2011年5月 のアーカイブ

Bluetoothキーボード リュウド RBK-2200BTi

少し前の話だが、iPhone用にBluetooth接続の折りたたみ式外部キーボードを買った。どうしてもないと困るというものでもないし、常時これを使うというものでもないが、あると便利なときもあるかな、程度のものではある。

モノは、REUDO (リュウド) というところの、Rboard for Keitai RBK-2200BTi というもの。

購入するしばらく前に、またまたヨドバシの店頭で目に入ってちょっと面白そうだと思った、ちょくちょく見ているblogでやはり他のblogの記事を見て買った人がいた、会社でこれとは違うが外付けのBluetoothキーボードを買った人がいたがそれを見てやはりこっちの方がいいと思った、等々が偶然短い時間の間に起こって、買うことにした次第。別に昨日今日発売になった新製品でもないし、iOSでBluetoothキーボードのサポートが始まってからも既に久しい。

この手のガジェットは、他にも色々あるものだが、これはなかなかよくできていると思う。キーボードとしては、キーピッチは普通のフルキーボードとほとんど変わらないし、折り畳み部分も、開くとちゃんとキーが斜めにズレている配列がきちんと再現される。iPhoneを立てかけて使いたければ、薄い筐体の隙間にスタンドがちゃんと装備されている。iOSの漢字変換もキーボードからでも案外(?)使いやすい。ただし、キーボードが使えるのは文字入力の場面だけで、それ以外の操作に、Windowsでマウスがなくてもほぼあらゆる操作がキーボードでできるように、カーソルキーでアイコンを選んだりタブキーでフォーカスを移動したりとかといった操作に使えるわけではない。基本的には、iPhoneで、比較的まとまった文字入力をするとき、というのがこのキーボードの役立つ場面だ。特にうれしいのは、カーソル移動。iPhoneの画面上で、一度書いた文字の途中に何か書き加えたり修正したりするためにカーソルを移動するには、細かい移動がなかなか難しいが、カーソルキーを使えば簡単だ。コピペの際の範囲指定も非常に楽だ。

細かい使用レポートは、後から見つけたのだけど、こちらの記事あたりを見てもらう方が自分でわざわざ書くよりよっぽどよさそうだ。ただし、ちょっと違いがあって、この記事ではWin版のUS配列のものを使っているが、私の買ったのはApple用のUS配列のものだ。使っていて、変換候補の最初に、ローマ字の無変換状態のものが出てくるようになってしまって、どうしたんだろうと思っていたが、shift + caps lock で、そのモードになるということをこの記事で知った。

このキーボード、伝染性があるのか、先のblog記事でもひとが使っているのに影響されて買っていて、自分もそうで、またこれをオフ会でちょっと見せびらかしたら、先日ELECOMから出ているこれと同等のOEM品を買ったという人がいた。ELECOMの方が売値が安いのでそっちもアリだろう。私も買う前に知っていたのだが、なんとなく開発元に敬意を表して、直接リュウドからの通販で買った。

あと、難点はというと、少し前の記事に書いたようにローマ字入力は嫌いで、それもあってiPhoneでもqwertyキーボードでの日本語入力は使わずテンキー入力にしているのだが、キーボードを使う場合には、カナキーボード入力という選択肢は無いので、ローマ字入力せざるを得ないというところか。ちなみに、中国語のピンイン入力にも使えて、こちらはそもそもアルファベットで打つわけだから問題ない。

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電気使用量実績

数日前、夏の電力不足に向けて、一般家庭は15%削減との指針が出た。我が家にはやはり数日前に、3.11後2回目の電力の検針票が入っていた。一年前の同じ月の値と比べてみよう。

検針期間はだいたい毎月8日から1か月分なので、4月分はほぼちょうど地震直前から1か月分ということになる。4月分は、去年の4月分の約73%だった。27%の削減ということになる。地震直後しばらくは、計画停電が行われていたこともあり、自宅の照明も本当に自分のいるところだけ点灯するくらいの節電をしていたし、エアコンの暖房は地震後に電力不足が言われて以降一切入れていない。比較元の去年は3月はまだかなり暖房を使っていただろうから、それに比べると削減量は結構な量になって当然だ。

