2011年2月 のアーカイブ

飞信 (Feition)

今日、中国語の勉強にCSLPodを聞いていたら、話の中に“飞信”というのが出てきた。飞信で連絡が送られたけど、自分は联通だから受け取らなかった云々と。

この飞信というのを初めて聞いたので、ちょっと調べてみた。中国の携帯電話の短信 (ショートメール) をPCやPDA、スマートフォンからやりとりできる (だけではないようだが) サービスらしい。少なくとも2008年頃からあったようだが、恥ずかしながらこれまで全く知らなかった。

中国の携帯の短信は基本的には携帯同士だけで閉じていて、日本のようにインターネットとやりとりはできないと思い込んでいたが、いつの間にかこんなサービスが始まっていた。第三者がやっている似たようなものがあるのは知っていたが、これは中国移動 (China Mobile) 自身がやっていて、利用料も無料のようだ。中国移動のサービスなので、中国联通 (China Unicom) では使えないということのようだ。

最初に登録する際に、アクセス用のコードが中国移動の携帯に送られてきて、それを入力しないと使えないようなので、登録の際に中国にいて中国移動の携帯を持っていないといけない。その携帯電話の番号を宛先にしてメッセージを受け取るのだから、誰か中国にいる知り合いにアクセスコードを受けてもらうというわけにもいかない。次回中国に行った際に忘れずに登録することにしよう。

ところで、一体どうしてアルファベット表記はFeixinではなくFeitionなんだろう?

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ワイドディスプレイに替えた

前の記事で書いた荷物は、新しく買ったLCDディスプレイだ。今までメインのデスクトップPC用に使っていたディスプレイが、最近突然壊れてしまったので、急遽新しいデイスプレイを購入したものだ。

今まで使っていたディスプレイは、もう8年近く前に買ったものなので、まあ十分長く使ったといえなくもない。画面はできるだけ広い方がいいと思って、UXGA解像度 (1600×1200) のものである程度安い目の製品が出てきたときに買ったものだ。それ以来特に不満もなく使い続けていたので、あまり世間のディスプレイ製品の動向も特に注目いていなかった。

今回、新しく何を買おうか物色しようと、単独ディスブレイ売り場に行ってみると、何とHD解像度 (1920×1080) で安価な25,000円程度の製品ばかりが並んでいる。ワイドディスプレイが主流になっているのはわかっていたが、こんな状況とは思わなかった。

自分の希望としては、元々使っていたのが1600×1200なので、ワイドになるなら、縦のドット数はそのままで、横が広くなったものにしたい。つまり、いわゆるWUXGA (1920×1200) だ。1920×1080とほとんど違わないようにも見えるが、1割の差は意外と大きい。パソコン向けのワイドディスプレイの解像度は、ワイドが普及しはじめてしばらくしてからは16:10のものが主流だったが、いつの間にかテレビの方でハイビジョンが普及したのに合わせて、16:9の1920×1080のディスプレイが増えてきたのだろう。

幸い、低価格機には1920×1200はほとんどないが、数は少ないものの、私が求めている画質に気を配った上級機にはちゃんとラインアップされているので、その中から選んだ。

さて、実際に使ってみた感じはどうか。今までワイドディスプレイを使ったことがないわけではないが、ネットブックの1024×576と、会社で使っているノートPCの1280×800で、メインに使っている1600×1200からすると、横に広いというよりは、縦に狭いといった方がいい。それに比べると今回のものは、確かに、1600×1200が横にあと320ドット分広がった状態である。ワイドといっても16:10だと割りと落ち着いた感じだ。それに比べると、店頭で見た1920×1080のディスプレイは、極端に細長く感じる。テレビを見ても別にそれほどには感じないのに、どうしてだろうか。

PC上にあるHD解像度の動画などをフルスクリーンで映してみると、今までは上下に黒帯が太くついて、全体の解像度は縮小されて表示されていたものが、新しいディスプレイではdot-to-dotで横幅いっぱいに表示されて、結構迫力が増す。16:10なので、上下にまだ少し黒帯が残るが、メディアプレーヤの操作部が表示されても画面をあまり隠さず、却って按配がいいくらいだ。

デジカメの写真は、デジイチとかは使っていないので、今も4:3のものばかりだから、ワイドの画面にフルスクリーン表示させても、上下は変わらず、画面の横幅が広い分だけ黒帯が出るだけである。左右に振り分けられると、案外たいした幅ではないな、というのが印象だ。たぶん16:9のワイドテレビ画面で4:3の旧来のテレビ画面が表示されているときの左右の余りを見慣れているせいで、これも、16:10と16:9の差ということか。

