2010年10月 のアーカイブ

@niftyを解約した

今日、@niftyの解約手続きをした。パソコン通信の初期の時代からの会員だから、もう20年以上も契約していたことになるが、もうずいぶん長い間、何 も使わないで最低料金の毎月210円を払う状態が続いていた。常々さっさとやめてしまおうと思いながら、たいして高額でもないので放置していた。他にもパ ソコン通信時代からやっていた人にはそういう人が多いのではないだろうか。

私の場合は、今回、料金の請求先にしているクレジットカードをちょっと整理することになって、他のカードに移す手続きをするなら、この機会に解約することにしたという次第。

そもそも、パソコン通信BBSの時代には一世を風靡していた感はあり、自分も自動ダウンロードしたファイルを、HP-100LXに入れて通勤途上で読むと いったことをしていた。インターネットの時代になっても、しばらくはtelnet接続で、同じことを続けていたが、やがて利用者も減ってくる。プロバイダ としてのサービスも行い始めるが、メインのプロバイダは別に契約して利用しているので、何か問題があってメインが使えないときのバックアップにと考えてい た。そういう意味で、旧来のフォーラムが完全に終了してしまってからも契約を続けていたわけである。

しかし、実際にメインのプロバイダが障害で使えなくて、ニフティを代わりに使うということは、一度もなかった。そんなわけで、やめてしまおうと思っていたということだ。これで、ちょっとすっきりした。

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ローマ字漢字変換の何が嫌かって

カタカナ語を、ローマ字の綴りで入力しないといけないこと。

多くのカタカナ語は元が英語だが、英語をアルファベットで打つならもちろん何の不自然もないが、カタカナ語になってしまっている時点でこれは日本語であって、それをカナ文字で打ち込むなら、これまた自然なことであるが、カタカナ語をローマ字で元の英語の綴りとは似て非なるアルファベットの並びを入力するのは、どうしても馴染めない。

カタカナ語をローマ字で入力しようと思っても、つい元の英語の綴りで打ちたくなるが、それでは日本語のカナで書く場合の表記通りのカナにはならない。日本語のカナを正しく得られるローマ字の綴りは、元の英語の綴りとは違う奇妙なものだから、頭の中ではそのアルファベットの並びは英語として間違っていると叫んでいる。自分の感覚とは異なる動きを身体に無理強いするような、そんな感じがどうにも受け入れられない。ある程度の英語をキーボードで打つ人なら、多かれ少なかれそういう感覚は抱くのではないだろうか。

カナ打ちをする私の場合、同じ物理的なスイッチの並びであるキーボードを叩いていても、アルファベットとして叩いているときと、カナとして叩いているときでは、それぞれ今は英語を入力している、今は日本語を入力している、と頭が切り替わる。英語には英語の文字の前後のつながりの傾向といったものがあって、指はそれを覚えていてそれにならった動きはしやすいが、そうでない並びが来ると違和感を覚える。日本語の場合は日本語の場合で、よく出てくる語句は、すらすらと指が動く。それらの動きは英語のものと日本語のものは当然全く別物だが、どちらのモードかで完全に頭の中や勝手に動く指先も切り替わる。ローマ字入力の人は、きっとアルファベットを直接入力しているか、ローマ字変換のモードかで同じような切り替えをしているのだろうが、ローマ字入力は別のモードとはいってもプリミティブには英語と同じアルファベットを入力しているわけだから、私からするとどうしても切り替えがうまくいかない。

カナ文字表記するために原語の発音から離れてしまったものを書くには、やはりそのままカナ文字で入力するのが自然に思える。

などといくら言ってみても、今ローマ字変換で日本語を入力している人がカナ入力を練習してやってみようかと思うための原動力には、これっぽちもならないだろうということはよく承知している。

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キーボードをどうやって覚えたか (カナ篇)

日本向けのパソコンのキーボードのほとんどすべてのキートップにかな文字の刻印がある一方、日本人の9割以上は日本語の入力にローマ字入力を使っていることと思う。キーボードから直接カナ入力する人は少ないと思うが、私はそんな数少ないカナ入力派である。日本語をカナ入力していると言うと、少なからず驚かれる。

