてきたのを経緯台で撮っているものだから、斜めになってしまってよけいわかりにくくなってしまっているかもしれないが、星がクリスマスツリーに似た形に並んでいる。左下が木の先端、右上が根本である。時期を逸してしまったが、クリスマスの頃に紹介すればよかった。こちらも、ばら星雲ほどではないが、散開星団と一緒に散光星雲があるのだが、やはり光が淡すぎて全くわからない。

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スカイツリーの手前に見える電波塔

Tokyo Skytree

自宅からは空気が澄んでいると上の写真のように、はるか遠くにある東京スカイツリーが見えるのだが、ほぼ同じ方角のもっと手前にも別の電波塔が立っていて、見た目を少々邪魔している。見た目ではスカイツリーの半分くらいもありそうに見えるが、もちろん距離的にはずっと近くにあるために、実際の高さはそれほどではないはず。

この電波塔が以前からずっと気になっていたのだが、最近場所を割り出したので実際に近くに行って見てきた。地図上でだいたいの方角でそれらしい場所を眺めていてもなかなか見つからなかったのだが、2地点を直線で結んで、その線上を細かく見ていくと、それらしいものを発見できた。細かい地上の施設がわかる地図で自宅=スカイツリー間を結ぶには電子地図でということになる。以前はゼンリンの電子地図をパソコンにインストールしてあって、それを使えば画面上で線を引いてみることができたのだが、最近はGoogle Mapsが便利になってしまって必要なくなったので、バージョンアップもしていないし今のパソコンにはインストールしていない。

Web上でのGoogle Maps では地図上に線を引いたりできないのだが、独立したソフトのGoogle Earthでは直線を引くことができるというのを、たまたま立ち読みした天文ガイドのパール・ムーンの記事で見て、それならインストールしてあると、やってみた。Google Earthでは地図は観られず衛星・航空写真だけだが、それと Google Maps を対照しながら確認した。

それまでに眺めていて見つからなかったのも無理もなく、自宅から見た写真の一番手前に見える丘陵の手前の端の稜線の近くにあるのかと思っていたのだが、そうではなく、もっと奥の方のわかりにくい場所にあった。

スカイツリーははるか彼方の、海抜もほぼゼロに近い位置にあるので、下の方が手前の丘陵で隠れてしまって、上の方の3分の2程度しか見えていないのは見た通りだが、この電波塔は、きっと丘陵地帯にあるので電波塔の効率から考えても高い場所に建てられていてほぼ全体が見えているものと思っていたが、実は実物は下の写真のように、こんなにも下が長い塔だった。むしろ、こちらの方がスカイツリーの場合より見えている部分の比率が少ない。全体像を目にすると、手前の丘に隠れた状態で見慣れた姿とはバランス感が全然違う。この写真の上半分くらいの塔だと思っていたので、意外に高さのある塔だった。もちろんスカイツリーには比ぶべくもないが。

Tower

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新幹線自動改札に同時に通せる切符の枚数

Sakura

先日帰省の際、いつものように新幹線で大阪まで帰ったが、ちょっと九州新幹線の車両に乗ってみたくて、新大阪から新神戸まで1駅だけ、新大阪発鹿児島中央行きの「さくら」に乗車した。九州新幹線は九州新幹線区間内だけではなく、山陽新幹線区間も直通して走っているが、東海道区間まで直通で走っている列車はないので、新大阪から西に行かないといけない。

山陽新幹線区間直通九州新幹線の車両は、九州新幹線区間だけで走っている800系ではなく、東海道・山陽新幹線で主力のN700系を少しモデルチェンジしたものなので、それほど珍しいわけではないが、内装はずいぶん雰囲気が違う。とはいえ、新神戸までの乗車はあっという間。乗って走りだしたと思ったらすぐに到着、下車。帰りも新幹線で大阪に戻るほどではないので、新神戸で降りて、ちょっと神戸をうろついてから大阪に帰るということで、新神戸の駅で改札を出る。

ここで、自動改札にどの切符を入れたらいいか少し迷った。あまり特急を乗り継ぐような乗り方をしたことがないのだが、今回は新大阪で別の列車に乗り換えているので、新横浜=新大阪と、新大阪=新神戸の2枚の別々の特急券がある。乗車券は通しで買っているので横浜市内から神戸市内まで。合計3枚の切符があるのだが、普段東京近郊の自動改札では、乗り継ぎのために2枚の切符を同時に投入して通れるのは一般的だが、3枚同時というのは考えたことがなかった。普段新幹線に乗るときも乗車券と特急券の2枚を同時に投入するだけだ。

自動改札機には普通は2枚しか同時に投入できないだろうと考えて、乗車券と、降りる区間の新大阪=新神戸の特急券の2枚を投入したが、エラーになって改札が閉じてしまった。横浜から在来線で大阪まで来て、大阪から神戸までだけ新幹線に乗ったという場合もあり得るはずだが、それにしては、新大阪=新神戸の特急券に入場記録がないからはじかれたのだろう。

すぐに駅員が来て、聞くと、新横浜=新大阪の特急券も一緒に3枚まとめて投入して下さいという。なんだ、3枚一度に受け付けるのか。じゃあ、最大何枚までOKなのかきいてみると、4枚までだそうだ。さすが新幹線の改札機、やたらに長いだけのことはある。

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東京タワー先端部の足場 (その2)