とはいっても、エアコンの暖房を一切使っていなかったにもかかわらず、絶対値では、昨年の5月分よりは少ないものの、季節的な最低値である6月分と比べるとまだ多い値だった。季節により使用電力の差異はほぼエアコンと冷蔵庫で、冬に増えるのはエアコンだけだと思うのだが、全然エアコンを入れていないのにこれはどういうことだろう。日が短いと照明を付けないかというと、部屋にいたら外が明るくても点灯しているので、あまり関係ないと思うのだが。

5月分 (4/8~5/10検針) は、前年比82%、すなわち18%の削減で、まだ指針の値を十分クリアしている。エアコンを使わない分の減少元が元々少ない季節になっているのと、暖房使用量が減って電力事情がよくなって計画停電もなくなったので消灯の励行をあまりしなくなったために、4月分に比べれば削減量が減っているのだと思うが、それでも結構ある。この期間の途中から一部白熱電球を電球型蛍光灯とLED電球に取り替えたことも、ある程度効果が現れているのかもしれない。

来月分では、エアコン不使用による削減量は全くなるなるはずだが、それに対して照明の省電力化でどのくらい減っているかが現れてくるはずだ。で、そこまでは空調に電力があまり使用されないので、地域全体の電力不足も実際は問題なく、本当に節電が必要なのは真夏になってからの昼間のピーク電力時間帯である。まあ、自宅に限って言えば、エアコンを一切つけないで我慢すれば、真夏の使用電力量から推測するに、40%とかそのくらい削減できそうである。しかし、実際のところ自分が家にいて冷房をかけるのは朝の出勤前と、夜自宅に帰ってきてからと、休日だから、だいたい、ピーク時に自分は自宅にいないので、その時間帯の使用量を削減してもあまりピーク電力不足解消にはあまり貢献できそうにない、というか、もともと常に貢献している。休日の不足量がどのくらい差があるのかわからないが、休日の昼間に家にいるときはアエコンを我慢するぐらいだ。あとは、効果があるとすれば常時動いている冷蔵庫を、少し弱めにしておくといったところか。

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LEDシーリングライト (その2)

実物が届いてみると、まず梱包箱の薄さに驚く。確かに本体の厚みが44 mmというのはわかっていたのだが、実際にそれが梱包されたダンボール箱の厚みでさえ10 cmくらいしかない。コタツ板でも送られてきたかのようだ。

早速既存の蛍光灯をはずして取り替えてみる。元の蛍光灯の器具は、天井の「引掛シーリング」のフチに飛び出た金具のネジ穴にネジで止めて重みを支えて、「引っ掛け」の部分は電源を取るだけという構造だったが、それよりも全重量の重いと思われるこちらの器具は、逆にネジ止めは使わず、引っ掛け部分だけで全重量を支えかつ電源を取るようになっている。まあ、それでも強度的には大丈夫なのだろう。まず、引っ掛けシーリングに取り付けるだけの小さなアダプタを取り付けて、そのアダプタに本体の中央の穴になった部分をあわせてはめ込むと、大きなプラスチックの爪が引っかかって固定される。その後、アダプタから出ているケーブルを本体に接続して、その上にギザギザの半透明のカバーをかぶせて設置終了。

点灯してみると、今までの蛍光灯より結構明るい感じがする。消費電力は、元の蛍光灯の58 Wに対し、こちらは47Wなので、同じ明るさまで落とせば結構違いがあるといえなくもない。発光面は平らで非常に均一だ。単独の白色LEDの鋭い光の感じは全くしない。構造的にはLEDバックライトのLCDディスプレイなんかと同じと思う。導光板の端に一列にLEDが並んでいるようだ。LCDディスプレイ用の導光板の技術であれば十分に均一な面光源になっているのは納得がいく。色合いを変化させることができるのがLED照明の特徴のひとつだが、端の部分をよく見ると、ぎりぎりの部分だけ昼光色用のLEDと電球色用のLEDが交互に並んでいて、それぞれの光が混じらずに見えるのがわかる。それをたよりに数えてみると、片側に各色それぞれ24ヶずつ、全部で96ヶのLEDが使用されていることになる。端からほんの少離れると色は混じって均一に見える。

