2014年9月 のアーカイブ

土星食の後とアンタレスと火星の接近

昨日の土星食の後、白昼のうちになんとか土星が月の近くにいる姿と捉えられないかと粘っていたが、結局太陽が地平線に沈んでも土星の姿は望遠鏡で確認できなかった。日没後、空が暗くなってきてようやく土星も肉眼で見えるようになったが、昼間には重なっていたはずの土星と月は既にこれだけ離れていた。

Moon & Saturn
月と土星 2014/09/28 18:02 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (55mm F5.6), ISO800, 1/8sec

Moon & Saturn
月と土星 2014/09/28 18:01 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (250mm F5.6), ISO800, 1/4sec

この日は、アンタレスと火星が最も近づく日でもあった。月と土星が沈む前の西の空には、アンタレスと火星、月と土星のペアがそれぞれ輝いていた。

Antares, Mars, Moon & Saturn
アンタレス、火星、月、土星 2014/09/28 19:13 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (55mm F4), ISO1600, 1/2sec

Antares & Mars
アンタレスと火星 2014/09/28 19:15 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (135mm F5), ISO1600, 1sec

Moon & Saturn
月と土星 2014/09/28 19:25 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (179mm F5.6), ISO3200, 1sec

最後の写真は土星が沈む寸前。一見まだ地平線からずいぶんあるように見えるが、この写真の土星の位置のすぐ下に山の稜線があるので、これ以上沈んだ画は撮れない。

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昼間の土星食残念記

今日2014年9月28日は、昼間に土星が月に隠される土星食があった。幸運なことに日曜日だったので、普通に自宅で撮影することができた。スピカ食水星食と条件の厳しい星食の撮影に挑戦してきたが、今回は更に条件が厳しい。本当の真っ昼間に起こるし、月齢もそれほど大きくなく結構細い月だ、ということはあまり明るくないという以外に、太陽に角度的に近い。

さて、まずは月が肉眼で見えないときに備えて、望遠鏡を月と土星に向けることができるようにしておかないといけない。私の望遠鏡はのファインダーは、ポインター式なので、集光能力がなく、対象の星は肉眼で素通しで見るだけなので、肉眼で見えなければ自動導入の助けを借りないと視界の極めて狭い望遠鏡本体を対象に向けることはほぼ不可能だ。自動導入をするには、まず望遠鏡を基準星に向けてアライメントを行わないといけないが、当然他の星が見えないわけだから、基準星として使えるのは太陽だけである。

先日のISSの日面通過の記事でも書いたように、この望遠鏡用に太陽フィルタなどの用意はないので、実際に望遠鏡をのぞいてアライメントするわけにはいかない。太陽に向けている間は鏡筒にはしっかりフタをして (はずれやすいので収納時は普段からそうしているが、パーマセルテープで貼っておく) ポインター式のファインダーだけを使って基準星の位置決めをすることにする。位置決め精度は悪くなるが、相手が大きな月なので、多少ズレても大丈夫だろう。

次に、ポインターは集光力がないといっても太陽を肉眼で見てあわせるわけにはいかない。2012年の金環日食のときに買ったMOOKの付録に付いていた簡易減光フィルタ板の残りがあったので、それをポインターの向こう側にかざしてのぞくと、太陽はフィルタを通って減光されて適切な明るさになって見える。一方、ポインターの光点は一見遠くからやってくるように見えるが、手前の光源が反射板に当たって戻ってきたものなので、フィルタは通らず普通に見える。更に、フィルタ板のおかげ背景も明るい空は見えずにフィルタの濃い色が見えるので、ポインタの光点が見えづらいということもない。これで結構簡単にボインタを太陽に向けることができた。

もうひとつ、望遠鏡には危険防止のため、太陽はコントローラの選択肢に現れないようになっているが、設定でこの制限を解除できるので、事前に解除しておく。

2つや3つの基準星を使ったアライメントに比べると精度が出ないので、きっちり三脚の水平をとって、から太陽系アリーライメントで太陽を選んで、上記のようにポインターを使ってアライメント。次に、導入対象に月を選んで導入。月のあるべき方向を向いてから (太陽から逸れてから)、鏡筒のフタをはずして、前の記事で紹介したフードを巻いておく。それから、追尾速度は当然ながら月に設定する。

