2007年4月 のアーカイブ

生放送“考試” ケータイ的中国語

NHKの番組の紹介が続くが、来る5月6日(日)に、「生放送“考試” ケータイ的中国語 ~リスニング真剣勝負~」と題して、特別番組が放送される。去年も春に、「ミスター楊からの挑戦状」という番組がラジオ番組で放送されていたようだが、ラジオの方は当時聞いていなかったので、そんな企画があることを知らず、参加できずに、後になって知った。今年は、テレビでの放送に出世して、テレビ中国語会話の番組中でも大々的に宣伝していた。詳しくは番組のwebを見ていただくとしよう。放送当日は連休最終日だが外出はせずにテレビの前で携帯を握り締めていなければ。

番組参加には事前登録が必要で、登録は前日の5月5日から開始と書いてあるが、携帯からアクセスしてみると、既に中国語会話のページの下に、簡単な既に案内のページがある。それによると、利用料は無料だが、当然携帯の通信料金ははかかる。全ての問題に答えるのにかかるデータ量は1,336KBくらいだと書かれていて、私の場合、Softbankの3Gのホワイトプランでのパケット料金で、1,000円弱くらいかかってしまうようだ。インターネットからでもアクセスできるようにとかできないもんなんだろうか。

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関口知宏の中国鉄道大紀行

今月からNHKのBSで「関口知宏の中国鉄道大紀行 ― 最長片道ルート36,000kmをゆく」という番組をやっている。以前、日本の鉄道で同じような企画の番組をやっていたが、今回はその中国版である。網の目のように走っている鉄道路線のうち、同じところに戻らず一筆書きで最長になる経路をたどるというもの。というと、鉄道マニア向けの番組のようにも聞こえるが、主体はそれによって訪れる各地の様子、出会った人々との触れ合いなどを描いた紀行番組である。普段よく紹介される中国の有名な都市ではない、色々な地方の都市の人々の様子が見られて興味深い。

毎日10分ずつの「日めくり版」と、1週間に一度の現地からの生中継の1時間番組がある。生中継の番組中にも、録画編集済のビデオが流されて、日めくり版と重なる部分は多いが、日めくり版でしか流れない映像もあるので見逃せない。

関口知宏は、番組開始前の特別番組では、中国語は全然できないと言っていたが、番組の中で見ている限り、それなりにしゃべっている。現地に行きながら覚えているのかもしれないが、本当にゼロから始めたのだとしたら、短い時間のうちにたいしたもんだと思う。まあ、移動中、時間はたっぷりあるのかもしれないが。現地にいるからこそかもしれないが、発音も悪くない。

出演者は関口知宏の他に中国人の通訳の陳捷さん。撮影のスタッフは全てNHKの日本人が同行しているのかと思ったら、今日の放送で、横でスタッフが食事をしている場面が出て、中国人のスタッフもいることが判明した。

NHKの番組のホームページでは、Google Map を利用して行った場所を表示しているのも面白いのだが、中国版のGoogle Map ではなくて日本版のなので、以前に紹介したように、中国国内では詳しい地名が表示されず、周辺諸国には地名が表示されているので、実際の旅行経路周辺には詳しい地名が表示されないというおかしなことになっている。

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次回の中検の案内届く

もう何回も受験していると当然のように届くのを待っているのだが、中検を受験すると、合格不合格にかかわらず、次回の受験案内が送られてくる。不合格だった人は同じ級をもう一度、合格だった人は次は上の級を受けよということだろう。

さて、案内が届く前からもう次こそは意地でも通りたいと思って参考書をやり始めた私だが、会社でふと気付いた。ここに来て、今やっている仕事で6月の後半あたりに中国出張が入りそうなのだ。次回の試験日は6月24日。さて、どうしたものか。

中検の試験は日本国内の各会場以外に、中国では北京と上海、そしてあとひとつはシンガポールで行われる。日曜日だから、出張で中国に滞在中でも会場に行ければ受験できるわけだが、今度の出張予定は深圳近辺だ。北京も上海もシンガポールも遠い。

ところが、送られてきた冊子には記載されていないが、中検のwebサイトによるとと、香港でも試験が行われるらしい。香港なら、深圳から1日で簡単に行って帰って来られる。東亞語言文化學校というところで実施しているのだが、なぜか申し込みは検定協会にではなく、直接その学校に申し込むことになっている。直接といっても、その学校に郵送で申し込むとかでなくて、本当に直接「お越しの上」申し込むようにとなっている。それはそれで、申込期間は試験の1ヶ月前より前だから、そんなに前から現地に出張に行っているわけではないので、申し込むことができない。実は、今のところまだ前回の3月の試験の案内のままだが、次回もまあ同じだろう。仕事の進行状況によっては、出張の日程は変わるかもしれないが、申し込み期間の時点で、試験日に日本にいられるかどうかはなかなかはっきりしなさそうだ。

どうも困ったものだ。今年は11月までおあずけだろうか?

