2015年11月 のアーカイブ

iPhone 5 バッテリ交換

iPhone 5の電池がふくらんできたのでiPhone 6sに機種変更したのだが、残ったiPhone 5の方は、電池さえ交換すれば、電話回線の通信は通じないものの、まだまだ携帯端末としての余生は送れるはずである。iPhone 6sに機種変したことで、iPhone 5の方の電池交換を試みて失敗しても致命的なことにはならなくなったので、最初は安いiPhone修理屋に出そうかと思っていたのを、ものは試しと、自分で電池交換してみることにした。

以前iPhone 4の裏面ガラスを交換したことがあるので、多少は勝手はわかっている。そのときに、特殊ドライバーは入手していたが、iPhone 5の電池交換には他にもいくつか少し特殊な道具があった方がいいので、道具一式と交換用バッテリーがセットになったものをAmazonのマーケットプレイスで購入した。たくさんの業者が出品していて、中にはひどいものを送ってくるところもあるそうなので、値段の一番安いところではなく、少しだけ値段は高いが大丈夫そうな雰囲気のところにした。

届いた一式の内容はこちら。

バッテリー交換キット

交換手順は、下のリンク先の動画がわかりやすいので参考にした。

ただ、私のiPhone 5が違うのは、中のバッテリーがふくらんできて画面が浮いてきてしまっているところ。

画面の浮いたiPhone 5

分解のまず最初は、底面のライトニングコネクタ両脇にあるネジを星形ドライバで取り外して、その後画面の下部を吸盤で引き上げる。結構ここでなかなか持ち上がらなくてみなさん苦労されるようだが、こちらは吸盤で引き上げる前に画面が浮いてしまっていて、吸盤でやるとすでに内側の枠から剥がれてしまっている画面がさらに剥がれるだけで困ってしまう。逆に、既にすき間が空いて中が見えてしまっているので、そこからプラスチックピンセットの先を突っ込んで中から引きずり上げるようにして、内側の枠を持ち上げた。それでできた外枠とのすき間にギターのピックのような板を差し込んで、少しずつすき間をずらして上の方まで持ち上げていく感じで画面を外すことができた。

画面を持ち上げたところ

電池がパンパンに膨らんでいるのが見て取れる。バッテリーを交換するにはこのまま交換してもいいが、作業中に上の端にある画面とつながっているフレキケーブルを痛めたりしてしまうと取り返しがつかないので、安全のために先のビデオでもやっている通りコネクタをはずして切り離しておく。

画面を切り離した後

バッテリーはコネクタをはずした後は、両面テープで固定されているのを剥がして取り外す。ビデオでは簡単に取り外しているように見えるが、かなり強力にくっついているのでなかなか苦労する。一応半透明のシートが下に敷いてあって、端に出ているタブを引っ張ると持ち上がるようになっているのだが、それだけではとてもはがれない。周りから少しずつこじって浮かせていかないといけない感じだった。剥がれた後、両面テープの一部がバッテリ側にくっついてきて浮いてしまったところの端の方が、空中で折れて互いにくっついてしまった。下の写真で左下の部分。剥がそうとしたがうまく剥がれないので、まあ大勢に影響はなかろうとそのままにしておいた。

バッテリーを取り外した後

取り外したバッテリーと、今回のキットに入っていたバッテリー。ほぼ同じもののように見えるが、キットのものはソニーのメーカー名のところを塗りつぶしてある。キットの方だけPSEマークが付いている。

バッテリー比較バッテリー比較

バッテリー比較

膨らんだバッテリーは相当膨らんでいるのがわかる。しかし、さわってみるとペコペコしていて、ふくらんでいる中身は気体のように思える。気体が発生したせいでふくらんだままずっと抜けないくらい密封度が高いのか。