通常のパソコンの操作をしている分には、この大きさでワイドだと、端から端まで目が行き届かない感じだ。主な作業領域は今までと同じくらいの範囲で行う感じだ。ただし、普段使わないものも、余った領域に見えるように置いておけるのはやはり便利だ。

ちょっと妙に思ったのは、Windows 7 で、新たに開いたファイルのフォルダの画面が、ワイド画面だとそれに合わせて横に細長い形に開くことだ。別にそんなことは合わせなくてもいいと思うのだが。せっかく画面が広くなって空き地が広くなるはずなのに、開いた窓が不必要に大きいと意味がない。まあ、前に開いた窓は形を覚えているので、それほど気にはならないが。

ともあれ、前のディスプレイが壊れたおかげで、画面が広くなった。置き場所も少し余分に必要なので、机の上も強制的に片付いた。

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amazon.co.jpで失敗

アマゾンでよく買い物をするが、今回、これまでにも何度かやったことのある失敗をまたしてしまった。

普段はいつもクレジットカード決済で、いつも登録してあるカードで買い物をするから、買うものが決まったら、あとはポン、ポン、ポン、と順に発注画面をクリックして進んで完了、といくところなのだが、どういうわけか、何らかの一定の条件があるのかわからないが、支払い方法の選択がデフォルトでいつも使ってるクレジットカードになっていなくて、代引きになっていることがあるようだ。今回を含めて今まで3回くらい間違ったと思うが、いずれも発注が確定してから、あるいは配達がきてはじめて気付いたりしている。おかしいなと思って注文確認メールを見ると確かに代引きになっている。

私の家の場合、普通の宅配荷物なら平日の昼間留守にしていても、マンションの玄関ホールにある宅配ロッカーに入れて行ってもらえば荷物が受け取れるので全然問題ないのだが、代引きとなると、本人が在宅していて受け取りの際に現金を払わないといけないから、普通に会社に行っていると平日は全く受け取れないので困ってしまう。無理に早く帰宅するか、土日まで待つしかない。

そんな面倒なことになる上に、代引き料金も取られるわ、クレジットカードのポイント分はつかないわで、金銭的にも損をする。

まあ、発注時に気がつかない自分が悪いのかもしれないが、一体何の拍子に支払い方法が代引きになってしまうのだろうか。いつも使っているからと安心しないで、毎回きっちりと確認しないといけない。

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KING JIM SHOT NOTE

twitterで今日発売と聞いて、帰りがけに東急ハンズに寄って買ってきた。どんなものかの説明は、KING JIM のこの製品のwebサイトを見てもらうことにして、早速使用レポートを。

サイズはS、M、Lの3種類あるが、中国語筆談用携帯メモに使っているメモパッドとほぼ同じサイズのSサイズを1冊だけ試しに買ってきた。サイズが微妙に既存のRHODIAや紙の規格サイズに合っていないことが取り沙汰されているようだが、Sサイズに限って言えば、綴じしろを除いた、ちょうど3:4サイズになっている取り込み部分が、102.4 mm × 76.8 mm (0.1 mm の単位は推測。製品仕様上は幅77 mm と書かれいている) になっていて、2通りある画像取り込みサイズのうち1024 dot ×768 dot として取り込んだときに、1ピクセルのサイズがちょうど0.1 mm になるようにしたという意図が感じられる。それがため、A7版の74 mm より、ほんの少し大きいサイズになっている。

L!FE CLIPPER CLASS MEMO A7 と KING JIM SHOT NOTE S size

専用アプリでの撮影時の画面と、取り込まれた画像。

SHOT NOTE 撮影画面SHOT NOTE で取り込まれた画像

iPhone 4 のカメラの「青カビ」現象が盛大に出てしまっている。取り込んだ画像は、写真として見るとずいぶん露出過多っぽい。それでも青カビの影響が逆に出て端が少し赤くなってしまっている。でも、こんなに白トビする画像だと、少し薄く書いたところなどうまく見えなくなるのではないかと思ったら、ちゃんと明るさ調整ができるようになっている。元データは適正露出で撮影したデータを持っていて、表示時はコントラストを強めにして文字や線画がくっきり見えるようにしているようだ。明るさの調整の結果は保持されるが、一度明るい端にセットして抜けても、また後で暗い方に調整するとちゃんと暗いところが出てくるから、画像データを加工してしまうのではなく、調整値を覚えているだけで、元データはそのまま保持しているようだ。