カナ入力の方が、同じ日本語文を入力するのに打鍵数が少ないし、日本語として自然な形で入力できるので、みなさんカナ入力すればいいと思うのだが、パソコンを覚えたての人はアルファベット26文字の場所を覚えるのも大変だったのに、その上日本語を入力するのにまた50文字近くの場所を覚えるなんて気が遠くなりそうなので、とりあえず覚えた26文字で入力できるローマ字変換で日本語を入力する方法を選ぶ。一旦それで日本語が入力できるようになると、人間、安易な方に流れるので、更にわざわざ別の方法を覚えようとはしない、ということだと思う。

では、なぜ私がカナ打ちを覚えたのかというと、私の場合はアドベンチャーゲームだった。8ビットパソコンの時代には、当初は一般に使えるようなワープロソフトというものもなく、パソコンの上で日本語のまとまった文章を入力することはなかった。BASICのプログラム中でもメッセージとして1バイトのカナ文字は扱えたがそれを入力するにはキーボードからカナモードにして直接入力するしかなかった。まあ、しかし、その程度なら、ポツリポツリの入力でもなんとかなった。

そんな中、私にとって、最初に大量に日本語を入力する必要があることになったものが、アドベンチャーゲームだった。当時のアドベンチャーゲームは、ユーザーに向けての出力は紙芝居的な絵が表示されて、ユーザーからの入力は動作と対象物を並べたような簡単な文法のコマンドをキーボードから入力するといったものだった。アメリカから輸入・移植されたようなものは英語での入力だったが、日本製のものでは、そのコマンドがカナ文字でできているものがあった。入力は当然キーボードから直接カナ入力である。そんなゲームに熱中しているうちに、カナ文字の配列を覚えたと言っていい。特に、練習ということをしたわけではないが、自分の興味のあることをやるためには自然と覚えてしまうものだったのだろう。

やがて当時使っていた8ビットパソコンでもワープロソフトが使えるようになったが、確か最初はカナ漢字変換しかなかったと思う。そんな経緯で、カナ入力を覚えていたので、ワープロソフトや、その後OSレベルでのフロントエンドプロセッサとしての漢字変換でも、ローマ字→カナ→漢字変換機能があったしても、自分はカナ→漢字変換でしか入力しないまま今日に至る。

もちろん、ローマ字入力もやろうと思えばできるし、電子辞書などではローマ字入力しかできないものがほとんどだからそうせざるを得ないが、カナ入力のできる環境では必ずカナ入力だ。

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キーボードをどうやって覚えたか (英数篇)

先日、私の会社で私よりも年上の人が、自分はキーボードをタッチタイピング (実際に言ったのは、今は差別用語なので使ってはいけないことになっているブラインドタイプという言葉だったが) できないから、メールとかでも打つの遅いんだよねー、と言ったのを聞いて周囲は驚いていたが、ひるがえって、皆は一体どうやってキーボードを覚えたのだろうか?

初めてコンピュータのキーボードにさわったときに、最初はキーを探しながらなのが、使ううちになんとなく覚えて行くというのが一般的だろうか。最初は1本指あるいは2本指くらいだろうが、どこから両手の全部の指を使うようになるのだろう。やはり、どこかで両手の全部の指で打つぞ、と決心してある程度練習しないとできるようにならないと思うが、どういうきっかけでそれが始まり、どのくらいである程度思いのままに打てるようになるのだろう。一時期流行したキャラクター物のタイピング練習ソフトなんかで練習したことのある人はどのくらいいるのだろうか?

今時は、パソコンの操作自体はGUIで行うので、キーボードをタイプするのは、実際に何か文章や情報を入力するときだけだが、その昔はDOSのコマンドであったり、BASICのコマンドであったりを入力しないと、そもそもパソコンが使えなかった。そんな頃には、まずよく使うコマンドの文字の場所だけよく覚えているとかいうこともあっただろう。

自分の場合はというと、実はコンピュータで覚えたのではない。受験生の時分に、どういうわけかオリベッティの安いタイプライターを持っていて、英語の勉強をするのに、テキストをまずタイプ打ちして、そこに書き込みや何やらをするのに使っていた。そのときにキーボードの配列を覚えた。だから、大学生になって自分のパソコンを初めて買ったときには、キーボードの配列は覚えていた。