実際、潜入前は月が肉眼では全く視認できなかったので、この方法で月の導入を行った。ど真ん中というわけにはいかなかったが、無事月の導入はできた。しかし、その近くの土星のあるべき位置をいくら目を凝らして見ても土星は認識できなかった。写真に撮って、PhotoShopに読み込んで階調を極度にいじってみても、全く土星の姿のカケラも現れなかった。どうやら、完全に背景の空の明るさに埋もれてしまっているようである。残念ながらそのまま潜入時刻となり、土星食の潜入は観測できなかった。

潜入前に撮影した写真がこんな感じ。

白昼の月
白昼の月齢3.9 (土星潜入前) 2014/09/28 11:42 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO200, 1/500sec

暗縁からの潜入の約1時間20分後に明縁からの出現となるが、その間は特にすることがない。望遠鏡のアライメント精度がありまよくないので追尾ズレをときどき修正しつつ待つだけである。驚いたことに、潜入からあまり経たないうちに、月が肉眼で見えるようになっていた。徐々に高度が上がってきたせいだろうか。望遠鏡で覗く月の像もなんとなくくっきりしてきたような気がした。土星自体はこの間月の後ろにいるので、見え方がどのくらい変わってきているかわからないが、出現のときには条件がよくなってきていて、見える可能性もあるのではないかと期待して待った。

しかしながら、出現時刻が過ぎてもやはり土星の姿は捉えられなかった。残念ながら、今回は完敗だった。

ちなみに、火星やアンタレスにも向けてみたが確認できなかった。アルクトゥールスはかなり鮮やかに見えた。これは星自体の明るさによるのかもしれないし、高度によるのかもしれない。あるいは、恒星か惑星かということもあるのではないか。背景が明るい時に、恒星はいくら拡大しても点像なので、望遠鏡で拡大することによって背景だけが単位面積当たりの明るさが減るのに対して星自体は拡大しても明るさが変わらないため、コントラストが上がってよく見えるようになるというメカニズムがある。ところが、惑星の場合は、拡大すると、像自身が大きくなる分、背景と同じように単位面積あたりの明るさは減少するので、望遠鏡で拡大してみてもコントラスト改善の効果があまりないと思われる。単に像が大きくなることによって判別しやすくなるだけだろう。なかなか難しい。

最後に、昼間の望遠鏡での撮影の様子。

土星食撮影風景

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NexStar 5SEにフード

NexStar 5SE用にフードを購入した。普段から自宅で星を見るのに、周囲に光源の多い場所なので、少しでも余計な光が望遠鏡に入らないようにするために、あった方がいいなとは以前から思っていたのだが、今回の購入の直接の目的は、それよりも明日の日中に起こる土星食である。太陽が煌々と照っている真っ昼間に、太陽から45°ほどしか離れていない位置にある月と土星を狙わなくてはいけない。太陽観測の用意はないので直接太陽に向けることは決してしないが、単に望遠鏡を太陽から45°外れた方向に向けるだけでは、シュミカセの補正レンズ表面での散乱はもとより、鏡筒内にもかなり直射日光が入り込んでしまい、画像のコントラスト低下の原因になりそうだ。そうでなくても白昼の月や土星を狙っても写ったとしてもコントラストの低い絵しか撮れそうにない。少しでも撮影条件をよくしたい。そこでフードの登場というわけである。

別に明日のためにドロナワ式にあわてて買ったわけではなくて、しばらく前に買ってあったのだが、このblogでは紹介しそびれていて、今日になったというだけのことである。

購入したのは、NexStar 5SE用というわけではなくて、シュミットNorthern CrossブランドでSKY WATCHER MAK127用として売られているもの。まあ、ただ巻きつけるだけなので、口径が同じくらいなら違う鏡筒でも特に問題はない。未装着の状態と、実際に装着した状態の写真が下。この鏡筒の場合、架台に取り付けるためのアリガタのレールが前の端近くまできているので、筒先だけにうまく巻きつけることができず、アリガタの出っ張りも一緒に巻きつけてしまうしかない。段差の部分に少し隙間があいてしまうが、まあ気にするほどのこともないだろう。