購入してからわかった (後でよく見るとカタログにもしっかりと書いてあった) が、色合いの調整は、この2種類のLEDの明るさをそれぞれ調整して行ってるため、両方のLEDを最大の明るさにしたときが全体として一番明るくなって、そのときの色合いはちょうど昼光色と電球色の真ん中の色合いである。昼光色の端や電球色の端の色合いにしたときは、その色合いで最大光度にしても、半分のLEDが最大光度で光っているだけなので、ちょうど真ん中の色合いのときの半分の明るさにしかならない。まあ、自分としては、ちょうど真ん中の色合いぐらいが、今まで使っていた蛍光灯のナチュラル色とも同じくらいでちょうどいい。

今までの蛍光灯では乳白色のドーム状のカバーが蛍光管の光を拡散させていたが、こちらは発光面は平面である。その上に、フチがあるので、発光面から天井側に直接は光はまわっていかない。通販サイトのユーザーの声の中にはこれをもって天井面が暗いと苦情を言っている人もいたようだが、まあ天井面が暗くても部屋の生活空間が十分照らされていれば問題ないと思うし、うちの場合は部屋の壁も天井も全体的に白っぽいので、壁からの再反射でそれほど天井面も暗いとは思わない。

このLED照明の常夜灯は、メインとは別に一方の端に常夜灯専用のオレンジ色のLEDが4ヶ組で取り付けられている。従来の小丸電球に比べて十分な明るさだし、更に明るさも6段階に調節できる。しかし、今までの蛍光灯ではドームの中に電球があって、ぼんやりと拡散していたが、こちらは光源がその4ヶのLEDに集中しているので、光量が同じとしてもちょっと光がきつく見える。4つのツブツブに見えるのもちょっといただけない。せめてその4つを覆うカバーがもっと光をぼかすようになっていた方がよかったように思うし、できるなら本体の導光板の方にうまく一緒に組み込まれていればよかったと思った。

と、まあ、多少の問題がないでもないが、総じて大満足である。残りの蛍光灯器具が壊れてくる頃には、LED照明ももっと進化しかつ値段も下がっていることだろうから、順次交換していけばと思うが、リビングの3つは一斉に取り替えたいので、どうしたものか。それはまた次のが壊れたときに考えることにするか。

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LEDシーリングライト (その1)

前の記事に書いた電球の交換は、実は既にすこしばかり前の話しだったのだが、その取り替えた直後くらいに、今度はリビングの天井の蛍光灯がひとつダメになった。いわゆるシーリングライトと呼ばれるやつで、普通の円形の蛍光灯で32Wタイプと30Wタイプを二重にセットして使うものだ。このタイプのものの中では比較的小さ目だが、これは、部屋に照明がひとつではなく、L字型になっている部屋の3箇所に同じものを使っているから。

そのうちのひとつの蛍光灯がチカチカするようになったが、蛍光管を新品に取り替えても症状に違いはない。器具の方が具合が悪くなったようなので、買い換えることにした。しかし、同じ部屋の3つのうちひとつが違うのになるとおかしいので、他にも同じ器具を使っている寝室のものと取り替えて、寝室のものを新しい器具にすることにした。