Tokyo Tower

昨年の11月に「東京タワー先端部の足場」の記事を書いて以来、先日また東京タワーを間近に見る機会があったので写真を撮ってきた。前の写真では一番上の赤色から白色に変わる部分に少しだけ足場のようなものが残っていたが、今回はかすかにネットのようなものがかかっているのがわかるだけになっている。

先端近くにばかり注目していたが、少し下の方を見ると、太い円柱形になった地デジアンテナの部分のすぐ上にはまだ足場とネットが見える。

また、最上部の足場がなくなってわかりやすくなったが、その部分から上の赤色の部分の方が太くて、そこから下の白色の部分の方が細くなっている。細くなっている部分は、なんとなく塔面がすっきりしていて、一段テーパーで太くなってその更に下に同じ長さくらいまで続いている。どうやら、塔面に取り付けられていた地上アナログTV放送のアンテナが取り外されているようだ。前の記事の4枚目の写真までさかのぼると、全体にアンテナが付いていたのがわかる。白色から赤色に変わる部分を過ぎて、赤色の部分の下半分も同様のようだ。

まだ少し残っているものも最終的には全て取り外されるとしたら、昔の東京タワーのシルエットに比べると、下から順々に細くなっていた姿が、特別展望台の少し上の部分への地デジアンテナの追加でその部分は太くなり、その先から逆に以前より細くなってしまうという、ずいぶん見た目が違って姿になってしまうということになる。

特別展望台より下の部分に目をやると、こちらにも足場やネットが取り付けられているところがいくつもあり、工事はあちこちで行われていて、まだまだ続くようである。

Tokyo Tower

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散開星団M41・M46・M47

今回は今まで撮っていなかった種類のものをと、散開星団をまとめて撮ってみた。いずれも、おおいぬ座のシリウスの近くにある散開星団で、今の時期うちのベランダからちょうど見やすい位置にあるので選んだ。最初にステラナビゲータの画面コピーから、星団のある位置を示しておこう。

M41, M46 & M47

先ずはM41、カメラレンズの最望遠で撮ったのが下の写真。カメラでは直接狙っても明るい星がないとファインダーや液晶のライブビューの画面で星団をとらえるのは難しいので、NexStar 5SE のピギーバック・マウントに載せて、NexStarの方で自動導入して、カメラで撮影したもの。カメラをマウントに取り付ける際に、左右方向はカメラの取り付けネジを締めるときにどこにでも向いてしまうので、何か明るい星を望遠鏡で狙ってカメラでも同じ対象に正しく向けて締めるのだが、上下方向は何も調整できなくて、しかも結構望遠鏡の光軸とズレてしまっている。同じところにネジ留めしてあるファインダーも上下が調整の限界になってしまうくらい傾いていたのと同じ原因かもしれない。鏡筒に留めてある部分に何か噛ませて方向を修正すればいいのだろうが、とりあえず、NexStarで導入後にカメラで撮影する前に、リモコンでズレの分だけわざとハズした方向に向けるという方法で対処。

明るさの調整をしたが、背景が白っぽくなっているのが周辺減光のせいで均等でなく、真ん中だけぼおっと明るくなっているように見えてしまうのがちょっと気になる。

M41M41 2013/01/12 22:43 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (250mm F5.6), ISO3200, 4sec×8, RegiStax6.

望遠鏡の直焦で撮ると、散開星団は結構視野めいっぱいになる。しかし、やはりカメラのモニタではほとんど見えない。自動導入でだいたいは向いているが、正確にフレーミングするためには、アイピースといちいち取り替えるのも面倒だし取り替える際にズレたりもするので、カメラを取り付けたまま何度か試し撮りをしてから本番撮影。

M41M41(拡大) 2013/01/12 23:12 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 4sec×6, RegiStax6.

次にM46とM47。まずはカメラレンズで撮った方から。

M46 & M47M46 & M47 2013/01/12 22:48 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (250mm F5.6), ISO3200, 4sec×8, RegiStax6.

M46とM47はすぐ近くにあって、画面中央のはっきりした星の集まりがM47。M46の方は細かい星ばかりなのであまりはっきりわからないが、画面の左から3分の1、下から3分の1の付近の淡い光の塊がそれである。次の拡大写真の星団の周辺にある明るい星の配置パターンを探すと場所がわかりやすい。

ところが、ステラナビゲータで同じくらい拡大してみると、6.18等と、画面内で一番の明るさになっているのに写真には他の星と比べれば10等以下の暗さにしか見えない星が1つある (恒星 GCS5422.587) が、変光星でもなさそうだし、どういうわけだろう。

M46M46 (拡大) 2013/01/12 23:20 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 4sec×6, RegiStax6.

M47の方は明るい星がたくさんあって、にぎやかでわかりやすい。

M47M47 (拡大) 2013/01/12 23:22 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 4sec×2, RegiStax6.

中央付近の、かしいだ十字型に見えるところの下側の星だけ少し流れてブレたように見えるが、同じくらいの明るさの星が2つ非常に近くにあるのが、2分の1に縮小してしまってあるこの写真ではつながって見えてしまっているようで、縮小前の解像度の元画像では2つあることが見てとれるのだが、これをステラナビゲータで確認してみると、ただの1つの星としか表示されていない。散開星団の星のひとつひとつがきちんとデータになっているのはすごいが、さすがにこの2つを分離するまでは細かいデータではないということか。

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