純粋に機械式のタイプライターだったので、キーボードを叩くのは、今のパソコンのキーボードのように軽くはなく、1文字1文字かなりの勢いで叩かないといけない。その代わり、1文字1文字をきっちり叩くことになる。タイプライターを打てる人はパソコンも不自由なく打てるが、パソコンのキーボードしか打ったことのない人は、機械式のタイプライターを打つと、へにゃへにゃとなって満足に打てない。

最初にタイプを練習するのに、タイプの打ち方の本のようなものも読んだ。そこには、単に文字の打ち方だけではなく、タイプライタ文書の打ち方の決まりごとのようなことも書かれていた。例えば、コンマの後には1文字空ける、ピリオドの後は2文字空ける。引用符を閉じる部分にコンマやピリオドが来るときは、引用符を閉じる前にコンマやピリオドを打つ、とかいったことである。おそらく英語圏で秘書をやるような人は必ず習うことなのだろうが、日本人でパソコンを使うのにキーボードを覚えただけの人はそんなこと習う機会もないだろう。

皆さんは、どうやってタイピングを習っただろうか?

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はっきりしない iPhone 4 の不具合

iPhone 4 にしてから (か、iOS4になったからか)、iPhone 3G のときにはなかったちょっとした不具合に遭遇している。いつも確実に起きるわけでもなく、それほど困るほどでもないのだが、多少気になる。

ひとつは、Bluetoothで音楽を聴いて、本体側面のボタンで音量調節したとき。画面の音量バーを直接ドラッグしなくても、ボタン操作で音量バーのツマミが連動して動くのが通常の動きだが、これが連動しないで動かないままのことがある。Bluetoothの音量調節が本体でできるようになったのは、iOS4になってからだから、以前はそんな現象がなかったのは当然だ。Bluetoothでないヘッドホンのときはどうかは、iPhoneではヘッドホンはいつもBluetoothなのでわからない。

もうひとつは、ホームボタン。普通にアプリから抜けようと1回押したつもりが、タスク切り替え画面が出ることがちょくちょくある。まだ新しいのに、スイッチがチャタリングを起こしてでもいるのか。それとも、あるいはソフト的な問題なのか。3Gのときは、タスク切り替えの機能はなかったが、ホームボタンダブルクリックの機能はあったものの、ややこしいので、ダブルクリックしてもホームに戻る設定にしてあったので、この現象が発生していてもわからなかったはずだ。

一方、同じようにはっきりしない不具合がずっとあったのが、なくなったのもある。出勤途上で音楽を聴いていて、アルバム単位で再生してるので、会社に着いたところでiPodを止めたままにして、会社にいる間は音楽を聴いたりしないので、他の機能は使ってもiPodは一度も立ち上げないまま、帰り道でまた音楽を聴こうとiPodを開くと、ちゃんと止めたところから再生できることもあれば、聞いていた曲の途中で止めたはずなのに、その曲の頭からになったり、はたまたアルバム中のどの曲まで聞いたかがリセットされて、そのアルバムの先頭に戻っていたり。そんな感じだったのだが、iPhone 4 にしてからは、半日経った後でも、いつもきっちり止めたところから次の再生が始まっている。

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バックパックに左側から腕を通す

デイパックやリュックサックなど、背中に背負うものを背負うときに、みなさんはどちらの腕から通すだろうか? 自分は普通は右利きだが、少しだけ左利きの気があるので、ちょっと自信がないが、恐らく右利きの人は右腕から通すのが普通ではないだろうか。少なくとも、私は普通にはそうするのが自然な感じがする。これは、バックパックの類に限らず、ジャケットなどを着るときも同じだろう。右利きの人が左腕でボールを投げようとするとうまく行かないのと同じように、左腕から先に通すのは、すごく変な感じがする。

ダイビングをするときのタンクを着けたBCDというベストのようなものを背負うときも、同じことである。1年ほど前に石垣島にダイビングに行ったときに、ちょっとタンクを背負いにくそうにしていたときに、左腕から通すと楽だよ、と言われた。そのとき言われて初めて知ったわけではなくて、以前からダイビング機材を背負うときは左腕を先に通した方が楽だというのは、知識としては知っていたが、どうしても左腕でボールを投げるような違和感があって、実践はしていなかった。