明るさ -5明るさ +5

ちなみに、デジカメ (RICOH CX1) で直接撮影した画像と、スキャナ (Canon MP990) でスキャンした画像はこちら。色ボールペンで描いた線の色は、これらの方がずっときれいに出ている。

SHOT NOTE by CX1SHOT NOTE by MP990

画像の取り込み自体は、四隅のマーカーを基準にして、撮影した画像のひずみを修正するというもの。例えば、複雑なドットパターンで紙面の上の位置を判断して軌跡をデータとして取り込む電子ペンのようなものに比べると、それほどハイテクというわけでもない。単に、このマーカーがあれば、このノートパッドそのものでなくても取り込めるのではないかと考える者が出てくるのもうなずける。

しかし、やってみたがうまくいかないという説もある。どうも、4つのマーカーだけでなく、左下隅にある “SHOT NOTE” というロゴも入っていないといけないらしい。確かに、表紙の裏面の使用上のご注意に、こう書いてある。

使用上のご注意

そこで、本物のロゴの部分を少しずつ隠しながら試してみると、最初の “S” の文字だけ見えていれば大丈夫なようだ。

ちなみに、上下さかさまにして撮影しても、きちんと正しい上下のデータが出てくる。

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ボタンが取れた

先日、購入したばかりのALPHA社製のN-3B TIGHTのボタンが取れた。買ってからほんの数回しか着ておらず、ボタンのかけはずしだってそれこそ10回かそこらしかしてないはずだ。

外にいるうちに、あれ緩んでるなと気がついたときは、既に4つ穴のボタンをニの字で止めてある糸のうち片方は完全に抜けていて、もう片方だけでぶらさがっている。裏側にも押さえ用の小さなボタンがあるが、こちらはもう糸にぶらさがっているだけの状態だった。

長い間着ていて糸が擦り切れてボタンが取れるということはあっても、買ったばかりのボタンがいとも簡単にはずれてしまうというのは、私の人生の中でも初めてな気がする。しかも、安かろう悪かろう的な服ではなく、それなりのブランドのそれなりの値段のする製品だ。いくらなんでも、ちょっとひどい。

たまたまそのボタンひとつがきっちりついていなかったのかと思って、他のボタンを見たが、他もなんとなく怪しい。下手に引っ張ったりすると、そちらも取れてしまったら困るのであまりいじらなかったが、ボタン穴に糸を通した後、ぐるぐるっと巻くところがあまりよく巻かれておらず、きちんと止まっていない印象だ。しかし、実際どうなっていればきっちりしているのかというのが、素人目ではどうもなんともよくわからない。

N-3B TIGHT のボタン (交換前)

考えてみれば、いまどき大抵の量産品の衣服のボタンなどは機械を使って止めているのだろう。手でボタンをつけるときは、最後は一度布をすくって、針にぐるぐるっと糸を巻いて通してダンゴを作って止めるわけだが、機械ではそんなことできないだろうから、巻いた後はどう処理してあるのだろう?  そもそも、ボタンを機械でつけるとして一体どういうふうにしてつけているのだろうか。普通に布を縫うときは、手縫いだと針が一本の糸を引き連れて布をどんどん突き抜けて行くが、ミシンだとそんなふうにするのは難しいので、上糸と下糸を使って縫うわけだが、ボタンだと一体どうなっているのか? それとも、ボタンは手でつけているのか。そういった方面の製造に詳しい人なら常識なのだろうが、こちらは素人なので、実際に見てどうなっているのが正しくて、どうなっているといけないのかはさっぱり判断できない。

さて、一度は自分でつけなおして、他もゆるんでくるようなら後で直そうかと思って、まずもうとれかかった糸を引き抜いて一旦ボタンをはずした。そこでわかったのは、何回か回してあると思った糸が、実は複数本たばねてあって、元をまとめてダンゴにした後、ニの字にそれぞれ1回ずつ通しただけになっているということ。ぐるぐるがほどけてしまった後は、一度糸が布地を抜けると、それだけでもう片方でしか止まっていない状態になってしまう。手でボタンをつけるとしたら、表と裏を何周もするから、そんなに簡単に抜けてはしまわないだろう。普通の衣服もみんなそんな風にしてあるものなのだろうか、これだけがこうだったのがすぐにダメになった原因なのだろうか。