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PrimoPDF 3.1 登場

以前、ダメダメな PrimoPDF 2.0の記事に書いたように、PrimoPDF 2.0 ではハマってしまった。同じように困った人が多いのか、ここのアクセスログを見るとそのキーワードで検索してやってくる人がかなり多い。さて、今回、PrimoPDFの3.1が出たので、早速試してみたところ、今度は問題なく使えそうだ。

今回は正式にダブルバイト対応をうたっているので、日本語や、中国語などの環境でも問題ないはずだ。まあこれは、以前のバージョンでも実際上 (インストール時の画面を除いて?) 問題はなさそうだった。

2.0で、私が使えないと判断したのは、紙の縦横の設定がおかしくなってしまうことだった。横位置 (ランドスケープ) の文書をPDF化すると、できたPDFが縦位置 (ポートレイト) の用紙に文面が横倒しになった状態のものになってしまっていた。3.0で試してみると、最初また同じような現象が見られた。やっぱりダメかと思ったが、今回はオプションの設定が増えているので、ちょっとさわってみると、PDF Settings をCustomにして、Generalの設定項目中のAuto-rotate pagesという項目をオフにすると、ちゃんとした状態のPDFができた。

おそらく、2.0のときも同じ機能が搭載されていて、常時ONでオフにすることができなかっただけかもしれない。ところが、この自動機能があまり正しく働かなくて、そもそも正しく設定した印刷設定に従った方が正しい結果が得られるということだろう。きっと、私が使おうとしている文書の種類が、作成側の想定した文書とずいぶん違って、自動判別がうまく対応できないというようなことではないか。とにかく、これをオフにしておけば、MS Word で1つの文書の中でセクションを切って縦位置横位置のページを混在させた文書でも、問題なく正しいPDFができた。

これで、この新しいバージョンのPrimoPDFを使うことができて、2.0からサポートされていたセキュリティの機能も使えるようになる。あとは、PDFのファイル出力時に、上書きだけでなく、アペンドの設定ができるので、場合によって、バラバラに作成したPDFを別のツールを使って連結させていたような場合が、このツールだけでできるようになって、ちょっとばかり便利かもしれない。

というわけで、今回はマルである。

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次回中検のための勉強

どうも、この前から中検に不合格になるたびに同じようなことを書いている気もするが、次回までに何を使って勉強しようかという話である。で、今回は結局、以前にも少し触れた、「中国語検定2級一ヶ月でできる総仕上げ」をやることにして買ってきた。どうも、新しい本が出ると、それがよく見える気がする。前回の「中国語検定2級徹底攻略 ―筆記問題完全マスター―」もそんな感じだった。今回は、期間が短いのでこれ1冊だけだ。テキスト自体は4週間でやるようにできているが、学生ではなくて毎日仕事をしながらの身なので、これを2ヶ月でやる。あとは、リスニングの方は日々のChinesepodなどで耳を慣らしておく。

これまで3回ともぎりぎりの点数で落ちていることから、もう自分の学習曲線は飽和に達してきているのではとも思うが、今回など、リスニングのポカがなければ合格だったので、これまで不合格の原因になっていた方の筆記が合格点を超えていたのは、それなりに向上しているのかもと思う。ま、次回までチャレンジあるのみと。

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ラジオサーバー

私は先日、radio SHARK 2 買って使っているので、もう別に類似のものを買うつもりはないのだが、最近オリンパスからラジオサーバーVJ-10なるものが発売になっている。

radio SHARK 2 とはちょっと使い方が違うが、語学講座のラジオを録音して聴くために役に立ちそうという意味では同じである。値段的にはこちらの方がかなり高くつくが、HDD内蔵で単独で使用できることを考えると、まあそんなところだろう。radio SHARK 2 の場合は留守録するにもPCを立ち上げないといけないので、PCでそれなりの設定をして必要な時間に起動するようにするか、それが面倒ならずっと立ち上げっぱなしにしておく必要があるが、こちらは本体だけで録音してくれる。

AM放送の受信は、昨今の住宅環境ではなかなかうまく受信できないことも多いが、専用のループアンテナのオプションなども用意されている。

折しも、新学期シーズンでこれから語学の学習を始めようという人も多かろうところ、書店などでも積極的に販促が行われているようだ。radio SHARK 2 を既に購入していなかったら、こちらを考えていたかもしれない。

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3度目の不合格通知

予想通り、今日、合否通知が届いた。得点の詳細を添付の写真に載せておく。以前の記事に書いた自己採点と見比べると、筆記では半端な配点の問題を厳しい目につけたので、2点分得をしていたが、日文中訳が10点ぐらいはなんとかあるかなと思っていたけれど8点で、今回はここが少し反省点だ。できの悪かった大問3でも、例の模範解答が分かれた問題で結局得する方だったおかげで、まあ半分は答えられていたことになる。合計で68点で、そのままだとまたあと2点で不合格なところだったが、今回は筆記の合格基準点は65点に引き下げられたおかげで、合格点に達している。