新しいバッテリーを取り付けて、逆の順序で組み立てていくと元通り。今度は画面が浮いていない状態にぴったりとおさまって、画面が浮いてくるともない。電源を入れてみようとしたら入らなかったが、どうもバッテリは完全に放電しきった状態のようだった。充電ケーブルをつなぐと、完全にバッテリーがなくなっている状態の表示になった。そのまま放置するとしばらくして充電が開始され、充電後は正常に使えるようになった。

組み立てる前に、画面が浮いた状態で使っている間に、画面とガラスの間にひとつ大きなゴミがはさまっているのが気にかかっていたので、すき間から紙を細く切ったものをつっこんで、うまくそのゴミは取り除くことができた。しかし組み上げてから、もう一度画面をよく見てみると、それほど目立つものではないものの、他にも結構ゴミがすき間に入ったままになっていた。まあこれは気にしないことにしよう。

これでこのiPhone 5は普通の状態に戻ったので、目覚まし時計なり、なんなりの余生を送ってもらうことにしよう。

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乱丁

乱丁

書店で購入しようとして、新刊本なので本棚に正面向けて重ねて陳列してあったものから、2冊目を手に取って、レジに向かう前に何気なくパラパラっとめくってみたら、文字が逆さまに見えたので、おや、逆さまに手に取ったかな、と思ってよく確認してみると、そうではなくて表紙裏の目次のページだけが上下逆になっていた。積まれていた他のものも見てみたが、他は正常だった。たまたま2冊目を手にとってめくって見なければ気が付かなかったろう。

どうしようかと迷ったが、これは珍しいので、正常なものではなくこの乱丁になったものを買って帰ることにした。

ちゃんと出版されている書籍でこんな見事な乱丁に出会ったのは初めてだと思う。これ以外では、以前毎月買っていたCQ ham radio誌で、一度だけ背表紙に四角形に白抜きで描かれている何月号の月の数字が描かれていなくてベタの四角形だったことがあるくらいか。これはその1冊だけではなく全てがそうなっていたようだが。

こちらの乱丁はというと、中身のページは全て紙の端で背中に糊付けされている平綴じになっているが、表表紙と裏表紙の裏だけは二つ折りにした紙が表紙の裏に貼り付けたつくりになっていて、その表表紙側のものがどういうわけかたまたま上下逆になっていたということである。

結局、これは珍しいのできれいに取っておくことにして、普段参照する用にもう1冊購入した (笑)。

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ホットピクセル

デジタルカメラには多かれ少なかれ、ホットピクセルという現象が発生することがある。普通に写真を撮っている分には発生するといってもたいしたことはなくあまり目立たなくて気にならないことが多いが、天体写真では高感度・長時間露光をするために発生する度合いが大きく、かつほとんどが黒い背景なので目立ちもする。

私のカメラ、EOS 60Dでよく見られるホットピクセルはこんな感じ。

Hot Pixels

カメラにキャップをしてISO800 15secで撮影した画像のうち、色々な種類のホットピクセルが固まって見られた部分をdot-to-dotで切り出したのが上の写真。クリックして開く拡大画像は、それを4倍に拡大して見やすくしたもの。ニアレストネイバーで拡大しているので、ピクセルはきっちり正方形に拡大されている。

左上に青いシミ、右下に赤いシミと白いサイコロの5のような形状。そのもっと右にもう少し暗い同じく白いサイコロの5のような形状。私のカメラの場合だいたいこの3パターンだ。単色のものは広くにじんだようになり、白色のものはドット形状がくっきり出ている感じ。ホットピクセルは本当は撮像素子の1画素だけが異常に明るいデータを出しているのだと思うが、カメラ内の画像処理でこんなふうに現れてくるようだ。赤と青はあっても緑のものはみかけない。緑フィルタのセルのものは白色になるのだろうか。

最初のうちは天体写真でもホットピクセルはあまり気にならなかった気がするが、使っているうちにだんだん増えてくるようで、最近はおびただしい数のホットピクセルが目につくようになってきた。