先ず、どうして左腕から通すといいかというと、BCDには空気を出し入れするためのホースが必ず左側のストラップの前に沿ってついている。先に右腕を通してから左腕を手探りで通そうとすると、これがブラブラして通しにくい。また、左腕には腕時計よりも大き目なダイビングコンピュータを装着しているので、これもひっかかりやすい。更に、ドライスーツの場合に限ってだが、スーツの排気用のバルブも左腕についているので、これも引っかかる。そんなわけで、体勢の自由が利く最初に左腕を通してしまって、それから、障害物のない右腕を通すと楽だということだ。

そんな理屈はわかっていても、これまではついつい左腕から通すのは慣れないからと右腕から通して、左腕を通すときにじたばたやったりしていたのだが、今回は一発奮起してみようと思った。要は、左腕を先に通すのに慣れて、違和感をなくせばいいということだ。ダイビングは年に1回くらいしか行かないから、次に行くまでに日常生活で、できるだけ左を先に通すのを実践して慣れておけば、いざタンクを背負うときもできるのではないかと考えた。

そういうわけで、この約1年間、デイパックを背負って出かけるときは、できるだけ左腕を先に通して背負うように心がけている。おろすときは、逆に右腕から抜く。しばらくそうしていると、案外簡単に違和感はなくなってきた。夏に富士山に行ったときのザックもそうしていた。

これで、今度潜りに行ったときには、ためらわずに実践してみられそうだ。そろそろ、年が変わらないうちくらいに、潜りに行きたいところだ。

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「ヨドバシゴールドポイントカードIC eLIO」発行会社変更

「ヨドバシゴールドポイントカードIC eLIO」発行会社変更に関する重要なご案内、という郵便物が届いた。ヨドバシのゴールドポイントカードで、単なるポイントカードだけのではなくて、クレジットカード機能つきのものは、ソニーファイナンスインターナショナルがヨドバシとの提携カードとして発行していたが、11月1日からヨドバシ100%出資の子会社に承継することになったとのこと。

ユーザーにとっては、最小限の変更で今までと変わりなく使えるようだが、変更点で目立つものとしては、eLIO機能がなくなることと、Edyでゴールドポイント機能が加わることか。

まあしかし、eLIO機能がなくなるといっても、今まで一度も使ったことがないから自分としては全く影響ない。おそらくそういう人が大多数だろう。eLIOのロゴは大きくカード面に入っていて、ソニー系列としては、Felicaの機能を使ったこのサービスが売りのひとつだったのかもしれないが、そもそもどんなサービスかさえ思い浮かばなかった。三井住友のiDとか、そういった機能かと思ったが違った。ネットショッピングをする際に、クレジットカード番号を入力する代わりにPCに接続したあるいは内蔵のFelicaリーダにカードを読ませるというものだった。今さら、終了するサービスを復習しても仕方ないが。

一方、Edyでポイントはどうか。Edyでの利用200円につき1ゴールドポイントが付く。0.5%というのは、この手のポイントではそんなものだろうが、小額利用の電子マネーでそのくらいのポイントがついても本当にたいした金額にならないので、どうだろうか。毎月1万円使って、50円ぽっちだ。私は今はコンビニなどで使う電子マネーにはANAのマイレージカードのEdyを使っているが、マイルをEdyに換金して使う分には率は同じだが、飛行機に使う分にはもっと割がいいことになる。といっても、やはりたいした足しになるわけではないが。ヨドバシの支払いに使ってもいいが、クレジット払いなら1%プラスされるのでその方がお得だからあまりEdyで払う意味がない。

カードは有効期限が切れて次のカードになるまで今のままだそうで、私のカードはまだ3年くらいあるので、使えないeLIOのロゴの描かれたカードとまだ当分つきあうことになる。

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YouTubeの著作権対応

富士山に登ったときのビデオを同行したメンバーのために編集したものを、遠くにいるメンバーもいたために、ディスクに焼いて送ったりする前にまずは見てもらおうと、「限定公開」にしてYouTubeに置いたときの話である。

今回のビデオは、個人がめいっぱい写っているから、もとよりネットに公開するつもりはなくて当事者だけに配るために編集したものなので、BGMは特に著作権フリーのものを使ったりせず、普通に著作権のある、販売されているCDの音楽を使用した。それをYouTubeにアップロードすると、

