2011年9月 のアーカイブ

高尾山 (横浜市)

連休最終日の今日、ちょっと時間があったので、高尾山に登ってきた。高尾山と言っても、タイトルにある通り、東京都八王子市にある有名な高尾山ではなく、横浜市緑区にある標高100.5 mの高尾山だ。

この高尾山は以前から少し気になっていて一度行ってみたいと思っていた場所で、今回は台風通過後の連休ということもあり、自宅からも東京スカイツリーがよく見えていたので、ここからもスカイツリーが撮影できたらと思って行ってみた。ただし、事前にGoolge Mapなどで下調べした様子では、スカイツリーの方向は木が茂っていて見通しがあまりよくなさそうだったのであまり期待はしていなかった。反対の方向は見通しがいいのだが。しかし、実際行ってみないと、案外木の幹と幹の隙間から向こうが見通せる、なんてことがあるかどうかわからない。

東急田園都市線のすずかけ台の駅から、私の足ではものの十数分で到達した。駅からは国道246号線を歩道橋で渡り、東工大のキャンパスをぐるりと回りこんで付近に畑の広がる道を行く。頂上には飯縄神社という神社がある。付近の最高地点ということもあって、一等三角点が設置されている。

実際に現場に行ってみると、やはり都心方向は木のせいで全然見通せず、撮影はあきらめた。逆方向には富士山が見えるはずだが、こらちは雲がかかっていたのかこれまた全く見えなかった。頂上付近にはいくつか、今しがた切ったばかりのような切り株がいくつかあった。先日の台風で木が倒れてしまったのを切ったのかもしれない。すずかけ台の駅前では街路樹が、根元だけ円形に周囲のタイル貼りをしないで鉄の枠がはめてあるところが、鉄の枠ごと根っこが盛り上がった状態で切り株になって周囲を危険防止柵で囲ってある木があった。これも台風で倒れたものだろう。

ここにはまた長津田十景という看板も立っていた。地域振興のために指定されたもののうちのひとつのようだ。

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「中国語学習のための基礎知識」

先日、中国語ドットコム主催のイベントに参加してきた。ゲストに相原茂先生や、今期のテレビ中国語に出演中の段文凝さんらという豪華顔ぶれである。

相原先生のトークは、外国語の達人になるには古典とダジャレが重要というのがテーマだったが、その内容に関連した資料が、イベント開始前に配布するのを忘れられていて、終了時に配布された。その資料を見ると、どうも元々何か他の目的に用意されたもののうち、今回のネタに関連したものだけを抜き出してきたような感じだ。資料のタイトルや、フッターに書かれた文字を便りに探してみると、PDF文書として全20篇の教材といったらいいのか、資料といったらいいのか、ちょっとしたネタをまとめた感じのものが見つかったので紹介したい。

場所は、こちら、中国語学習のための基礎知識―ことば編―。朝日出版社という (朝日新聞とはたぶん関係ない) 語学関係の書籍を出している出版社の教科書のwebサイトで、「このページは、大学またはそれに準ずる教育機関の教員のみを対象としたサービスで、一般のお客様はご利用になれません。」と書かれているところの下にあるのだが、一方、「『ASAHI e-text』先生用会員サイトは2010年3月末日をもって終了しました。2010年度は、『ASAHI e-text』サイト内に掲載しておりました全てのファイルをどなたでもご利用いただくことができるようになりました。どうぞご活用ください。」とも書かれているので、こちらの記述が有効と考えて、ここで紹介する次第。つまり、元々は中国語を教える先生が授業で副教材的に活用するように用意されたもののようだ。

筆者名がどこにも書かれていないが、今回のトークのネタからして、相原先生の手によるものなのだろう。比較的初級の学習者対象のようではあるが、相原先生の中国語エッセイ本などと同じように結構中国語のレベルにそれほど関係なく楽しめるのではないだろうか。

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ジェットフィン (その2)

昨日の記事で、第一印象に「重い」と書いたが、実際どうなのか調べてみた。ウェイトを1 kgくらい減らさないといけないのではないかとまで書いた根拠は、ジェットフィンを左右あわせて計ると2.5 kg余りあったこと、昨日の記事でも言及している普通のプラスチックフィンの代表としてTUSAのLIBRATIR Xがカタログデータで760 gと出ており、これはさすがにたぶん片方分の重さなので2倍すると約1.5 kgとなり、1 kg差となるからだった。

自分の今まで長年使っていたのはapolloのprestigeというフィンである。昨日は引っ張り出してくるのが面倒で計らなかったのだが、今日実際に計ってみるとこれが思ったより重くて、少し欠けてしまった状態で左右あわせて2.2 kgあった。実はジェットフィンとほとんど変わらなかったということがわかった。これなら、ウェイトの量は調節する必要はなさそうだし、ダイビング旅行に行くときの荷物の総重量にもほぼ違いがない。長さはこちらの方がジェットフィンに比べてずっと長くて大きく見えるので、ジェットフィンの方が見た目で小さい割には重いと思ってしまったようだ。しかし、ジェットフィンは幅が広いし厚みもあるので、体積としては、そんなに違うわけではないのではないか。このフィンはいわゆるウレタンフィンというやつで、普通のプラスチックのフィンとは少し素材が違う。根元の方は厚みがかなりあって、そのせいで重いのかもしれない。ちなみに、あらためてネットで探してみるとやはりこのフィンは経年変化で崩壊している例が結構あるようで、2006年の時点で15年前に買ったものがバラバラになっていたという記述もあったので、自分のフィンがメキシコの前の石垣島のときにまだ何ともなかったのは運がよかっただけかもしれない。