カメラの機種によってはカメラの操作で、ホットピクセルをソフト的に登録して画像に現れないようにする処理があるらしいが、キヤノンの一眼にはそういうのはなく、しかしサービスセンターに持って行くと、ホットピクセルマッピングという処理をやってくれるそうだと聞いて、ここのところの天気の悪い間にと、サービスに出してきた。

戻ってきたサービスからの伝票には、ホットピクセルマッピングをしたとは書いていなかったが、指摘の現象 (ホットピクセルがたくさん出る) を確認して関連箇所を点検および出来る限り調整しましたとある。上と同じように撮ってみると、この露出で認識できるホットピクセルはすっかりなくなっていた。ホットピクセルを無効にして周囲の画素から再構成するということは、ちょうど星がホットピクセルの部分だけに写っていると見えなくなってしまうということだが、いくら微光星でも1ドットだけに像を結んでいるということはないので、まあ実用的には問題ないのだろう。

これでスタンプツール作業の手間が格段に減りそうだが、またいくらかすると新しいホットピクセルが増えてくるのだろうか。

 

 

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フォトマスター検定受験

フォトマスター検定

一昨日、フォトマスター検定 (写真とカメラの実用知識検定) の試験を受験してきた。

写真・カメラ関係の検定試験というのはもともと特に気にしたことはなかったのだが、1年前の今頃、星空案内人関係の方で、受験するという人や、既に合格しているという人がいて興味を持った。その時点ではもう受験申込の締め切りは過ぎていたので、次の試験まで丸1年待って、今回の受験である。

級は、下から3級、2級、準1級、1級とあって、その上にEXというのがあるが、これは本当の写真家をやっている人向けの認定のようで、あまり関係なさそうなので、まあ1級が最上級だ。サンプル問題を見てみると、1級でも結構できそうなので、星検や天文宇宙検定と違って最初から1級狙いでいくことにする。と、いいながら、他の検定試験でもよくあるように、級ごとに時間を交互にずらしてあって、連続した2つの級を一度に受験できるので、準1級も受けておくことにした。

試験対策は基本的には過去問集だけ。市販本では、前年度の3級から1級の問題と解説の掲載されたものが二社からそれぞれ出ていて、

前者の方がよさげだったのでそちらを購入した。前半に試験対象の基礎知識が「覚えておきたい基礎知識ピックアップ」として用語集的にまとめてある。級別のテキストになっていないので、低い級を受ける人はその内容のどの程度まで理解していればいいのかよくわからないかもしれないが、まあ1級を受ける自分は全部対象と思えばいいのだろう。過去問と比べてみると、結構出題内容に即した内容になっている。一般的な知識はまあそこそこあるつもりだが、中には私のよく知らない分野もあるので、ひととおり見ておくのにはちょうどいい。

試験問題は1回分しかないのでちょっと物足りない。受験申し込み用紙を請求すると、事務局発行の過去問集の購入申込用紙がついていて、一般に市販はされていないが、遡った過去問集が購入できる。こちらは2年分ずつ1冊になっていて平成24・25年度分、22・23年度分、19・20・21年度分と売られていた。値段が高いし、あまりたくさんもいらないし、あまり古いのもいらないので、24・25と22・23の分を購入した。こちらも市販されているもの同様に級別になっていなくて3級から1級まで全部掲載されているので、どうもコストパフォーマンスが悪い。いちおう準1級と1級と両方受けるので両方やったが、それでも半分しか使ってない。

事前に過去問をやってみたところでは、市販問題集のテキスト部分を勉強する前にやった1級こそ100点満点換算で70点台だったが、あとは準1級も1級も全部だいたいコンスタントに80点台前半だった。準1級と1級であまり難しさの差がない気もした。合格ラインは満点の7割程度ということなので、まあ大丈夫そうだ。