あなたの動画「 富士登頂 (Part 1/2) 」に、次の組織が所有または管理しているコンテンツが含まれている可能性があります:

  • 組織: UMG コンテンツ タイプ: 音源>
  • 組織: Sony Music Entertainment コンテンツ タイプ: 音源

といったメッセージが現れ、

その結果、あなたの動画は次の場所でブロックされています:

として、国名が挙げられている。どういうわけか、2部に分けた動画のうち、どちらにもそれぞれ1つずつのCDから1曲ずつ使っているのに、片方はGermanyだけ、他方はヨーロッパ、東南アジア、南米の国々合計24カ国が挙げられている。しかし、日本やアメリカはどちらにも含まれていない。

しかし、どうして著作権のある音楽を使ったことがわかったのか。アップロードされたデータの音声データを全部スキャンして、既存の著作権のある全ての(?)楽曲のうちにマッチングするものがあるかどうかを自動的に調べているとしか考えられない。確かに、曲のメロディーを鼻歌で歌ったり、ラジオで流れている音楽をマイクで拾って聞かせると曲名を教えてくれるiPhoneアプリやWebアプリなんかもあるから、今やそれほど難しい技術ではないのかもしれないが、それが著作権のあるものかどうかを判断するには著作権のあるものの全部のデータベースを用意してあるということか。まあ、少なくとも人間が聞いて判断してるわけではないだろう。

そして、

異議申し立ての方法

として、

あなたが何らかの措置を講ずる必要はありません。あなたの動画は、上記の場所以外でまだ見ることができます。動画の横に広告が表示される場合もあります。

と書かれている。つまり、著作権のあるものを使っているのはわかっているのだが、挙げられた地域以外では、そのまま使っていていいとうことだ。限定公開で、本当に身内だけにアドレスを教えているのならそもそも著作権云々を言われる筋合いもないのだが、限定公開にしてアドレスもどこかのblogに載せてたりすれば、一般に公開しているのも同じことだから、この対応は限定公開も、通常の公開も同じ扱いのはずだ。そういえば、JASRACの管理している曲は、YouTubeとの包括契約で、使ってもいいことになったというニュースを見た覚えがある。つまり、そのためにこういうように使用されているかどうかを自動的に検出しているということだろうか。そして、使われた量に応じてYouTubeがJASRACに支払いをするのだが、その費用を捻出するために、広告が表示されることがある、ということになるのだろうか。

実は、今回使った曲は外国の曲なので、JASRACは関係ないのだが、日本では報道されていないがアメリカや他の国でも、YouTubeはそういった契約を著作権団体なりレコード会社なりと交わしているということか。

さて、その後には、コンテンツ所有者がポリシーを変えたときに動画のステータスが変わるかもしれないから、定期的に確認するようにだとか、結果は誤認識であって使っているのが本当に著作権フリーなものなのだとか、あるいは実際に個別に利用許可をとっているのだとかいった場合には異議を申し立てることができるだとかいったようなことが書かれている。

いずれにせよ、上記のようなメッセージが出てきたことには、いささか驚いた。

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WordPress移行10日

Windows Live Spaces からWrodpressに移行して10日が経った。

他のblogがどうなのかはよく知らないが、Windows Live Spaces から一番大きく違ったのは、統計情報などが色々とたくさん見られること。Spacesでは、アクセス数と、単にアクセスログとして最近のアクセスの記録が見られるだけで、どんな検索ワードで来たかも、そのアクセスログで記録されているrefererに含まれている文字列を見ているだけだった。

WordPressでは、検索ワードはそれだけ切り出して、同じ検索ワードで何回来ているかカウントして多い順に表示したり、ページごとのアクセス順位とか、どのリンクがクリックされているかとか、色々な情報が見られる。やはり、そういったことが色々とわかると楽しい。

アクセス数もグラフになってわかりやすく表示される。今のところ、おおむね、Spacesのときのアクセス数と平均的には同じぐらいだ。こちらのアドレスへの直のリンクはまだほとんどないだろうし、Spacesに来たアクセスは全部こちらにリダイレクトされるわけだから当然だ。