NexStar 5SE w/o hoodNexStar 5SE w/ hood

ちなみに、取り外した状態だとこんなふう。表裏それぞれの端に面ファスナーが取り付けてあって、巻きつけた端を重ねれば留まる。外側は軟質合成樹脂的な素材。内側は植毛してあって、鏡筒に触れる端の部分だけ人工皮革が縫い付けてあって、滑り止めになっている。なかなかよくできている感じだ。

Hood, outsideHood, inside

さて、実際にどのくらいの効果があるものか。いずれにせよ、以後は星を見るときにも役立ってもらおう。

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半光沢プリンタ用紙

ずいぶん長い間プリンタ用紙選びなんかしたことがなかったので、何を今さらみたいな話かもしれない。デジカメとインクジェットプリンタがまだ出だしの頃は、あの紙がいいとかこの紙がいいとか色々試してみたりしていたものだが、もう性能向上も落ち着いて久しく、写真のプリントもそうそうするわけでもないので、写真印刷の用紙は色々試してみたりする手間をかけるより、間違いのないメーカーの純正の光沢写真用紙にしていた。そんなわけで最近のプリンタ用紙事情にはとんと疎かったのではある。

今度、地元の天文の会で、地元の公民館祭りに天体写真の展示をするので、自分の写真も出そうとプリントしてみる気になった。実は考えてみたらこれまで、撮った天体写真を自分で印刷したことがなかった。今年の春先に一度同じ天文の会の関係で自分の天体写真を展示してもらったことがあったが、そのときはデータ渡しで印刷展示の作業は先方が全部やってくれた。

で、ストックの印刷用紙を見てみると、残り一枚しかなくなっていたのでまた同じメーカー純正用紙を買うかとヨドバシカメラに行ったところ、ふと目に止まったのが、「ヨドバシカメラ×PICTORICO オリジナルフォトペーパー写真用紙半光沢」。ピクトリコは昔から高級な写真印刷用紙を出しているところだが、ヨドバシカメラとコラボで少しお買い得な値段で出しているようだ。そして、半光沢というのは聞き慣れなかったが、昔なら絹目だとかいったような、光沢のテカテカ感のないしっとりとした表面の用紙。

春先に展示してもらったものは、光沢用紙に印刷してあったが、終わった後にいただいた写真を見ると、スチレンパネルに隅の部分だけ貼り付けてあったせいもあって、紙の伸縮で表面が波打っていて、光沢で照明が映り込んでしまう上にそれがぐにゃぐにゃな形に見えるという状態で、いまひとつ見栄えがよくない感じがした。それで、今回も光沢用紙はどうかなぁと思っていたところだったので、ちょうどこの半光沢紙がいいんじゃないかと思った。店頭には印刷サンプルも掲示されていて、見たところよさ気だったので、これまでの純正光沢紙の補充も買ったが、こちらの半光沢紙も試しに買ってきた。

実際印刷し比べてみた感じでも、テカテカな感じがなくて落ち着いた感じがするし、くっきりした映り込みが発生せず、光の反射があってもじわっとぼやけたものになるので展示した場合も見やすいのではないかと思うし、紙の表面が多少波打っても不自然さが軽減されるだろう。今回の展示はこの半光沢紙に出力したものを使ってもらおう。他の人たちのプリントがみな光沢紙だったら自分のものだけ違って見えて不揃いになるかもしれないが、それはそれで逆に目立っていいかも (?)。

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月齢28の月の出 (秋版)

今日の未明はイリジウムフレアに北極星と金星と月と木星をまとめて撮ろうと欲張りなことを考えて撮影に臨んだが、日の出が近すぎたせいかイリジウムフレアの時刻には空が相当明るくなってしまっていて、その撮影はうまくできなかった。しかし地平線近い月齢28.2の細い月や金星はなんとか撮れた。振り返ってみると、今年の4月にも月齢28の月の月の出を未明に撮影して記事にしていたのでちょっと見比べてみると、月の傾きが大きく違うのがわかる。今日が秋分の日で、前回は本当は春分の日近くだったらもっとよかったのだが、まあ1ヶ月違いで春分の日近くとそれほど違わないと思ってもらおう。