さて、試験当日。星検は受験会場は全国でただ1ヶ所。天文宇宙検定も4ヶ所だけだったが、フォト検はほぼ各都道府県に会場がある。受験者総数にもよるのだろうが、地方だとずいぶん1ヶ所の受験者数が少ないだろうに、運営の手間と費用もばかにならないだろうなと余計な心配をしてしまう。統計の受験者数を見ると、だいたい中国語検定とおなじくらいのオーダーで、そういえば中検も結構受験会場あったなと思う。むしろ、天文関係のの方が受験人数がずっと少なくて会場数も少ないのだろうか。この前の天文宇宙検定で初めて体験したことだが、この試験でも同じ時間に行われる違う級の試験が、同じ部屋で行われていた。おかげで、受験しない2級、3級の受験者の顔ぶれも見ることができた。全体にいうと、ある程度の年齢以上の男性の比率がずいぶん多かった。宙ガールの躍進している天文関係とはずいぶん違う感じだ。そういえば、天文をしている人の中でも、女性の方が天体写真を撮っている率は少ないように思う。最下級の3級の受験者数が一番少ないのは、最下級は天文関係のように小学生が受けに来るか、中国語のように学生や入門者がたくさん受験するといったことがあまりないからか。3級が若い女子比率が一番多かったが。逆に、準1級よりも1級に女性が多かった。

1級の試験の途中で問題のミスに出くわした。文章の正誤を問う問題なのに、その後にその文章に関連するような内容の三択の選択肢が書かれているのである。順番に問題を解いていってそこに到達した時点で気がついたわけだが、私より速く解き進めている人もいるだろうと思ったが今のところ誰も質問したりしていない。放置して後で何かアナウンスがあるのを待ってもいいが、せっかくなので手を挙げて試験監督を呼んで質問してみた。すると、本部に問い合わせて、問題がおかしいのでこの問題は回答しなくても全員正解扱いになります、と全員に告知された。他会場で受験した人のblogを読むと、何もアナウンスもなかったところもあるようで、そこではおかしな問題を見ても誰ひとりとして質問せずにスルーしたし、本部からは全会場に通知が行ったわけでもないということか。

さて、正解はまだ発表されていないが、自己採点してみると怪しいのも入れて間違ったのが準1級は70問中6問、1級は80問中9問で、過去問をやっていた結果のどれよりもよかった。配点はわからないし、自分で完全に間違ってないと思い込んでいても実は間違っていた、という問題もあるかもしれないけど、まあ「7割程度」に対しては十分余裕がありそうだ。

結果が届くのは12月下旬。

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星の並びから天球上の位置を特定する

先日教えてもらったAstrometoryというのがすごい。空のどこでもいいから星の写った写真を入力すると、星の並び方を解析して、それが天球上のどこの部分かを教えてくれる。

Astrometry.netのトップページから “use” を選ぶと、4つの利用方法が示されているが、一番お手軽には最初の、“web:” を選ぶ。最近他の人達が検索した写真が表示されている。上の方のメニューで “upload” または左側の大きなタイルの “Calibrate & Share” を選ぶとファイル選択の画面になる。“参照…” ボタンを押して、調べたい星の写真のファイルを選択し、“upload” ボタンを押せばいいだけ。しばらく待つと、結果が出てくる。

試しに、前の記事に載せた小惑星2015 TB145を撮影した画像を読ませてみた。画面には9等星以下の星しか写っておらず、視野はf=1250mmの望遠鏡にAPS-Cカメラでの撮影なのでおよそ1°×0.7°と結構狭い範囲である。このとき小惑星が通過していっただけの場所なので後でどこを撮ったのかわからなくなったらいけないと思って、前の記事では1つだけ恒星の番号を調べて画像に描き込んでおいていた。