さて、何を購入するかだが、消費電力の観点では蛍光灯からLEDにしても、白熱電球からの場合ほどの劇的な違いはない。一方、値段でみるとまだまだ高そうに思ったので、最初は特にLEDにこだわらずに、もともと使っていたのと同じようなタイプのものでいいかと思って探していた。ところが、よく見てみると、もともと使っていたような普通の蛍光管を使う器具は既にほとんど見られなくなっている。たいていがスリム管だったり、ツイン管だったり、スパイラル管といった新しい種類の蛍光管を使っている。交換用の蛍光管を今のものとまた別に用意しないといけないのはちょっと乗り気がしない。メインの照明は蛍光管でも、今までは小丸電球の使われていた常夜灯がLEDに置き換えられているものが多数だが、これは歓迎だと思った。常夜灯もちょくちょく切れるがそのたびに交換するのは面倒だ。だいぶ前に、小丸電球と置き換えられるLED電球を買ったが、当時のものは全然明るさが足りなくて失敗した覚えもある。今なら、電球と置き換えるものでも十分な明るさのものがあるようだ。

一方、主照明にLEDを使ったものはまだまだ製品が少ない。製品のラインナップは明るさや機能の多少で色々あるが、大きな製品のグループでいうとシャープから丸型が1種類、東芝から四角型と丸型が1種類ずつ出ている。パナソニックからも既に発売されている予定だったが、少し発売が遅れている。上記3種類を見たところ、丸型のものは両社とも中央に光らない円形の部分がかなり大きくあって、光るのはドーナツ型になった部分だけである。発光面は十分な面積があるから、照らしムラはないとは思うが、影のでき方とかちょっと不自然になったりしないのかと思う。東芝の四角型は光らない部分は中央の最小限で (引っ掛けシーリングがその場所に来るので仕方ない)、その上を表面がギザギザの半透明なプラスチックで覆ってあるので、周りの光で照らされて、そこだけまっ暗い感じはしない。シャープの円形は値段も高目で、明るさのラインナップで一番小さいものでも、ちょっと十分すぎる。東芝の方は、一番小さいものだと、明るさ的にはちょうどよいくらい。円形の方が機能が少ない。

そんなわけで、LEDを買うなら東芝の四角型の一番小さいものと思ったが、それでもヨドバシで3万4千円程度の値段がついていて、蛍光管のシンプルなものなら1万円しないことからするとかなり高い。ポイント分約1割差し引いても3万円以上だ。しばらく悩んでいたのだが、通販で値段を見ると、なんとそれが23,559円と出ている。その値段ならいいんじゃないかと、東芝のLEDH93000Y-LCをAmazonで注文した。今、Amazonで見ると、出品者からの32,800円しか買えなくなっている。たまたまタイミングがよかったのだろうか。kakaku.comで見ると最安値はそんなに違わないままだが。

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非白熱電球化

地震後の電力不足は、暖房も冷房も必要ない季節になってしばらく落ち着いているが、真夏になるとまた節電に努める必要が出てくる。地震以前から電気料金の節約とエネルギーの無駄遣い低減のために、白熱電球は電球型蛍光灯やLED電球に取り替えたらなあと思ってはいたが、理想的な条件を考えると満足がいかず、なかなか実行に移せずにいたが、これを機についに実行することにした。

もともと、最近LED電球が普及してくる前から白熱電球の電球型蛍光灯化は考えていたのだが、なかなかそのまま簡単に置き換えることができずにいた。我が家の照明は、広い部屋の主なものは蛍光灯のシーリングライトで、白熱電球を使っているもので主なものは、廊下、トイレ、納戸などの天井に使われているもの。これらは全部天井に半球状の窪みに60Wのミニボール電球が、ちょうど半分だけ頭を出すようなデザインの器具で取り付けられている。廊下にある2つは点灯時間も長いのでぜひ交換したいのだが、デザイン的になかなかぴったりくるのがなかった。電球型蛍光灯は結構多品種出ていても、多くが普通の電球の形をしたものや、蛍光管むき出しのもの。うちの照明はきれいな球形をしたボール型電球の形状をつかってうまく配光するようになっているので、違う形状の電球を取り付けてもあまりいい感じに光が広がらないし、電球の部分自体を見たときの見た目もよくない。ボール電球でも95mm径の大きい方のものは、各社からいくつか出ているが、小型にするのは難しいためか、70mm径のミニボール型のものはなかなかなかった。少し前に東芝から出たものが唯一だと思うが、これも、40Wタイプは白熱電球のものと全く同じサイズなのに60Wのものは全く同じサイズではなく、首が9mm長い。それだと、ちょうど球形の半分が天井に埋まっているというデザインがきっちり再現されない。もうひとつ、電球型蛍光灯には、スイッチを入れてすぐにフルの明るさにならず、何分もかけてゆっくり明るくなるとい欠点もある。普通の形状の電球型蛍光灯だと、その欠点をかなり改善したものもあるが、ミニボール型ではその選択の余地はない。LED電球では瞬時にフル光度で点灯するが、そもそもミニボール型のものがない。