ところが、これまで2回とも合格点に達していたリスニングの方が今回はダメだった。これはもともと自己採点で明らかだったが65点で、こちらは私の願いに反して合格基準点の調整がなかったので、これで不合格となってしまった。

リスニングがあと一問できていればいいだけだった上に、考え過ぎで間違えてしまった問題があったりしたので、悔やむに悔やまれない。

しかしまあ、3回続けて、毎度毎度あともう少しというところで不合格が続いている。講評の文面、

合格基準点まであと1歩です。弱点を補強して次回は合格基準点に達するように努めてください。
合格基準点を満たしています。次回はリスニング、筆記とも合格基準点に達するように努めてください。

の文面も、毎度毎度で見飽きてしまった。こうなったら、意地でも次回も受けて合格してやらねばと思う。

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中検合否発表

昨日、もうじきと書いていたら、もう今日、合格者受験番号が発表になっていた。

で、自分の受験番号をチェックしてみると… やっぱり、無い。

ということで、次回も2級受験決定。1年に3回行われる中国語検定の試験だが、均等に4ヶ月間隔ではなく、なぜかアンバランスな間隔で3月、6月、11月と行われるので、今回の3月と6月の間が一番短くて3ヶ月しかない。結果発表後からだと2ヶ月半もない。その間でどれだけ実力が上がるかわからないが、ここ3回ともかなりいい線は行っているので、もうチョイなのである。

結果通知葉書はいつもwebに発表になった翌日くらいに届くので、明日かまあ明後日には詳細をここでお知らせすることにしよう。

次回の申込の案内もじきに届くだろう。申込は4月15日からだから、もう、すぐだ。しかし、中検の受験料は級が上がるほど高くなるので、2級を4回も受験すると、バカにならない金額になる。それまでの下の級の受験料もあわせると、私が中国語の勉強のために買った参考書・問題集に費やした金額に匹敵するんじゃないかと思う。まあ、それ以外にも中国語関係の読み物の類の本や雑誌等も買っているし、MP3プレーヤやiPodもかなり中国語のためが主目的だから、そういう費用もかかってはいるが、逆に言うと、中国語のために使った金額は全部入れてもそのくらいだ。中国語教室に通ったり、家庭教師を頼んだりしていないし、「高価な教材」を買ったりもしていないので、他の趣味に比べれば全然たいしたことはない。全部で、ダイビングに1回行ったのと変わりないかも。

さて、次回までの短い期間には何をやろうか。問題付き参考書1冊やれればいいところか。まあ今まで色々買っているからもっかいみっちり復習してもいいのかもしれないが、なんとなくまた新しい本を買いたくなってしまう。

Terimakasihさんおすすめの「ネイティブがよく使う中国語表現」 ― そんな狭いジャンルに絞った対策のみでいいか?

最近発売されたのでチェックしていた「中国語検定2級一ヶ月でできる総仕上げ」 ― 1ヶ月といっても、学生さんみたいに勉強時間がとれるわけではないから、それを2ヶ月余りでちゃんとできるか?

まあ、この週末ちょっと本屋で物色してみよう。

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中検解答発表

日本中国語検定協会のwebサイトに、問題と解答が発表になっている。

ホウメイと名古屋外国語学院で模範解答の違っていた問題は、今回はホウメイが正しかった。

ということで、私の自己採点も2点アップ! などと、ちまちました事を言っても仕方ないか。もうしばらくすると合否が発表になるはずだ。

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清明节

4月5日は清明节であった。春分の日のほぼ半月後である。春分の日の前に明日は日本は休日だと中国の仕事相手に言うと (中国では春分の日は休みではない)、それは何の日だという。春分だと言ったら、中国語でも春分の意味は通じるらしい。だが、休日でどういう行事をするのかときくので、いちおう、先祖の墓参りをする日だと説明した。中国の清明节がそうらしいので、清明节みたいなもんだ、と言ったら納得していた。本当に同じようなものかどうかは実はよく知らないのだが。

中国滞在中に清明节を経験したことはないが、以前ちょうどその頃に苏州 (蘇州) に出張になりそうだったときに、中国側から、それはおすすめしないと言われたことがある。どうも、苏州にお墓を置く人が多いのか、清明节には苏州は交通ラッシュになるというのだ。

香港 (現在はいちおう中華人民共和国ではあるが別制度) や台湾では休日であるが、中華人民共和国では清明节は休日ではない。そのため中華人民共和国では、仕事を持っている人はたいてい代わりにこの土日に墓参りに行くのだそうだ。同じく休日ではない中秋节 (中秋の名月の日) と共に休日にしようという案もあるらしいが、今のところはまだそうなっていない。

香港ではイースターも休日になっていて、今年はイースターの連休の始まるグッドフライデーが清明節の翌日の4月6日で、そこから月曜までの4日間が連休なのが、清明節が連結されて5連休となったようである。

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