待つことしばし、処理が完了したら “Go to results page” のリンク先を開いてみると、表示された結果には見事に正しい星の番号が示されていた。

Astrometry

恒星番号のシステムが違うが、HIP 48974は確かにHD 86336のことであった。よくもまあ、膨大な数の星の中からこの写真の間隔で並んでいる星の組み合わせを見つけてくるもんだと思う。NexStarの自動導入のSkyAlignだって、2等星くらいまでの3つの星を名前を選んだりせずに方向を教えただけでちゃんと組み合わせをみつけてきて望遠鏡の向きを決定するのにさえ驚くのに、Astrometryはそれに比べると恐ろしく桁違いのデータ量のはずだ。

まあ、自分で撮った写真を調べるということはあまりないかもしれないが、他の人の撮った写真を調べてみるということはあるかもしれない。よく、広告のポスターなどの背景の星空が一体どこの星座あたりだろう、と気になることはよくあるが、活用できるかもしれない (笑)。

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iPhone 6s

iPhone 6sの話など今さらな感があるが、ひと月ほど前にそれまで使っていたiPhone 5からiPhone 6sに変えた。

最初から行くと、iPhone 3G、iPhone 4、iPhone 5と、ちょうど1年おきに、sの付かないiPhoneに買い替えてきていたのだが、iPhone 6が出た時は、Plusの方でなくても本体が大型化したのがあまり気に入らなくて、ハードウェアの性能的にもある程度十分進化してあまり買い替えなくてはという感じもなかったので、買い替えを見送っていた。しいて言えば、5sから導入されていた、人前でロック解除コードを打ち込まなくていい指紋認証ホームボタンがちょっとうらやましいくらいだった。

大型化した評判はやはりあまりよくなかったように思うので、6sではPlusの方は大きいままで残っても、Plusでない方は元の大きさに戻ってくれないかと淡い期待を寄せていたのだが、6s、6s Plusが出てみると、これまで通り、全体のデザインは変わらず、プロセッサ性能や付帯機能が進歩するという、従来通りのパターンだった。

次の7まで待つという手もあったが、この調子なら7で小さくなるとも思えず、また使っていた5の内蔵バッテリが経年変化のためか、だんだん膨らんできたせいで、液晶画面が浮き上がってくるようになり、初めは片端だけだったのが、もうそろそろ全体が浮き上がって外れてしまうのではないかという様相になってきていたので、ここは諦めて6sに買い替えるか、ということにした。

さて、そうやってiPhone 6sを使い始めて気になることなどなど。iPhone 5sや、iPhone 6からそうだということもあるので、何を今さらということもあろうが、私にとっては初めてなので仕方ない。

サイズ

サイズはやはりちょっと大きい気がする。片手で持って親指だけでは画面全体に指が届かない。iPhone 5でも一番上の端には届きにくかったが、6の大きさになるとそれどころではない。どうしても片手だけで離せないときは、握りを少しずつずらせて上の方に指が届くようにしないといけないが、フチが丸くなった形状のせいで、滑り落とさないか心配だ。ホームボタンをダブルタップすると画面が下にスライドする機能もあるが、これもあちょっとまどろっこしい。

しかも指が届かないのは上だけでなく、横幅もかなりきつい。日本語テンキー入力しているときに、バックスペースキーとかしくじりやすい。これまでと間隔が違うせいか、速い速度でテンキー入力するときに誤スワイプ率も高い。キーの場所は間違っていなくても、遠い方向へのスワイプが十分にできていなかったりということもある。まあこのへんは慣れていくしかないのだろう。

しかし、1ヶ月も使っていると、ふと古いiPhone 5をさわってみると、やけに小さく感じてしまうのも不思議なものだ。

スリープボタン

スリープボタンの位置が上から右側に変わったので、押しにくい。側面にあるとつい両側から挟むようにして押してしまうので、同時に音量ボタンを押してしまうことが多い。

カメラの出っぱり

背面カメラが少し出っぱっている。ケースを付ける人はケースの厚みに埋まってしまえば構わないのかもしれないが、私はケース付けない派なので、出っぱったままだ。私は机の面に置いた状態で使うことも多いが、この出っぱりのせいで、平らに置けず、ガタガタする。出っぱっているということはぶつけやすしい、そこだけ外見的に傷がつくくらいなら構わないがぶつけた拍子にカメラが中に押し込まれて壊れてしまったりしたら嫌だ。