そんな事情だったので、非白熱電球化をためらっていたのだが、ここはそれらの欠点には目をつぶって、東芝のネオボールZ EFG15EL/13-G70 を購入した。実際に装着してみると、形状の違いは見た目的には確かに本来より出っぱっているが、まあ許容できないことはない程度だ。光の周り方も問題ない。ただし、点灯開始時の暗さはやはりかなり気になる。フル光度に達したときの明るさは、今までより明るいくらいなのだが、スイッチを入れた直後は暗くて仕方ないと感じる。蛍光灯は白熱電球より寿命は長いがLEDほどではないので、この電球型蛍光灯が寿命を迎えた頃に、LED電球でミニボール型のもので、光が均等に拡散するものが発売されていたら、そちらに乗り換えたいところだ。

次にもうひとつ、廊下の並びだが、玄関の上り口の真上には、そこだけ違う電球がついている。ここは、もっと深い円柱形の穴の奥に普通の形のガラスの透明な電球が付いていて、穴の表にすりガラスの板が置かれている。これも配光が難しく、電球型蛍光灯ではクリア電球に相当するものはないので、置き換えた場合を想定してシリカ電球を取り付けて点灯してみたが、元の状態とかなり感じか違ってしまい、いまひとつだった。また、こちらは玄関を入ったときに点灯するものなので、立ち上がりの遅い電球型蛍光灯は非常に不適当である。玄関は出入りした後は消灯しておくので総点灯時間はそれほどではないはずだが、クリア電球なせいか、穴の奥に設置されていて熱がこもるせいか、他の電球に比べて非常に頻繁に切れていて、そのたびに交換する面倒があったので、寿命の長いものに交換したいという思いはあった。

LED電球は現状では一部対策品を除いて、白熱電球に比べて前方にのみ光が集中し、全方向に光が広がらないものが多いが、この玄関の照明では、逆にその方が都合がいい。明るさについていうと、一般にLED電球は同じモデルで昼光色と電球色があって、同じ消費電力で電球色の方が昼白色より暗い。まるで昼白色の青みのある成分を捨てて電球色にしているようだが、どうして違う波長にエネルギーを効率よく変換できないのだろう。もともと電球のあった場所の置き換えなので、雰囲気的にやはり電球色を使いたいところだが、電球色のものではどうしても暗めのものしかなかった。しかし、最近はそれも結構十分なものが出てきた。前方だけの明るさで言えば明るすぎるくらいだ。

そんなわけで、玄関用には、電球は穴の奥に隠れて外観も気にすることがないので、LED電球で前方の明るさの一番明るいタイプのものということで、Panasonicの EVERLEDS LDA9L-H を買ってきて交換した。確かに、クリアタイプの白熱電球を使っていたときよりも明るいくらいで、LED電球表面はつや消しだとはいえ、結構鋭い光が出てくるからか、照らされた感じも以前に比べて悪くないどころかいいくらいだ。こちらは寿命から考えてももうほぼ永久に取り替えなくてよさそうだ。