ボタンを取り付けるのに使われていた糸

実際に自分でつけなおそうと取り掛かりかけたが、中綿が入っているせいもあり、なかなかうまくつけなおせなさそうな気がしてきたので、自分でつけるのはあきらめて、買ったところにクレームを入れてなおしてもらうことにした。店に持って行って、付け直すか、あるいは、他のボタンも緩そうな気がするので新品と交換するかしてくれ、と言ったら、新品と交換してもそちらも同じようなことが起こったらいけないので、この品物をボタン全部きっちり付け直させてもらいますと向こうから言った。たぶん、この製品でボタンが取れやすい問題は認識しているのだろう。実は、ネットで検索すると、やはり同じモデルですぐにボタンが取れてしまったというblog記事が見つかった。

N-3B TIGHT のボタン (交換後)

さて、それで、できあがってきたのがこれ。ぐるぐる巻くところは、しっかりと巻かれているのがよくわかるが、最後にどうやって止めてあるかは、見てもやっぱりよくわからない。が、まあ確かにちゃんと止まってそうではある。

クレームの対応はまあきちんとしていて、全部のボタンをきちんと直してくれたので、まあこれで問題なしなのではあるが、どうも最初から品質がよくないのがわかりながらそのまま売っているようなのには、ちょっとがっかりした。それと、ちゃんとついている、ついていないの判断が素人目ではよくわからないので、今まではなかったものの、他の衣服のボタンでも、いつかどれかが急に緩んで取れてしまうのではないかと疑心暗鬼になってしまうようになって困ってしまう。

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iArm同等品とeneloop

iPod nano を使っていた頃から、自宅以外で接続するときのために通常のケーブルを持ち歩くのはかさばるので、iArmというケーブル長が極限に短い接続ケーブルのようなものを使っていた。会社にいるときにバッテリが減ってきたときに、会社のパソコンにつないで充電したりするのに使っていた。

これが最近壊れてしまったので、もう一度買おうと探したら、iArmもまだあるが、サンワサプライから3DUSBアダプタ AD-3DUSB16 という型番で、モノとしては全く同一のものが、ずっと安い値段で売られていたので、そちらを購入した。下の写真で、左がiArm、右がAD-3DUSB16の、それぞれ裏と表である。”Dock side” の表示があるかないかだけの違いだ。

iPhoneの外出時の予備電池には、ドックコネクタ直結型のMyBattery i Dock L を使っているが、大容量が必要な場合は、去年富士山に行くときに買ったeneloopのKBC-L2Aを使うことになる。こちらはケーブルで接続するが、iArmを使うとコンパクトに使えそうだが、ちょっとうまくいかない。真っ直ぐ接続すると、iArmの真ん中のところは自由に動くようになってるので、iPhoneとeneloopが間が少しあいてそこがふにゃふにゃしているので持ちにくい。iArmが自由に曲がることを利用して、180°たたんだ状態にすると、iPhoneとeneloopを重ねた状態にすると持ちやすそうだが、USBコネクタの位置と向きの関係でうまくいかない。

2つあるUSBコネクタのうち、iArmを折り畳んで差し込めるのは端に近い裏側寄りの方しかないが、そこに接続してそのまま折り返すと、iPhoneの画面が折り畳んだ内側になってしまう。段違い状態にして水平回転させれば、表を出したまま重ねることができそうだが、この場合は135°くらいまでしか回らない。これを、無理にまっすぐになるまで回したせいで、ケースにヒビが入ってしまった。上の写真でiArmの方のUSBコネクタにヒビが入っているのはそのせいである。おそらく、使えなくなってしまったのも、そのせいで使っているうちにどこかが断線したのではないかと思う。

そこで、使えなくなってしまって、新しいのを買ったので、古いiArmの方を分解してみた。ドックコネクタ側はネジ止めになっているので簡単に開けられる。中はコネクタのついてる基板に回転軸のところから左右に振り分けたワイヤが5本ハンダ付けしてある。左右に出ているワイヤを入れ替えればコネクタの裏表を入れ替えることができそうだ。

新しく買った方のコネクタを同じように分解して、計画通り、ワイヤを一度基板からはずして、回転軸の左右の穴のワイヤを反対側に通しなおして、ワイヤをハンダ付けしなおしてみた。慣れない人にはちょっと難しい作業かもしれないが、細かいハンダ付け作業が得意な人なら自分でできるだろう。

これで、AD-3DUSB16を180°折り返して接続した状態で、iPhoneとeneloopを重ねて片手で持って使えるようになった。

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