月齢28.2
月齢28.2 2014/09/23 05:03 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (250mm F5.6), ISO1600, 1/15sec

秋の未明に東の空に昇る細い月は欠けた口の方がかなり真上に近い方向を向いているのに対して、春の同様の細い月はそれがかなり横向きになっている。これは、春と秋で黄道の傾きが違うため。実際は月の通り道は白道といって黄道とは少しズレているが、まあ天の赤道と黄道ほどには傾いていなくて、だいたい黄道に近いと思っていい。地球の地軸の傾きによって赤道と黄道は約23.4° 傾いていて、互いに傾いているために円周上の2ヶ所で交わっているが、そこが春分点と秋分点。太陽が春分点にある日が春分の日で、秋分点にある日が秋分の日。天の赤道は地上の観察者からみて一定の位置で自身に沿って回転しているだけだが、黄道は春分点・秋分点で天の赤道と交わる位置を固定されたままぐるぐる回転するので、地上から見た角度が変化する。

秋分点に太陽があってその太陽が東の地平線ぎりぎり下にあるとき、斜め右上に立ち上がる天の赤道に対して、黄道はさらに右上に傾くように交わっているので、かなり垂直に近くなる。春には交わり方が逆になっているので、水平に近くなっている。月の満ち欠けは黄道に方向に向かって起きるので、その黄道の傾きの変化に合わせて月の欠けて見える方向も違ってくるということになる。

夏至や冬至の頃はどうなっているかというと、赤道と黄道は位置は離れているが向きは並行した状態になっているので、月の欠ける方向も赤道の方向に近くなり、すなわち春分と秋分の中間くらいになる。

たまたま未明の月で春と秋に似た条件で撮影できたので比べてみたわけだが、夕方の細い月でも同じことが観察できる。位置が反対側になるので、傾き方の関係は逆になって、秋の夕方の細い月は横向きに口を開けていて、春は上向きになっている。

そして、なんとか一緒に写った金星と月。本当にかすかにしか見えないが左真ん中あたりに金星と右上に月。

金星と月
金星と月 2014/09/23 05:14 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (96mm F5), ISO200, 1/60sec

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USBカメラ天体用改造 (その7)

前回の記事で改造したままテスト撮影できていなかったC270改造カメラを、望遠鏡にセットして撮影してみることができた。前のQcam QVC-71改造機のテスト撮影のときより月がずっと細くなってしまったので、あまりいいテスト画像とはいえないが、いちおう正常に写るかどうかの確認ということで。

元は1280×960で撮影したファイルをそのままアップロードしているのだが、YouTubeの解像度の選択肢には決まった数字しかないので、最高で720pになってしまうようだ。また、これまでに載せたUSBカメラの映像でもそうだが、月を撮影した映像のYouTubeのサムネイル画像がどういうわけかひどい色ムラになる。実際に再生してみるとそんなことはないし、1コマだけ止めてみてもやはりそんなことはないのだが、一体どうしてだろう。

解像度を1280×960に設定したわけだが、SharpViewがリアルタイムでキャプチャ画像を表示している画面はそのままの解像度で表示するので、ideaPadの狭い画面では思いっきりはみ出てしまい、フレーミングができなかったので、一旦低い解像度に落としてフレーミングしてから、解像度の設定を上げて、キャプチャした。データとして読み込む解像度はそのままで、画面表示はリサイズして表示できればいいのだが。まあ、ideaPadの画面が小さすぎるので、近々入手予定のノートPCにすれば少しは画面が広くなるが、そうはいっても縦960ドットは出ないので、似たようなものか。

フレームレートは、30fpsに設定したが、この設定は動画データの構成上のコマ数のようだ。キャプチャ中もフレームをドロップしているようだったが、動画データとしてはコマ数は揃っていて、全く同じと思われる画像が数コマ続いていたりする模様。試しに15コマにするとデータとしてはきちんと1秒に15枚になっているが、やはり同じ絵が数コマ続いていたりする。なぜだろう。コマ落ちも、ideaPadのCPUパワーが足りないのが大きな要因ではないかと思うので、新しいノートPCで改善を期待したい。

