望遠鏡買ってから1年

NexStar 5SE

Celestron NexStar 5SE を買ったのは去年の9月だから、いつの間にか望遠鏡を手に入れてから丸1年が過ぎたことになる。一眼レフを買ってからはまだ1年に少し足りないが。

夜空に見られる星には季節があるから、丸1年経ったことでそれぞれの季節の天体が見られる機会が一巡したことになる。しかし、一巡したからといって、ひととおり見たかというとそうでもない。望遠鏡を入手した秋から冬にかけては比較的天気のいい日も多く、色々見ていた気がするが、春から夏にかけてはやはり天気が悪いことが多くてあまり見ていないように思う。見られる天体の場所も関係あるだろう。マンションの建物からだとあまり天頂近くは見えないし、南方向は向かいにマンションがあるのでそれよりは高くないといけなくて、だいたい天の赤道付近しか見えない。冬の星座のおうし座やオリオン座はよく見られるのだが、夏の星座でめぼしいもののあるさそり座いて座の付近は全然見えない。夏の大三角形付近も、わし座のアルタイルからいるか座新星のあったあたりは見えるが、こと座やはくちょう座は見づらい。

惑星は季節との関連は惑星によるが、移動速度が遅くてほぼ天球に固定しているのと同じ木星や土星は季節のめぐりにあわせてきちんと見ることができ、どちらもそれなりの拡大撮影もできた。金星や水星は1年の間にも結構移動して西の空に見たり東の空に見たり。東の空に日の出前に昇ってきて他の明るい星と近づく様子は自宅から、西の空は自宅からは見える範囲が非常に限られるので他の場所から写真に撮ったりした。一番困り者が火星で、1年前はちょうど太陽の方に近づいていって見られなくなっていくところだったが、地球と火星の追いかけっこは公転周期が近いためあまり差がつかないので、1周回って追い付くには時間がかかる、最近やっと反対側から見えるようになってきたところだ。しかし、離れているときと接近時の距離の差が非常に大きいので、接近時付近以外は小さくしか見えない。接近は来年の4月まで待たないといけない。しかも、これは接近距離のそんなに近くない「小接近」なので、地球と火星の軌道が楕円形にゆがんでいて近くになる場所で接近する「大接近」までは、そこからもう2周する4年3ヶ月待たないといけない。

望遠鏡を買って望遠鏡で写真を撮るためにデジイチを買ったわけだが、案外望遠鏡を使わずにカメラレンズで天体を撮っていることも多い。ずっと昔は天体写真は望遠鏡にカメラを付けないと撮れないもんだと思い込んでいたのだが、考えてみれば望遠鏡を買う前にデジイチを持っていれば、それだけでも結構色々な天体写真を撮れていたんだなあと思う。

小惑星2014 DA14はうまく撮影できてラッキーだった。小惑星を自分で観測したのはこれが初めてだ。その直前のロシアの隕石の偶然には驚いたが。パンスターズ彗星はこの1年間の最大のイベントだったと思うが、予想より明るくならなかったにもかかわらず、なんとか撮影できて、これもよかった。望遠鏡を使ってうまく撮影できなかったのがちょっと残念だが。スピカ食はちょっと残念。いるか座新星というのも、生まれて初めて新星というものを観測した。

他には、星検を受けてみたり、天文に関係するところの多いアメリカ旅行に行ってみたり。まあ、何やかや、1年間色々充実していたといっていいだろうか。そして、これからいよいよアイソン彗星。

さて、望遠鏡の話だった。以下、NexStar 5SE についてこれまで書き漏らしていたようなことをいくつか。

電源

結局、最初に何度か乾電池を使った以外はずっと、推奨されていないエネループを使っている。8本セットを2組用意して、自分がデシカメなどでしているのと同じ運用で、1セットは常に充電して予備として待機させておき、装着している電池がなくなったら取り替えてまた充電しておく。部屋からコードを引っ張るのも面倒なので、結局ACアダプタを買ったりしていないし、エネループもそんなにすぐになくなってしまうわけではないようなので、大容量の外部電池を使う必要も、この望遠鏡単体で使っている分にはなさそうだ。

ファインダー

主鏡との並行の調整があまりうまく行ってなかったが、結局、取り付けネジを締めるときの加減もあわせて、調整ノブを目一杯回したところでなんとか合っている状態なので、それ以上のことはしていない。

電源の切り忘れは、最初の頃は頻発していたが、だんだん慣れてきたせいか頻度は減った。とはいっても、まだときどきやってしまう。たぶん、購入以来もう7、8個ぐらい電池をダメにしているのではないか。しかし、目いっぱい明るくしないで、なるべく見えるぎりぎりの明るさにするようにしたせいか、つけっぱなしになっていても、翌日まだなくならずに点いていたりすることもある。

三脚

脚のうち1本の、伸び縮みする部分にかぶさっているプラスチックが上側のパイプに接着してあるのが剥がれてすっぽり抜けてしまうようになった。とりあえず境目のところをテープで貼って止めてある。長さを調節して止めるネジをちゃんと締めてあれば、急に縮んだりする方向にはならないのでそれほど問題ではないが。

鏡筒口の蓋は、プラスチック製で、周囲の3箇所についているツメの弾力で止まるようになっているが、これが弱くて、移動するときに脇からちょっと触れただけではずれてしまったりするのでちょっと厄介だ。納戸に収納してあるときは蓋をしてあるが、移動するときはその場で蓋ははずしてから持って出るようにしている。一度外れそうになったのを押さえようとしたら、ズレた蓋のフチが、補正板の表面をこすって、すごく跡がついて、コーティングを削ってしまったかと思ったが、カメラ用のレンズクリーニングペンでこすったら、いちおう跡はきれいに取れた。蓋の方のプラスチックの材質がこすりつけられただけだったということか。

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  1. NexStar 5SEの運搬 | 世事不可强求

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