もう一点。買うまではあまり気にしていなかったのだが、ジェットフィンはドライスーツが云々ということが書かれているのを時々見かけた。ジェットフィンを現代風にアレンジしたジェットフィン・レボという製品もあるのだが、その謳い文句にもドライスーツ対応強化とある。普通にダビングブーツで履くのにちょっときつかったので、そうかこのことかと今更ながら思い当たった次第。ドライスーツのブーツ部分は、ぴったりしたダイビングブーツより結構大き目なので、入らない。実際どうかと思って、長い間使っていないドライスーツも引っ張り出してきて、足の部分をジェットフィンにつっこんでみた。ねじ込めば入らないことはないが、中に足が入っていたらやはり無理だ。いちおう本当に足を入れて試してみた。ウェット用のブーツではちゃんと入っているが、ドライスーツでは足の甲の半分くらいまでしか入らなかった。

ドライスーツは高い金を出して買った割にはほとんど使っていなくてタンスの肥やし状態になっている。始めた年から翌年にかけての冬に何回かと、それから1年おいて1回、あと10年後くらいに流氷ダイビングするのに久々に引っ張り出して1回。それ以降使っていない。このドライスーツもダイビングを始めた年の秋に買ったわけだから、崩壊したフィンとほぼ同じ期間の経年変化をしているわけだが、幸いなことに見たところフィンのように崩壊しそうな気配はなかった。まあもちろん実際使うとなったら、もう少し念入りにチェックしてみるが。もしまたドライスーツを使って潜るときには、上記の理由により、別のフィンを用意するかフィンだけレンタルしないといけない。

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SCUBAPRO ジェットフィン購入

メキシコのダイビングでフィンが壊れてしまったので、新しいのを買わないといけなくなったので、今回、前々からちょっと気になっていたSCUBAPROのジェットフィンを購入してみた。

今まで使っていたフィンは、ダイビングを始めたときに特にどれということなく購入したもので、そのままずっと今まで使っていたし、急に壊れて使えなくなるとは思っていなかったので、そもそも次に買うとしたらどんなフィンがいいかとか全然考えたことがなかった。市場には非常にたくさんの種類のフィンが売られていて、一体どれがどれだけ違うのかまるでわからない状態だが、その中で特に目立って (異彩を放って) いるのがジェットフィンで、これだけは見てそれとわかる。他にはこのところ幅をきかせている先割れフィンかそうでないかはもちろん見ただけで判別がつくが、いろいろ理屈はあるのだろうが、先割れタイプは自分としては直感的にどうしてもいいとは思えないので買うつもりがない。

先割れでなくて、ブーツで履くタイプであれば、もうどれを選んでいいかはさっぱれりわからないので、それなら別に入門用と言われてもやはりある程度ロングセラーを続けているTUSAの LIBERATOR X のようなものにしてしまうか、どうしても気になるジェットフィンかどちらかと思ったのだが、やはりせっかくフィンを買い換える機会なので、ジェットフィンを試してみようと決めた。なかなかフィンを試し履きしてみるという機会もないので、今回購入してしばらく実際に使ってみて、自分に合わないようなら、まあ有名なものだからオークションに出せばそこそこで売れるだろうという算段だ。

さて、そう決意して、たまたまクーポンのあった量販店に行ってジェットフィンが欲しいのですが、と言ってみると、実はもう長いこと入荷がなくて品物がないという。私にサイズの合わないMサイズならなんとかあるのだが、私の適合サイズのLはもうずっと品切れで、ヨソの店でもたいていそうでしょう、と言われた。上記2選択で結構迷っていたくらいだから、それならあきらめてもうひとつの選択肢にしてもよさそうなものだが、無いと言われるとますます欲しくなるのが人情で、ネットで探すと、確かに品切れになっているところもあるが、まだ在庫ありとなっているところもある。また、オークションで中古という手もあるが、最初に見つけたのは落札価格は新品で買うよりちょっと安い程度になってしまったので、それならやはり新品と、ネット通販で新品を注文した。ところが、注文してみると実は在庫がありませんと返事が来て、一旦振り込んだ代金を返金してもらう羽目になった。で、次にオークションで新品を販売しているところで購入。最初に注文したところよりも値段が安くてお得になった。こちらはちゃんと品物があって届いた。

もちろんまだ海に行っていないので、手元でさわってみてだけの感想だが、最初に感じたのは、やはり重い、ということ。フィンが重い分、ウェイトを1 kgくらい減らさないといけないのではないか? それから早速部屋の中でブーツを履いてからフィンを履こうとすると、おや、足が入らない。思ったよりフットポケットの幅が狭い。前のフィンだと、ストラップを持ったまま引っ張ればスポッと履けたが、こちらはそれでは全然足先が中に入らない。ゴムの摩擦が大きいせいもあるかもしれない。しまった、サイズで失敗したかと思ったが、手でフィン自体を横からつかんで、足に差し込むようにすれば大丈夫だ。ストラップのバックルは、ワンタッチで外せるようにはなっていないが、自分はもともといつもストラップをかかとにかけたりはずしたりする脱ぎ履きの仕方しかしないので関係なさそうだ。

来月の頭に大瀬崎に日帰りで潜りに行くので、それがデビューになる。いきなり長期の海外とかでもないので、様子を見るにはちょうどいいだろう。

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