撮影時の露出の設定は、天体の撮影のときは普通オートではうまくいかないので、オートをはずして手動で設定した。スライダの表示が、「露出」と「ゲイン」となっていたが、「露出」は電子シャッタースピードのことだろうか。Qcam QVC-71のWindowsの詳細設定パネルではそういう表現だった。

まあ、撮影パラメータの設定はまだ色々試してみるところがあるようだ。

月だけでなく木星も出ていたので、こちらも撮ってみた。さすがにいくら撮像素子面積が小さいとはいえ、直焦では画面全体に対してこのくらいにしか写らない。しかし、今回のカメラは解像度が高いので、デジタルズーム的にトリミングして切り出せば、これまでの2台の改造USBカメラよりは少しはマシになる。

いちおう、これをRegistaxしてみた。さすがに画像が小さいし、変な同心円状のノイズも出てしまっているようだが、縞模様はくっきりと現れた。先に書いたようにトリミングして切り出した画像がこれ。遠目に見ておいて、あまり近寄ってよく見たりしなければ、悪くないだろう。縞模様がほとんど縦向きになっているが、秋分近くの日の出寸前の低い東の空なので黄道の角度が垂直に近くなっているため。

Jupiter

といっても、これも焦点距離1,250mmの望遠鏡に接続して撮影しているからで、本来使おうと思っているコルキットスピカでは焦点距離は420mmなので、この更に1/3くらいにしか写らないと考えるとちょっと厳しい。果たして木星の縞は判別できるかどうか。土星はまあ耳のついた形には認識できるであろうが。まあ、35倍で眼視してもそれに近いものがあるだろうから、ちょうど適切なのかもしれない。月を見る場合も、上の動画のように相当な部分拡大になるのではなく、概算では画面の長辺に月の直径がちょうどか多少ハミ出る程度、つまり短辺側には盛大にはみ出る、というくらいの大きさの写りになりそうだ。

いつの間にか天体用改造USBカメラが3台になってしまったが、最初のはもうWindows xp以前でないと使えないのでお払い箱か。Qcamは球形は形状は素敵なのだが、性能も劣るしC270の方が小型軽量だしで、もう出番はなさそうだ。

さて、後はツァイスサイズスリーブの用意をして、コルキットスピカへの接続に備えようか。

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パスンターズ彗星 C/2012 K1

今日は久しぶりに未明にずっときれいに晴れていて、パンスターズ彗星 C/2012 K1を撮影した。パンスターズ彗星といっても、彗星イヤーと言われた昨年の前半に見られたパンスターズ彗星 C/2011 L4ではなく、別モノである。同じパンスターズ・プロジェクトによって発見された彗星が複数あって名前が同じになってしまうため、符号で区別するしかないので注意が必要だ。

今月前半はウカイメデン彗星 C/2013 V5を狙っていたが、天気に恵まれないままに、太陽に近づいてきて未明には見られない位置にまで移動してしまい、一度も撮影することができなかった。しばらくすると夕方に見られるようになるが、条件は厳しそうだ。一方、ちょうどそれと入れ替わりに、このC/2012 K1が未明の空の見やすい位置にやってきていた。

とはいうものの、私の機材と環境ではなんとかぼんやりした光が撮れたという程度に過ぎなくて、先日撮影したジッャック彗星に比べると少々物足りない。

C/2014 K1 (PanSTARRS)
Comet PanSTARRS C/2012 K1 2014/09/21 03:51 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO3200, 15sec×17, StellaImage 7 Metcalf composite

同じ東の空に木星と、細い月齢26過ぎの月が見えていたので、彗星の高度がある程度まで昇るのを待つ間に撮影した。また、同じ時間を利用して、前の記事に書いた改造USBカメラのテスト撮影も行ったが、そちらは別記事で。

Jupiter, Moon and Tokyo Tower
Jupiter, Moon & Tokyo Tower 2014/09/19 02:54 Canon EOS 60D, EF-S55-250mm F4-5.6 IS II (132mm F4.5), ISO800, 1sec

まだ高度の低くて赤い色の月と、高度が上がってからの月と地球照

Moon
Moon 2014/09/21 02:47 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO800, 1/4sec

Moon
Moon 2014/09/21 03:41 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO400, 1/8sec

Moon
Earthshine 2014/09/21 03:42 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) 直接焦点, ISO400, 4sec

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