一番読まれている記事は、ホームページを除けば、「iPhoneのスピーカと音量」だということだ。検索候補の中から私なぞのblogに来るということは、そのことに興味のある人が多く、かつ他ではあまり取り上げられていないということだろう。しかし、この記事はそうやって読みに来ていただいて、あまり役に立つ情報にはなってないかもしれないが。

それと、上の記事もそうだが、検索でヒットして来てしまうのだが、iPhone 3G のことが書いてあるけれど、既に iPhone 4 では事情が違ってしまっているといった、賞味期限の過ぎてしまった記事を読みに来ていただくのには心苦しい思いである。かといって、昔に書いた記事を後からアップデートするというのもどうかと思うし。まあ、書き込み日時を見て判断してもらえればと思う。

あと、記事の中に添付している画像が、どういうわけかwordpressのアドレス下に移行されているものと、元のままのものとが混ざっているようなのだが、どういうわけだが、あるいはどうしたらいいものかもちょっとわからない。まあ、なくなってしまったりしているわけではないので、しばらくこのままにして様子を見ることにする。

コメントは、Windows Live ユーザーでなくても書きやすくなったはずだが、今のところ移行してから一度もコメントをもらってないということは、もともとそんなにコメントがつくわけではなかったということか。

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視力の言い方

私は強度の近視に乱視も混ざっていて、メガネやコンタクトレンズのお世話にはずいぶんなっている。視力やメガネの度の表示の仕方は、必ずしも世界共通とは限らない。中国語では、というか、中国ではどう表現するのかと、以前チャットで知り合いの中国人に聞いたことがあったと思うのだが、記事にしたことはなかったようだ。

たまたま、中国語ドットコムのPodcastの番組、「ジャスミン茶を飲みながら」で、その話題が出ていたので、そういえば、と思い出した。そこのコメントに書いた内容と同じになるが、ここにも後々の参考のために書いておこう。

日本では目の悪さを言うときに、一般に「視力」を使う。目のいい人はだいたい1.5とか1.2とか。目が悪いと、0.いくつで、一般的な視力検査表の一番大きなのしか見えないと0.1。私はその一番大きなのも基準の距離からは見えないので見えるまで近づいていかないといけないのだが、0.03とか、そんなもんだ。

一方、視力とは別に視力を矯正するためにメガネをつくるときに、レンズの度というものがある。これは、レンズとしての焦点距離からくる値で、焦点距離をメートルで現した数値の逆数だ。視力とレンズの度の関係は、矯正の結果きっちり同じ視力になるようにするなら、きっちり数値も対応するのだろうが、場合によって緩めにしたりとかいうこともあるので、視力いつくならレンズの度はいくつ、とは厳密にはいえない。日本では、メガネをつくるのに眼医者で処方箋を書いてもらってメガネ屋に持っていって作ってもらう場合には、その処方箋にはそのレンズの度が書いてあるはず。メガネ屋で測定してもらってメガネを作る場合には、明細書に記載されていることが多いと思うが、特に何も知らされないこともあるかもしれないし、あまりみんなその値は気にしないことが多いと思う。レンズの「度」はまっ平らが0で、近視用はマイナス、遠視用はプラスの符号をつける。先に言ったようにきっちりした相関はわからないが、ちょっとした近視程度だと、-2.0とか-3.0とかそんなもんだろうか。私は相当きつい近視なので、右が-9.0、左が-6.5くらいだ。乱視の場合は、更に、同様の乱視の強さと、「軸」の角度の値が加わる。

以上が日本の場合の事情だが、中国では、どうやら、目がどのくらい悪いのかを、自分がそれを矯正するためにかけているメガネのレンズの度で言うのが一般的なようだ。そして、その度の値も、日本と同じではなく、桁が違って、日本で言う数え方の100倍の数値を言うようだ。つまり、上記のちょっとした近視程度の例だと、200とか300と言う。まあ、これは桁の取り方だけの問題だから、本質的な違いはないといえばないのだが。あと、マイナスとかプラスの符号は特に付けないようだ。まあ、近視か遠視かは話をしていればわかるからだろう。

まあ、しかし、日本の言い方に慣れている人が、視力はどのくらいかと中国人に尋ねて、200とか言われたら、ちょっと面食らってしまうことだろう。

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