カメラの出っぱり部を覆う保護リングのようなものを買ってきて貼り付けた。でっぱりは却って大きくなるが、傷ついたり壊れたりする心配がなくなる。ガラス面が保護リングより落ち込んだ位置になるので、不用意に指紋がついて汚れたりすることがなくなった。

カメラ保護リング

タッチID

ホームボタンに指紋認証機能が組み込まれたタッチIDは便利だ。人がいるところでスリープ解除するたびにパスコードを打ち込む必要がないのは他人に見られる心配がなくて安心だし、手間も減っていい。ホームボタンを押したらそのまま指紋が認識されるので、とても快適だ。

ところが快適すぎて不便なこともある。これまでなら、「 〉スライドでロック解除」と表示されている画面で、スリープ中に届いていた通知が表示されたりしているのを見ることができたが、自動的に指紋認証されているのでそのままホーム画面に行ってしまい、通知を読む暇がない。

iPhoneを撮りだしてすぐにカメラを使いたいときも、これまではパスコードを入力する前に、画面右下のカメラアイコンからカメラを起動するのが最速だったが、そのままホーム画面に行ってしまうと、スリープに入る前画面がカメラアプリのアイコンのある画面でなかった場合、それにたどりつくまでかえって手間がかかる。

スピーカ

普通内蔵スピーカで音を聞くことはないのだが、5までのスピーカに比べてずいぶんいい音がするようになっている気がする。音を出すのはカメラのシャッターを切ったときくらいだ。マナーモードにしていようが音量を絞っていようが、ヘッドホンを使っていようが、盗撮防止のためにカメラのシャッター音だけはスピーカから鳴り響くようになっている。カメラは本当に盗撮などしていなければ別に困らないのだが、困るのがスクリーンショットをとるときにもこのシャッター音が鳴ることだ。たいてい移動中にロマンスカーの予約をしたら後ですぐ見られるように画面コピーをとっておくとか、そういうことをするのだが、カメラで写真を撮っているふうでもないのにシャッター音が鳴るわけだから、むしろ盗撮をしていると思われても仕方なさそうな状況になる。実はこれまではスピーカの音の出る穴の部分を指でふさぐとほとんど音は聞こえなくなったので、2ボタン同時押しに加えてスピーカ穴を押さえながらスクリーンショットをとっていた。しかし、6sのスピーカは穴のところだけ塞いでも筐体全体に音が響くような設計になっているようで、かなり大きな音が聞こえてしまう。スクリーンショットをとる際にはよく気をつけないといけなさそうだ。

電池の持ち

これまでのiPhone 5が電池が劣化してきていたせいか、外形的にふくらんできたこともそうだが、電池の持ちも悪くなってきていたようで、予備バッテリのお世話になることが多くなってきている気がしていた。新しいのになれば、余裕で1日充電しないで使えるかと思ったら、ちょっと外出中によく使っていると電池が足りなくなってくるのは劣化した5とそんなに違わないくらいな気もする。Siriが常時スタンバイしていたり、万歩計が働いていたりするせいだろうか。

バイブレータ

新しい機能の「強押し」をしたときにコトッと揺らせるために強化されたのか、バイブレータの振動がやけに強い。少し不安定なところに置いてあったりすると、ビリビリ振動して大きな音を立てて気になる。

iOS9

古いiPhone 5では、iOS8にまではアップデートしていたが、iOS9にはしていなかった。iPhone 6sでは購入時からiOS9である。中身はiPhone 5から引き継いだからインストールされているアプリは今までiPhone 5で使っていたもの。ところがiOS9になって動かなくなったものが結構あるようだ。

iOS9で動かないと言われていたので対応版が出るまでは使えないとあきらめていたiステラは何事もなく動いたのだが、めったに使わないが何かのときにたまには使うようなアプリで起動しようとしても落ちてしまうようになったものがいくつかあった。とはいえ、普段からよく使うメジャーなもので動かないものはないのでまあいいか。