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新汉语水平考试大纲 HSK五级

そろそろまた試験でも受けてみるかと。

実は3年前に中国語検定2級に受かった後、まあしばらくは検定試験から離れて別の角度から中国語の勉強を進めようとは思ったし、もう日本ローカルの検定試験で更に上の級に行くつもりはなかったが、別の目標としてはHSKはいずれ受けてみてもいいかなとは思っていた。しかし、その頃ちょうどHSKは新旧どっちで進めていくのか先行きがはっきりしない状態だったこともあって、受けるとしてもそれが落ち着いてからと思っていた。同じころにC.TESTというのも現れて、こちらは初回に試行だから無料で受けられたので受けてみたが、結局その後それほど定着していない。

去年になって、いよいよこれからは新HSK一本で行くことがはっきりしたようなので、またちょっと目が向いてきた。アルクから「新HSK受験ガイド」という本が去年の暮に出ていたので、まず全体の様子をつかもうとこれを買ったのが2月上旬。それを読んでいると、「大網」、「大網」と何度も出てくる。公式のサンプル問題なのだが、各級ごとに分かれていてそれぞれ1回分の問題と対象の単語リストが載っているだけである。しかし、まあ検定試験の類は、公式のテキストや問題集があればまずそれは見ておくべきと思っているので、少々割高感はあるが、自分の受けようと思う5級のものを購入した。それがこの記事のタイトルの、“新汉语水平考试大纲 HSK五级” である。HSKの日本向けの公式ページでも販売しているが、それよりも他の中国語教材の輸入通販の業者が安く売っていたので、そちらで買った。今見ると、Amazonにそこよりも更に安く出ている。

届いたのが2月下旬だったが、その後時間があるときに実際にやってみようと思って置いていたまま、地震騒ぎですっかり忘れていた。ゴールデンウィークの休みで、ちょっと時間ができたので、思い出して試験問題をやってみた。配点がわからないので、正解数だけ書くと、

  • 听力: 39/45
  • 阅读: 43/45
  • 书写: 7/8 (第一部分のみ)

で、书写の第二部分は80字程度の文章を書く問題が2問で、どの程度の採点がされるのかさっぱりわからないが、まあ支離滅裂ながらも文字数を埋める文章を書いておいたという程度。それ以外の部分ではおおかた8~9割できていて、思ったよりやさしかったという印象だ。

なぜ今回5級を選んだかというと、以下のような感じだ。中国語検定とHSKはかなり趣が違うので直接の比較はできないものの、やはり自分の中国語検定のレベルから対応を考える意外に基準がない。中国語検定と新HSKとのレベルの直接の対応表のようなものはみかけなかったが、旧HSKでは中検2級は旧HSK6~8級に相当すると言われていて、多勢の意見は8級相当というところだ (例えばここ)。一方、新HSKと旧HSKの関係はHSKの公式のwebに比較表が出ていて、旧8級は新5級の上の方ということになっている。まあ、そんなわけだから、新5級の問題がある程度楽に解ける程度で、レベルとしては正しいのかもしれない。自分のblogのタイトルに中検2級を掲げていたaripさんは、2級合格後HSK8級とし、現在は新制度に合わせて5級としているから、これも妥当なところなのだろう。

まあ、実際の試験が大網の通りなら、特にHSKに特化した対策を何もしない状態でなんとかなりそうだから、このままほっておくか、試験までにまあ1冊くらい模擬問題集を買ってやってみておくくらいで5級を受験してみようかと思う。その上というと、もう新制度では最上級の6級になってしまう。これは5級に合格してから考えることにしよう。

ところで、今年のHSKの試験はいつ行われるかというと、3月、5月、12月だという。本来、さっさとサンプル問題をやって見極めていたら、5月の試験に申し込めていたところかもしれないが、既に申し込みは締め切られていて、次は12月と、忘れてしまいそうな先の話だ。去年は新制度定着のために何度も行われたようだが、今年は3月、5月と立て続けなのに、どうして12月までこんなに空いてしまうのだろう。

以上、blogにこうして書いておくことで、12月にはきっちり受けるようにしたい。申し込み開始は9月1日から。

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