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ハロウィン小惑星 2015 TB145

10月10日に発見され、昨夜11月1日未明に地球に約48万kmまで接近通過した直径約600mの小惑星2015 TB145。ハロウィンの夜に接近したためハロウィン小惑星とも呼ばれた。

予想光度は10等程度で結構高速で移動していて、月明かりもあって、撮影するのは結構厳しそう。お天気もかなり雲が出ていたので最初は倉敷科学センターのネット中継を眺めていた。ステラナビゲータの画面と見比べていると、当たり前だがちゃんと同じ恒星並びの中を小惑星が移動していくのがわかる。

ステラナビゲータとネット中継画面

最初は少し位置がズレているなと思ったが、よく考えてみると倉敷とうちでは結構距離があるので、観測場所の設定を変更しないといけなかった。観測場所を倉敷にすると、小惑星の位置はかなりぴったり一致した。

倉敷では最初見ていたときはきれいに晴れていたのが、上の画面キャプチャをとったときは結構雲が出てきていたのだが、こちらでは夜中になって雲が晴れてきたので、試すだけは試してみることにした。

望遠鏡で狙うには自動導入のお世話にならないと全く無理なので、コントロールに使うNexus 7上のSkySafariの方も設定の太陽系のメニューから“Update Minor Body Orbit Data”を実行して位置を確認。ステラナビゲータと一致しているのを確認。倉敷の実画像と一致していたこととあわせて、これで安心してカメラのモニタで確認できなくても自動導入にまかせて撮影できる。

10等級程度の星なら、適当な露出時間で撮影すればそこそこ普通には撮れるはずだが、相手は動いているので長時間露光している間に画面上で移動して一ヶ所に光が貯まらずよく写らないはずだ。できるだけシャッター速度を短くするためには、ISO感度を上げないといけない。普段はISO3200止まりだが、今回はノイズざらざらになるので通常は位置確認のための試し撮りにしか使わない60Dの最大感度のISO12800で本番撮影。

SkySafariの画面を見ていると、撮影して撮影結果をカメラのモニタで確認しているうちにも、どんどん視野枠がずれていくので、なかなかあわただしい。現場でモニタで見ても、小惑星が写っているのはよくわからなかったので、できるだけひとところで何枚も撮るようにしつつ闇雲に適当な枚数を撮影して撤収。

しかし、パソコンの画面で見てみると、かすかながらちゃんと線状の小惑星の軌跡が写っているのが確認できた。

2015 TB145Halloween Asteroid 2015 TB145 2015/11/01 01:56 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) prime focus, ISO12800, 4sec, Photoshop 7.0

ステラナビゲータステラナビゲータのシミュレーション画像

かすかな軌跡の写っている写真はたくさん撮れていて、上に掲載した写真の前後も9コマ続けて写っているので、比較明合成して長い線状になればもっとよくわかると思ってやってみたのだが、あまりに背景がノイズっぽいせいで、重ねると軌跡が他のコマのノイズに埋もれてしまい、1コマだけ見ているときより却ってわからなくなってしまう。コマ数を調整したり、色々試してみたが、どうもあまりうまくいかないのであきらめて、上の1コマをベストショットとしておく。

これで、2012 DA142004 BL86につづいて3回目の地球接近小惑星の撮影成功となった。

ついでに、小惑星撮影前に撮影した月。

月

月齢18.7 2015/11/01 01:31 Canon EOS 60D, Celestron NexStar 5SE (D125mm f1250mm F10) prime focus, ISO400, 1/250, trimming

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